「生きる為に"奪う"」BAD LANDS バッド・ランズ Y Kさんの映画レビュー(感想・評価)
生きる為に"奪う"
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裏社会で生きる社会的弱者達の雑草精神物語として、大満足の作品だった。
己と母親の全てを詐欺グループから掠め取られた憎き父の下で詐欺グループの末端の指示役としてギリギリの生活をしているネリとそこに訪れる弟のジョーを主体にした群像劇としても楽しめた。
個人的には序盤のオレオレ詐欺の一連の流れを見せるパートは未知の裏社会を覗き見る様な感覚で楽しかった。
役者陣の演技は実力派揃いなので、作品に没入して鑑賞出来た。特に、今回は大阪弁の台詞での会話劇なので、流暢な関西弁は聞き取りづらく苦戦した。
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