カンダハル 突破せよのレビュー・感想・評価
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元CIA職員による脚本が真面目すぎて、自分にはどうも合わなかった。
リック・ローマン・ウォー 監督による2023年製作(119分/G)の米国映画。原題または英題:Kandahar、配給:クロックワークス、劇場公開日:2023年10月20日。
脚本は、元アメリカ国防情報局の職員としてアフガニスタンに赴任していたミッチェル・ ラフォーチュン。実体験をベースにした作品との謳い文句だが、あまり面白くなかった。
主人公のCIA工作員トム・ハリス(ジェラルド・バトラー)とアフガニスタンで通訳務めたモー(ナビド・ネガーバ)の間の友情を描いていたせいか。タイプが異なり最初は全くソリが合わなかった2人だが、危機を乗り越えていく中で相互理解が深まり友情にまで進むという古き良き米国映画の王道の様な展開。
しかし、ジェラルド・バトラー主演のアクション映画で、そんなものは望んでいなかった。大谷翔平ではないが、通訳は主人公を欺き裏切るべきだろうなんて、思ってしまった。そうでないのなら、通訳はエキゾチックな混血美女にして欲しかったところ。
ただ、タリバン、隣国パキスタンの情報機関ISI、イランの精鋭集団、金次第で敵にも味方にもなる武装集団等、CIAの敵や味方が入り乱れる展開は興味深く、アフガニスタンにおける状況のリアリティを感じさせた。
あと舞台となる砂漠や巨岩の眺望がとても良かったが、ロケ地はサウジアラビア北部のアル・ウラーとのこと。サウジアラビアが今、世界的な観光地を目指しているエリアだそうで成程とは思った。
監督リック・ローマン・ウォー、製作ベイジル・イバニク エリカ・リー 、ブレンドン・ボワイエ ジェラルド・バトラー、 アラン・シーゲル、 クリスチャン・マーキュリー、 スコット・ラステティ、 アリ・ジャーファー、脚本ミッチェル・ラフォーチュン、撮影マクレガー、美術ビンセント・レイノー、衣装キンバリー・アダムス=ギャリガン、編集コルビー・パーカー・Jr.、音楽デビッド・バックリー、音楽監修ライザ・リチャードソン。
トム・ハリスジェラルド・バトラー、モハメド(モー)ナビド・ネガーバン、カヒルアリ・ファザル、ファルザド・アサディバハドール・フォラディ、ルナニーナ・トゥーサント=ホワイト、マーク・アーノルド、コーリイ・ジョンソン、レイ・ハラティアン、トム・リス・ハリス、ローマントラビス・フィメル。
アクションも悪くはないと思うし、緊迫感もあるとは思うのですが・・・
イラン核施設爆破を行ったCIA工作員の、イスラム世界からアメリカへの脱出劇。
ジェラルド・バトラー主演のミリタリー・アクション。
ランボーのような痛快アクションではなく、ややシリアスに寄せられた映画。
イラン・アフガニスタン・パキスタン。タリバン、IS・CIA・MI6。現在の世界情勢を上手に取り込み、それでも、それ程難解にならないストーリー展開は見事でした。
この映画の肝は、プロローグとなるイラン核施設への攻撃。
そして、クライマックス。
イラン核施設は、西側諸国からすれば大きな脅威であることは理解しています。しかし、他国の施設・・・しかも軍属以外が大勢勤めている施設をメルトダウンに追い込む物語は、とても容認出来ないと思います。それを、さらっとプロローグにしてしまうアメリカの横暴さに不愉快さを禁じ得ません。
そしてクライマックス。逃げ込むべき基地の間際で追いつかれる主人公達。どのように窮地を脱するのかと興味深く観ていると、まさかのミサイル攻撃。そんなことが出来るのなら、最初からしていれば良いでしょう。映画としての面白みも意義も、すべてぶち壊す展開にあ然としてしまいました。
この映画のような逃亡劇は、主人公達だけで脱出出来るから面白いのであって、ミサイルが飛んで来てしまったら物語自体が台無しになってしまいます。
もし、ミサイルを許容するのであれば、ミサイルを発射「する」「しない」・・・のドラマをしっかりと描かないと、話になりません。
当然、私的評価は極めて厳しくなりました。
緊迫ジェラルド・アクションに見えて、今世界に問う
先日見た『ロスト・フライト』が面白かったので、まだ見てなかったジェラルド・バトラー映画を。
こちらも『ロスト・フライト』と同じく昨年公開。漢ジェラルドらしい硬派アクション!
イランで任務中のCIA工作員トム・ハリス。核施設の破壊に成功する。
イラン側も報復を開始。CIA内部告発者の協力者である中東の女性ジャーナリストを尋問。リークされ、トムの顔も名前も存在もバレてしまう。
すぐさま中東からの脱出を。唯一の方法は、アフガニスタン南部カンダハルにあるCIA基地から離陸する英国軍機に乗るしかない。
距離にして約640キロ。タイムリミットは30時間。さらに、イラン革命精鋭集団・ゴッズ部隊、パキスタン軍統合情報局=通称“ISI”のエージェント(バイクにまたがるカッコ良さ!)、タリバンゲリラらが執拗に追う。
文字通り命の懸かった脱出ミッション…!
見終わってWikipediaや解説を基に、今こうやって整理しているのであらすじをまとめられたが、見始めはなかなかに把握しづらかった。
どうしても中東絡みやスパイ物は小難しい。今どういう状況なのか、イラン追跡側は誰が何処の所属なのか…。
でも、決死の逃走劇が始まると、一気にスリリング!
町中でのカーチェイス。
夜の砂漠での暗視スコープ越しの奇襲ヘリとの戦闘は随一!
急襲され囚われ、絶体絶命のピンチ…。
何とか難を逃れ、壮絶な銃撃戦。
目指す軍機は目前…。
追跡の敵だけじゃなく、日中と夜の砂漠の環境、時間までもが襲い掛かる。
本当にスリリング、絶体絶命、危機一髪の連続。であるからこそ、手に汗握る面白味。
漢ジェラルドの魅力も際立つ。
孤軍奮闘ではなく、協力者が。アフガニスタン人の通訳者、モー。
夜の砂漠での談話。
トムが何としてでも生きて帰りたい訳。娘の卒業式への出席。
定番の家族との関係不和だが、ストレートな動機。
そんなトムに家族がいる幸せを説くモー。彼の息子は殺された。
トムは昔なじみのタジク人将軍に助けを求める。が、金で動く彼のせいで、モーの息子は犠牲になった。
息子の敵と対するも、ムスリムの教えで赦すモー。
一筋縄ではいかない事情や経緯が複雑に絡む。
それは追跡側も同じ。主人公を追い詰める敵の位置付けだが、各々背負うものがある。
トムが命を懸けてまで危険な任務をしているのかにも通じる。即ち、
何の為に闘うのか…?
答えは一つじゃない。
国の為、家族の為、金の為、背負ったものの為、己の為…。
答え無き問題。紛争続く中東や強いては世界中の争い全てを表す。
脚本を手掛けたのは、元アメリカ国防情報局職員。自らの体験に基づく。
その目で見たリアリティー、問題、真実を、世界に問う。
概ね面白かった ラストの一騎打ちや最終的に強力な飛び道具を 使った...
概ね面白かった
ラストの一騎打ちや最終的に強力な飛び道具を
使ったのはリアルさがなくて残念だったが
2023 4本目
決死の逃亡劇で途中からスリルあり。
楽しめました。
まあ通訳をつれてここまで逃げ切れるかは疑問だが笑
最後ああなるならもっと早めから爆撃してれば犠牲者出なかったのに笑
混沌…
誰が味方で敵なのか。誰がこの様な状態にしてしまったのだろうか。。国内の派閥争いなのか、それを取り巻く大国同士の思惑なのか。被害者はいつも国民であり、弱者たち。殺された側の恨みが負の連鎖を招いていく。こうした社会的背景がありながら、映画としてもジェラルド・バトラーのタフガイぶり、様々な追手からのアクションシーン溢れる逃避行劇は緊張感あって見応えがあった。劇中の現代の戦争に勝者はいないが心に残った。追手側の末路を描くシーンからも、それは伝わるし、監督が伝えたかったことだと感じる。
戦争は終わらない!
ジェラルドバトラーなら安心して観れますね。
誰が、悪い奴か敵か味方がわかりずらい。
そらそうだ、みんな立場で戦ってるから。
砂漠はもういいね。
バトラーは、娘さんの卒業式に間に合ってよかったね。
また戦争に戻るのかな?
イスラムの狂気とCIA工作員
敵地アフガニスタンで身元がばれたCIA工作員とその通訳が400マイル先のカンダハルの基地で待つ英国の輸送機で脱出するために荒野を只管、車で走る逃亡劇、猶予は30時間、追手に待ち構える敵、ヘリコプターまで襲ってくる。
確かにイランが核兵器を手にしたら恐ろしいからCIAが破壊工作するのは大義があるように思えるが、仕返しを企むのもイスラムにしたら当然のことだろう。
ただ、イランばかりかパキスタン、賞金目当ての武装集団と敵が多すぎて訳が分からなくなる。
主人公(ジェラルド・バトラー)が死ぬわけはないと思えるから攻撃シーンも芝居にしか見えないし無駄に長くて中盤は退屈、意図的なのだろうが照明のない暗いシーンが多くて眼が疲れます。まあ、イスラムの野蛮さには辟易、日本に生まれてよかったと思える映画でした。
大国がかき回した後の国
ソビエト、アメリカと大国がかき回し破壊し尽くて去って行った小部族国家が武装と資金を得ようと相争っている。今は、アメリカにとっては核開発国家イランしか興味が無いと言うことでアフガニスタンに潜入してイランへ行こうとしたら工作員の身元がばれた危機を描いている。主人公が実はアフガニスタンを理解していなかったことに気づくのはいいけれど。最後はアメリカの軍事力で解決のような展開となる。しかし、現実に今タリバンによって支配され苦しむ多くの人をアメリカは見捨てている。なんとなくわだかまりのある気の重い映画だ。
中東紛争におけるCIAの実態
驚くほど端々に《中東紛争の現実》が
生々しく描かれた映画だった。
原作が2016年6月、元軍情報部要員のミッチェル・ラフォーチュンが
執筆したオリジナル脚本『Burn Run』を原案にしている。
執筆者がアメリカ国防情報局で働いていた2013年に
アフガニスタンに派遣された経験を基にしている。
【あらすじ】
CIAの秘密工作員であるトム・ハリス(ジェラルド・バトラー)は、
イランで核の秘密地下施設の爆破に成功した。
捕らえられたCIA同僚のリークにより
トムは核施設爆破の張本人としてテレビニュースで
本名と顔写真が公開されてしまう。
それによって、公開のお尋ね者となり、
イランの特殊部隊、パキスタン軍特殊情報局(ISI)
そしてタリバンの息のかかったゲリラと、
金次第でどちらにも転がる武装集団・・・などに追われて、
トムと通訳のモーは果たして無事に
イランから460km離れたアフガニスタンにあるCIAの基地まで、
モーとともに30時間かけて走破して無事にアフガニスタンに
辿り着けるか?
それを現実に即してスリル満点で描いた映画である。
ともかく敵が多くて見分けが付かない。
はじめから最後までトムの車を追ってきた、
ヨーロッパ行きを夢見る《黒服黒ヘル黒バイクの若者》
・・・遂にその青年の夢を叶わなかったなぁ・・・
ご存知の通り、
アメリカ軍は2,021年8月30日アフガニスタンから撤退した。
実に20年間に及ぶ軍事作戦が終わった。
その作戦で平和がもたらせれたどころか
混迷を深めただけだとの説もある。
ひとつ疑問に思ったのは原案を書いたミッチェル・ラフォーチュンの
手記の意図するものは、
実は《内部告発》だったのではないのか?
トムは核施設爆破の任務のすぐ後にイランを去るよう
上司に指示されていた。
ところがアルバイト仕事を引き受けて出発を遅らせた。
トムの妻は17歳の娘アイダの卒業式に出席するように再三要求して
離婚を匂わせる。
ここでも長年のCIA任務が家庭生活と両立せず、
良き夫にも良き父親にもなれない現実が横たわる。
そしてアルバイトの報酬はドル札の束が3個で、
「君の娘のアイダは優秀だろ!この金があれば医大に進めさせられるぞ」
その言葉に惹かれたトムは、ちょこっとバイトしてから行くかと、
寄り道した結果イラン脱出が遅れたのだ。
この映画は端々に、
「アメリカが口出しすると事が複雑になるなぁ』
トムの妻は、
「一体いつまでCIAをやってるのよ、やめるやめると嘘ばっかり・・・」
そして一番興味深かったのは通訳モーとトムの関係だった。
通訳のモーは息子を武装集団に殺されており、
深い恨みを持っている。
トムはCIAとして活動するためには、
《アフガニスタン人通訳の存在は欠かせない》と語り、
モーとトムとに生まれる《友情の絆》が大きな見せ場となっている。
私は以前から感じていたのだが、紛争時に通訳するのは敵国人で、
通訳はある意味で特殊技能を持つ《裏切り者》という側面を持つ・・・
だから母国からも狙われて命を落とす危険性が常に付きまとうのでは
ないだろうか?
『戦場のメリークリスマス』では、アメリカ人通訳の立ち位置が、
とても分かりやすく描かれていた。
ジェラルド・バトラー主演で「エンド・オブ・ステイツ」
「グリーンランド-地球最後の2日間ー」で2度のタッグを組んだ
リック・ローマン・ウォー監督の作品としてはやや地味めである。
イランはアフガニスタンやパキスタンと陸続きの隣国で
中東は紛争国が多く特にアフガニスタンは民族が一つに
まとまることがなくて、
常に大国の代理戦争の場となっている宿命の国だ。
この映画は最初の市場の喧騒を除くと、ほぼ何もない砂漠地帯の平地で、
撮影している。
アラブの民族音楽をBGMに砂漠地帯の朝、昼、夜間が美しい。
夜間にヘリコプターの襲撃を受けたトムが暗闇を透視するゴーグルを
付けてヘリコプターを銃撃して撃ち落とすシーンは
この映画のハイライトだ。
イスラエルとパレスチナのハマスとの戦いが
混迷を極めている現在。
紛争地帯の現実を生々しく描いたこの映画は、
心に刺さるものが多々あった。
そして穿った意見で賛否あると思うが、
紛争地帯で戦争をビジネス(生業)として生きている多くの人間たち。
戦争を経済的景気浮揚の一端としている大国。
戦争=民族紛争の原因は宗教のいがみあいにあり、また反面
経済的側面からも戦争は必要とされ、
決して無くなる事はないのかも知れない。
何も考えないで見るのが吉
核保有国であるアメリカのエージェントが、核を持とうとする国であるイランで破壊工作を行い、アフガニスタン経由で帰国しようとするも、途中で様々な障害に遭遇し、最後は追っ手がアメリカの兵器によって一掃され、母国に帰った英雄が家族との再会を喜ぶという、アメリカ万歳!、家族って最高!という、いかにもアメリカ映画って作品です。なにも考えず、作品の中に映されるアクションにハラハラドキドキするしかありません。非常に面白かったです。
ただ、舞台が舞台なだけにひげ面のオッサン率が高く、こいつ誰だっけと思うこともありました。もっとも、英語の訛り具合やペルシャ語、ダリー語、パシュトゥー語、ウルドゥー語(多分ウルドゥー語と思います)といった言語の違いから、イラン人役かアフガニスタン人役か、パキスタン人役かは分かるのですが、絵面は暑苦しいなと思いました。
セリフを聞けば何となく分かると書きましたが、最初のコムのシーンで革命防衛隊の若い隊員がペルシャ語を話した際には、かなりペルシャ語が聞き取りにくく、これはどうしたものかと思いました。コム辺りの方言なのか、役者が下手だったのか......。もっとも、途中から主人公を追いかけることになる、革命防衛隊のファルザード・アサディー大佐を始め、画面によく映る方々のペルシャ語は非常に聞き取りやすかったです。まあ、大佐を演じたバハードル・フーラーディーさんは3歳でご家族と共にスウェーデンに移られるまで、イランで過ごされていたイランが出自の方なので、まさに三つ子の魂、百までなのでしょう。
作品自体は何も考えないで楽しめるのですが、登場人物の名前の表記等、翻訳者の方にはもう少し頑張ってほしいと思いました。例えば、ラスールがラソールになっていたり、ハミードがイメードになっていたり、タイトルについても今どきカンダハルは不勉強ではないか、カンダハールにしてほしいと思ってしまいます。ただ、この表記も、英語様が一番偉い言語なのだから、他の国の地名や人名も英語様の読み方に従えば良いという英語至上主義が、作品のアメリカ至上主義と対をなすように訳しているのであれば、なかなか面白い試みだと思います。
最後に、作品とは関係ないことなのですが、コムの施設の爆発を伝えるイラン国内のニュース番組のテロップが文字化けというか、正しく文字が表示されていなかった気がします。テロップを表示させるのに使ったソフトが右から左に文字を書くのをサポートしていなかったのだろうかなどと、映画を見ながら、関係ないことを考えてしまいました。
いろんな勢力が出てちょっと混乱
ジェラルド•バトラーさんが出るということで観に行きました😊
CIAの諜報員であるトム•ハリスは相棒のオリバーと共に
インターネット業者に偽り装置を仕掛けます。
工作を確認したCIAは原子炉を爆破しさらなる核兵器開発を阻止します。
あとは帰国するだけでしたが急遽新たなミッションが伝えられます。
気乗りしないものの断りきれず仕方なく引き受けます。
通訳のモーと共にアフガニスタンの国境の町の隠れ家へ向かいました。
しかしCIAの内部告発によって機密が漏洩し工作員の情報がばれてしまいます。
イラン政府だけでなくさまざまな組織から命を狙われてしまいます。
オリバーは殺されトムは安全圏に脱出するためにCIAの基地へ向かうことに。
基地から30時間後に離陸する飛行機に乗らなけば生き残ることは不可能になります。
道中はカーチェイスがあったりヘリに追われたりしますが
昔馴染みの人物の元を訪れ新たな車を提供してもらいます。
しかし裏切りにあってとらわれてしまいます。
そこへローマンが攻撃を仕掛けトムとモーを救出。
3人が乗った車をカヒルが追跡してきます。
銃撃戦の末、ローマンが撃たれてしまい足手纏いにならないように車から飛び降りカヒルに殺されてしまいます。
その後、車も破壊されてカヒルとの銃撃戦になりますがなんとか勝利しました。
ですが周りには敵が集まってきており
なすすべもなくトムとモーは死を覚悟しますが
CIAの最後の手段で空爆を実行してなんとか命は助かり飛行機に乗ることができました。
こうしてなんとか脱出できトムとモハメドは家族と再会して終了!
さまざまな組織が出てきてちょっと混乱しました笑
この人はどこ所属の人だった?ってなることが多々ありました笑
ですがいろいろ入り混じってて楽しめました!
モーが許したシーンはよかったです…
息子が殺されたのに復讐せず許すして報復の連鎖を止めたのはほんとに尊敬できます
スリリングな展開ながらも人間ドラマもあり
今の起きていることもあいまっていろいろ考えさせられる映画でした
素晴らしい映画をありがとうございました☺️
無知は辛い
イラン🇮🇷情勢疎いし←疎くないものがないw
ISIだのISISだの、パキスタン情報部、タリバン、
アフガン軍だの紛争地域でもあるから
敵が敵同士だし、四方八方から狙われる😨
八方塞がりの中、民間人通訳のモーと
CIA工作員トム(ジェラルド・バトラー)との間に
生まれる友情とバディ、アクションには
ハラハラしっぱなしです。
敵側にも(アメリカ目線)家族があり
愛するもの、守るものがあるという部分も
ちゃんと描かれていたのは比較的珍しい気がします。
そのため、何を憎み、倒すべきなのかを
考えさせられます。てか、考えてさっさとやめてくれ🙏
中東情勢、地理、勢力図などについてのみならず
無知であると映画も楽しみ方が半減するなぁ🤣と
実感した部分も😅
ジェラルド・バトラーの次回作「ロスト・
フライト」も
楽しみです✈️
途中で今戦っているのはどことだ?となった
イラン革命軍、タリバン、パキスタン軍、アフガン軍閥、ISISと敵がいっぱいいるから、今襲ってきているのはどこなのか、だんだんわからなくなってきた。アメリカ本国は衛星で監視しているだけで、楽しているなあ。で、最後はミサイルで一網打尽って、そりゃ、世界から嫌われるわな…
中東
が舞台で出てくる人が現地の人だと、敵味方がわからなくなりますね。あと、2時間弱の作品のうち、30分が前提で、本当の脱出劇は後半部分と、ストーリー主題の設定の割には時間配分が違っていた感じがしました。もう少し脱出の部分を掘り下げて欲しかったです。
マッコールさんみたい…
◯コライザーファイナルみたい…
歳には勝てんか、バトラーさんも、って感じ。
暗所での戦闘、無駄なバイクの走行シーン
ラストは…はっ?じゃ最初からそれでいいじゃん!
って言ってしまうオチ。
タイトル詐欺
惹句詐欺
って言われても仕方わ!
緊張感ゼロ………つまらないですよ。
眠ってしまった
コンディションの調整に失敗して途中で寝てしまった。前半はさっぱり面白くなかった気がするけど眠気のせいかもしれない。後半のずっと逃げているところはスリリングだったけどそれでも眠気と戦っていたので集中できなかった。大体の内容は把握したはずだけど、まあまあ面白そうな感じだ。ただ、しつこい敵がやたらと索敵能力が高くてどんなに逃げても難なく追いついてくるのは好きじゃない。
土煙
危険地帯を突破するジェラルド・バトラー映画かというくらいの情報量で鑑賞。夕方なのもあって人入りは両手で数えられるくらいでした。
とにかく銃撃戦が多いのが特徴的で、ハンドガンからライフルまで幅広くぶっ放してくれます。戦車まで動員してくれて砲弾をドカンと撃ち放ちますし、容赦なく撃たれて死んでいく描写も余す事なく見せてくれるので、銃撃描写はとても良かったです。
真夜中のヘリコプターはモンスター感があって見応え抜群でした。暗視ゴーグル越しに近づいてくるヘリコプターにはただただ恐怖を覚えるばかりでした。
そんな中でも起点を効かせてヘリコプターを墜落まで貶めるトムの土壇場の知恵が上回るという不思議。
砂漠をひたすら駆け抜けるシーンが多いので、バトルよりも逃亡の描写が多かったです。ここら辺は少し退屈でした。元々がアクションよりもどういう考えを巡らせるか、どう身近な人を守るかという頭の中をグルグルさせて踏ん張って立ち向かっていく作品なんだなと思うことにしました。
ちょいちょいかっこいいシーンが挿入されるんですが、その頻度が少ないので、もう少しトム含め登場人物の見せ場が多かったらなとは思いました。
敵味方が入り乱れるので、少々混乱してしまいました。あの人は敵で、あの人は味方ってのは考えるだけでも無駄なのかなと思いました。
オチで敵の車両を全部爆発させる潔さには拍手をせざるを得ませんでした。どうしようもなくなって困った時にやりそうな手段を、なんの迷いもなくやってのけたので、製作陣、さてはこれをやりたかったのだな?とニヤリとしてしまいました。
無事に自国へ帰国後に家族に会えて良かったな〜というところで終わってくれたので後味はスッキリしていました。
とにかく前進あるのみって感じの突撃ものだったので、単調だったのは否めないですが、そこそこ楽しめましたし、ドッカンバッカン派手にやってくれたので満足です。父と娘、出会えてよかったなというのが最終的な感想です。
鑑賞日 10/24
鑑賞時間 15:40〜17:50
座席 F-12
【“現代の戦争に勝利はない。”尋常でない臨場感、緊迫感の中、CIA工作員の男とアフガンの初老の民が、イラン特殊部隊、ISIの攻撃を交わし逃げる中、芽生えた絆を描く激シブ、ムネアツアクション映画。】
■トム(ジェラルド・バトラー)は、CIA工作員としてイランに潜入しイランの地下に有った核開発施設の破壊に成功する。が、家にいる妻からは娘の卒業式への出席と離婚を迫られている。
そんな中、トム達の秘密工作が漏洩し、トムの相棒オリバーはイラン特殊部隊に殺され、トムも640キロ離れたアフガニスタンのカンダハルにあるCIA基地に向け、逃避行を始めるのである。
◆感想
・中近東を舞台にした映画は多数作られているが、臨場感、緊迫感が凄い。一見長閑な荒野に見えても、あちこちに地雷が仕掛けられ、何処からかRBGが飛来したり、スナイパーの弾が襲って来るからである。
更に言えば、今、喫緊の問題であるイスラエル軍とパレスチナ自治区を実行支配するハマスの問題がある中で、今作を観ると正に戦地に居るかのように思えてしまうのである。
・トムは事情を知らない久しぶりに帰国したアフガン人、モーを通訳として雇い逃避行に出る。だが、二人を襲うイラン特殊部隊、ISI(パキスタン軍統合情報局:お金の為)を見て、モーは真実を知る。
■窮地に追い込まれたトムは且つてアフガンでアルカイダを共に攻撃したアフガン武装軍を率いるイスマイルに連絡を取り、助けて貰う。
だが、イスマイルの軍は、モーの長男を始めとしたアフガンの民を虐殺していたのである。ここでのモーとイスマイルが交わした言葉は忘れ難い。
互いに銃を持つ中で、イスマイルは”アフガンで700年生きた男が居た。王は彼に尋ねた。どうしたら生き永らえれるのかと。その男は言った。簡単です。裏切れば良いのですよ。”と述べるが、モーは”その話は知っている。だが、だからこの国は一つに成れないのだ!”と言い、イスマイルに対し”赦す・・。”と言って銃から弾倉を外すのである。
モーの”赦しの思想”を全ての為政者が持っていれば、復讐の連鎖は無くなり、世界から戦争は無くなる筈なのに・・。
・今作が凄いのは、最後の最後までトムとモーの逃避行は物凄い臨場感と共に進むのである。ISIの野心家のカヒルは異様なまでにバイクで二人を追い詰めるし、イスマイルの軍に囚われた二人を助けに来たISISを偽ったローマン(トラヴィス・フィメル)の決死の行為と彼の死ぬ間際に口にした言葉などは沁みる。
<今作は、二時間の映画だが体感一時間である。
何しろ、冒頭から息つく暇がないし、そんな中でもトムとモーが夜、お互いの家族について語り合うシーンや、トムが暗視スコープで敵のヘリを打ち落としたり、囚われた時にモーの名を呼び助け出したり、厳しい逃避行の中、絆を築いて行く姿がキチンと描かれている。
更に言えば、モーがイスマイルに言った言葉は忘れ難い。
故に、ラスト、二人が夫々の家族の元に無事に戻り抱き合うシーンは、私は沁みてしまったのである。>
上辺の友と信頼の友。
イラン国内、核開発施設を爆破したCIA工作員トム・ハリスの話。
CIAの内部告発で機密情報漏洩により正体がバレ、その地から脱出する事になったトム・ハリスと、その地で出来た仲間モーのストーリー。
終始緊迫感があり楽しめた!
武装集団同士の殺り合い、捕虜なのか拘束された者の殺害などリアリティーもあった。
トム絶体絶命だ!と思ったラスト!
司令塔からの司令官の判断はナイスでした!
観てて気持ちよかったです!
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