劇場公開日 2023年10月13日

  • 予告編を見る

春画先生のレビュー・感想・評価

全135件中、41~60件目を表示

4.0変な映画だった。

Mさん
2023年11月8日
Androidアプリから投稿

でも、おもしろかった。
エッチそうでエッチでない映画と思ったら、エッチそうでエッチな映画だった。
タイトルの提示がツボにきた。

コメントする 4件)
共感した! 26件)
M

0.5単にヘタクソな映画。

2023年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

いやー、これは「ポリティカル・コレクトネス」がどうちゃらとか金輪際関係ないですね。ただ単にヘタクソな映画。俳優もそうだけど、それ以上に監督が映画というものを舐めきっている。編集も画角も照明もゴミ溜めになっている。こういう無教養で不器用な年寄りに映画なんか作らせちゃいかんのだ。あまりにヘタすぎて「映画」に到達していないので、性愛がどうのフロイトがどうのとか、まったく笑止千万。老害監督はこれがエロくて笑えるつもりなのだろうし、いまだに前世紀を生きている老害観客はそれを喜ぶだろうけど、まあ老人同士で好きにやっててとしか言いようがないです。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
milou

4.5NTRと性の解放

2023年11月4日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
おでん

4.0禁欲が意味を持つ/アンチPC

2023年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2023年。塩田明彦監督。春画研究者(春画先生)と離婚歴のあるアルバイト女性の愛の行方。男に翻弄される女性が主人公だからというわけでもないだろうが、とにかく春画先生が現代社会での許容範囲を大きく超えて自己中だし、他の男どもが(女も)平気でセクハラを繰り返すので、これで恋愛映画が成り立つのだろうかとひやひやしっぱなしだった。しかし、逆に考えると、昨今の恋愛映画がいかにPC(ポリティカル・コレクトネス)に縛られた狭い領域に収まっているのかを考えさせられた。そういう意味では大胆なアンチPC映画だった。あっぱれ。(感情移入できずに批判する人が多発しそうだが)
春画が題材だけに、近代以前の日本のおおらかな性の世界を描くのかと思いきや、それも描いてはいるものの、メインストーリーは、春画先生の禁欲(喪からの回復)をいかに克服するのかということ。「おおらかな性」は「禁欲」が意味を成すための背景に過ぎないのだ。ところで、離婚歴のあるアルバイト女性が働く喫茶店名「フロイデ」はドイツ語で「喜び」「歓喜」だが、日本語ではフロイトと通称されるあの精神分析の創始者のドイツ語名にeがついただけでもある。この映画の内容自体、第三者を巻き込んだ倒錯的な性行為とか、いわゆるSMを通じた快楽とか、フロイトの性理論の範囲内にあるともいえる。そして、フロイト理論が19世紀的な家父長的で禁欲的な性意識を前提としてたことはよく知られている。そう考えると、PC的にあまりに問題があるのは、フロイト的な前提があるからだといえるのかもしれない。
女性の裸体を隠微な欲望や権力的な陰影のまったくない、あっけらかんとした文脈で描く無頓着さがある一方で、男性優位の性的秩序に従順な女性たちがいずれも小柄でかわいらしい似たタイプであるという特定の女性像への固執もみられる。とにかくいろんなものがごちゃごちゃと放り込まれていて、くらくらする映画だった。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
文字読み

4.0何が正しいのか、何が悪なのか、何が聖なるもので、何が愚劣なものなのか。

2023年11月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

R15+指定。史上初、無修正の浮世絵春画上映。そう聞くとどこか猥雑な印象を持ちかねるが、鑑賞後の気分はとても気分がいい。自分の美意識に、卑下ることなく、日和ることなく、純真さを持って芸術に触れようとしている愛すべき人たちがこの映画にはいるからだ。
とにかく、北香那の表情がいい。この役はこの子こそ似合う。まぐわう男女を目の前にして、紅く火照った顔をする北香那。しかしそれは画が発する直接的なエロスに興奮しているのではなく、男の視線や女の仕草に隠された感情を感じ取って悶えている。その高揚した気分が見事にこちらに伝わってくるんだよな。この映画的に言うと「心のリミッター」を外した時がいいのだ。これがフェロモン駄々洩れの女優が演じてしまうとエロ映画になってしまうのだけれども、まだ幼さが残る肢体であり、走り方に鈍さもある彼女が演じるからこその味がある。しかも、時たま凛とした色気を見せる。
内野演じる芳賀の言葉も含蓄がある。「セックスは一種の運動」とか「痛みこそが生きているという感覚を呼び覚ます」とか、ちょっと世ズレた感覚があってこそ春画をしっかりと芸術として味わえるんだろうなあ。あの崇高なるマゾヒスティックな美意識が成せるものだ。その気分は、尊敬ではなくてややバカバカしさも含まれるのだけれども。多分僕はこの先、堅いかつおぶしを見るだけで、さらにはシャカッシャカッと削る映像か動作を見れば尚更、この映画を思い出してしまうかもしれない。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
栗太郎

3.5鰹節を削れば性格や性癖までわかるかも。春画入門にもよろし。

2023年11月3日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
momo

3.5せっかくのエロティシズムなのに

2023年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
***

5.0先が読めないとは、この映画のことかと

2023年11月2日
スマートフォンから投稿

よくミステリーで先が読めないとか宣伝しますが、この映画の方が当てはまるんじゃないですかね。どういう終わり方になるんだろうか? ずっと考えてました。

映画は大満足でした。

なんか、ジェンダーを声高に叫ぶような著述家、作家、活動家の特に女性には受けが悪そうな内容ですが、あくまでも、難しく考えないエンタメとして楽しめばいいんだと思います。

塩田監督は初期の作品と、前作「さよならくちびる」が大好きでやはりオリジナルを撮ってこそなんだと思います。独創性というか、こんなストーリーは中々思いつきません。

映画を観ると勉強になります。セキレイのこと、四十八手のこと、ホタルのこと、応挙の白のこと、そもそも春画のこと、いい歳して目からウロコの新知識がたくさんでした。

北香那さん、わたしがテレビを観ないせいかもしれませんが、名前も顔も、今回まで存在を知りませんでした。なんか常盤貴子さんの若い時みたいかなとか考えてましたが、しっかりとした役作りと演技でした。セリフも良かったです。

こんな若くて可愛い女優さん、まさか露出ありなのか?展開的にはありそうだな、R15は春画モロダシのためなのかな? などと下品なことを考えながら観てました。ネタバレは止めます。

なんか映画らしい映画でした。塩田監督、素晴らしいです。最後に、柄本さん痩せてるわ。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ウルスアベイユ

1.0北のサドから

2023年11月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

浮世絵は昔から好きで、風景画なら歌川広重、美人画なら鈴木春信のファンだった。春信の「風流艶色真似ゑもん」がちらと出てきたのは嬉しかったが…。
冒頭の主役二人の出会いから嘘臭く、浮世絵の蘊蓄を縷々と語る台詞も空疎で、人物設計に血が通っていない。春画先生はもちろん変だが、それにいきなり追従する女もあまりに変だ。春画界隈のエピソードも陳腐で、それも途中からはただただ下世話な愛欲模様が展開する。
北香那は凛とした表情が魅力的(お葉!)だと思うが、こんな作品で話題になっても気の毒なだけだ。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
梨剥く侍

期待していたが

2023年11月1日
スマートフォンから投稿

本当につまらない、くだらない映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ハッシー

3.5終始意味が分からない(笑)

2023年10月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

ずっと「なんで?」っていう展開が続いて、ついていくので精一杯。
最初は春画にまつわる話を真面目に語っていたのに…どうしてこうなった(笑)
谷崎潤一郎っぽいな→グラップラー刃牙みたい→牡丹と薔薇かな→変態じゃねーか!

真面目に考えずに笑い飛ばすぐらいで観ればいいと思います。
フェロモンありそうな内野聖陽さんがハマり役。真面目な姿から、情けない姿まで熱演してるぞ!
西洋の価値観に侵された私には理解できませんが、これが江戸以前の日本の性風俗なのかもしれません。…知らんけど(笑)

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ひとふで

3.5偏愛やー。

2023年10月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

春画についての、もっとお堅いお話かと思いきや、
偏愛映画じゃーん。
それはそれで、めっちゃオモロイやーん。
 かなりB級臭だけど、
こういう不真面目に真面目?真面目に不真面目??
な作品って、好きよ。
これを作品にしちゃう心意気とか。

北香那さん、お顔の表情が、とっても良かった!!!
内野さんや、江本さん、安達さん、演技派のみなさんに
引けを取らないぐらい、作品を引っ張っていらして、
ちょっと、今後がとても楽しみに感じました!

しかし、安達さんのオーラは、半端なかった!

コメントする (0件)
共感した! 4件)
hkr21

4.0愛の水中花

2023年10月28日
iPhoneアプリから投稿

時代がかった台詞と学術的っぽい雰囲気が楽しめました。
愛のすれ違いと自由な女性とエロスがいい塩梅でブレンドされていました。

コメントする (0件)
共感した! 13件)
rakugoya1

4.0題材が斬新

2023年10月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

春画の事を知っている人は多い。でもその成り立ちや歴史を知る人は少ないと思う。私も初心者の知識しかない状態で観たのでとても興味深い内容でした。
しかしながら終盤に双子の姉(安達祐実)が登場した辺りから雰囲気が一変して私的には残念な展開でした。
序盤からの展開(やや芸術的な)を貫いた方が共感を得られる作品になったのでは?
とはいえ肝の座った素晴らしい演技力を発揮した女優さんのおかげで何とかなったと感じました。
香那ちゃんに⭐️4
今後のご活躍も期待しております!

117

コメントする 1件)
共感した! 19件)
タイガー力石

4.0今後の参考にさせていただきます♪

2023年10月25日
スマートフォンから投稿

楽しい

知的

コメディとは思いませんでした(笑)。
これは私にとって文学、芸術と思いました。

春画はこのように鑑賞するものなのですね。
無知の知です。ありがとうございます。
十代であった頃から興味深かった春画ですからとても感動しました。真面目に。

北香那さん、彼女の演技は初めて観ましたがファンになりそうです。
特に後半のほうSMシーンでの台詞回しが圧巻。
今後の参考にさせていただきます。

(どうでもいい話→)……私自身、一時期特殊なバイトをしたことがありまして…その記憶が彷彿と〜(笑)。
某図書館で改めて春画の鑑賞会(風)を個人的にしようと思いました。芸術の秋です。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
るー

3.0北香那ちゃん

2023年10月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

バイプレ以来、北香那ちゃん推しとして鑑賞。
SMの世界を全く理解出来ないのでストーリーには共感出来ませんが、見る価値は有りました。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
やまぼうし

3.5途中から、笑うしかなくなったよ

2023年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「きのう何食べた?」のケンジ役でそれまでは硬派な役柄が多かった内野聖陽さん、本作ではどのような変身を遂げるのかワクワクして出掛けました。
最初の方は春画が広まった当時の開放的な性に関する文化を取り戻すための啓蒙か?それとも美術として捉えた鑑賞の仕方を発見するための布教なのか?なんて色々考えながらも随所でぷぷぷと吹きながら観ることができたのです。
それが、安達祐実さんが登場してからというもの、急に倒錯した性の世界に転じたようで、笑えはするけれど「こりゃ、何を見せられてるんだ?」と脳内疑問符だらけになりました(右手人差し指を自分の黄門様に刺しながら上に乗っかられたら、色んな所痛いだろうなぁとか、大きなお世話感も抱いちゃいながら😂)。
でもたまにはこんな作品で、爆笑じゃないけどくすっと笑える作品も1年に1回くらいは良いではないの!なんて自分に言い聞かせた次第です。

しかし、北香那さんの眼力はとても強くて印象的でした、今後も楽しみですね。

コメントする (0件)
共感した! 18件)
ニコラス

5.0発情を促す映画です。たーまーりーまーせーん。(^Q^)/゚

2023年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

春画の歴史や 干渉の仕方が学べる 貴重な作品です。
^(ノ゚ー゚)ノ☆パチパチ☆ヾ(゚ー゚ヾ)^
それぞれの演者が 性いっぱいの演技で
楽しまさせてくれます。
文科省推薦にしてほしい 性教育としても評価したい。
今は性行為を 悪と勘違いしている人が 多過ぎます。
ここでは いろエロな性が描かれていて
素晴らしい。
「観なければ損する」そげな 物語でした。
ま 至らぬ点も多いけど この先品には シリアスは不要。
楽しめる人だけが 喜びに浸れます。
銀座で観ましたが 二階席もあり びっくり。

コメントする (0件)
共感した! 13件)
Hammer69

3.0ようこそ、変態の世界へ。

2023年10月22日
PCから投稿

春画というちょっとディープな世界を覗き見る気持ちから、
めくるめく変態?の世界への誘いへ。

百人百様の趣味性癖

初めて一人部屋で春画を見た彼女の反応が可愛らしかった
一人だから遠慮なくジロジロ見つつも、
見てしまった事に恥じらいながらもベッドへダイブ!
きっと自分も同じような行動取りそうだな。

春画が入口になって、春画先生への愛に目覚め、
覚醒?してしまう彼女の変化が面白かった。

やっぱり女は強い
変態ゆえの純愛、堪能させていただきました。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
kinako-cat

4.5ラブストーリー

2023年10月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

日活ロマンポルノと知人は言うが、
絡みのシーン声は色っぽいけど、全然エロくない。
滑稽というか、妙なおかしみがある。

回りでクスクスと笑い声が上がってました。
これ演技だったら凄い。

この映画自体春画なんだと、、そんな理屈よりもこれは
ラブストーリー。
狂おしいほどの恋の成就。

安達祐実ド迫力。ガラスの仮面を彷彿させる演技に痺れました。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
くろすけ
PR U-NEXTで本編を観る