「鰹節は何か意味が?」春画先生 コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
鰹節は何か意味が?
前日に観た『蟻の王』とは雰囲気は全く違えど、師匠に心酔する点では一緒だろうか。
若い女子が新たな快感に目覚めるという点は、塩田監督のデビュー作『月光の囁き』を彷彿とさせる。
あの喫茶店で働いていなければ、あの春画を見てしまわなければ、
落ちることはなかったであろう変態的な底なし沼。
彼女には素質があっただけだろうけど。
セリフの発声や息遣いなどもそうだし、ところどころピンク映画かと思うような無茶苦茶な力技があり、お手伝いさんは団地妻・白川和子。これは偶然か?
安達さんは流石の風格。文句なし、素晴らしい。
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