「勃起できないジジイのファンタジー」春画先生 asdさんの映画レビュー(感想・評価)
勃起できないジジイのファンタジー
弓子も、演じる北香耶さんも哀れ。かわいそう。惚れる理由もわからないし、(家政婦が辞めたから)君無しではいられないとか、欲しいものがあるから性奴隷になれ、と言われ、受け入れる。家父長制な男性にとって都合のいい考え方に洗脳されてるのかな?
北香耶さんも、周りの大人(もちろんおじさん)に、”これ演じたら一皮剥ける”なんて言われたのかな?乳首ださないと女優は熱演と言われないのは、なぜ?(演技の評価ではない)。どんなセックスしようが知らんが、愛情表現として、男社会の商品になる必要はない。
春画を薄く舐めて、乱交の正当化は、あまりに無礼ではないか。これは”文化の盗用”では?春画に関心ある人は、まるでセックスにしか興味がない、と言わんばかりだ。文化的背景を述べるが、浅い。AIが回答したみたい。
”舟を編む”のような、ニッチな文化論、その周りの愛すべき変人達の物語かと思ったら、イケおじが、若い清楚な娘を自分好みに育てる的な、アイディアのかけらもないプロット。しかもセックスに奔放。加齢臭のおっさんには、たまらんよね。
弓子は、中年になったら、どうなっているのでしょう?ダメな男のせいで、風俗に沈んだ人を思うと、笑えません。
どうか北香耶さんの黒歴史になりませんように。役の幅が狭まりませんように。
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