「3時間以上だが長く感じない」キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
3時間以上だが長く感じない
1920年代初頭にオクラホマ州オーセージ郡でオセージ族の土地から石油が湧き出し、自分の土地で発見された石油の利権を裁判で勝ち取ったオーセージ族は巨額の富を手にした。
オーセージ族が得た利権を白人たちは手に入れようとその地域に集まってきて、裕福なオーセージに取り入り、利権をめぐって連続殺人事件が起きた。地域の警察は白人に買収されていて捜査もされずにうやむやに処理されていた。モリーはワシントンDCに行き大統領と面談する機会を得たとき、この連続殺人事件の捜査を依頼し、連邦捜査局による調査が始まり、裁判で・・・という実話に基づく話。
インディアンはミズーリなどから追われ、やってきたオクラホマで、たまたま石油が出てきて裕福になったが、ハイエナのような白人にたかられ、殺され、幸せだったのか、考えさせられた。
レオナルド・ディカプリオとロバート・デ・ニーロの2人の演技が見所。
モーリー役のリリー・グラッドストーンの演技も素晴らしかった。
206分と、3時間半近い長くてインターミッションも無い作品だが、全く長さを感じない面白い作品だった。
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humさんのコメント
2023年11月7日
こんにちは。
モーリー役、素晴らしかったですね。アーネストに惹かれていく様子、自分の信じるものを失わない様子、疑いながらも取り乱さずにいる姿、最後の様子に純粋さと覚悟を感じました。