劇場公開日 2023年8月19日

オオカミの家のレビュー・感想・評価

全106件中、81~100件目を表示

2.5映像表現は◯だが独特すぎてなにを伝えたいのか分かりづらい

2023年8月31日
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怖い

約1時間の上映時間が3時間に感じられるほど退屈でした。

ーあらすじー
コロニーから抜け出したマリアの話。
逃亡先で逃がしてしまった豚を発見する。
その豚が徐々に変化し最終的には自分に牙を剝くようになる。
最終的には自分も同じように束縛して豚に牙を剥かれ助けを求めコロニーに戻るというもの。

...いや、分かりづらいわ!

30分で済む内容を延々と見せられてた。

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モテラド

3.0プロパガンダ

2023年8月30日
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mono

4.5凄い才能from🇨🇱チリ

2023年8月29日
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鑑賞方法:映画館

チリで実際に存在した元ナチス信奉者が運営する施設から脱走した女性のはなしをリアルサイズでやる立体アニメ。アイデア満載!
これは思い付いても実際撮影するのを躊躇してしまう作業量ですよ。とくに壁のペイントアニメと逆回長回し撮影がエグい。作業途中の釘もテープもタッカーも針金も表現に取り込んでしまう柔軟さと取り組むテーマの深淵さ、そのギャップにやられました。表現に対する判断が、ゆるいように見えるけど行き当たりばったりじゃ到底無理なんですよ。

比較すると「骨」の方が好みなんで4.5にしたけど5でも良かったかな。エグいアニメーターが地球のはずれでまた誕生したことを素直に喜びたい。

コロニアディグニタというチリの黒歴史は映画2本、最近公開されてた「コロニアの子供たち」はあっという間に上映終わったし、エマワトソンの「コロニア」もタイミングあわずチェックしてだけど見逃した。
どっかでまたやらないかな、、、。

同時上映の「骨」にもレヴュー書いたのでそちらもよろしければ見て下さい。

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masayasama

5.0唯一無二の体験。これを映画と呼んでいいのか…?

2023年8月29日
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鑑賞方法:映画館

チリ発のストップモーションアニメ。
フライヤーには『実在のコミューン:コロニア・ディグニダにインスパイアされたホラー・フェアリーテイル・アニメーション』とあるが…全く想像が付かなかった。この映画の正体を知るには、実際に鑑賞するしかなかったのである。

ちなみにコロニア・ディグニダとは、ピノチェト軍事政権下のチリに実在したコロニーらしい。キリスト教の教えをモットーに掲げた秩序ある集落の実態は、ドイツを追われた元ナチス党員が設立したカルト集落であり、性的虐待や強制労働、拷問が行われていたという。この恐ろしいコロニーからインスパイアされた作品?もう怖いのだが…。

ところが本作は、全くと言っていいほど怖くなかった。なぜなら、見たこともない驚愕の映像表現に夢中になり、怖がっている場合ではなかったからである。実寸大の部屋のセットの中で、ミニチュアではない等身大の人形を作っては壊わす、絵画を描いては塗りつぶす が繰り返され、空間が変容し続ける。それを全編ワンシーン・ワンカットで見せてくるのだ。1秒たりとも目が離せず、恐怖感を抱いている暇など無い。ある意味では、そんな状態にあったことが恐怖かもしれない…。

ストーリーは決して難しくはない。チリ南部のドイツ人集落に暮らす少女マリアがある日飼育していたブタを逃がしてしまい、それに対する厳しい処罰に耐えられず集落から脱走する。逃げ込んだ森の一軒家で出会った2匹の子ブタを世話をしながら隠れて暮らすことにしたマリア。子ブタが安心したのも束の間、森の奥からマリアを探すオオカミの声が迫ってくる。(このマリア~マリア~と呼ぶ声がめっちゃ不気味w)怯えるマリアに呼応するように、名前を与え洋服を着せ人間の子のように育てていた子ブタ2匹が恐ろしい姿に形を変え、家は悪夢のような禍々しい世界へと化していく。結局マリアは家を出て、オオカミの声がする方へと戻っていく…。

このストーリー、実在したコミューンで行われていた非道、そして本編前に上映された短編「骨」の設定を踏まえると、本作はコロニーで子供たちに見せている教育ビデオなのではないか?失敗は許されない、脱走してはならない、コロニーの外に幸せはない。そう洗脳する映像であり、オオカミの声はコロニーの教祖が子供達を招き入れようとする声なのではないか?そんな感覚に陥ってしまう。

本作の監督・脚本・美術・撮影・アニメーションを務めた2人組のビジュアル・アーティスト:クリストバル・レオン&ホアキン・コシーニャ。ラテンアメリカの伝統文化に深く根差した宗教的象徴や魔術的儀式を、実験映画として表現するユニットだ。世界10カ所以上の美術館やギャラリーに撮影場所を構え、前述の通り実寸大の部屋のセットを組み、等身大の人形や絵画をミックスして制作、その制作過程や制作途中の映像をエキシビションの一環として公開しながら5年の歳月をかけて完成させたという。手のこみすぎた制作手法に、こんな贅沢な作品を見せてくれてありがとう!の気持ちだ。

これは果たして「映画」と呼べるのか?私は今「映画」を観ているのか?

唯一無二の映像表現に、瞬きはおろか呼吸すら忘れてしまうほど惹き込まれていた。実際、劇場内の観客はみな物音ひとつ立てずスクリーンを凝視しつづけていた(ように感じるほどの静かさだった)。その光景を俯瞰的に想像したとき、逃げられない黒い部屋の中に集められ、洗脳を受けている最中のような、異様な光景のようにも思えてくるのだ。「映画館で映画を観る」という行為、「映画」そのもの在り方にさえ疑問を投げかけてくるような、彼等からのプロパガンダのようにも思え、とんでもない作品に出合ってしまった驚きと喜びと、やっぱり恐怖に慄いていた。まさにカルト的だ…。

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yookie

3.5映像すばらしいんだけど〜、ぜんぜん悪くないんだけど〜。 ほーら不穏...

2023年8月29日
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映像すばらしいんだけど〜、ぜんぜん悪くないんだけど〜。
ほーら不穏でしょ?悪夢でしょ?が、ちょっとうるさかったかな。すでにチェコの巨匠がいるわけで、今さら…全編そのまんまなことやられても…ねえ?
でもアニメーション素晴らしかった。

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まるぼに

4.0あらすじを読んでから視聴しましょう

2023年8月29日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

あらすじ見ずに映画館に突撃した勢です。
つかみがよくわからず、ストーリー把握は見事に失敗しました。
みなさんのコメントを読んで、あらすじや内容を咀嚼できました。感謝。

ストップモーションでの表現は見事。表現がそのときそのときで代わったり曖昧になったり、コマ送りになっているのが、記憶を辿っているような感覚でおもしろい表現です。
内容も、「オオカミ」がなにかを考え始めると、あれこれ考えさせられる話となります。
気楽に見るエンタメではなく、何を表現したいか?を考えながらみると楽しいです。

またじっくり考えながら見たい映画ですね。
上映前の短辺、「骨」も、わりと狂気的な感覚で作った映画なので、楽しいです。

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ALICE

3.0きっと戻りたくなる

2023年8月29日
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tuna

3.5いつ終わるともしれない

2023年8月28日
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異形にして純粋、邪悪でありながら無垢な想像力の結晶。
これほどの労力を掛けて生み出されるのがこの悪夢というのをどう理解すれば良いのか…?
正直、いつ終わるともしれない地獄巡りに気が遠くなった…

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ぱんちょ

3.0あらすじ聞いておかないとわからない…

2023年8月28日
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正直よくわからんかった…流れるようなストップモーションアニメとおどろおどろしい絵面は素晴らしく好きな世界なんだけど…。

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peanuts

3.5おどろおどろしい…

2023年8月27日
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しげ

3.5アートパフォーマンス

2023年8月26日
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映画にストーリー(整合性やテーマやキャラ性)を求めちゃう私には、アートすぎるって感じで、ちととっつきにくかった。
油絵や立体芸術品を作成していく過程ごと見せるようなフィルムで、アートのライブパフォーマンス記録ってとこ。

”もしもカルト教団が子供向けプロパガンダアニメを作ったら…”
というアイデアなので、ストーリーそのものはシンプルですけども。
「豚を食わずに保護すれば人が飢える。人が飢えれば人同士で殺し合い食い合う。甘い言葉の裏に隠しごとがあるように聞こえたオオカミは、実は優しくて真理を言っているのでは……?」
とまぁ、ざっとこんな趣旨なんですがとにかく、不条理で意味のわかりにくいシーンばかりでして。
この「不快さの連続」の印象はむしろ、『MAD GOD』あたりが近いような気もしました。

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コージィ日本犬

3.5デヴィッド・リンチな世界観

2023年8月26日
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チリの映画で、ストップモーションアニメですが、デヴィッド・リンチみたいな世界観です。

あんま意味わかんなかったけど観たあと調べてみたら理解できました。

まー不条理な不気味な世界観で、リンチファンやホラーファンに、オススメです。

まあ良かったけど眠かった(笑)

本編前に上映された10分ぐらいの短編『骨』も良かったです。

コッチの方が分かりやすい。

映画館は人が入ってます、人気みたいですね。

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RAIN DOG

4.0怪物だ~れだ?

2023年8月26日
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誰にでも同じような経験はあるだろう。

あそこの信号から向こうへ行ってはダメ、
知らない人について行ってはダメ、
あの川には怖いモノがいる、
ひとりで遠くへ行ってはダメ等々・・・

童話や寓話の変異形作品。

「カルト村で生まれました」「星の子」
「ウーマン・トーキング」「ウェーコ事件の真相」
「コロニア・デイグニダ」
「刑事ジョンブック 目撃者」のようなものまで、
フィクション、ノンフィクションで記録した作品は多い。

どこから出てはイケナイの?
何がいるの?

we didn't start the fire

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蛇足軒妖瀬布

3.0視覚的には興味深かったけど、 ストーリーがわかりづらく、 短いのに...

2023年8月25日
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視覚的には興味深かったけど、

ストーリーがわかりづらく、

短いのに中だるみもあり

ブツを作る人と、物語を作る人を完全に分けたら、

次作では期待したい

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jung

3.0暗く薄気味悪い

2023年8月25日
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チリにあったコミューンから着想したストップモーションアニメ
アニメなんだけど、どちらかというとヤン・シュヴァンクマイエル的なあるイメージから次の画面イメージに繋げるような作品でいまどきのガンガン動くアニメーションじゃないです。
ヤン・シュヴァンクマイエルと違うのは無意識にやってる「薄気味悪い」をこの監督はすごーく自覚的に作ってる、
ホラー的な怖さではなく、暗く薄気味悪いイメージが続く作品。

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サート

4.0生きている人間が一番怖い

2023年8月24日
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悪魔だの霊だのよりも、生きてる人間の悪行ほど恐ろしいものはない
瞬きするのも惜しいくらいに見事なアニメーションは常に不穏な空気を生み出し、心が締め付けられ不安に押し潰されそうになる
残念ながらマリアは三匹の子豚の三番目にはなれなかった

予告を見てヤン・シュヴァンクマイエルのような雰囲気に惹かれて公開を楽しみにしていたので
初日にイメフォで鑑賞しようとしたら前日に全回完売
凄い
予定が合わず、今日やっと見ることが出来た

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m m

3.5尊厳のコロニー

2023年8月24日
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怖い

難しい

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まこやん

3.5怖い

2023年8月23日
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悪夢にしか思えない。
でも、目が離せない。

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Oyster Boy

4.0悪い夢でも見てるような

2023年8月23日
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楽しい

怖い

至ってシンプルなお話を、唯一無二の異様なセンスで見せ切る珍品。
想像を大きく上回る異常な映像表現に耽溺し、翻弄される。
おそらくこのような映像体験は後にも先にもないだろう。
たいへん珍しいものを観せてもらった。

この監督(コンビ?)が実写映画を撮ったらどんなものが出来上がるのだろう?
是非、観てみたい。

惜しむらくは、終始一本調子なので中盤あたりで退屈を誘ってしまうところ。
もうちょっと緩急というか呼吸というか強弱というかメリハリをつけて欲しかった。

同時上映の短編「骨」も異様な魅力。
悪趣味で不謹慎でけしからんことこの上ない(誉めてます)

ところでこの「オオカミの家」
平日の昼間にもかかわらず、やけに客入りが良いですね。
映画ファンの嗅覚?

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さるばば

3.0マリアも大概(笑)

2023年8月22日
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難しい

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Mt.ブルー