「目が離せなくて乾く。」オオカミの家 iccoさんの映画レビュー(感想・評価)
目が離せなくて乾く。
こんなアートなアニメ初めて観た!!
実写とアニメを一緒に使うのはディズニーで観たことあるけど、これは実寸大のセットで等身大の人形を使い、アニメと立体人形が同じ空間でどちらにもなり、背景も登場人物も目まぐるしく自在に入れ替わっていく。
お話も独創的で寓話的。
世界観も表現方法もこれまでになく新しいのだけど、アフタートークを聞いて、色々まんまと騙されていたことに気づいた箇所も。笑
とにかく画面から目が離せないので、めっちゃ目が乾いたよ。
そしてマリーアァ、の声がやっぱり怖い。。
大音量であの迫り来る音を是非聴いてほしい。
以下、アフタートークからの学びです。
皆さんはナチスの残党がチリに逃げてコミューンを作って生活していたことをご存知でしょうか。
私は恥ずかしながら知らなかったのです。そして、この物語にはそのコミューンから逃げてきた子どもだということを念頭に置いてみると怖さが増すので、是非「コロニア・ディグニダ」を先に軽くおさえてから観ていただくことをお勧めします。
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