「バブルの教科書」ビーニー・バブル bionさんの映画レビュー(感想・評価)
バブルの教科書
チャンスをものにしたクソッタレ野郎と、クソッタレ野郎の影に隠れてしまった女性たちの物語。
手にとってほおずりしたくなるようなキュートなぬいぐるみ。ぬいぐるみに付いているタグには、その子の生い立ちがポエミーに添えられている。そんなビーニー・ベイビーズは、希少性と物語性が相まってアメリカ人の心を鷲づかみ。
そしてネットの時代到来で、個人がeBayで売買ができるようになり、狭い市場にマネーがなだれ込む。典型的なバブルが一丁あがり。
バブル発生と崩壊の過程がめちゃくちゃわかりやすく理解できる。下手な経済学 の本を読むよりこの作品を見た方が断然いい。しかも面白い。
お金だけで幸せにはなれないが、幸せになるにはお金が必要。身もふたもないことを再確認でございます。
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