劇場公開日 2024年1月26日

哀れなるものたちのレビュー・感想・評価

全640件中、461~480件目を表示

2.0disgusting

2024年1月28日
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鑑賞方法:映画館

怖い

予告の印象とは違った。いつまでもおぞましかった。ディズニー配給だから、R18でも「明るさ」を信じた。
「天才外科医によって蘇った若き女性ベラは、未知なる世界を知るため、大陸横断の冒険に出る。時代の偏見から解き放たれ、平等と解放を知ったベラは驚くべき成長を遂げる。
天才監督ヨルゴス・ランティモス&エマ・ストーンほか、超豪華キャストが未体験の驚きで世界を満たす最新作。」?(未体験の驚き、ではありました。「主体的」であれば、「性」は平等で、解放された、といえるのでしょうか。。)
「作品賞(ミュージカル・コメディ部門)」??
「主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)」???
わたしが笑えたのは、ダンスシーンくらい。ベラは強くて美しく、衣装やセットも素晴らしかったけれど。過去の記憶を消し去って、新たな人生を生きなおせたことは、果たして、幸だったのか、不幸だったのか、、その点にだけには、救われた。しかし、山羊やふたり目の彼女と、平然と生活する人々からは、やはり、おぞましさ以外感じられなかった。

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she'lly

4.5 ひとさまの書いたレビューを見てちょっとびびってた。見るべきかどう...

2024年1月28日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

 ひとさまの書いたレビューを見てちょっとびびってた。見るべきかどうか迷ってたけど、やっぱり見とこうということで鑑賞。
 見て良かった!!面白かった。
 ベラは”ゴッド”が作ったまさに神をも畏れぬ実験体だけど、ミソはそこではない。ベラがいかにして自分自身の人生を取り戻したか。どんな風に生きることを選んだか。この世の常識も良識も蹴っ飛ばし、女を所有しようとする愚かな男どもを踏み越えて、やっとあるべき場所を見つけたベラ。
 船旅の間に、ベラが三段階特進みたいな感じで賢くなったけど、賢くなって逆に不幸になった。この世の悲しみや苦しみを理解できるようになったから。「この世界は残酷だ」ってことなんやろやな~と思いつつ。
 たださすがのR18で、いろいろアレなので嫌な人は嫌やろな、と思います。注意。

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satsuん

3.5う~ん、映画館で観る映画じゃないような気がする。(悪い意味じゃなく)

2024年1月28日
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鑑賞方法:映画館

いまさっき、30分ぐらい前に見てきて。

まずは。エマストーンが、あそこまでやる必要がなかったんじゃないの?って印象だけど、「ラ・ラ・ランド」の印象を消す?もしくは超える?ためには、あそこまでする必要があったのかな、とも。逆に、プラトーン世代としては、ウィレム・デフォーのメイクがしっくりくる。

内容を考えると、”映画館じゃなく、じっくりと考えながらみたいな”、という意味です。でも、収支を考えたら、映画館で上映しなくちゃいけないってのも仕方ないのか。

ベラ自身、もっと狂気のほうへ振れていってもいいはずだけど、原作者?監督?はそうじゃないように描いた。救いを求めたのかも。ゆえの、ラストシーンか。ヤギのシーンはあったけど、ジェネラルは、ヤギじゃなく、ゴッドにする、という選択肢もあったんじゃないか、と考えた。

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しの@福井

4.0ヘンテコな映画を観たなぁ

2024年1月28日
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鑑賞方法:映画館

2024年劇場鑑賞23本目。
予告からヘンテコな音楽やエマ・ストーンの変な動きが気になっていましたが、一瞬どう見てもアレの最中の顔が映っていたし、R18ということでまぁ精神年齢が肉体に追いついていない女性は男の欲求のはけ口にされるんだろうなぁと思っていたら想像以上でした。
倫理観に縛られずに快楽を得る方法を見つけたらどこでもしようと思うのは当然なのですが。
そういう性的なシーンはめちゃくちゃ多いですし、エマ・ストーンも上だけでなく下も全部見せているのですが、なんかあんまりエロいなぁと思わないんですよね。その前に見たガンダムSEEDの方がよっぽどエロかった。鼻くそほじって気持ちいいみたいな感じと同列の快感のを見せられてるからこもしれません。

エマ・ストーン演じるベラがたどる境遇より、ウィレム・デフォー演じる天才外科医ゴッドの父から受けた仕打ちのほうがよっぽど聞いててドン引きでした。

まぁでもこんなヘンテコな世界観は唯一無二だと思うので一見の価値はあると思います。多分配信版だとR15+になってボカシかかりまくると思うので、完全版を観たい人は劇場で観たほうがいいです。

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ガゾーサ

4.0228 こんな話になるなんて予告編では予想できへんかったわ(ほめ言葉)

2024年1月28日
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見た目は妖艶な大人
頭脳は子供
探偵にはむいてないけどな

にしても
エマストーン、ここまでしてええのんか?そこに愛はあるんか?
あーこの人プロデューサーもしてるのね。
そら力入りますわな。
急に大人になったら試してみますわな。
そら例えば男と女の体が入れ替わったら
まずはここを一番にトライしますわな。
ハマったらずーっとしますわな。

で世界観もいつの時代かわからず
霧のロンドンもありロープウエイあり異常に発達した医療あり
馬車とみせかけてクルマって
こんなぐちゃぐちゃな世の中で
倫理観破裂した見た目は妖艶な大人頭脳は子供のオンナと
結局俺様でーすのオトコたち。
オトコたちが振り回されるんですけどね。

こんな物語よう考えますなあ。
なんか知らんけどノックアウトされましたわ。
美術と衣装デザイン凄い!
面白かったですわ。
で、ウイレムデフォー
もうこの人一歩違ったエリアに入った演技いつも最高ですな。
80点
イオンシネマ近江八幡 20240128

追伸:広角レンズでケラれるようなカメラアングルがようわからん

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NWFchamp1973

4.5ああ将軍さま。

2024年1月28日
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何これ?キモい、エグい、エロい。「売女のお帰りだよ」って台詞が全てを凝縮してるなって感じだ、退屈だなと観てましたが、ラストのあの将軍の哀れなシーンにやられました

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あらじん

3.5技術の集積

2024年1月28日
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さて、仕事が忙しく正月休み以来、私にとっては久しぶり(3週間ぶり)となる劇場鑑賞は『哀れなるものたち』です。先日発表された第96回アカデミー賞ノミネーションにおいて、実に11部門における選出となりました。そして鑑賞してみればなるほど納得の作品です。とは言え、いきなり「作品賞」「監督賞」という印象よりかは、むしろ斬新ながら間違いないと感じることが出来る「技術の集積」による出来と評価だと、頷くことが出来る間違いなさを感じます。
まず「脚色」です(とは言え、私は原作未読です)。ベラ(エマ・ストーン)という「奇妙でありつつ、目を離せない魅力」の女性には隠された過去があり、また独特な世界観が生む特異な人物です。近寄る男性たちは「器量がよく、そして無知」なベラをコントロールしようとしますが、彼女は人形ではありません。彼女を通して見えるもの、経験すること、出会う者たちと行き着く先は波乱万丈ながら、根本的にはとてもシンプルな話にまとまっています。そして、男たちの「男性性」丸だしな言動、また彼らが信じる常識、倫理から宗教に至るまで「男たちの都合や事情で作られたもの」であることなど思い知らされる内容で「50代男性」の私は身もだえつつも感嘆せざるを得ません。
そして、この独特な世界観を作り出す美術や衣装、メイクアップ・ヘアメイクがとても独創的であり、それを際立てる撮影・編集ですね。敢えて視野を狭めたり、魚眼レンズを使ったりと視点によって「どう見えるのか」を鑑賞者に意識させつつ、違和感を不快感にしない切り替えなどは編集の妙かと思います。
主要賞の方は強いライバルがあることもあり、出来るだけ多くの「技術賞」を獲得してもらいたいというのもありますが、結局のところ流石のヨルゴス作品は手練れな一作に仕上がっています。独特な印象に左右されることなく、まさに現代的な作品として一見の価値ありだと思います。

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TWDera

3.5奇を狙いすぎた演出。私には疑問。

2024年1月28日
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 監督が自分の才能を開けらかそうとしているのか、奇を狙った演出に戸惑う。白黒、カラー、魚眼レンズ等、音楽も現代音楽かと思わせるものがあった。己の才能を自己誇示しているようで、私は馴染めない。私が好きなテリー・ギリアム監督もそんなところがあるけれど、遊びごころがあって楽しめる。

 この監督さん、やり過ぎだよ。セックス場面やグロテスクな映像が過剰で辟易する。そんなに必要だろうか。

 男の軛(くびき)から開放され、女性が自由と愛を獲得する魂の成長物語だと、一言で言えばこうなるだろう。一番成長できたのが、娼婦舘だったなんて笑わせる。

 主演のエマ・ストーンの熱演は認めるが、それ以外に印象に残るものが余りない。私が気に留めているマーガレット・クアリーが出演していたのが嬉しかった。でも、可哀想な役でした。エマ・ストーンの演技に0.5加点です。

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いなかびと

4.0悪くないしジャンルとしては好きなんだが。

2024年1月28日
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楽しい

知的

寝られる

まず、オープニングのベラ(厳密には違う)のバックショットから妙に引き込まれる力がありました。こだわりを感じる画でした。それと、寝不足で行くと劇中の穏やかな展開をする時間帯で値落ちする可能性があるので、体調を整えていくことをおすすめします。

当然年齢制限から誰にでも勧められるものじゃないし、地球上の話なのにビジュアルデザインが、どこか異世界や夢の中の話のような雰囲気だし、不安感を煽る独特の音楽が至るところに流れているので、こと日本において興行収入的な意味では成功しないのは間違いない。なので★は4止まりにしました。

ただ、実際にそんな事が出来るか起こるか(出来ないし起こらないな…)というのは別にして、ベラが刻一刻と成長していく様は目を見張る。とにかく体張りまくりだったエマ・ストーンと、パリパートでの俳優陣には惜しみない拍手を送りたい。
ウィレム・デフォーの嗄れ声好きだなぁ。『ナイトメア・アリー』の予告で流れてた呼び込み口上あたりから特にそう感じるようになった。

さて、アカデミー賞での成績はどうなるものか。

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フクメン

4.0R18 はオッサンでも刺激的!

2024年1月28日
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ストーリー調べず、
前評判見ずに映画見ると、
オェってなるww

衣装や映像、音楽は素晴らしかったです。
アートとエロス

R18でも、オッサンの年齢でも刺激的でした。

天才外科医によって蘇るベラは、
危なかっしくて、冒険を繰り返し
成長していきます。

どんな結末になるのかーと思いながら、
最後までシュールな映画でした。

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たもつ

3.5過剰…

2024年1月28日
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無垢な心の、割合シンプルな成長譚。途中までは。
一番成長したように見えたのが売春宿というのが…。複雑というか、そーゆーものなのか😅
成長後(?)の選択も、右が左かではなく混沌とした感じ。
主人公よりも、マッドな外科医のウィレム・デフォーの変化の方が共感できたかな。
ストーリー自体は単純だけど、映像表現がエグかった。ちょっと過剰かな。
迫力は感じました。

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哲也

4.5評価が分かれる作品かも

2024年1月28日
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ケビタン

3.5すっごく変な映画

2024年1月28日
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知的

ほんのちょっとのグロと、かなりのエロと、こってりまぶされたファンタジー。
うーーーーん、、、すっごく変な映画。
まあ、発するメッセージはシンプルではあるけれど。
フェミニストの私的には言わんとするところに共感できるし、飽きずに見られたけど、好きかどうかと言われると、うーーーーん。

特殊メイクでウィレム・デフォーがさらにシャクれてるのがいい(何が。)
癒し系ラファロさんがいやらしいオッサンやってるのが辛い。
それと、男性自身がボカしなしでポロリしまくっててびっくり。気まずくなるような相手とは見に行っちゃダメだよ!

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ゼリィ

4.0女性の自由と解放と

2024年1月28日
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興奮

知的

登場する男どもはろくでなしばかりだが、どれも世の男を象徴している。そんな男や世間から解放されて真の自由を獲得してゆく。ベラを通して痛快な体験できました。

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wcitbn?

4.5大人女性の最高のファンタジー

2024年1月28日
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楽しい

興奮

幸せ

女性の性をこれほど丹念に描いた映画はないと思う。
性の目覚めに「幸せなことを見つけた」というベラ、メッセージはこれに尽きるだろう。そして彼女がやがて知る男性のもたらす歓び、恐れ、惨めさ、哀れさ…性の持つ暗い側面すら工夫で乗り越えることも出来るし、男性なくとも楽しめることも知る。そんな彼女の成長を目の当たりにする時、自分を含め女性にとっての結婚生活にも通じるものがあると思った。
最後の脳の入れ替えは医師かと思いきや(亡くなったのだから無理か)アレこうくる?と思ったけど、女性の性を奪いコントロール出来ると思い込んでいる男の愚かさ具合を表しているとの私なりの解釈で納得。死にたくなるほど最悪な元夫から、医師の愛と究極の理想的な男性マックスに出会うことができ、自分自身のための性のある人生を手に入れることができた幸せ。
これまで観たエマ・ストーンの演技の中で最高に好き。全ての衣装が超可愛くて、空の色も気持ちを表す景色や建物の色もファンタジー。そう女性の人生はファンタジーなのだ。

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ピート

1.5苦痛な時間でした

2024年1月28日
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期待してましたが、苦痛な時間でした。
芸術性は高いとは思いますが、面白くはなかったです。
ラストも微妙でした

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Yoji

5.0映画史に残るヒロイン‼️

2024年1月28日
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楽しい

興奮

幸せ

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活動写真愛好家

5.0見応えあり

2024年1月28日
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興奮

誰かのレビューにもあったが、”時計仕掛けのオレンジ”を彷彿させる。エマの演技も素晴らしく、映像の色もデコもいい…イギリス映画大好き。 最初から最後まで楽しめた。

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関東Blues

4.0アルジャーノン+ムカデ+千と千尋

2024年1月28日
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知的

本当は浜辺美波観たさにサイレントラブを鑑賞するつもりでしたが、上映時間の微妙な不都合から急遽、こちらの作品に切り替えて鑑賞しました。隣の妻は映画が始まってもなお、あれ?浜辺美波は?と言ってたので、タイトル変えたことに気づかなかったみたい。

さて、いきなり予備知識もなく鑑賞し始めましたが、作品紹介欄には「赤ちゃんの脳みそを」と書かれていたんですね。これ読まずに映画観てたんで、途中びっくりしました。映画の世界観がぶっ飛んでます。

私のタイトル読んで、共感される方もいるかもしれませんが、原作を良くぞここまで映画にしたな、と思わせるスケール感でした。何を主張したいのかは、君たちはどう生きるバリによく分かりませんでしたが、ストーリーそのものは分かりやすいので独特の世界観を浸れると思います。

女優さんはアカデミー賞を取ったとか。それは確かに納得です。

さて今度こそは、浜辺美波を観ようっと!

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t.kokubun

4.0魂の所在からその先へ

2024年1月28日
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個人評価:4.0
原作、脚本がヨルゴス・ランティモスではないので、どこまでが監督独自のテーマか分からないが、自身が脚本も手掛けた「ロブスター」などの過去作同様に、一貫して通づるテーマがあり、サディスティックな演出など、ヨルゴス節満載の作品であった。
過去作では肉体は魂の入れ物にすぎない事を描き、本作では、さらにその先の魂の在り方を語っていると感じる。
魂の上昇には学びが最も重要だと。
無垢なエマストーンの闊歩の様が、冒険によって得られた教養で、歩き方・口調まで上昇している対比は、見る側にそれを物語っていると感じる。
この世は醜く悲惨な世界。生を受けた者は皆哀れである。そこから身を護るのは学ぶ事だけ。
フランケンシュタインのお話を骨組みに使い、生の在り方と、自分という人格の所在は、肉体や脳に宿るものではなく、後天的に得られた知と経験によって確立する事を実証したかの様な映画だ。
まさに寓話的で、見る側に色んな解釈と教訓を教えてくれる。
それにしても全カットがまるで絵画の一枚絵の様に美しく、リッチな作品を観た充実感があった。

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カメ