劇場公開日 2024年1月26日

「ビジュアルすごく好みすぎる。」哀れなるものたち ゆたかちひろさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ビジュアルすごく好みすぎる。

2024年2月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

そのまま額縁に入れて飾れそうなぐらい好きな画が沢山。衣装もあのパフスリーブ可愛すぎる〜!可愛く着こなすエマ・ストーンがずっと可愛い。
ベラに段々と翻弄されていくダンカン。マーク・ラファロの演技もすごく良かった。
自分の心や体の望みとしっかり向き合って、自分で自分を幸せに導くベラの成長に目が離せない。人の一生が詰まってるぐらいの密度の濃さ。
あーもー、これすごく好き。

フェミニズムが濃いと言われたりもするけど、ひとりの人間としての成長譚だし、やたらに脱いでるのにエロさが無いの。
エマ・ストーン自身もプロデューサーとして参加してるからか、そこは一貫してて、ものすごく見やすかった。
クスッと笑える人の愚かさとか、手放す愛とか、140分あっという間だったな。

【パンフレット 940円】
珍しい右綴じのパンフレット。ゲ謎は和風で縦書きだからだったし、ライトハウスは漫画が掲載されてるからと理由は色々だけど、このパンフは目次があって、表紙にはムービーウォーカープレスの文字が。雑誌だから右綴じなんですね。
すごく読みやすく、ページ数もたっぷり表紙合わせたら52ページも!
さすがムービーウォーカー編集で作られてるからか読み応えもあるし、デザインや写真も良かったです。

ゆたかちひろ