「圧倒的ファンタジー」哀れなるものたち motoさんの映画レビュー(感想・評価)
圧倒的ファンタジー
『女王陛下のお気に入り』の映像美が好みでまたコンビを組んだ映画とあらば観てみようかなと、ただエログロだとは聞いていたので気分にそぐわないかもしれないと思いつつ、少々世間に疲れて刺激を欲していたのもあり鑑賞
冒頭から不穏な空気感をまとっているので呑まれそうになったけど、ベラの成長と呼応するように物語に引き込まれて退屈する暇もないという感じ
ベラの純粋?な発言や行動がコメディでもあり、哲学でもあり、打算もなく欲望のままに生きる姿は確かに実験体だ
今作の美術や衣装がまた圧倒的でこの造り物感がファンタジーであることを証明しているようだ
評価が真っ二つに分かれるだろうなとは思うけれど、映像作品として素晴らしい事は間違いないだろう
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humさんのコメント
2024年2月9日
こんにちは
素敵なレビューですね。
退屈する暇もない。たしかに!
欲望のまま生きるベラの姿がマネのできない現実に刺さりながら、内なる心をかえりみるような作品でした。
motoさんのコメント
2024年2月3日
とんでもないです
拙いレビューですがお読み頂き恐縮です
個人的にどこかでファンタジー認定しないと重い感じになりそうだったので、自己防衛反応だったかもしれませんが、それを感じさせないところが素晴らしいなと思いました
ゆきさんのコメント
2024年2月3日
こんにちは。
とても素晴らしいレビューを拝読させて頂きました!
打算もなく欲望のままに生きる姿は正に実験体!←痺れました!
鑑賞後、疲労困憊。体力回復して万全の態勢で2回目挑みたいです。