ドミノのレビュー・感想・評価
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評価が割れるのも分かります
催眠超能力者との戦いの話が、途中の「ほぼ」ネタばらしから、ガラリと別の話になる。
それまでの緊迫感は薄れSF的な絵柄になるので、人によってはつまらないと投げ出すのも分かる気がする。
しかし、キングの「ファイアスターター」を思わせる超能力者家族の物語として、とても面白いと思ったし、続編があればぜひ見たい。
ポプテピピック!(笑)
これも、PVで知り「ロバート・ロドリゲス」がスリラーで、「ベン・アフレックが主演か。」と気になり鑑賞。
面白かったですよ。
ただ、使い古された「現実か、虚構か」ネタで、目新しさは無いですね。
良い出来の佳作といった所でしょうか。
何と言うか、敵がショボい?政府機関とか、世界征服、兵器とか言う割に出て来てるのが、どこぞの空き地にコンテナ並べて赤いジャケット来てる連中。技術者っポイ連中なのに荒事もやらされる。追う連中は、特殊部隊みたいなフル装備な連中、出せなかったんですかね。
言葉で凄そうな話してるのにそれに見合うスケール感か出ていない。予算の都合でしょうか?
演出、仕掛け、ネタばらしの見せ方などは、「流石、ロドリゲス」と言ったところですが、如何せん小品風味が残念ですね。
『CURE』の催眠効果が日本製のアルコールなら
『CURE』の催眠効果が日本製のアルコールなら、
hypnoticのソレは南米製のオピノイド系薬物、、、
のようなストーリー展開。
意識を解体して再構築する。
キュビズム的にまで解体してしまうと、
映画では抽象的過ぎて混乱してしまう、
インセプション程度なら理解可能か、
いや、
これくらいの解体、再構築にしておこうとなるのなら、
いっそのこと、
フロムダスク的展開を期待してしまった。
【蛇足】
『がんばれベアーズ』の不良少年ケリー、
ジャッキー・ヘイリー、まともな役(まともじゃないけど正面から良い芝居をさせてもらう)をやるようになってきて嬉しい。
反則気味
B級SF映画っぽい。
「インセプション」「テネット」「イノセンツ」など、連想した。
一家3人の写真を見たとき、娘と母の風貌が違いすぎて、どちらかが「違う」んだろうと思った。もしかすると娘は存在しないのかも、とか考えたがそっちじゃなかった。
これは特殊能力者による催眠術で実は幻でした、で何でもありにできるので、夢オチの都合良い話っぽいのは否めず。
要所要所で「真実」に導く手がかりや痕跡、伏線が残されており、「真実」への謎解きはあるにはあるんだが。
人がばたばた死ぬが、それもほぼ幻、というのは良かった。
潜伏場所総攻撃のところは実際にばたばたですかね。。
Hypnotic同士の戦いでは、より能力の高いほうが勝つのは必然。
なので、能力者一家がヘリでいなくなった後、その場にいる最強のヒプノティックは…、と考えたらやっぱりそうなるか、ではあるけど、状況を考えると辻褄が合わない。反則ではと思う。大事なラストなのに。
無駄を省いてタイパよく、ちょうどいい長さでした。
抱えていたイオンシネマの、Sサイズなのにバケツに入ってる(うれしい)塩味ポップコーン、バターオイル多め掛けを全部食べ終えたところで終わりました。
何でもあり?
「謎解き」や「どんでん返し」系の作品においての禁じ手の一つに「夢オチ」というのがあります。今さら説明する必要もないとは思いますが、実はこのお話はすべて夢でしたというオチのことです。当然、夢の中のお話ですから、論理的な種明かしの必要がないため、筋書きは何でもありとなります。
本作はこれに近いものがあり、これだけ催眠術で相手を自在に操れてしまうと何でもありと同じで、序盤は興味深く観れましたが、途中からは何が起きても驚けなくなってしまいました。せめて、催眠術にもここまでは出来るけど、これ以上は無理というような線引きというかルールが欲しかったです。
また、最後の最後に撃たれたはずのデルレーンが起き上がりますが、あれも驚けないばかりか、あれはドミノ(ミニー)とデルレーンのどちらの能力か上だったにしても辻褄が合っていないと思います。ドミノの方が強ければデルレーンは撃たれているでしょうし、デルレーンの方が強ければ撃たれたふりをする必要はないと思いますので、あれは観客を驚かすためなのでしようが、やり過ぎだと思います。(私の考察が間違っていたらごめんなさい)
追記>
夢オチは禁じ手と書きましたが、その中にも面白い作品は沢山あります。夢オチが絶対駄目という意味ではありませんので誤解のないようお願いします。
パンフレットは1色ページ多めで サイズが小さいのに1,000円は高い。
以下ネタバレ
ベン・アフレックが演じる刑事が
娘を探す過程で、
催眠術を使う敵を見つけて
追いかけるという序盤は
まわりくどい追いかけっこをしているなと思いました。
催眠術はどうやら
架空の世界の幻影を見せる超能力らしい・・
ということが判明した中盤あたりから、
何でもありな雰囲気になって
まわりくどい追いかけっこの
まわりぐどい理由が説明される展開となりました。
実はこの世界は〇〇だった!
「ダークシティ」「13F」「マトリックス」
「トゥールマン・ショー」「インセプション」など
世界の転換が面白い映画と比べると、
「ドミノ」
は転換の見せ方がチープすぎて、
架空の世界が
赤ジャケット&白スラックスのスタッフ達と
簡易看板のハリボテで表現され、
チープなコントに見えて失笑しました。
「実はこの世界は〇〇だった!」ジャンル映画の
センスオブワンダーな楽しさがなくなってしまう、
ベン・アフレックが演じる刑事の配偶者の女性の
説明台詞の多さも
チープな印象を強めていました。
ベン・アフレックが演じる刑事の娘も
わりと近くの農場にいて、
赤ジャケット&白スラックスの集団のアホっぽさを
強調していました。
ですから、ラストの戦いは緊張感なく、
どこかコント風味で
娘の超能力と敵のボスの超能力の
幻影合戦もチープでした。
ラストに敵のボスが実は〇〇でした
という締めくくりは、
ベン・アフレックが演じる刑事の娘より幻影能力が強いという事でしょうから、
赤ジャケット&白スラックスの集団や
簡易看板のハリボテは
いらなかったのでは・・・と思うラストでした。
あと、パンフレットは1色ページ多めで
サイズが小さいのに1,000円は高いと思いました。
ドミノを倒すな
大好きなタイプの映画だと思ったので期待大で観たが、やや微妙だった。
どんでん返しのどんでん返しのどんでん返しの…、という構想の話で、成功すればものすごく面白かったと思う。でも、この構想を実現するシナリオが非常に難しかったということなのだと思う。
何が真実なのか不安になり、現実がゆらぐ。このタイプの話は、「インセプション」とか「メメント」とか「シャッター・アイランド」が成功例だろう。
話の筋は複雑だが分かる。でも、展開にいちいち納得感がない。どんでん返しで謎が解けるというより、むしろどんでん返すたびに「いやいや、おかしいでしょ」ってなってしまう。
ヒプノティクスの組織は、主人公のロークに「レヴ・デルレインを見つけろ」という言葉の謎を思い出させるために12回(?)もロークの娘がさらわれた、という同じ筋書きの物語を演じさせていた、ということだけど、この物語はゴキブリを踏みつぶすところまでやたら細かく決められているにもかかわらず、どうして思い出させるためにこんな筋書きが必要なのかの必然性が全くない。
主人公が物語の中で「レヴ・デルレイン」の秘密に迫り、それが解明されそう、という寸前で主人公が「これは現実ではない。レヴ・デルレインの秘密を解明してはいけない」と気づく、という展開だったら、納得できただろう。
この映画の一番の見せ場は、これまでの壮大な話はすべてセットみたいなはりぼての街で行われていたこと、と明かされるところ。
このシーンもうまくはまればすごく面白く観れたのだろうけど、納得感のなさが邪魔をしてうまくはまれなかった。
終盤の展開で、「催眠にかかっていたはずの主人公が、実は催眠にかかっていたふりをしていただけだった」、というところは、どうやって催眠から覚醒したのか、種明かしがほしかった。もし主人公の前もっての計画だったというわけでなく、偶然とか根性で主人公が助かったのだということになってしまうと、「本当の黒幕は主人公自身だった」という最後のオチが成り立たなくなってしまう。
あと、最後に主人公の家族がさわやかすぎる笑顔をしていたのに違和感があった。主人公も敵もお互いに催眠をかけられる状況にあり、何度もどんでん返しがあったのに、なぜ主人公の家族は、「またこれがどんでん返しになるかも」と思わないのか。普通は現実に対する疑いをもってしまうだろう。
シナリオのディティールはともかく、面白い構造の意欲的な映画だということは評価したい。主人公ははじめは何も知らない巻き込まれタイプだけど、最後はすべてを知っている黒幕になる。さらわれる娘ははじめは無力な救うべき対象だけど、最後は最強の存在になる。相棒のニックスの立場の変化も面白い。
そういえば、主人公が娘のいる家に行ったとき、きれいに並べられたドミノを倒したの見てびっくりした。並べた人に許可とらないで倒すなんて、ありえないでしょ! 映画観ながらこんなこと考えるのって僕だけ?
ポンポさんならこう言うね
ロバート・ロドリゲスくん
こんな素晴らしい構想を
94分にまとめるなんてすごいじゃない
90分のわかりやす〜い作品は
砂漠のオアシスって感じよ
昨今の長すぎる映画に辟易している
多動とか頻尿のお客に配慮なしの
世界中の監督はポンポさんの言葉に耳を傾けるべき
ワルサーP38の使用者はおらず??
娘が行方不明となり心を病む主人公ダニー。突如現れた異次元能力をもつ男こそが真相を知ると、彼を追うダニーだったが…と言った物語。
最序盤、超人モノ作品に飽きて久しいワタクシですが、図らずも超能力に対する耐性をもちつつも、それを除けば何物でもない一般人が強力な能力者に挑むという展開がユニークだと思い、心をガッツリ掴まれたんだけどなぁ…。
それに加え、結果論ですが細かな点はわからずとも、展開としては割と序盤でもう粗読めてしまうというのも。逆に、各々の強さとかそのあたりはハッキリわからず。
冒頭5秒、既に騙されている…
上述の通り、展開は予想通りだが細かな点はよくわからず、騙されているというよりは混乱させられているといった感じで、唸るようななどんでん返し感や爽快感はなかったかな…。そしてワタクシ、やっぱり子供は少し苦手なのかな…。。
とは言え、最序盤はかなり高ぶったし、やはりベン・アフレック氏はカッコ良いですね‼
この方の主人公感は凄い‼
今後の作品にも期待したいです。
家族を取り戻せ!
クリスタルキングの「愛を取り戻せ」のようなタイトルを付けてしまった…差し詰めベン・アフレックがケンシロウで妻と娘がユリアといったところか。ちがーうっ。
邦題が「ドミノ」なのは原題だと「最強の催眠術師」となるからか。もう、まんまやないけ。ドミノはパパと娘の趣味やった。以上。
悪夢は続クーよ、何処までも〰️
何がリアルで、何を信じるのか…😞
現代のネット社会を切実に語りかけている気がした
日本にも御船千鶴子というこれに似た能力に長けた女性がいたが、アメリカなんかではよりリアルなのかも…
To be continueかなぁ✨
最終兵器息女
本来、設定すら明かされていない「冒頭5秒で騙される」ことは有り得ない。
(予告やあらすじを見てる前提の作品は三流だし、そこで極端なミスリードをするのも卑怯)
しかし「もしかしたら」の期待は捨てきれず、鑑賞。
…全編想定内でした。
他者を操る能力が出る以上は、何かしらの異能、あるいは電脳世界含めた異世界であるのは必定。
結局はこの範囲からはみ出せていないのだ。
娘を隠してたのが主人公側だったり、最後にボスが生きているのもよくある展開。
むしろ、どうやって娘の支配から逃れたのか、それなのに何故主人公たちを見逃したのかと疑問が湧く。
そもそも最強の力があれば大量殺戮の必要もなく、能力の開発をやめさせることも可能なハズ。
愛する娘に何させとんねん。
エージェントの経歴すら把握していない組織、オリンピックの入場と見紛う派手なジャケット。
そして12回もの試行の末に身につけた抜群の演技力。
必要なのか疑問を感じるハリボテのセットも含め、彼らは映画を撮った方がいいのでは。
とはいえ、これは様々な作品に触れてきてしまった弊害でもある。
この手の仕掛けに不慣れな方には面白く観られるレベルには仕上がっていたと感じます。
娘役の雰囲気はよかったです。
結局誰が1番レベル高いのよ?
4年前に誘拐されて行方不明の娘を捜す刑事と、なぜか娘の写真を追いかける人を操る能力を持つ男の話。
特に何かを唱えたり触れたりする訳でもなく、幻視をみせるは人を操れるはって。最早何でもありですね。
何が起きているのか、何をさせようとしているのか、誰がマウントをとっているのかと先が読めない展開ではあるけれど、何が起きてもどうせこれも…とも思えてしまうから、あまり盛り上がらず、やっぱりねという感じになってしまう。
急に解説のように全てが説明されて、回りくどっ!っていう印象がw
しかもこれってエンドレスじゃ?
シーズン何とかとか言ってなかなか終わらないアメドラ観てるみたいな感覚かな。
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