ドミノのレビュー・感想・評価
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たまらないB級サスペンス
はっきり言うと。
何を書いても、ネタバレに結びつく内容だわこれ。
なのであまり書けないのだけど。
「行方不明の娘を探す、刑事」の話。
から予想斜め上に進み。
仮想世界的話(マトリックスとかね)は苦手だけど、大雑把なので大丈夫。
「今の自分のこの世界は、本当の世界なのか?」って。
そっちへいくのか!とびっくり😱。
原題はHypnotic(催眠)。
なのを邦題「ドミノ」にしたのは大正解。馴染みのある言葉だし、内容にも関係してる。
ドミノ倒しのように、パタパタ〜って進むのが、つぼ。
まー、劇場で是非という感じではないけど。おうち映画でいいかな。
あとエンドロール直後の「!!」な映像があります。
最強じゃんっ!!
あの脳力、私も弟子入りしたい!
催眠術のその向こう側。
ストーリーが進むにつれて、どれがホンモノ?誰が何?どれがどれ?と異空間に迷い込む感じが、ゾワゾワした。
で、『ハイっ!どーーーんっ!』って種明かし。
こんなちゃっちぃセットで、何年もずっと繰り返されてたのか!?という衝撃w
最後の最後に答え合わせして終わり。
最強の家族が生き残ったけど、あの家族は普通に暮らしていけるのかな?
組織は本当に壊滅したのかな?
その後のストーリーも見てみたい気もするw
もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな
ていうくらいの催眠術?パワーがあるんだから、娘を捕まえないといけない意味が分からない。
主人公たちがいる施設も、家族三人で写真撮れるような場所に行けるので自由があるのかないのか。
例えばデルレーンのパワーを無効化出来ちゃうとか、そんな能力だったら狙われる理由がわかる気がするんだけども。
13回目スタートになってから、エキストラ役の職員たちがシーンに合わせてわちゃわちゃしてるのが面白かった。
こんな事を、12回も!?
個人的にはうまく騙してもらえました
前半に感じていた「ご都合主義的な展開だな」と思ってた部分が、後半の答え合わせで腑に落ちたので、一本の映画としてはそこそこ楽しめました。
ただ、肝心の「超能力」に関して根本的な説明もなく、便利な概念として使われてるだけなのは残念でしたし、結果的にスケールの小さい話だな、という印象は拭えず、結末も「本当にそれでいいの?」という気持ちで劇場を後にしました。
なお、続編があっても期待しません。
ラストの種明かしのシーンで頭がメッチャスッキリする作品。 本年度ベスト!
アクションシーンに迫力はあるものの、ぶっちゃけ中盤までは理解不能(笑)
中盤から少しずつ本作の仕掛けが解き明かされ、出だしから騙されていたことに気が付く(笑)
でも最後の種明かしと回想シーンでスッキリ!
回想シーンは何故か笑えます。
ゴルフカートに爆笑(笑)
これから鑑賞予定の方は情報を遮断しての鑑賞を推奨。
そして前半は良く解らなくても我慢していれば最後で本作の面白さが解ると思います(笑)
刑事のダニーの娘が誘拐され、誘拐された娘のヒントを辿る感じのストーリー。
そんな中、他人を自由に操る事が出来るウィリアム・フィクナーさん演じるデルレーンが登場。
この2人を中心にしたアクションシーンが良い!
そして中盤から本作の本筋が見えて来てからのストーリーに引き込まれた!
多分、誰もが予想も出来ない展開。
ハンパ無い家族愛の作品だった!
あまり詳しい事は書けないけど、ラストのスッキリ感はお見事!
本当のラストにも騙される(笑)
続編ありそうです( ´∀`)
スリリング
タイトルなし(ネタバレ)
米国テキサス州オースティンの刑事ダニー・ローク(ベン・アフレック)は、ちょっと目を離した隙にひとり娘のミニーを失った。
たしかに、先ほどまで目の前で遊んでいたはずなのに・・・
いなくなってしまったのだ。
連れ去った犯人はまもなく逮捕されたが、犯人の少年はミニーをどこへ連れて行ったのか覚えていないという。
あれから5年。
ロークは、いつものようにセラピーの前で目を覚ました・・・
といったところからはじまる物語で、その後、近くで銀行強盗が発生、相棒ニックスとともに現場に急行、銀行近くにいた不審な中年男性に目を付けるが、その男は不思議な能力を有していた・・・と展開する。
「冒頭5秒で騙される」というフレコミなので、身構えていたが、映像が出る前に原題「HYPNOTIC」が出たところで、「ははぁん、催眠術のハナシですか」と想定が付く。
というか、「HYPNOTIC」って「催眠」の意なので、ネタバレでもなんでもないわけで。
すると映画鑑賞歴が長いものだから、『テレフォン』みたいに催眠術にかけられた人間爆弾のような映画か?とか、余計な勘が働いてしまう。
ま、当たらずとも遠からず。
そういう要素もあり、『インセプション』的要素もあり、のゴッタ煮感覚のサスペンススリラー。
(『インセプション』よりも『バーチャル・ウォーズ』に近いかも)
だが、もっとも近しい感じを抱いたのは『炎の少女チャーリー』。
謎の組織「ディヴィジョン」は、『炎の少女チャーリー』の「ザ・ショップ」のようだし、眼帯かけた男性も出て来るし、そんでもって最終兵器が少女で、父親が少女を守ろうとするというのも、まんまの設定。
途中、ネタバラシ的な構造はヒッチコックの『めまい』を踏襲しているが、映画が面白くなるのは、その後。
深層意識世界を描いた『インセプション』では、「現実世界では主人公たち、眠っているだけやん!」とロドリゲスはツッコミを入れたのだろう。
本作では眠っているだけでない。
その上、「映画って、こういう張りぼてセットで撮ってまんねんで」と言わんばかりの映像をみせ、それで面白くさせるという離れ業を繰り出している。
ロバート・ロドリゲス監督、ほんとうにB級ムービーが好きなんだねぇ、と今更ながら感心。
<追記>
念の入ったことに、『バーチャル・ウォーズ』の主演ジェフ・フェイヒーまで登場させているのには恐れ入谷の鬼子母神。
ウィリアムフィクナー見たさに鑑賞
構想20年と言われて納得
ヒュプノシス(催眠)
人を意のままに操りその間の記憶を失う
技法が異なるのか定義は曖昧だが
ポイントは対象者の催眠へのかかりやすさ
かかりにくさに依るところが大きい
ということ
恐怖症の克服に催眠を用いる
といった有効利用もあるようだが
科学的根拠もはっきりしていない
催眠を犯罪に利用した例は
19世紀に存在するそうだが
それが催眠によるものかの立証が
難しいのである
という知ってるようで知らない
ジャンルをテーマに
ロバート・ロドリゲス監督が
構想20年練った今作
どうだったか
その構想が始まった
2000年代初頭と言えば
マトリックス等の仮想現実ものが
流行っていたのを思い出し
その頃のテイストの作品に
感じました
つまり古臭さでしょうか
どんでん返し系なんですが
思い出しても
序盤から節々にあえて雑
というか違和感がある作りで
なるほどとさせてくれるとこは
あります
ただなんというか
催眠をかける瞬間の演出が
なんだかチープ
テイストは深夜にやってる
海外ドラマみたい
原題はHypnoticですが
それをドミノに変えたのも
どうでしょう
ドミノってタイトルの映画
結構多いんですよね
パッと浮かべるだけで
トニスコとデパルマのやつが
あります
ドミノには「頭巾」「仮面」
という意味があり確かにそんな
シーンもありましたね
あと某時間逆行映画で出てきた
シーンと同じロケ地が出てきた
のはちょっと笑った
確かに20年前の構想を
現在のCGエフェクトで再構築
するという意義はあると思いますが
もう少しかなぁという感じ
ただあの終わり方
続編やんのかなぁ
ただの匂わせエンドだと思うけど
10年前に観たら傑作。ベンアフレックはカッコいい。
『かつてない映像体験!かつてないギミック!かつてないどんでん返し!』
確かに、10年前なら。
映画が好きで、今までこれ系の映画をいっぱい観てきた人で、このギミックが分からない人は居ないのでは?
マトリックスのようでもあり、ジャンパーのようでもあり。(続編があるかもね?と匂わせて実は無さそうなところもジャンパー風味。)
映画としては面白い。
けど、驚愕!!大どんでん返し!!の興奮はそこまでではなかった。Netflixや、AppleTVの特別ドラマ的に、ライトに鑑賞する作品として面白かった。
ロバートロドリゲス監督はこの映画の構想に20年かけたらしいのだけど、20年かかって今になるなら、構想を10年で切り上げて公開すれば良かったのにと思わざるを得ない。遅い。2023年では、もう驚く仕掛けじゃなくなっているのだ。
でも、ベンアフレックはとてもとても良い。
特にラスト、敵と対峙する時の立ち居振る舞いが素晴らしい。
身体中から強者の余裕が迸り、陽炎のようにその身を包んでいる。お父さん最高。
ベンアフレックはカッコいい。
鑑賞動機:予告8割、ベンアフ1割、フィクトナーの不気味さ1割
エンドロール含めて本作単独なら、「そう言う趣向だったんだ、へえ」で済む。でも続編とかいらない。誰が誰の手のひらの上で踊っているのか、を無限に恣意的にひっくり返せるのだから。ずっと後出しジャンケンし続けられるようなものだもの。
娘が誘拐させるのはリーアム・ニーソンだけじゃないよ!
予告編を観た時は
「娘が連れ去られる映画は
リーアム・ニーソンの特許では?」
なんてバカな事を思ったが…そっか。
あの予告編以外全部ネタバレなんだ。
ジャンルは書いて平気だろう。SFですよ、これ。
「デスペラード」「スパイキッズ」の
ロバート・ロドリゲス監督的なSFです。
この“的な”がポイント。
ずーっと騙し合い劇だった時は
矛盾も感じてたのだが
“あのポイント”からは
“理由というフラグ”が立ちまくるので
「まいっか!」みたいに物語を楽しめた(^ω^)
ずーっと騙しっぱなし!!
それを笑える方向けですね!
それにしても「ドミノ」ってタイトル。
原題の「ヒプノティック」で良かったんじゃない?
「ヒプノシスマイク 」のおかげで
今の日本人、そんなに覚えにくいワードじゃない気が…。
面白いが、B級映画感。。
本日観てきました
ベン・アフレック見たさでしたが、
全体的には面白かったです
…が、映画観で見るほどかな?と思ってしまいました
・既視感
インセプションに似てます。自分は大好きですが、設定が微妙。催眠状態になってから、夢遊病のように動いてると笑ってしまいます。ずっと寝てるままで良くない?周りの人も映画の撮影みたいで大変そう笑
・悪役
プリズンブレイク俳優のウィリアム・フィクナーは最高でした。序盤はハラハラドキドキで見れます。でも、科学組織の目的がイマイチで、チープな感じがしてしまいました。国家の秘密組織としてくれればまだ良かっです
総括
主人公の目が覚める(現実に戻る)までは楽しめましたが、後半、カラクリがわかってからは嘘ホントの区別イマイチで、感情移入できず。。自由になっても、これからこの人たちはどうやって生活するの?人も沢山殺して…とか思ってしまいます(余計なことですが)
あとアクション増やしてくれればもっと好みな映画だったかと。
二転三転して話がぼやけた
エンドタイトル中の謎のエピソード
決してアンフェアではないが、まあ、過剰広告だわな。普通のサスペンスでのどんでん返しかと思ったらそうではなかったわけだし。
まあ、普通のストーリーだとさすがにネタ切れしているわけで、こういう展開にもっていくしかないんだろうな。みなさんのレヴューにもあるように、エンドタイトル中のおまけ映像で謎が深まってしまってわけわからなくなったわ。
何度か騙されました
さて、”現実”を見る時間だ──
予告の時点でワクワクしていた分、
本編も存分に楽しめた。
娘を誘拐された警官による、
信じ難い超能力バトルの行く末がこんなところに着地するとは…。
最初は有りがちな警官VS黒幕という展開から、
まさかの「そっち側」に居た主人公VS機関、
果ては家族VS機関…。
いやぁ、最高だった。
前半はよくありそうな刑事ドラマ。
とんでもな敵に翻弄されながらも、
娘を見つける為に翻弄する主人公。
仲間を失いながらも、
決死の覚悟と心の痛みから覚醒…!?
…かと思いきや。
「周りを見て」の合図から赤服の機関の連中が現れ、
今まで見せられていた前半の展開をすべて崩される。
「主人公が娘を誘拐?」
「妻は機関の連中?」
「あのおっさん…こんなところに…」
このシーンに移ったあとの奥さんとの会話を見ながら、
「壮大な離婚劇か?」とツッコミを入れた。
奥さんが娘さんを取り返す為に、
主人公を逆に操って我が手中に…?
ハリボテセットを慣れたように歩く主人公、
モブとなる赤服達、
動きに無駄が無い。
13回目によるイレギュラーがあったにしろ、
過去12回の流れまで完全一致なのすげーわ。
そして逃げ出す主人公。
「あーあ、こいつが黒幕かよ最高か?」
とか思っていたら、
ドミノ崩しを始める主人公。
序盤の写真の伏線がここに出てくるとはねぇ…。
ドミノの構成も虚構の世界が崩壊するように、
一本道から曲がり角、環状線のような空間から建物。
小さな力が巨大化していくように、
娘さんの力も強大になったことによる伏線…なのか?
そして終盤。
遂に直接対決を図る主人公VS機関。
昔の思い出を懐かしむように、
娘さんに抱き寄る奥さんを洗脳するかのように、
めっちゃな眼力の娘さんによる「虚像の崩壊」。
「これは現実世界じゃない!」
うん、まじで現実じゃ無かったわ。
ここまで来ると奥さんがどうなるかの方に意識削がれたけど、
ここでも2度目のどんでん返し。
「主人公が一方的な悪」と思わせ、
幸せな生活を取り戻す為に奥さんを洗脳しているかと思いきや、
記憶の「復元」を試みていたとは…。
家族丸ごとドミノ計画にぶち込まれ、
ふたりとも機関の一味。
そして互いにリセットしたことにより記憶が無く、
主人公補正によってすべてを取り戻す。
何が言いたいか?
結局娘さんすげーんだなぁと。
しかもこれラストの展開からして、
エンドレスループじゃないですかやだぁ…。
でももしかしたら、
最後のシーンが本当かも?
実は主人公はあの銃撃戦で死亡、
あのおっさんだけ生き残りヘリで帰還するところ…とか。
もしくはそもそもこの舞台すら何かの実験で、
本当は何も解決していない…とか。
いくらでも考察は出来るが、やめておこう。
だって「この世界も『現実』とは」証明できないのだから。
我々も誰かの掌で踊らされているのかもしれない。
このレビューも陰謀だというのか…!?(それはない)
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