ドミノのレビュー・感想・評価
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超能力で人の心を操る犯罪者というのは無敵過ぎてしょうもないと思った...
これは予測不可能!
ロバート・ロドリゲス監督の割には・・・
はじまりは好きだったが…
複雑な状況設定とその種明かしに追われベン・アフレックもドラマも埋没した残念作
自分がどこの誰なのかわからない、この世界がどういうものかもわからないまま、次々に自分も世界も変わっていく――というパターンはSF作家フィリップ・K・ディックの得意パターンで、とくにシュワルツェネッガー『トータル・リコール』はその典型だった。
本作は完全にそのパターンを踏襲し、催眠術らしきもので操られた人々による犯罪が多発し、それを捜査する刑事の周囲の人々も操られ、やがて刑事本人も操られようとする時、突然世界がひっくり返って、実は刑事本人もその操る側であり、彼を取り巻く世界も人々も操るために偽装されたものだった――というもの。
今ではさほど驚くこともない設定と展開だが、前半は娘を誘拐された刑事の苦悩や、奇怪な事件の捜査がなかなか見せるが、後半になると謎解き解説の部分がやたら多くなって、ドラマ部分はどこかへ吹っ飛んでしまったかのような趣が残念である。
『トータル・リコール』の場合、同様な設定の中、シュワちゃんの大活躍による痛快アクションSFを堪能できたが、本作の場合、設定だけで手一杯で、ベン・アフレックもその中に埋もれてしまった。
驚愕のドンデン返し
張りぼての夢
ルパンジャケット…
インセプションを思わせるような空間の歪め方。超能力を使った誘拐犯?と娘を奪われた刑事の対決を冒頭思わせるが、事態は超能力開発をする政府機関?から娘を守るために隠し、機関に取り込まれた妻を取り戻すために娘の能力成長を待ってから、機関全員をおびき出し、ぶっ殺す復讐劇。まさかの展開が面白かったし、何より機関の赤ジャケットが奇妙だった。エンドロール後、フィクトナー、そうきたか〜!!
当たり、と思ったら蛇足あり
劇場で見ても良かったな。面白い。
筋もしっかりしてる。最強はモチロン成長した娘です。>組織(そのリーダー)>夫婦>おさな娘、の順
ストーリーも矛盾してないし、何でもありというわけでもない。(娘が成長するまで組織に勝てないので待つ必要があった)
あえて言うならン、インセプション風なシーンはなくても良いが、より面白みが増す要素になってた。原題が心理学用語の催眠的な英語らしいが、ドミノにしたのも正解。どんな物語か一切わからないまま、二転三転を楽しめた。秀作。
追記、エンドロール後もあるのね(見ない派なので困る)これは蛇足だな〜。上記の格付けでスッキリ終わってたのに、これじゃあ、なんでもあり感が一気に増して星マイナス0.5
サスペンス映画というから観たのに
天下のケツ顎俳優のベン・アフレックをマ王は好きなんだけどねぇ〜
特に「トータル・フィアーズ」と「ペイチェック」の彼がデタラメ感が飛び抜けてて好感触だった(悪口ではない)
さて今作のベン・アフレックだがケツ顎を右に左に振り回して娘を探す刑事を演じてる😶
で、マ王はてっきりサスペンス映画だと思って観たのよ😅
思いっきりSFじゃねえか😤
どうして設定が途中で怪しい方向に変わったんだ?と訝しんだらロバート・ロドリゲス監督でしたか💦
ならこの内容でも仕方無いし納得の範疇にしなくてはならない✨
何故なら彼は「フロム・ダスク・ティル・ドーン」で同じ手法を使っているからだ🥸
何でも彼が20年も温めてた企画らしいけど1996年公開から同じネタをどうアレンジしようかと考えてたって事なの?
まぁ兎に角、謎の組織が強いのかバカなのかよく判らんしラストを考察する限りじゃパート2も作りたいみたいな雰囲気だし🌀
ただし「フロム・ダスク・ティル・ドーン」もパート3まで作ったから、それも許される範疇としておこう😑
マ王はU-NEXTでの鑑賞だったのでそうなったのかもしれないが、鑑賞中ずっとピザが食べたくて······
映画館での鑑賞オススメ度★★★☆☆
サスペンスよりもSF度★★★★☆
サスペンスよりもロドリゲス度★★★★★
誰が正しく、誰が被害者か、またはその逆も・・・
どんでん返しは面白かった
でも、主人公に絶対的な正義があるのかわからなかった
「組織」も絶対的悪のように描かれていないので
全滅させるしかないという流れに少し違和感が・・・
お嬢さんの内なる「悪」を感じてしまい、そちらのほうが怖かったです
でも、面白かった
ほぼ事前情報なしで観たら——
Amazonレンタルで鑑賞。
ロバート・ロドリゲス監督、ベンアフ主演以外の情報をまったく入れずに観たせいか、劇中の仕掛けにほぼ全部ビックリしたし、メッチャ楽しめた。
寺沢ホーク氏の「下町のインセプション」という表現はまさにピッタリで、映像や世界観、ストーリー、大体インセプションの1/10くらいの規模だし、劇中でやろうとしている事も近いんだけど、でもそこは良い意味でロドリゲス監督ならではのインディー魂や作家性が溢れていて、クライマックスでベンアフが真実を知るあのシーンは、まんま「映画」と物語がリンクしていて感心してしまった。
まぁ、観終わった後思い返せば「アレ?」って思う所も結構あるんだけど、少なくとも観ている間は全然気にならないのは、ロドリゲス監督の上手さなのかも。
ミッドクレジットの“あれ”に、続編作る気マンマンだという意見も見るけど、個人的には続編云々より「“あれ”を入れる方が映画が締まる」から入れたと思うんだよね。もちろん続編を作るチャンスがあればやりたいのも本音だろうけど。
ほぼ90分の上映時間も含め、一切ストレスなく観られる作品全体のスケール感もとても好ましい。
面白かったが2度は見られない。
物凄く、複雑にしてあるエスパー物。スター・トレックのホログラム関係のストーリーやクリストファー・ノーラン監督作品をリスペクトしているのだろうが、全く内容は目新しくない。
え!?
二匹目の『どぜう』は美味くないよ。
国家権力の悪事でなけりゃおかしいのに、一部の企業の陰謀と言っている。それは、全体主義国家の言い訳だと思う。そう言った陰謀を野放しにしている国家自体が病んでいるのだ。もし、こういった考え方が残ったとすると、全体主義国家のナチス・ドイツの迫害する根拠が、ユダヤ陰謀論に合ったとされる味方と同じになる。
そう言った人物を生み出す。個人が悪人なのではなく、そう言った事にあやつられてしまう人々が野放しになる。それが大問題なのだ。
色々と絶妙なバランス感覚で成り立つ作品
ハッタリに次ぐハッタリ!なんじゃこりゃあ!?の展開がテンポ良く、テンポ良すぎて置いてけぼりにされる感覚が嫌いだと絶対面白くない本作。
個人的には悪くなかったのだが、これは観る人を選びまくると確信した。これだけ説明している様でしていない説明とネタバラシを繰り返されると飽きるものだが、90分程度にまとまっているので関心する間もなく気づくとエンドロールを眺めている。「ものすごい組織っぽいけど構成員少なすぎでは?」「結局それぞれの目的は?」などなどツッコミどころは多く、もっと金かけて時間伸ばして丁寧に作れば傑作だった?とも思ったが、そうするとこのテンポ感疾走感は失われてまさに"催眠術にかかった様な感覚"は表現できないのかもしれない。
いや、そんな大したことを狙ってやっているわけでも無い様な気もするが。
続編撮る気マンマンな終わり方で、監督は撮ると言ったら撮る男なので続編はあるのだろう。一応期待して待ってみる。
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