ドミノのレビュー・感想・評価
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良い作品ではあるが終盤の展開が雑
中盤の主人公が催眠から醒め、序盤の違和感が次々と解消されるシーンや、端役で登場した人物が再度登場する演出などは面白いと思った。
一方で、お互いに相手が強力な催眠をかける能力を持っていることがわかっている割には、主人公側も敵側もこの能力に対する警戒が甘すぎる。そのせいで終盤のストーリー展開にはご都合主義感があった。
終盤の雑な展開は少し残念ではあったものの、序盤の緊迫感と中盤の伏線回収は完成度が高いため、これだけでも十分に観る価値はある作品だと思う。
サイキックウォーズ
こういうどんでん返し映画は観客は端っから脳みそフル回転で見るから、観客の予想の十歩どころか百歩上を行ってほしいところ。しかしまあ、五歩上といったところか。
ヒプノティックなる言葉が劇中出る前から、散々テレビスポットで煽りまくっていたもんだから、この主人公の今存在する現実も噓なんだろうと誰もが予想する。案の定、後半でそのからくりが明かされる。そしてそこからの二段落ちに観客は否応なく期待する。さあ、驚かせてくれよと。
だけどその落ちは驚くほどのものではない。まあ、そうだろうねくらいのオチ。どうせなら全ての設定覆すくらいのオチが欲しかった。
例えば最初から機関の構築世界で主人公が右往左往してるのもすべては強大な力を持つ娘が作ったものだったとか。全然かまってくれない両親に対して娘が作り上げたもので、みんな彼女の操り人形でしかなかったみたいな。
なんか、結局ラストはかなりこじんまりとしてしまった。エンドロール後のどんでん返しは続編を示唆してるのかな。続編なんてさらに何でもありのサイキックウォーズになりそうだけど。
まあ、鑑賞中は楽しめるけど、見終わったら何も残らないかな。
微妙な永遠の後出しジャンケン
最初からこの夫婦にこの子は生まれるのか?不自然と思ってましたが当たりでした。その後も後出しジャンケンは続くのですが、そもそも組織がショボすぎませんか?そして、デルレインさえいれば娘はいなくても世界征服できそうと思いました。
ラスト生きてるなら、なぜあっさり逃亡を見逃したのか?見てる人の逆張りばかり狙って話しに深みのないロドリゲスらしい一作でした。残念。
予告や宣伝で台無し
「冒頭5秒でで騙されている」という宣伝(失笑)で、本編は小道具による音を使ったカウンセリングのシーン(個人的に『ゲット・アウト』が思い浮かんだ)から始まるので、ギミックはお察し。
捕まらない男デルレーンの"簡単に周囲の人間を操れるという設定"のせいで、刑事VS犯人のアクションもそんなに盛り上がらないし、そもそもスクリーンに写っているのが誰が思い込んでいる映像なのかがわかりづらい。
延々と貨物列車が続いているシーンは見ていて面白かったが、予告にもあるし、
「娘を探す刑事VS絶対に捕まらない男」をテーマにしたアクション映画として宣伝したほうが、どんでん返し"は"楽しめたと思う。
原題が『Hypnotic』なので、催眠とか幻覚が絡む話なのは明確だが、そのままだと「冒頭5秒でで騙されている」という宣伝が使いにくいからドミノにしたのかな?
なんかいろいろ釈然としない
みんな大好き足元グラグラ系SF
途中まで何もかも中途半端だなぁと思ってました
どこかで見たようなパッとしない展開
ヒロインにしてはポッと出感のある女
SFっていうか超能力モノかぁ〜うーん...な感じ
救いはウィリアムフィクトナーだけ(超個人的価値観)
フィクトナーの謎めいた顔、全然強そうな見た目じゃないのに醸し出す何故か無敵っぽい雰囲気が好きなんですよね。
と思いきや!中盤でドミノっていうよりオセロのように世界の要素が次から次へとパタンパタンと裏返る展開!好きよ、こういうの。
あの教習所みたいな場所でファーストシーンをやり直すのは非常にフレッシュだった!
早く言えばシャッターアイランドをもう少し素直に面白くした感じw
アイツも?え、コイツまで??
ファッ!?ソコもかよ!!感がたまらない。
90分でここまでやってくれりゃ上等も上等。
ただ、世界がクルリンパする絵面、この作品のキラーショットだったんだろうけど「弱インセプション」以外に言いようがなくて、もうちょい何とかならなかったのか?
「構築世界」を表現するのに当たっては、この作品だけの、既視感の無いフレッシュな表現が必須だったと思うんだけどなぁ。
予算はしょうがないけど、そこはアイディアでカバーしようよ...スタッフ関係者誰も「インセプション」見てませんなんてあり得ないんだから。
でもまぁ、そこ以外全然楽しかったですよ。ありがとうロドリゲス!
海外ドラマの最終回の様なラスト
いま、私は誰に騙されているのか?
どういう騙しをしてくるのか?! 騙されないぞ!と、色んなところ色んな人に目を配って身構えてましたが、えっ、そこかー!! 予想外の展開で非常にわくわくしました。
そこから先もテンポ良く二転三転の展開。誰が敵?誰が味方?誰は信用できるの?と神経研ぎ澄まされっぱなし。こんなの思いつかないなーというアイデアと、こんな状況になったら怖すぎる~と緊張しながら先が気になるサスペンスストーリーがドキドキ怖くて面白い。
アクションシーンや、カメラワークも良く映像的にも楽しめました。ベン・アフレックは監督や脚本も素晴らしいですが、役者としても知的な格好良さがあって素敵。
キラーズ…を予約して行ったら映画館を間違えていて(泣)、急遽、気になっていた「ドミノ」を見たのですが、当たりでした。
席は最後まで立たないで下さい。
仮想空間的映像を使った魅せ方を多様し、娘救出の為謎の勢力と戦う刑事の奮闘
お話はSFというよりも、国家の秘密裏のプロジェクト機関から生まれた、軍事用とも国家権力なや民生を含めた揺動を目的にしたものからの、それぞれの勢力の争いか。SFというより、超能力的な作用による人の揺動作品。疾走した娘を探す刑事ベン・アフレックと、謎の占い師アリシー・ブラガがメインに、娘ジャッキー・アール・ヘイリーを探す。
不可解な銀行(観るものも)での事件よりストーリー展開が始まり、テンポよくアクションから謎へのプロローグ。
画的には、どこか観たことのあるような?→「インセプション」「マトリックス」的な別次元的なものを見せる?体験?の様な錯覚?洗脳?催眠術? 的な要素を物理的な機器がでるでなく、説明で観るものと刑事を納得するもしないも、どんどんストーリーは展開。
刑事ダニーの視点から占い師ダイアナの関係性、娘の謎に至るお話は、二転三転するが、解決か?からのつくり+家族愛構築が見え、楽しめた。
★Digital音響鑑賞 シネスコサイズ
★重低音 ★4
★音圧 ★3.5
★分離度 ★4
★サイド(左右、後、活躍度)★3.5
★サラウンド ★3.5
全体的に、スクリーン側は左右、中央、よく分離して出ているし、客席側左右後方とも血同音収録してあり使われ、使わないときも、サラウンド音響として、劇場内の一体感を出していて、重低音を適所に使い、良い音響を響かせている。
🎞個人的好み度(★1~5) ★4.5
最初はゾンビ映画かと思ったよ
初めての『ゾンビ映画』鑑賞した気分www悪いやつに操られてしまう世界で自分だけが正気を保っていたらリアルゾンビワールドに入り込んでしまった感覚になるんだろーなー、なんて考えてたらアレよアレよと言う間に展開に次ぐ展開。
なるほどね!そーゆーことか💕と納得。世間ではインセプションっぽいなんて言われたりもしてるみたいだけど全〜然違った。そして嬉しいことにノーラン的な観てるうちから陥る混乱みたいなものは無く、スッキリ明快でわかりやすい‼️(←コレ大事✨特にこの後映画鑑賞が3本控えてるとなると…ねw)
わかりやすいのはいいんだけど、流石に終わり方が突然過ぎやしない??いくらコンパクトに1時間45分にまとめてくれたからと言ってもさ〜、あまりの呆気なさにエンドロール始まる前にお席を立つ人多数……〜と思ったらエンドロール直前にもう30秒アッターーーーーーーーー!!!そしてこの30秒がめちゃ重要なヤーツーーーーーーーー!!!!!!!
お先に帰ってしまった方々、帰ってきてーーーーーーー
というわけで、これから鑑賞する人はしっかりエンドロールが始まるまではお席を立たない様に💜
予想外がどんどん起きる!
まず予想してた映画じゃなかった
•主人公が能力使った時は少しがっかりしたけどいい意味で裏切ってくれた!
•途中から難しくてわからなかったところもあった、、
タイトル「ヒプノティック」じゃダメなの?
この映画は何回どんでん返しを味合わせれば気が済むのか。
最後の最後の最後まで油断できない脳内洗脳サスペンス。
エンドロールが始まっても席を立っちゃダメですよ!
終盤一気に始まる怒涛の伏線回収からの、更に畳み掛けるごとく続く追い打ちのラッシュ。
いつの間に?というかもはや何でもありなので、もう逆に騙される事が気持ち良くなってきて見終わった後は清々しくも感じられました。
わけ分からんがなんか凄いぞって(笑)
それにしてもなぜ邦題が「ドミノ」なのか。
相変わらず邦題のセンスの無さに呆れてしまいますが、映画としてはハチャメチャで面白かったです。
一体誰が最後に笑うのか。
ただ1つ言える事は…
皆さん、もう騙されてますよ😂
叙述トリックが嫌いな人は観ない方がいいかも
中盤で主人公が覚醒した時は、はぁ?って思いましたが、最初のどんでん返し以降は納得の展開でした。
騙されるために観る映画です。
こういうの大好き。
ただ、エンドロール直前のシーンは完全に蛇足。
あえて詳しい理由は書きませんが、ハッピーエンドが良いとか、そういうことではなくて、要らないんです。
迷宮
ノリ切れない…
疑惑点や不明な事がかなり多い前半だが!
神様PKディックと名匠ジョン・カーペンターを連想
映画「DOMINO」とても面白かったので何か書き留めておこうとしたら浮かんだのがこの二人
デビューから追いかけてるロバート・ロドリゲス監督のSF大作はHIPNOSIS(催眠術)の軍事、政治利用がテーマのハイテンポでスリリングなジェットコースタームービーでした
終映後浮かんだのはディックの描いた傑作SF小説群
ストーリーが似てるわけじゃなくて見えてるものが現実か虚構か倒錯する感覚がまさにディックの世界観
阻害される孤高の主人公は短編「ゴールデンマン」のミュータントを連想
演出の手法はテイストのよく似た世界を描くのが得意なクリストファー・ノーランのような計算され尽くした醒めた視点ではなく、私が愛してやまないジョン・カーペンターの独特のB級感が薫り立つ泥臭いが力強い演出法を連想
90分少々に見事コンパクトに纏め上げられた本作は観る価値ありのオリジナルSFでしたよ
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