あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のレビュー・感想・評価
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これはホラー映画なのでは…
"遠い国のふしあわせ 対岸の火事なのか そんな歴史の涙さえも 誰も見過ごすつもりか"
まず、私は原作を読んでいないので、映画だけを見た感想になりますが、
結論、「福原遥演じる百合は"何か"を分かっていないのだった…」というぞっとするオチでは?と思います。多分監督はそんなオチにしようとはしていないので、この評価です・・。
現代篇の設定が2023年ですから、ロシアとウクライナの戦争は既に始まっています。
そんな中で、「戦争がない時代に生まれたかった」という彰の手紙に対し、「日本は平和な世の中になったよ」の百合のセリフで興ざめです。
彰はそんな日本に留まるスケールで話をしているわけではないはずです。彰はそんな狭い視野を持っていません。哲学書を読みふけっているならなおさらです。にもかかわらず、ましてや日本の隣国が戦争当事国であるにも関わらず、よくもまあ百合はそんなこと言えるよな、という話です。
戦時中のシーンで百合が非国民扱いされた際に、彰が「いや、本当に悪いのは警官をこんなにさせてしまった"何か"だ」と発言していたのを聞いていなかったのか。"何か"の意味を分かっているのか。なぜ、板倉が加藤に反論したときに寺岡が殴ったのか分かっているのか。
「百合はラブロマンスは経験したものの、"太平洋戦争の反省"は何もしてませんでした。」という怖いオチにしか私には見えませんでした。
その一方で、出撃前夜に彰含め4名が、この命は悠久に生き続ける、と発言されていたシーンは心に来ました。思いが生き続けているこそ、今の日本があるのは描かれていた通りだと思います。
だからこそ、現代において自分の属する国家が結果として殺戮を容認する姿勢を見せようと、同意しない、という姿勢を持たないといけないのでは?と思うのですが、そこまで百合には伝わっていないんだろうなあ・・と感じるのです。
小説で内容知ってたけど号泣でした。良い映画
今の自分の状況に不満を持つ百合が、戦時中に今を必死に生きる特攻隊の皆さんや鶴さん、千代ちゃん達の姿を見て、感じて、いかに今の自分が幸せか、少しの不満があっても将来を生きることが出来る自分がいかに幸せかを学んで、しっかり今を生きていく姿に感動しました。
百合はタイムリープしてるので、戦争に負けることや特攻しても無駄だと分かっていて、その言葉を繰り返すけど、戦争を繰り返してはいけない、絶対にいけないという強い思いを感じましたし、生きることの大切さを同時に教えてくれます。
とても良い映画だと思います。素直にそう思います。
細部が描写されていればよいのだが
題材は興味があったのだが、細かい設定が雑でした
百合が、経済的理由で進学をためらったりするが、現代では奨学金もあるし、
なんとスマホがiPhonePROなのに、金銭的に困っているのかというツッコミでした。
なぜ、進学しないのか、父をどう思っているのか、あたりがはっきりせず
夜中に、傘無しで飛び出すのも?だし、洞窟にごろ寝はきついかな、とか。
零戦の描写はほとんどなく、兵隊さんとの交流が主だが、
そもそも、百合が未来から来た話をしてないし、最初服装が違っても誰も不思議に
思わないのかな、まあ戦時の話は全部百合の現代の夢と考えればそれでいいのか
逃亡しようとし、上官から咎められるシーンも、それでも軍人かぁ!ドカーンと殴る
流れだろうが、今の映画では暴力シーンも憚られるので、なかなか殴らない。
現代で、資料館で泣き出すところも、あまり説明が無いので、全体的に、見る人が
自分で考えて、感じる話なのかな。
退屈はしないけれども、泣ける話なのかは、ちょっと?でした。
ディテールが残念でした
この映画は、鹿児島知覧の富屋食堂の鳥浜トメさんの物語(実話)と特攻隊員の話も実際の逸話をまねたのがほぼほぼで、オリジナリティーは現代の少女がタイムトリップして恋に落ちるだけですが、知覧特攻隊、鹿児島の話かなと思いきや、最後の課外授業で主人公が行ったのは茨城県の予科練平和記念館だったと思います。
せっかくなので課外授業は、鹿児島にある知覧特攻平和会館か万世特攻平和記念館にしてディテールにこだわって欲しかった。
不思議な体験
百合がタイムスリップして不思議な体験、特攻隊員に恋をするストーリー。ちょっと涙した。彰役の水上恒司くんが爽やかなイケメンで野球やってるシーンはかっこよくて、やっぱり好きになっちゃうよねと思った。好きだけど妹的な存在で通して最後の手紙のシーンは泣けた。好きって告げないまま、百合の花胸に忍ばせて飛び立つ、このシーンも泣けた。松坂慶子さんの温かい台詞回しもなんかホッとする。やさしいお母さんってかんじ。坪倉さん、先生役がはまってました。
甘く見ていたが最高だった!!
ありきたりのストーリーだろと言う方はいますが、原作者も映画化も誠実で丁寧な仕事をされていて、結局これ以上の仕事はないのだと強く感じました。水上君も凛々しく、1945年の人物は皆、成り切って演じていたと思います。出発時の彰の表情が良かったです。遥ちゃんの「彰…会いたいよ…」を思い出すだけで泣けます。終盤で主人公が料理をして、お母さんが嬉しそうにしていて幸せに感じました。キャスト欄に津田寛治(警官役)の名前がないのが謎です。
王道だけど泣けます
特攻と恋愛と言えば泣かせる為の映画
わかっています。
ラストまでのプロセスまでの流れ
俳優の演技
全部個人的には合格点。
そしてラスト特攻に行く場面
好き同士2人の切ない別れ
涙は出ません。
そして現代に戻ってからの手紙くだり
完全に読める展開
だけどここで涙腺崩壊・・・
してしまいました。
単純に泣けるいい映画だと思います。
感情移入できない、内容薄い、キャストで成り立ってる
原作を読まず、口コミも見ずに行って後悔しました。
まさかこんなにもつまらないとは思いませんでした。
映画の後半で啜り泣く人が複数見受けられましたが、どこに泣ける要素があるのかわかりません。私は感情移入しやすく映画や小説を鑑賞するとよく泣いてしまうのに涙目にすらなれません。
百合は事あるごとに「そんなの可笑しい!!」と言い、自分の意見を押し付け他人を慮る事が全くないこんなにイカれてる18歳凄いなと逆に関心。成績優秀でも地頭も容量も良くないタイプ。
自分の意見を言う事は素晴らしいです。ただ、自分の言いたい事だけ言い、迫られたら怯え最後は彰に助けてもらうと言うご都合主義感満載でした^ ^
彰は純粋で真っ直ぐな所が好ましく愛してたと手紙に書いていましたが、百合にそこまでの価値を見出せないです。脳内お花畑感ある百合を見て現実逃避したかったのかと考えました。しかし、百合は感謝を全くしない、自己中心的、彰に助けて貰ったのに又火災の中心部へ戻ろうとするイかれた女性です。どこが愛おしく感じられるのでしょうか。
空襲後、空襲による火災がまるでなかったかの様に普通に暮らしてて怖いです。足首を怪我してたはずなのに普通に歩いていたのも怖い。彰から百合に手紙が残されていたのを知り、感情が溢れ?やっぱり見送りに行こう!の流れも意味不明。彰を見送った後、何故すぐに現代も戻れたのがわかりません。
最初百合は終戦前からあった小屋、雷が軸で時空移動したのかなと思いましたが、彰が飛び立った後気絶し現代に戻るえ??????なんで?????時間移動の原理、共通点どこ???
中盤あたりで水上恒司くんがデーモン閣下に見えるシーンがあり笑ってしまいそうで大変でした。
水上恒司くんは中学生日記で福原遥ちゃんはマイマイまいんで知っており、どちらも好印象だったから見れました。
引きずりますよかなり
映画になる前に原作を読んでいました。この原作を読んでいた時に実写化するなら絶対に水上浩志(当時は岡田健史)しかいないと思ってたのでとても嬉しくて期待してました。
ハッキリ言って想像、期待以上
評価の仕様がないほどに原作の晶がそのまま出てきた感覚
福原遥ちゃんはあんまり反抗期のような感じはちょっと似合わないんじゃない?と観る前は思っていたけど、全然そんなこと無かった。百合のタイムスリップする前と後での表情や態度の違いが細かく演技されてて本当に惹き付けられた。
水上浩志や福原遥だけじゃなくこの映画に出ている全てのキャラクターが本当に良かった。
特に伊藤健太郎。
映画の感想としてはみんな言ってるし分かってるとは思うけど本当に大号泣
私はティッシュやハンカチを持っていなかったので鼻水との戦いでした。絶対に持っていった方がいいです。
序盤のゆりの態度にはイライラしていたけどあんなに爽やかで心の優しいイケメンに助けられて恋に落ちないわけが無いこの作品は2時間じゃちょっと足りないかもとは思いました。戦時中の日本を体験した百合はいつもの生活をおくれているのは当たり前じゃなくて幸せなことなんだと考え直して表情から伝わってきて凄いなと思いました。
晶の百合を見つめる優しさと緊張が混じったような視線が本当にいい男すぎだし心が締め付けられます。そしてやっぱり周りの軍仲間も良かったです。特に石丸と千代ちゃんの2人が見てて本当にういらぶすぎでした。お互いに照れ隠しで強がっている感じが最高に可愛くて、最後明日出撃しますと告げた時に千代ちゃんが中々出てこなくて石丸がおーいもう行っちゃうぞ?いいのかーって言ってたところ本当に涙止まらなかった。そしてやっぱり晶の離陸直前が泣ける。悲しく寂しい顔をするのではなく覚悟を決めて百合に別れを告げるところが本当に素敵でした。前日の鶴さんのお店を出る時の幸せになれ(←セリフ合ってるかわかんないけどそんな感じの)ことを言ってて号泣。
社会見学本当に辛すぎる。斗亜の事が取り上げられていて、斗亜がこの晶や石丸たちの話や手紙を現代で伝えてくれたのかなとか想像してたらもうずっと涙が止まらなくなって、てか普通にずっと泣いてる感想しか言ってないけど。
とにかく、大切な人がいる人、日々の生活にうんざりしてる人、ストレスが溜まってる人、どんな人でもこの映画を一度見てみて。考え方が変わるかも、そんで号泣してデトックス効果
追伸
絶対に「あの花が咲く丘、で君とまた出会えたら」を読んだあと、もうひとつの小説「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい」を合わせて読んでみてほしい
またまた号泣案件です。
全体的によかったけれども
気になる部分としては空襲があり鶴さんが心配で食堂に戻ろうとして途中に動けなくなったのかそこが解りにくく次の場面で普通に食堂が出てきて『あれ?』と軽く混乱!しかもお互い無事でよかったなどの言葉もなく空襲がまるでなかったかのようで隣街で起きていたとしても心配する台詞がひとつでもあればわかりやすかったかなと思います!
後半は涙腺崩壊で切なく戦争資料館での場面は板倉さんが生きていまの日本をみつめそして決して忘れてはいけないその時を感じることができました。
しかしながら主題歌が流れた瞬間
サーッと覚めてしまい残念でした。
主題歌が映画とあっていて泣ける!という評価が多いようにおもいますが、正直、大人の事情を感じずにはいられなかったです…
歌詞を寄せすぎなのか
無理に裏声をだされてるのを感じたのか
あまり詳しくはありませんがいつもの?
低音な心にやさしく語りかけるような歌いかたのほうがまだよかったのかもしれません
勝手なイメージとしては
女性歌手の方がよかったかなと
どちら目線でみるかでかわってくるとは思いますが主題歌って大事だなと改めて思いました!
内容の薄さ
泣けると大絶賛されていたのでかなり期待して観ました。とにかく薄い。
主人公の良さが全く伝わりません、命を捨てることは無意味だと覚悟を決めている隊員たちに言い放つシーン、そんな事隊員たちも心の奥底で分かっているのではないか、ただ世間は当然それを許さない、また自分達まで無意味だと認めてしまったら既に特攻で亡くなった仲間達の死は?また、空襲で彰に救われたのにまた焼け野原に突っ込もうとしたり他にも頭がいい設定とは思えないほど幼稚な主人公にイライラして、彰が何故主人公をそこまで気にかけるのかが分からなかった。焼け野原になったのかと思いきや町もお店も何事も無かったかのようにあったのも謎だった。鶴さんとはぐれてあんなに心配していたのに気づいたら居るし。あんなに良くしてくれた人なのに、生きていて良かったと抱き合うシーンなど少しでも欲しかった。彰の感情もあまりないように感じた。性格上人前で涙を流すタイプではないのは分かるが、本当は行きたくない、もっと生きたいなど、もっと縋り付くような描写があったら感情移入出来ていたと思う。もうすぐ死ぬというのにあまりにも淡々としすぎているように感じた。手紙の内容もいかにもお涙頂戴な感じの綺麗な文章すぎて全然のめり込めません。ですが出撃のシーンは綺麗で、百合を抱えて飛ぶというのも素敵でした。百合の丘も綺麗でしたがそれだけです、まあ現世に戻って百合の丘で生まれ変わりと再開するなんてチープな終わりでは無かったのが救いです。絶賛されている程のものではありません。
日本人として知っておかなければならないこと
現代の日本から戦時中に
タイムトラベルをした少女の
成長記でした
はじめは
百合の日常生活の環境への
不満が、
理解できるも
いらつきます
まぁ今どきで。
あちらへ移動したあとは
ひたすら
せつないことばかりで。
志願
という呪縛が
あの時代にどういうものだったのかが
いやでもわかる
スクリーンを通して
込められたものは
あの人達の思いが
現代の幸せな世の礎になったこと
を知れば、
それを受け取った我々は
百合のように
なにかが変わるはず。
そんな思いでした。
目を閉じた後に浮かぶのは
コクピットには
共にいく、家族写真や人形。
燃料ではなく
爆弾を搭載しての片道切符の
陸軍特攻機の隼。
月夜に照らされた美しい百合の丘で
匂いたつような甘い香りに
つつまれた世界観。
胸に秘めた思いを伝えた
資料館の彰の手紙。
最後に彼らが見ただろう
夏雲に覆われた青空。
たしかにあった
あの時代を
今の世に伝えるために‥
おすすめ
なんか考えるだけで泣けます。
小説は自分あっておらず気になってはいたものの読まずにいた作品でしたが映画化されるということで観に行きました。
結構序盤から先々のことを考えると涙が出てしまって正直終盤はずっと泣いてました笑
特に主人公が私たちと同じ現代人の役だったのでさらに感情移入しやすかったのと出てくる役者さんがすごく違和感なくするっと入っていてよかったです。
一度だけ見る予定が次の日朝から2度目の視聴です。2度目は流石に泣けないだろうと思い近場だったのでハンカチを持って行かなかったのですが一度見ているからこそ知っていることとかこの後こうなるよなとか考えてしまい2度目の方が号泣してました笑
2度目は知り合いを連れて観に行きましたがわたしがフライング泣きするから泣ける場面だとわかっちゃったと言われましたがそれでもたくさん泣いていたので相当泣けると思います^^その知り合いはほんっとうに久しぶりに泣いたそうです。
この映画はより若い人が見ると感情移入しやすいと思いますよ。特に板倉くんは18歳で主人公と同い年ですし自分が18歳で同じぐらいの歳の子が行ってしまうと考えたら(しかも愛している人を置いて)また泣けそうです。
その時の時代の「自分で志願してきた」というが百合からすればほぼ半強制なのではないかというところやそろそろで終戦なのに、、、というこちら側の感情をはっきり言ってくれる百合さんにたくさん感情移入できてより最高です。
ちなみに私は行く2日前の野球のシーン、その日の夜のシーンがわんさか泣けました笑
また見ると思います笑
ほんと、どの世代にも見て欲しい作品です。
もちろん原作と違うところとか、こここだわってほしかったなどおっしゃる方も多いですが小説を読んでいない私や単純に映画を楽しみたい方は否応なしに見た方がいいです^ - ^
つくづく戦争って愚かだなと
自分の愛する人が特攻に行くとなったら、自分は間違いなく発狂すると思う。あの時代の日本に本当に恐怖を感じた。
最後の夜、百合が彰に駆け寄った時、みんな何も言わずにその場から去ったシーンがよかった。
若者向けの戦争映画
蛍ちゃんが、母ちゃん!
もう少し現代を描いて欲しいなぁー
また、タイムスリップした世界もなんでJK姿?
それに対してのとこも、なかったかな?
しかし、淡い恋は、ええなぁ
あの百合畑、何処にあるの?
「5番機、遅い」
pomodorosaさんのイラストが好きで気になっていた原作。
ただ、あらすじやレーベルが“10代女子向け泣き小説”っぽくて読まずじまいでしたが、当たってたかな。
正直何か極端にダメというわけではないが、全体的に薄かった。
親切にしてもらった百合側は分かるが、彰が百合に惚れる要素が“顔”か“運命”程度しか浮かばない。
好感度はお互い2日目からMAX、彰の掘り下げは皆無。
千代や娘、許嫁など隊員の愛するものも描かれる(加藤のみ何もなくて可哀想…)が、触れるだけ。
板倉の脱走より、メイン二人を描きなさいよ。
タイムスリップの理屈はどうでもいいが、あの時代に行った理由も戻ったきっかけも判然としない。
父の自己犠牲と特攻隊の対比は分かるが、そこには触れず、彰の夢を継いで教師を目指す。
過去に来た当日にキャラメル舐めて「甘い…」にも違和感があるし、最初以外は現代に戻ろうともしない。
服や建物も、どことなく小綺麗で作り物っぽさが気になった。
女子高生はそろそろ無理があるものの、福原遥は好演しているし、やはり声がいい。
水上恒司も悪くはないが、男性側では伊藤健太郎の3枚目おちゃらけキャラが良かった。
しかし何より、この作品を支えていたのはツル役の松坂慶子さんだと思う。
クラスの嫌味女子も必要性を感じないし、色々入れすぎてメインが描ききれていなかったのが最大の難点。
良くなっていると思う
原作とは少し設定が異なる。
百合は中学生→高校生になり進路を決める時期
家庭環境はシンママ→父は人を助けた際に亡くなっている。
この変更で爽やかな終わり方になっている。
映画の冒頭、百合は亡き父を恨むような発言があったが、彰が自分の未来の為に命を捧げた事を知り、彰の夢であった教育者を志すと同時に、父が未来の命を繋いだ事に気付く。
百合の軽率な発言に加え、飛行機や軍服の描写などもリアルさに欠け、戦争物としては中途半端だが、この未来に繋げるというメッセージ性を持たせた事は良かったように思う。
最後に彰にすがる百合のシーンや、人形と共に出撃するシーンなんかはグッと来るものがあったので、泣けるシーンは幾つかある。
細かいところでは福原さんは左利きの為、戦時下に左利き?っていう違和感。
彼女は右利きの演技も出来たろうにと思う。
若い人に見てほしい
何度も何度も涙を流してしまいました。
特攻隊に対して私も、なんでそんなことをするんだろう?どうして自分の命を捨ててまでそんな行為をしなければならないのか?と思っていました。その当時はそれが普通で当たり前だったということを踏まえても理解ができませんでした。この映画を見てそう思う当時の人がいてもおかしくはないよなと改めて感じました。皆が皆、お国の為と思えるほどの軽い行為ではない為本音では死にたくない、行きたくない、家族と一緒にいたいと思う人がいてもいいよなと思っていました。ですが、他の作品等ではあまりその思いを持っている人が登場するものを見たことがなかったように思います。(忘れているだけかもですが。)だからこそ今回そういう思いを持った人がいることで感情移入しやすかったりそのうえで、自分の役割を果たさねばならぬ人がいることに胸が締め付けられる思いでした。
言わない方が良かったのでは?と思う方もいらっしゃるかとは思いますが、そういう思いを抱えていた人もいたという目線で見られる素敵な作品なのではないかと個人的に思いました。
たくさんの人が見るべき作品だと思いました。
話とキャストは良い!
キャスティングもいいし話自体はとっても良い。感動する。
でもわざわざそこで言う?みたいなセリフがめっちゃあったのとなんとなく脚本が不自然。
お父さんは戦争に行ってお母さんは焼死したって泣きながら言う子どもに日本は負けるんだよって言ったシーンは普通に怖かった。
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