あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のレビュー・感想・評価
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無理がある
原作は未読ですが……
ツッコミどころ満載すぎる
主人公百合の家庭が貧乏なことを住まいが市営住宅であったり母親の服装や仕事の描写、下着がボロボロだったりで投げつけて怒っているところまではいいが、百合が持っているスマホがカメラ3つでおそらくiPhonePro。 尚且つ大学行ける金を貯めて貰っている。高校生でそこまでお金事情把握できないかもだけどなんかなあ……
そして佐々木が百合に惚れた理由も薄い 一目惚れから始まった?(原作はもっとしっかり書かれてるのかもしれないけど)
百合の発言も自分が未来から来たと言うこともなく戦争や周りの特攻隊員たちを否定したり、見ててイタかった。というかあの時代ってああいう発言したら捕まるのでは……?独り言でブツブツ「もうすぐ戦争は終わる」「日本は負ける」とか危機管理能力なさすぎ。鶴さんも仮にも兵士たちのための食堂なんだから輪を乱して兵士が傷つく言葉やお上に逆らう発言して混乱させる百合を注意しないの?店自体取り締まられる危険性あるよね?兵士たちもよく毎回自分たちの特攻の意義を否定されて優しくできるな……と思いながら見ていた。
出会いは夏の猛暑か、もしくは戦争による影響での猛暑?その後桜のような花びらが画面の右側散る場面があったり、他にも時系列がおかしいと感じる場面が多々。早くても2.3日〜遅くて1ヶ月で特攻に行く(だったか)と言っているわりには余裕で1ヶ月経っていそうな描写。
空襲時鶴さんを心配して燃え盛る町の中へ戻る百合。あの炎の中生きているのも奇跡だし、時間の関係か鶴さんを心配している発言が多いわりに再会シーンもなく、店も同じような物がまた建っていて違和感。百合もかなり重いものに足を潰されていたはずだが怪我の影響なし。(1ヶ月なの無理がある)
登場人物たちの場面の去り方が違和感あるところも何回かあった。百合が警察官に詰られて佐々木が助けたシーン。鶴さんが一言だけ心配した旨の声を掛けて画角から去るように消えたり……本当に心配しているなら確認もせずすぐさま去らないと思う。
百合がちょくちょくチヨちゃんとハイタッチを「ハイタッチ!!」でいいながらするのも敵性語じゃんってハラハラした。
百合って頭いいらしいが何も分かってないし余計な一言多すぎる。
特攻隊脱走の件……みんなのこと家族だと思ってますと言ったその後に脱走し見つかったあとその相手を貶す隊員。あと2日で特攻に行きますという発言あったしこれあの集まりの後だよね?と時系列困惑した。見逃したら他の4人にペナルティとかないんだろうか。
現代への戻り方もこれで?!て感じだし消化不良。
色々と原作読んだら違うかもだし一度しか見てないから上記間違っているところもあるかもだけど、映画だけ見る分にはこういう感想でした。感動シーンは泣ける人は泣けるんだと思う。
涙なしには見れない作品
原作の焦点が恋愛だったので観るか悩んでいたが映画では焦点が戦争になっていて原作の浅さが薄れている点よかった。
百合が最初クラスでどういった存在だったのか、
百合がタイムスリップする場所は戦時中どのように使われていた場所か気になった。
正直日本の現状ではシングルマザーの貧乏より両親健在貧乏の方が進学するときには厳しい状況なのでシングルマザーのせいで進学できない訳がないし、死んだ父親を責めている主人公にまったく同情できなかった。
板倉が生き残っていて資料館に説明があったが、板倉は愛する人のために特攻から逃げる選択をしたことは現代において説明されても良いはずなのに病気が見つかって特攻を免れたとあり、歴史は事実通りに残るものではないのだと思った。
現代がいかに恵まれているか再認識することができる映画で観てよかったと思う。
めっちゃ感動しました
この映画を観る前は、特攻隊さんのことあんまり知らなかったんですけど、映画を観てこんなに苦しくて悲しいことが昔あったんだなと知ってすごく悲しく、辛かったです。感動したシーンは5番機のあきらが遅くて心配したゆりがあきらを探しに行こうとして、あきらが遅れてお店に入って来てぶつかるシーンが自分的にすごく感動しました。ゆりちゃんはすごくあきらのことが心配という思いが伝わってきました。
あきらとゆりが出会えて良かったです。
あきらはゆりちゃんと出会えて初めてもっと生きたいと思えたんじゃないかな、あきらの人生の中で愛する人が出来て良かったと思いました。
明日があるのは当たり前じゃないから、もっと人に優しくしようと思えました。
この今があるのは特攻隊さんや特攻隊さんを支えてくれる方たちのおかげで平和な日本があるんだなときずきました。
ほんとにほんとに良い映画です。
予告を少し見ただけでも胸が苦しくなって、号泣してしまいます。
続編待ってます!!!
同じキャストさんで続編期待しています!!!!
ハードルを上げすぎたか
今年一本目。
展開で気になる点はみなさんが指摘しているように気になりました。
時代構成など気になる方は気になるのだと思います。
1.戦争に負ける1ヶ月前なのでよほど地方でないと焼け野原だったのではないか。
2.あんなに優しい軍人さんや女将さんはいなかったのではないか。
きっと津田寛治さん演じる警官のような人ばかりだったのではないか。
戦争はきっともっと惨たらしいものだったと思いますが、綺麗すぎる印象。
彰の抑揚のある、それでいてはにかむような演技は素敵でした。百合はとにかく可愛い。
ただ百合をそこまで好きになるきっかけが見えず、、、
腹ペコ隊が飛び立つ最後のシーンで現在に戻ってしまうのも、え?これで終わりなの?と思ってしまいました。
彼らの死に際を見なくてよかったと思う反面、エンジントラブルで彰だけ戻るなどを期待していました。
浮浪児を百合が抱きしめるシーン、逃亡する板倉を見逃すシーン(特に曹長が涙を流しながら)は泣いてしまいました。
伝えたいメッセージは伝わりました。
精一杯私も生きていきたいと思いました。
観客も若い子達が多かった。
興味を持って見て、戦争を考えてくれるならとても意義あることと思いました。
良い作品です。それは間違い無いと思うんですが、僕は多分違う意味で涙が溢れました
どういうキッカケで戦争や歴史に興味を持つだろうかと考えれば、この映画は、それまであまり興味を持つ機会がなかった人達に、主人公同様に間違い無く戦争や平和を考えるキッカケとなる映画だと思います。
こういう作品は作られていくべきだと思います。
妻と子供と観にいきました。
ゴメンなさい。
ラストまで観れませんでした。
ずーっと、「こういう映画は戦争を考える良いキッカケになる作品だ。だから細かい事は気にしない。落雷でタイムスリップとか、良い良い。色々気になっても、良い良い。」
って自分に言い聞かせながら観てました。
本当にそう思ってました。
ただ、
頭の中に、ずーっと「ま、まぁ、別にガチのSFじゃないんだから…」と思いつつ
「落雷でタイムスリップって」から始まっちゃって
「主人公、なんで現代に帰りたいって思わないんだろう?母親に反感あろうと、正直メシもまずいし、スマホも無いし、コンビニも無いし…。タイムスリップしたら、現代に帰る方法とか考えてみたり…」
とかが頭によぎる訳です。
でも、一生懸命「そういう映画じゃ無いんだから。戦争を考えるキッカケになる作品なんだから」って観てました。
ラスト直前
滑走路で特攻機の衝撃を受け
「あっ、あっ、あっ…」って意識を失うシーン
僕は「え?あ?まさか?こんなんで現代帰っちゃうの?あ、いや、ちょっ、」
すみません
吹き出してしまいました。
心の中では爆笑です。
涙がとめどなく溢れるほどの。
流石に観客席、むしろすすり泣く声が聞こえてますので爆笑は出来ません。
でも、みんなが泣いてる中で僕1人が「このシーン笑えるわぁー」って思っちゃうと、もはや、そのギャップだけで笑えて来ます。
もはや、何で笑ってるのか分かりません。
笑いを堪えるのが必死すぎました。
でも、肩は激しく上下し、息は荒いし、
隣りに座っていた号泣モードの妻に悟られ
小声で、しかし力強く
「出てって!」
と言われました。
誤解の無いように言いますが妻とは本当に仲良いんですよ。
困ったもんです。
ただ一つ言わせて欲しい。
タイムスリップを題材に入れちゃったんだから、そこは、まぁゆるくても良いから、もうちょっと考えてよー。
じゃ無いと
笑っちゃうから。
どんなに「存在意義のある作品」でも、「最低限のリアリティ」とか、「リアルじゃなくても没入出来る説得力」とかを粗末にして欲しく無いなぁ。
ちゃんとした脚本を書いて欲しいなぁ。
結局そこで追い出されて、ラスト知らないし。
本当は現代には帰って無いのかもしれないし。
そもそも最初の落雷で主人公死んじゃってて、夢オチなのかもしれないし。
号泣
映画館で鑑賞したけどエンドロールが終わって、電気がついても誰も席を立たなくて、この後イベントでもあるのかと勘違いしてしまった。
みんな泣いていた
辛口の私は、全く泣けず。感動もなく。
なんだか残念な映画だったなという感想なんだけど、、、
ラブストーリーじゃないです
靖国神社へお参りに行くたびに、この国は貴方たちが望んだ国になってますか?
と手を合わせています。
主人公の台詞にも「私たちは幸せだよ」というシーンがありますが、本当に私たちは幸せです。
ストーリーの結末は、ほぼ読めてしまいました。
でも、いいんです。
ストーリー性よりも、メッセージ性とその演出力が素晴らしすぎるから。
まず始まりから、現代に戻ったらお母さんに感謝するんだろうな。
知覧特攻平和会館に入るシーンでは、あの手紙が展示されてるんだろうな。
大学受けるって言うんだろうな。
全部当たりました。
でも、いいんです。
わかっちゃいるけど、考えさせられる…
そこがこの作品のいいところなんです。
そして、肝心の戦時中のシーン。
セットやVFX、最高でしたね。
空襲シーンは怖かったです。
百合の丘は素晴らしいくらい綺麗。
松坂慶子さんの演技が泣かせてくれます。
鶴さんが百合に「兵隊さんより大切なものはないわ」と言った台詞は、
「命より大切なものはないわ」
と聞こえた。
彰が百合に「命を大切にしろ!」という台詞は、
死を覚悟した人間がいうから重みがある。
板倉が加藤に決して言ってはいけないことを言ってしまったときに、寺岡が板倉を殴るも、板倉を逃すシーンはいい脚本でした。
単なる戦争反対作品でもなく、戦争を美化したものではなく、一人一人の生き方にフォーカスされていた作品だったのも良かったです。
そして、この映画はラブストーリーじゃないです。
ありえないストーリーだけど、もしあんな経験をしたら、絶対に人に優しく出来るようになりますよね。
今日から、家族や同僚に優しくする努力をします。
心から観てよかった!
良かった。
良かったというのは、『あの花が咲く丘で、君とまた会えたら良かった。』の良かった。タイトルを信じて、また会えるって思い観ていたのに現代に帰って博物館で自分への手紙読むって何。良かったもしくは良かったのにというタイトルなら納得して観終わったけどね。
特攻寸前に彰が現代にタイムリープして百合に助けられて、平和な現代で死にに行くみたいなことのない世界を作った自分への褒美として百合と一緒になって末永く幸せに生きるという感じの話を期待して損した。
そのまま戦時中に残って奇跡的に生きて帰って来た彰とユリの咲く丘で出会い、そのまま幸せに生きて行くという話でも良かったのに。
他の方のレビューでは原作は違うとか。原作者はどう思っているのかな?
申し訳ありません
私がおかしいんだと思うのですが
不満でした
ストーリーは予想通り
特攻映画だと似たり寄ったりだよな
福原遥さんの演技が
色んなドラマやらと全く一緒
監督の命令なのか
高い声で一生懸命に主張するような感じの演技
もっと違う演技が見てみたい
ただ、柱に挟まれるシーンは良かった
日本が戦争に負ける、だとか
憲兵に刃向かうとことか
死ぬまでボコられるぞ、あの時代は
橋の上で見逃すシーンも
お!涙腺きた!と思ってたら
あの演技、冷めるわ〜
特攻機が飛び立つところ
滑走路にあんなに入ってもいいの?冷めるわ〜
一人一人挨拶してるとこも凄い良かったのに
なんだアレ
涙一滴も出んわ
男性陣は凄くカッコよかった
伊藤君、これからもっと頑張れ
キャラにピッタリ合ってた
あの笑顔が見たかったのよ
ちよちゃん役の出口夏希が主役だったら
号泣できたかもと思います
ココからマジメに
特攻なんてなんて事を思いついたんだろう?
実行したんだろう?人としてどうなんだ?
情報操作されて国民を欺いた挙句の
若い命のムダ遣い
許されることではない
戦争は人間の思考をおかしくしてしまうのだろう
でも、戦争は無くならない
あの時代に生まれてなくて幸せだと痛感
高評価多く、ゴジラ➖1.0で特攻隊を見せられ、本作もタイムスリップ物であり恋愛要素も低めとのレヴュー多しの為、鑑賞。
うーむ、どうもおじさんには刺さわらなかったわ。「永遠の0」でも「仁」でもなく考えさせられるものが無かった。
というのも空襲を受けて火だるまになっている街並みのハズなのに全く無事な鶴屋と、その周りの街並み。そして、お約束の救出劇。ラスト近く落ちてきた百合あての手紙を読むことなく走っていく百合。などなどおかしなとこ多数。
で、ラストの社会科見学の戦争の資料館での手紙の展示を、ごめんなさい素直に受け入れられなかった。
福山雅治の歌は良かったな。
ラストが...
原作を読んでいて、楽しみにしていました。原作通りの中学生だと無理があるかなとは思ってたんで高校3年生の設定なのはよかったかと思います。
ほぼ原作に忠実だったかな。泣きましたし。
ただね、ラストが。福山雅治さんの歌とともにスタッフロールが流れ、さあ!くるよね。と待っていたのにあっさり終わってしまった。他の方がラストの転生な感じがなくてよかったと言っていたけどあたしは反対。「また出会えたら」なんだから出会おうよ。転生あってもいいじゃん。そもそもタイムスリップだって夢物語なんだから。原作のそこんとこ映画では無くしちゃったのが残念でなりません。
案外と良い作品。予想通りの展開。でも泣けて、泣けて・・・。
おじさん一人で観に行く映画ではないとも思いましたが、こっそり観てきました。朝ドラコンビの共演ですが、案外と舞(まいん)ちゃんにも(やはり左利きですが)、吉本のボンの愛助にも見えませんでしたので、そこは大丈夫でした。また、大人の視聴に十分耐えうる作品です。
ストーリーは正直、予想どおりの展開であり、奇をてらっていませんが、むしろそれが好感を持てました。SF好きの僕はタイムスリップの原因を考えてしまいますが、まったく謎です。強いていえば、これから国を守るために死にゆく若者に、少しでも甘酸っぱい記憶を持たせてあげよう、という神様の御配慮と考えれば合点もいきますが。
戦時中、しかも末期にも関わらず、素性不明の少女、百合に対し皆さん親切です。家族を失った子供がそれだけ多かったのかもしれませんが、やはり美少女に対しては、時代を超えて親切なのでしょう。でも名前が「百合(ゆり)」で良かったです。これがキラキラネームだったり、髪を染めたギャルなら不審に思われたと思います。
帰宅後、家内にストーリーを説明したら、「昔の少女漫画みたい」、と。確かにそうかもしれません。
とはいえ、僕の心に突き刺さりまくりました。特攻隊員の無念さを全面に出す、という切り口ではなく、爽やかな前途有望な青年たちが、一人は胸に少女にもらった人形を抱いて、もう一人は胸に百合の花を抱いて、見送る少女たちに、笑顔で手を振って特攻に飛び立つ場面は、もうハンカチがグショグショです。さらに年長の隊員が持っている、妻とまだ見ぬ幼子の写真がでてくる場面では、画面が涙で滲んで困りました。
平和の大切さがとても強く伝わる良作と思います。また、日本を守るために散華(戦死)した先人たちに報いるべく、平和を尊び現代世界をより良く精一杯生きなさい、という現代の若者たちへのメッセージとも感じました。
随分前になりますが、僕は鹿児島県知覧の特攻隊の記念館にも、靖国神社の遊就館にも行ったことがあります。英霊の写真や手紙、遺書などは涙なくして見れませんでしたが、彰(あきら)から百合への手紙(遺書)を、現代に戻った百合が校外実習で訪れた特攻記念館で見つける場面では、涙がポロポロでて、ちょっと困りました。
原作より構成がよく出来てる。
私は映画を観た後に原作を読みました。
映画から原作の順に見た意見を書かせて頂きます。
原作の百合は14歳と幼くただの中学生の反抗期。彰もロリコンに見えてかなり不愉快で周りが言ってるほど原作は感動もできないし、とてもイライラしました。
でも映画は百合を高校生で設定していて、彰とも年が近く描かれてるので恋愛としても不快感なく見ることができました。
高校生の設定にしたことで反抗期に加えて進路という部分が付け加えられ、それが伏線になっているのもよかったです。
そして映画の板倉と百合は同い年で描かれていて『自分と同じ年の子がお国のためと命を捨てようとしている』という、戦争についても感情移入しやすく設定してあった印象です。
戦争孤児の男の子も少し怖いシーンではありましたが、原作より映画の方が戦争の恐ろしさをより引き立たせていたなと思います。
何より嫌だったので原作では彰が転生したと受け取れる描写があったことです。
戦争について描いた作品で、転生してまた出会うというのはあまりにも綺麗事すぎて私は嫌いです。
だからこそ、そういうシーンを描かなかったこの映画は本当に良かったと思います。
2時間という限られた上映時間でここまで綺麗に設定をまとめ、百合と彰の恋愛、彰の特攻隊の仲間達それぞれの思いの描写、戦争の怖さや悲しさを描ききったのは、俳優さんや女優さんの演技も相まって流石だなと感じました。
戦争の話を題材にした話はたくさん見てきましたが、1番この映画が何度でも観たくなるくらい好きです。
正直原作を読まずに映画を観た人達で原作を読もうと考えている人はあまり期待しないほうがいいと思います。
でも映画では彰の細かな心情や、特攻したときの描写が描かれてないので、彰について知りたい人は読んでみてもいいかもしれません。
恋愛よりも哲学的?
ストーリーを説明する気はありません。
哲学的って表現があってるのかわかりませんが戦争について主人公がいろんな人たちに物申します。そう考えると、思想のぶつかり合いだとかそういうのが多く、考えさせられる(?)的な内容でした。主人公が戦争に対し、the理想的な思想を持っており、相手に対し配慮とか引くことを基本しません。モヤッとします。
でもまぁ、中2ならそんなもんか、っていう感じです。自分も片親ですが、中2の頃は終始こんな感じで家事とかあんませず、自分の思想ばっか他人にぶつけてました。そういう点では中2の解像度は高い?
主人公と恋の相手である男はどちらも生前まで好きと伝えたりとか、キスシーンとか全くないのでめちゃめちゃ恋愛映画が好きな人はがっくりすると思います。逆に恋愛映画苦手な自分は比較的安心して(?)みれました。
あと家族愛大好き人間の自分にとってこの作品の家族愛はあまり響きませんでした。主人公がどうしてもヒスすぎるように感じます。
ここからは妄想タイムです。
「あの花が〜また出会えたら」とタイトルにまたがついてるくせに、丘で主人公と男がばったり出会うシーンが一度たりともありませんでした。だいたいどっちかが連れてって丘ですごす、みたいな。
まずばったり会うシーンが欲しかった。(普通にあったらごめんなさい)それと、現実世界に戻ってきた時、もう一度丘見つけて男の妹と会い、いもうとは「兄はどーたらこーたら」とか喋ったことで主人公が男の本音に気づくみたいな展開があったら面白かったんじゃと思いました。
未来はきっと素敵
原作を読んだ事は無いんですけど、特攻隊員との恋なので、ラブストーリーとしてはハッピーエンドにはなり得ないんですよね。
それでも、スターツ出版さんの人気作なので、良い成長物語になっているんだろうと思ったの。
それでですね、実際に映画を観て思ったのが、想像以上にしっかり戦争と向き合った作品だなと。
スターツ出版さん(の小説投稿サイト)の読者層って、これからの日本を担う若い世代だろうし、この映画のメインターゲットもその層だと思うの。
この作品に触れて、その世代の人達が心を動かされたのなら、彼ら彼女らの創る未来の日本、そして世界は素敵な物になるんじゃないかな。
生きてくれ!
女子高生・百合を福原遥さんが、特攻隊員・彰を水上恒司さんが、それぞれの切ない思いを丁寧に演じる。
鶴屋食堂の女将ツルを松坂慶子さんが、たおやかな魅力で演じる。その温かな食堂に特攻隊員が集うのも頷ける。
若き特攻隊員達が、次々と軍機に乗り込み飛び立つ姿に、徴兵の対象年齢の下限が27歳から25歳に引き下げられる法案提出とのウクライナの報道と重なり泣けた。
5、6人で並んで座る中学生男子達、中学生カップル、劇場内は多くの若者達で溢れていました。話題になった原作や主演お二人の魅力故でしょうか。
日本を護る為に若き命を捧げた特攻隊員達の「 生きてくれ!」という切なる願いが、今を生きる若者達へのメッセージにも感じられ、胸が熱くなった。
映画館での鑑賞
大好きな小説なのに…
原作ファンです。今まで読んだ本の中でトップレベルに好きな物語なので再現すべきシーンは忠実に習って欲しかった。
一ファンとして、戦争の惨さ、命と平和の大切さがたくさんの人に伝わるといいなと思っていたので、この映画として広まるのがとても残念です。
・まず小説の表紙絵の百合のイメージと主役の福原遥が大きく違います。
①中学生ではなく高校生(しかも実際は高校生ですらないので、彰の妹代わりっぽくは無いかなぁと…。初めは妹に見えていたのにいつしか惹かれていた!ってところがいいのに、なんだか普通に成人のカップルに見える…)
②見た目
③制服(個人的にはセーラー服が良かった…。ネクタイはさすがに昭和20年だと違和感ありすぎでは?)
④性格(原作はクールで強気なイメージ。そこがいいのに、映画は明るくて可愛いまいんちゃんって感じでした…笑)
・戦争や時代をもっと丁寧に描いて欲しかった。国旗がなぜか今の日本国旗だったり、異国の言葉を使ってはいけないのに「ハイタッチ」を普通に言っていたり、笑ったり楽しむ様子を見られたら「軍人様に失礼だ」と言われる時代にかなり楽しんでいたり。あの時代にそんな瞬間が本当にあったのかなぁ?
戦争で辛い場面の描写が空襲と特攻しかなかったのであまりリアルさを感じなかった。
・とにかくツッコミどころ満載。笑
空襲の百合の行動には思わずポカン。。
鶴さんが心配で川の反対に行く…??鶴さんだって川の方に逃げてるから今は自分の心配でしょ。
そして怪我して動けなくなるところで、「おかあさーん!!」と叫ぶのはさすがに高校三年生ではありえない…。あと次の場面で普通に鶴屋食堂も周りの街も戻っていてびっくり…。百合がどこに向かっていたのかさらに謎が深まりました
・展開が早すぎてついていけない…
恋愛の描写(彰の「かわいい」からの照れとおでこにチューはマストだよ😭)がほとんど無い。お互いいつ惚れたの…?百合がいきなり呼び捨てなのも違和感。
2時間に収めなければならないのはわかるが、タイムスリップの描写が雑。福原遥の演技がイマイチ入り込めない。
足りないなら野球のシーンとかを原作の場面の再現に回してほしい…
・役者さんの演技がいまいち…(上からでごめんなさい)
前述の通り福原遥が百合ではなく完全にまいんちゃん!って感じだったのと、水上恒司の棒読みはどうした…?硬い真面目な感じを表現しているのかな?個人的にはもう少し優しく柔らかで感情があるイメージだった。
★まとめ
映画はイマイチだと思った方、ぜひ原作をお読みください!!原作はめちゃくちゃ泣けるので…!!
金返せ
みんな泣ける泣けるいうけど泣けなかった
友達はめっちゃ泣いてた声出して泣いてた
なんか映画終わるの早く感じた
タイムスリップ何?WWWWW
サブカップルみたいな石丸くんとちえちゃん?の2人の所のが泣けると思った
彰が飛行機でラジャってやってるあの顔おもろくてツボった
改めて戦争は悲しいと思いました
タイムスリップした岩倉舞と肺病を病んでいないボン
ライトノベルの映画化と思って期待しなかったが思っていたよりはよかった。偶然にしても「らんまん」コンビの「ゴジラ-1.0」があるので、一つ前の「舞いあがれ!」のヒロインと一つ後の「ブギウギ」のボンがサンドイッチで主役という組み合わせもあるわけだ。開戦記念日に合わせての公開が偶然にも「ブギウギ」でボンが登場の前の週に封切り。伊藤健太郎が出ているので黒島結菜がヒロインだったら「アシガール」だ。
昭和20年の陸軍飛行隊所属なのに誰も軍衣の右胸に航空胸章と空中勤務者章を着けていないし営外の食堂が主な舞台なのに公用腕章や帯剣もしていない。おまけに履いているのは航空長靴であってゲートルと軍靴ではない。営内の個所でゲートルと軍靴を履いた出演者がいたので制作陣は知っているはずだが。主な出演者がゲートルを巻いて軍靴を履くのが面倒臭かったのか?
曹長が1人いるがボンをはじめとしてみんな伍長。何故?乙幹や少飛で伍長に任官したにしても一律に伍長にする必要などあるのか?おまけにお互いに「さん」付けして呼び合っている。地方じゃあるまいに。
脱走兵が出て来るが8月ならまだしも7月なので公用腕章や帯剣を着けていない軍装ではすぐにバレて警官か憲兵隊に捕まってしまって軍法会議にかけられて死刑になりそうだ。
タイムスリップしたヒロインの服装や言動で誰も違和感を感じないのは不自然過ぎる。それでいてヒロインも昭和20年当時の生活にすぐに馴染んでいるのもどうだろう?いくら貧乏でも今の日本で高粱を誰も食べないだろう。雑穀でも米や麦にアレルギーがあるか、好んで食べるという人でないと食べる機会がないはずだ。
いっその事、タイムスリップしたヒロインの正体に気がついた誰かが未来の事を質問した上で出撃した方がよかったかもしれない。昭和20年の6月から7月の1か月が舞台だと分かるので余程の「神州不敗」の信念の持ち主でもない限りは旗色が悪い事は口には出さないまでも気がついているだろうに。
「ブギウギ」にはボンがスズ子との年齢差を「9歳」だと演者の実年齢で言うシーンがあるが福原遥も年上だ。あの顔と声なので「正直不動産」の月下咲良のような実年齢前後の役どころはなかなか来ないのだろうか。同じ研音所属で「おちょやん」のヒロイン杉咲花は福原遥とは1つ上で見た目もよく似ているが女子高生役は演じるだろうか?と思ってしまう。
B-29の空襲で街が焼けたはずなのに次のシーンでは何事もなく建物が建っている。ヒロインのピンチに都合よくボンが飛んでくる。
ブシムスが演じる食堂の女将のモデルは鳥濱トメだろう。さすが芸歴50年以上のベテランだ。
「おちょやん」のヒロインみたいな役名の出口夏希はどう見ても昭和20年当時の服装ではないヒロインを観て違和感を感じていないシーンを除くとよかった。
敵前逃亡した軍司令官とその息子のモデルは明らかに高木俊郎の「陸軍特別攻撃隊」などで酷評されている冨永恭次中将と「冨永憎けりゃ息子も憎し」と高木俊郎が知覧から遺書を持ち出したので有名な学鷲と同じ慶大出身なのに「適性もないのに父親のコネで特操に入ったドラ息子」と罵倒して「陸軍特別攻撃隊」では冨永恭次の娘の発言の中にしか出て来ないので分かりにくくなっているが特攻隊で戦死した冨永靖大尉だ。
「悠久の大義」云々で伊藤健太郎が炎上しているようだが陸軍の飛行隊には朝鮮人や台湾人が入隊していて特攻隊で戦死した人がいるのに匂わせもしない。鳥濱トメの食堂には朝鮮人の特攻隊員が通っていてアリランを歌ったのではないのか?
伊藤健太郎つながりで「アシガール」のヒロインの黒島結菜か「スカーレット」のカノ役だった松田るかを起用してヒロインを沖縄出身にしていたら、また余韻も変わるだろう。
あの花が咲く丘で君とまた出会えたら
原作を約8年くらい前にタイトルと表紙のイラストそしてあらすじで面白そうだからって購入して当時読みました内容は素晴らしく主人公は現代人だからこそ戦争の事を批判する正直な子だからこそ映像化を待ち続けいざ映画を拝見しました拝見するまでは原作通りで無駄な解釈なしでの完全原作通りを期待していたらほぼ内容が変わっていたことそして百合が醤油?みたいな謎の液体のあのくだりも楽しみにしていたのにそれもなくしかも現実との行き来もなく更には最後あきらに会うシーンも全カット何の為に私はこの作品を待っていたんだ?制作側はなぜカットした凄くいい作品なのにすごく残念な気持ちになりました
全113件中、21~40件目を表示