あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のレビュー・感想・評価
全323件中、201~220件目を表示
後半は泣けるしよかった
ガチ泣きはしなかったけど、涙がこぼれるくらいには感動した。
ストーリーは王道の展開だし、予想通りだったけど、
わかってても不思議と泣いちゃうんだよな。
他の特攻隊員たちにもフォーカスされてて、
感情移入できたし、鶴屋食堂での会話もとても良かった。
ラストからの福山雅治の主題歌もリンクしてたのも、
相まって良い余韻に浸れた。
主人公の父親への思いはどうなった?
終戦間際にタイムスリップした現代の女子高生が、令和の時代の歴史観や価値観で、太平洋戦争や特攻を否定したり批判したりすることは理解できる。
だが、警察官には、そうした思いをぶちまけるのに、想いを寄せる特攻隊員には、「あなたが死んでも日本の敗戦は変わらない」と言うだけに留めるのは、どうしたことだろう?
仮に、「戦争は無意味で、特攻は無駄死にだ」みたいなことを特攻隊員に言ったら、その時点で恋愛感情など吹き飛ぶかもしれないが、相手に本当に生きていてほしいのなら、どんなに嫌われても特攻を思い止まらせようとするのではないか?
「愛する人を残して死ねない」という気持ちは誰でも同じはずなのに、1人の逃亡兵だけが特別扱いされ、仲間が彼を見逃すシーンにも違和感がある。
誰でも、そんなに簡単に特攻を免れることができるのなら、主人公の恋人も逃げればいいではないかと思えてしまうのである。
見せ場の一つである空襲のシーンのチグハグさも気になる。
昼だと思っていたら、いつの間にか夜になっていたり、田舎道を歩いていたと思ったら、空襲の標的となっている街中にわざわざ突っ込んでいったり、食堂の無事を確かめようとしていたのに、食堂とその周辺が完全に無傷だったり、足を怪我したはずなのに、ピンピンしていたりと、前後の場面の繋がりがおかしいところが多過ぎる。
その一方で、ラストでは、平和な時代に生まれ、自由な社会で生きることができる幸運と幸福を、しみじみと味わうことができる。
それは、ウクライナやガザの現状を知るにつけ、「戦争」というものが、決して遠い昔の出来事ではなく、身近な問題として感じられるようになったからでもあるだろう。
ただ、序盤で、人助けで死んでしまった父親に反発していた主人公が、終盤で、その思いをどのように変化させたのかが描かれなかったのは、作劇上の欠陥であるとしか思えない。
国のため、愛する人のために自らの命を捧げた特攻隊員と出逢って、同じように、他人を助けるために命を落とした父親への思いが変わらなかったはずがなく、ここは、そうした自己犠牲に対する感謝であるとか、尊敬であるとかの思いをしっかりと描くべきだったのではないだろうか?
それは、特攻を美化することにも、賛美することにもならないだろう。
主人公の父親への思いは、この映画で一番の伏線だったはずなのに、それが回収されなかったのは、残念としか言いようがない。
美しい丘でした。
長いからか、タイトルを言おうとする時、どうしても「あの丘…」とか「またもう一度…」とか別の組み合わせで言いそうになる(^_^;)
きゅっと切ない話でした。愛する人たちとの別れほど悲しいことはありませんよね。
ただ、女の子(女子学生)と特攻隊員…そしてこのタイトル。もう絶対泣くでしょう…と予告編の時から思っていたのですが、、、あまり涙が出ませんでした。
出会いから別れまでが短かいからだろうか?石丸さんと千代ちゃんのやり取りの方が、うるっときました。
ゆりが、孤児になってしまった子に遭遇したり、警官にどつかれたり、空襲で逃げ惑う場面など戦時中の辛い状況が色々描かれてはいるのですが、…全体的に話がさらっとキレイに進んでいる感じがしてしまいました。
福原遥ちゃんの声がかわいすぎて、演技は下手ではないのに個人的にはしっくり来なかったかなー。彼女を見るのは「トッキュウジャー」以来。
それにしても、百合の丘はとても素敵でした。確かに少ない思い出の中、あの場所でまた出会えたら…そう思うと切ないです。散るって言葉はいつ聞いても辛い。
毎日「ブギウギ」見てますが、水上恒司君は今、きてますね~。岡田健史時代は「そして、バトンは渡された」しか見たことなかったのですが、良いですね。
地味ながら後味良し
素直におかしいと思えること。
急遽観ること(チケット消化の為)にしたので、事前情報全く無しの状態でした。
観て本当に良かったです。
現代の学生からしてみれば、確かにおかしいと思えることなんです。
「神様になる人」とか「生き恥」とか…
自ら志願して特攻隊になった。とありますが、見えない何かにそうさせられた。
愛する人を残して…お国のために…愛する人の為に…
出軍が決まったことに「おめでとう」「ありがとう」…何で? 百合の疑問に、「確かに…」と、素直に思えた。
小学の国語の教科書に載っていた「1つの花」のホームで「バンザ〜イ」と送り出すシーン。小学生の時は思わなかったが、この映画を観て思い出したら「何で万歳三唱?」と思わずにいられない。
きっと、その言葉の裏には「行かないで」「死なないで」があったのだろう。
当時の事を思うと、涙がとまらなかった。
戦争の事を伝える映画として、教育の現場で観てもらえる事を願います。
矛盾点というか、これでいいの?
せっかくのいいお話と素晴らしいキャストが…
なんですかね
この安っぽさは
このチープっぽさは
演出?というか監督?というか
作った大人たちが台無しにしている感じがして
戦時中のわりにゆるい雰囲気というか
緊張感とか緊迫感とかもっと作り方次第で出せたと思うし
出してほしかったなぁと
セリフひとつひとつや
仕草ひとつひとつなど
もっと良いものに出来たと思うんだけど
なんというか
テレビドラマスペシャルくらいの感じに仕上がっていて
せっかく映画なのにもったいない気がしました
それは決して演技力やストーリーのせいではなくて
んーもったいない
しかしそれが
中高生に観てもらうためにわざとやっているのだとしたらすごいことかなとも思う
鹿児島の知覧特攻平和会館に行ったことがない方はぜひ、というかもう日本人なら必ず行ってください
私は関東住みながら今まで3回訪れています
おそらくまた行きます
若い人はぜひ
定食屋のラジオで「父さん母さん先に逝くのをお許しください」と流れたシーンと、特攻隊員が飛び立つため加速して走らせ笑顔を見せて敬礼をしたシーンは涙が溢れた。
演技や演出がちょっとベタな気がした。
当時年下の女性(百合)が年上の男性の名前(あきら)を呼び捨てにするか?主演女性がはたきをかけてるときに予想通り郵便物を落としたり。飛び立つ彼を見送ろうと自転車に乗って急いでいくのはいいけどわざとらしくコケたり。彰の同僚の石丸は明るくていいやつだけど音痴過ぎていやらしさを感じた。
主役の彰役は早稲田の学生を思わせる知的で誠実な感じが似合っていた。現代劇より兵隊さんや時代劇が似合いそう。
最も魅かれたのは石丸を慕う女学生の千代。手製の自分の人形を作って石丸に渡して涙を浮かべながら笑顔をつくるシーンにはグッと来た。
お祖父さんお祖母さんですら戦争経験のない現代の若い人に観てもらいたい映画。
戦争に負けたら男は殺されるか奴隷になり女は凌辱される。だからはたちそこそこの若者は命を懸けて戦った。そういう人たちがいて今の日本があるということを心に留めて欲しい。
幸せを噛み締める
なみだが・・・
太平洋戦争で実戦経験された方は鬼籍に入られ、批判は来ないでしょう。...
私にとって、、、今年1番の映画でした‼️
特攻の理不尽さを現代の子目線で
このテーマでは、いつも思うのですが、特攻という、必ず死ぬ狂気の戦術を行なった日本の愚かさが当事者の苦しみや悲劇を生み、涙を誘います。今回は今の価値観を持った少女がタイムスリップして、その愚かで悲しい現実(もうすぐ負ける事、特攻では戦局を変える事が出来ない事、救国のスローガンで志願してしまった若者の悲劇、思った事を言う事が出来ない理不尽さ)と向き合う状況が戦争の悲劇、悲惨さをわかり易く伝えてくれた。
わかっていても涙が出てくる。
戦争の悲劇を思い起こさせてくれる良い作品でした。ウクライナで起きてる戦争も、両軍、無理やり徴兵され、戦わされている若者がいるかと思うと尚さら、悲劇が伝わります。
大戦後、一度も民間人を巻き込むような戦争を起こしてない事。徴兵制も無い民主的な日本国になった事を彼ら英霊に教えてあげられたら少しは報われるのかな?でも、死んでしまってはそれも虚しく感じられる。生きてこそです。
また福山さんの歌も心に響きました。
お父さん、お母さん、周囲の人々にただ『ありがとう!』と言いたくなる
2000年以降に生まれた若い子達にとっても世界観が分かりやすく、女...
特攻で散った皆のお陰の幸せ
戦争の惨さを伝える愛の物語
ベタと思いつつも泣ける
普通の事が物凄く幸せなんだ
全323件中、201~220件目を表示