あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のレビュー・感想・評価
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リアルさ皆無の駄作品
この映画、正直1ミリも響かなかった。
逆に怒りさえ覚えました。
戦争て、特攻って、
こんなんじゃないのです。
よその子を助けるために命を落とした父親に何のリスペクトもなく、朝も夜も娘のために身を粉にして働く母親に対して、バイトするわけでもなく、家事を手伝うわけでもなく、「魚臭い...」の一言。戦時中の特攻隊の報道を「自爆じゃん!」の無神経さ。
こんな尊敬に値する父と健気な母に育てられたのがこんな馬鹿娘??せめてヤンキーな設定ならばまだ納得もしますが、主人公は清楚で可憐な乙女。
これで感情移入しろなんて無理です。
戦争末期に軍人さんがのんきに町をぶらついてたら当時なら鬼畜米英的な怪しい服着た女の子と出会う。のんきな軍人さんは違和感バリバリのその女の子にスパイじゃね??なんて何の疑いもなく、行きつけの食堂のおばさんの所へ。おばさんも顔色ひとつ変えずに住み込みで働かせる。
空襲!!ありえない低空で大編成で飛んで来たB-29は軍の施設なんか狙わない。町だけを破壊する鬼畜の行為。町は大炎上。だが次の日にはなんと!町は瓦礫ひとつありません。
のんきな軍人さんも“お国を守る”なんてチャンチャラ可笑しくて、大空襲の中女の子探して町を徘徊します。女の子は身動き出来ないほどに瓦礫に足を挟まれても、鍛えてますから次の日にはピンピンです。
模擬空戦やら訓練はしません!!そんな暇があったら食堂に行きます。好きな女の子いてるから。軍の宿舎は今の学生寮よりユルユルです。町徘徊します。食堂行きます。
やっぱり飛行機も滑走路も無傷です。ここには門兵すら居ません。民間人が普通に出入りします。特攻に民間人がお見送り...とても自由です。私が習った歴史とは違い過ぎて目から鱗です。
「彰ぁ~~~!!」特攻機を追いかけます。
あの時代が自由で良かったです。
彼らが何のために志願したのか??
死に行く者の心の葛藤など皆無。
彰君にいたってはまるでロボットの様で偉いです。
周りがすすり泣くなか、薄ら笑いの私にはさっぱりわからなかった。
出演者の皆さんもとっても小綺麗で美しく、とても戦時中の映画とは思えないほどにお顔もお着物も美しくよかったです。
因みに、浜辺美波さんはゴジラ-1.0で戦後のシーンで歯に黄色い色素を塗って演技されたそうですが。失礼
ものすごい泣けた
まず、タイムスリップものと戦争を融合させた発想が面白いと思いました
百合の未来の日本知っているからこそ、止めたい気持ちがよくわかりました。しかしながら彰が思う日本の未来は残酷なものしかないという考えはあの時代の人たちそれぞれが持っていたことでしょう。
自ら志願してやってきた少年たちは今か今かと特攻の順番を待っているのがなんとも悲しかったです。
いちばん、心にグッときたのは千代ちゃんと石丸さんの言葉で好きとは言ってないけど心で繋がっいる感じがよかった。
石丸さんのおちゃらけたキャラと千代ちゃんの真っ直ぐな思いがすごく良くて、あれこそ戦争中に起こった本物の耐え忍ぶ恋だと思って泣きました。
あの花が咲く丘で君とまた出会えたら
人を思うことで争いがなくなればいいのに
純愛映画の皮を被った戦争映画、その意義と映画の多様性の必要性
昨今話題の戦争を扱った年末映画4連発。太平洋戦争開戦前夜〜戦中を描いたアニメ映画『窓ぎわのトットちゃん』、戦中末期を描いた実写映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』、戦後を描いた実写映画『ゴジラ-1.0』とアニメ映画『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』。すべてを観た上での感想。
たしかに本作は、他の3作に比べるとかなりライトで、本格的な戦争映画をたくさん観てきた層にとっては、浅い・薄いという印象も当然だろうと思う。ただし、「ではこの作品の存在意義はないのか?」と問われたら、むしろ「日本の・世界の未来にとって非常に大きな意義のある作品だ」と答える。
私が観た劇場では、トットちゃんは50代60代、ゴジラ鬼太郎は40代以上の観客ばかりだった。がっつり昭和の作品がルーツなのだから当然だろう。これらを自ら観ようと思う10代はかなり少数派のはずだ。そんな世代が、あの花には足を運んでいる。私の観た回の入場では、10代~20代前半と見られる観客たちが長蛇の列をなしていた。これには心底驚いた。
彼らのような若者が観賞後SNSで感想を投稿し、それを見た他の若者がまた映画館へやってくる。そんな流れができているなんて奇跡的じゃないか。
あと印象的だったのは、映画としては女子がターゲットだと思われるが、観客には男子学生も多かったこと。私の近くにやんちゃそうな男の子の集団がいて、最初はにやけたりしていたものの、中盤からは鼻をすすりはじめ、終盤では嗚咽をもらし、泣き声をこらえるためかうめき声を上げている子もいた。
いわゆる「戦争映画」には見向きもしないであろう層が、純愛映画を観るために押し寄せてきて、ほんの一部とはいえ戦時中の生活や空襲や特攻隊のことを知る。これは非常に大きな意義があると思う。
どんなテーマでもガチのものからライトなものまで作られるべきという映画の多様性の必然性も感じた。
甘く見ていたが最高だった!!
ありきたりのストーリーだろと言う方はいますが、原作者も映画化も誠実で丁寧な仕事をされていて、結局これ以上の仕事はないのだと強く感じました。水上君も凛々しく、1945年の人物は皆、成り切って演じていたと思います。出発時の彰の表情が良かったです。遥ちゃんの「彰…会いたいよ…」を思い出すだけで泣けます。終盤で主人公が料理をして、お母さんが嬉しそうにしていて幸せに感じました。キャスト欄に津田寛治(警官役)の名前がないのが謎です。
王道だけど泣けます
特攻と恋愛と言えば泣かせる為の映画
わかっています。
ラストまでのプロセスまでの流れ
俳優の演技
全部個人的には合格点。
そしてラスト特攻に行く場面
好き同士2人の切ない別れ
涙は出ません。
そして現代に戻ってからの手紙くだり
完全に読める展開
だけどここで涙腺崩壊・・・
してしまいました。
単純に泣けるいい映画だと思います。
泣けないというレビューに対して
先ずは『泣けない』というレビューについてですが、泣かすのを目的で作品を作ったかどうかもわからずに『泣けない』というレビューは間違ってると思います。
泣ける人は涙腺が弱い人だったり、過去に親や兄弟、恋人など大切な人を亡くした経験があり、オーバーラップし、作品に共感できるから泣けるというものです。
それは、かつて興行収入No.1の持続記録を更新させた『鬼滅の刃』でも言えることです。
この作品に関して、私は汐見先生のファンでもあり、全ての小説を熟読している上で映画を鑑賞していますが、映画という時間枠に収めるために小説の一部を省略したりして、小説より感動が薄くなるのは当たり前のことです。
これはこの作品に限ってのことではないので、泣けないと誹謗するのも小説より感動しないと誹謗するのも間違ってますし、そういう人は本当の映画ファンではないとも思います。
私はこの作品は『戦争撲滅』を訴えるメッセージ作品だと思っていますから今でも戦争をしている国にその国の言葉の吹き替えでその国の人たちにも観て貰いたいし、とにかく、世界中の人たちに戦争の醜さを再認識して貰うきっかけの作品になって貰いたいです。
だから世界中に配信されるような大ヒットを願っております。
脇役と終盤は良かった
終盤は特攻隊の話がメインとなるので感動的でしたが、映画全体としては惹かれるエピソードが少なく、あまり面白くは無かったです。
特に、ヒロインに容姿的な意味ではなく魅力を感じなかったので、そこがとても残念でした。ヒロイン以外の役者さんは皆さん良かったと思います。特に出口夏希さんはとても魅力的で役になりきってました。むしろ主役は出口夏希さんの方が良かったのではと思ってしまいました。
涙は出るけど悲しいだけじゃない
試写会にて鑑賞しました。
戦争について今の若い世代に知ってほしい、という制作意図が感じられました。
戦争ものですが辛い描写ばかりではなく、ファンタジックなラブストーリーとして楽しめました。
福原遥さんと水上恒司さんは、素直な女子高生の百合役、インテリで物静かな特攻隊員の彰役にそれぞれピタッとはまっていました。
特攻隊員役の5人は、それぞれの個性やバックボーンが描かれていて、当時を生きていた方々に思いを馳せずにはいられませんでした。
特攻隊員でありながら底抜けに明るい男の石丸を演じた伊藤健太郎くんにマイ最優秀助演男優賞を差し上げたい。
素晴らしかったです。
予告動画にもあった石丸と千代(出口夏希さん)との場面、名演でした。作中で1番心に残りました。
そして10代の特攻隊員板倉役の嶋﨑斗亜さんのお芝居を初めて見ましたがとてもとても良かったです。彼がマイ最優秀新人賞です。また別の作品でもどんどん活躍される方だろうなと思いました。
福山雅治さんの主題歌「想望」が流れて、百合と彰のラブストーリーが完結したなぁと。
前評判通りしっかりと泣いてしまいましたが、後味の悪い悲しさではなく、爽やかに見終わりました。
感情移入できない、内容薄い、キャストで成り立ってる
原作を読まず、口コミも見ずに行って後悔しました。
まさかこんなにもつまらないとは思いませんでした。
映画の後半で啜り泣く人が複数見受けられましたが、どこに泣ける要素があるのかわかりません。私は感情移入しやすく映画や小説を鑑賞するとよく泣いてしまうのに涙目にすらなれません。
百合は事あるごとに「そんなの可笑しい!!」と言い、自分の意見を押し付け他人を慮る事が全くないこんなにイカれてる18歳凄いなと逆に関心。成績優秀でも地頭も容量も良くないタイプ。
自分の意見を言う事は素晴らしいです。ただ、自分の言いたい事だけ言い、迫られたら怯え最後は彰に助けてもらうと言うご都合主義感満載でした^ ^
彰は純粋で真っ直ぐな所が好ましく愛してたと手紙に書いていましたが、百合にそこまでの価値を見出せないです。脳内お花畑感ある百合を見て現実逃避したかったのかと考えました。しかし、百合は感謝を全くしない、自己中心的、彰に助けて貰ったのに又火災の中心部へ戻ろうとするイかれた女性です。どこが愛おしく感じられるのでしょうか。
空襲後、空襲による火災がまるでなかったかの様に普通に暮らしてて怖いです。足首を怪我してたはずなのに普通に歩いていたのも怖い。彰から百合に手紙が残されていたのを知り、感情が溢れ?やっぱり見送りに行こう!の流れも意味不明。彰を見送った後、何故すぐに現代も戻れたのがわかりません。
最初百合は終戦前からあった小屋、雷が軸で時空移動したのかなと思いましたが、彰が飛び立った後気絶し現代に戻るえ??????なんで?????時間移動の原理、共通点どこ???
中盤あたりで水上恒司くんがデーモン閣下に見えるシーンがあり笑ってしまいそうで大変でした。
水上恒司くんは中学生日記で福原遥ちゃんはマイマイまいんで知っており、どちらも好印象だったから見れました。
勝算のない上層部のやぶれかぶれの最後のあがき
特攻を自爆テロの手本にしたと言う事を聞いたことが有ります。
こんな最低の作戦を参考にして欲しくないなと思いました。
やっと空を飛ぶことを覚えたひな鳥の操縦技術では戦闘機に守られた空母はおろか、ハリネズミの様な戦艦に体当たりなど出来る筈が有りません。
ほとんどが撃ち落とされて海の藻屑です。
本当に戦果を上げるつもりなら加藤隼戦闘隊かゼロ戦のエース坂井三郎やゼロ戦虎徹の岩本徹三でなきゃ無理です。
そんなバカげた作戦なのに、優秀な若者たちが国を思い愛する者達を守る為に命を懸ける事に涙してしまいます。残された遺書の文字の綺麗な事にも涙しました。
お涙頂戴に走る事なく、生きる事の生臭さを抑え、百合の花の香りが漂う様な爽やかな作品になって居ると思いました。
感動!は一応する
引きずりますよかなり
映画になる前に原作を読んでいました。この原作を読んでいた時に実写化するなら絶対に水上浩志(当時は岡田健史)しかいないと思ってたのでとても嬉しくて期待してました。
ハッキリ言って想像、期待以上
評価の仕様がないほどに原作の晶がそのまま出てきた感覚
福原遥ちゃんはあんまり反抗期のような感じはちょっと似合わないんじゃない?と観る前は思っていたけど、全然そんなこと無かった。百合のタイムスリップする前と後での表情や態度の違いが細かく演技されてて本当に惹き付けられた。
水上浩志や福原遥だけじゃなくこの映画に出ている全てのキャラクターが本当に良かった。
特に伊藤健太郎。
映画の感想としてはみんな言ってるし分かってるとは思うけど本当に大号泣
私はティッシュやハンカチを持っていなかったので鼻水との戦いでした。絶対に持っていった方がいいです。
序盤のゆりの態度にはイライラしていたけどあんなに爽やかで心の優しいイケメンに助けられて恋に落ちないわけが無いこの作品は2時間じゃちょっと足りないかもとは思いました。戦時中の日本を体験した百合はいつもの生活をおくれているのは当たり前じゃなくて幸せなことなんだと考え直して表情から伝わってきて凄いなと思いました。
晶の百合を見つめる優しさと緊張が混じったような視線が本当にいい男すぎだし心が締め付けられます。そしてやっぱり周りの軍仲間も良かったです。特に石丸と千代ちゃんの2人が見てて本当にういらぶすぎでした。お互いに照れ隠しで強がっている感じが最高に可愛くて、最後明日出撃しますと告げた時に千代ちゃんが中々出てこなくて石丸がおーいもう行っちゃうぞ?いいのかーって言ってたところ本当に涙止まらなかった。そしてやっぱり晶の離陸直前が泣ける。悲しく寂しい顔をするのではなく覚悟を決めて百合に別れを告げるところが本当に素敵でした。前日の鶴さんのお店を出る時の幸せになれ(←セリフ合ってるかわかんないけどそんな感じの)ことを言ってて号泣。
社会見学本当に辛すぎる。斗亜の事が取り上げられていて、斗亜がこの晶や石丸たちの話や手紙を現代で伝えてくれたのかなとか想像してたらもうずっと涙が止まらなくなって、てか普通にずっと泣いてる感想しか言ってないけど。
とにかく、大切な人がいる人、日々の生活にうんざりしてる人、ストレスが溜まってる人、どんな人でもこの映画を一度見てみて。考え方が変わるかも、そんで号泣してデトックス効果
追伸
絶対に「あの花が咲く丘、で君とまた出会えたら」を読んだあと、もうひとつの小説「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい」を合わせて読んでみてほしい
またまた号泣案件です。
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