あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のレビュー・感想・評価
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やっぱり私はひねくれ者
泣いたよ。泣いたさ。
でも映画としての出来はどうなの?
百合の心情があまり描けてないような気がする。どうしていきなりタイムスリップして戻ろうとも足掻かず、説明しようともせず。まず携帯探すよね?小栗くんの信長が普通じゃない?
彰も違和感あったと思うんだよね。なんで突っ込まないの?
わっかんないんだよなぁ。尺が足りないの?
恋愛感情も深くなるにはエピソード的に弱い。
恋に落ちる瞬間てあるじゃない?彰はあの時代の人だけど、百合は違うよね。表情でなんとかできなかったのかなぁ。
演者は良かったです。特に中嶋朋子さん。上手いなぁと思いました。
あと、久しぶりに前の方の席で観たせいか空襲の場面がすごく臨場感あって怖かった。
食べ物が美味しそう。グルメレポーターかよ!
「汚れつちまつた心を、たまには純愛物で浄化しなきゃ」とか思って。
鉄板にもほどがあるって話ですよね。死別がまず前提の物語って。
そこをあえて泣きに行こうと思って。
劇場の無料鑑賞ポイントも貯まっていたので。年明けのお誕生日をボッチで祝おうと思って。
寂しくなんかないよ。 うそだよ寂しいよ!
まずね、言いたいことは、百合がタイムスリップしたトリガーのアクションが弱っちすぎると思ったのね。
「えっ、あんなんで行っちゃうなら、私だっていつ戦国時代に行ってもおかしくないかも?」って思って、ちょっと怖くなったの。信長なんかじゃなくて、名もなき足軽として。血と泥にまみれて犬死にしていくような。
そしてね、予想が外れちゃったの。
彰が特攻する死の間際に、それこそが大きなトリガーとなって、百合と同じ時代に行って、ふたりはめでたく幸せに結ばれましたとさ。みたいな?そんな全く的外れな予想をしてたの。←なんやねんなそれ(笑)
でも、その肝心の特攻シーンなんて、これっぽちもなかったのね。すげぇ肩すかし感ぱねぇ。
私の期待では、山崎監督作品には及ばないものの、VFX駆使して見せ場作ってもらえると思っていたのに…
本宮ひろ志先生が描いていた『ゼロの白鷹』みたいな熱い展開を望んでいたのに。
「うおぉぉぉぉーーーー!百合ぃぃぃぃーーーーー!!」みたいな。
そこは一切なしだったのよん。作り事とはいえ、人が死んでいくところを見たがるなんて、悪趣味だな…とは思いつつも、かなりがっかりしたのが本音。
出撃命令が下ったところとか、鶴屋食堂での別れだとか、ところどころ“うるっ…”ときたシーンはあったのですが、涙零すほどじゃなかったの。
でもね、この映画ね、全く見どころがなかったのかと言えば、そうでもなくて。
Dolby Atmosで観ていたためかもしれませんが、食事の租借音が、とても美味しそうに聞こえたの。
百合が軍粮精を噛む、コリコリという音。ってか、戦時中のキャラメルって、あんなに固かったんだ。まるで金平糖みたい。
その軍粮精なんですが。私が見つけていなかっただけかもしれませんが、グッズ売り場で販売していればよかったのに。あるいは、入場者特典で配るとか。食べ物関係はそのあたり、規制がうるさいのかな?
揚げたて鯵天のサクサク音も美味しそうだったなぁ。
戦災孤児の子にあげたトマトのサクサク音も。ってか、トマトだと、ブチャブチャになりそうなんだけれど。それだと汚いか…
かき氷のシャリシャリ音だとかもよかったなぁ。
一歩間違えれば下品なクチャラーになる寸前の絶妙な租借音。
鶴屋食堂で鯵のお刺身やお漬物をおかずに茶色い麦飯食べてみたいなぁ、って思ったの。
かき氷に砂糖乗っけただけの雪だとかも。
そんだけー!
こんなに泣けると絶賛されている作品でさえ、涙の一筋も流せないほどに私の心は汚れきっていたみたい。残念。
私の情がもっと深ければ、泣けていたかもなので、ちょっと甘めの採点にしました。軍粮精みたいな。
【追加の余談】
この映画のフライヤーって、何故か売店窓口へ行かないともらえなかったの。
そこで困ったことが起ったの。タイトル長いじゃないですか。
だから
「あの花が咲く丘で…(息継ぎ)…君とまた出会えたら…のフライヤーいただけますか(ゼェゼェ)」みたいになったの。
「あの花のチラシもらえますか」でよかったの?
「いただけますか」って、御曹司かよ!(笑)
少女漫画のような恋愛映画
個人的に戦争映画が好きなので今回も期待して映画館に足を運びましたが、とても残念でした。
理由は3つあって、
1.主人公の女の子の空気の読めない発言が癪に触る
2.展開が読めすぎて内容が薄い
3.現代の価値観で描かれすぎている
です。
私にとってこの作品が評価されているのは日本の映画界のレベルが下がっている感じました。
過去の日本に感謝ではなく、今の当たり前の日常に感謝という戦時中を下に見ている作品でとても残念でした。この映画で感動して泣いている人は、戦争が何の為だったのかを勉強して欲しいです。
人の為に自分を犠牲にする事が、現代では無駄でコスパの悪い事としているが、私は自分の人生を充実させる為には自分中心の価値観だけで無く、人のために行動する事が大切だと思っています。
予想の答え合わせ
予告編を見ていて、オチが気になって鑑賞。タイムスリップ前の“ゆり”が思いの外反抗的な女の子で、タイムスリップして戦争を体験することで良い子になる。
タイムスリップだからだけど、過去にしっかりと存在してきたという現実。
泣ける映画だろうとは思っていたけど、ワンワンなくタイプではなく、ホロッと自然ときれいな涙が流れてくる感じ、いい映画なのかな?
若い人たちに見てほしい映画ですね。
大切なものをより大切にしたいと思える素敵な映画
尊い命、尊い恋心を諦めないといけない特攻隊員は二度とあってはならないと思った。
戦争の虚しさや悲しみを恋愛を通して学べるので今の若い人に見て欲しい。また、今家が当たり前にあることや家族が近くにいること、毎日ご飯をおなかいっぱいになるまで食べられること、温かいお風呂に入れること、安心して眠れること、家族や恋人や友達を当たり前に愛せることに感謝をしたいと思えた。アキラ、最初から百合に一目惚れしてるんだなとわかった。小説ではいつから好きだったのかよく分からなかったからわかってよかった。生き恥とか生き神様とか今は使わないような言葉が出てきて、昔の人は生きる意味や生きる価値がないのは恥だと思わなければいけなかったのかと思うと今はとても恵まれているなと思った。毎日を大切に生きようと思ったし、好きな人が出来たら一緒にいられる時間を大切にしたいと思った。百合とアキラの恋は切なすぎる。最後資料館でアキラの気持ちがわかるのが本当に辛い。百合の花を抱えて特攻に行っていたしアキラにとって百合はとても大切な人で、妹みたいな存在ではなく愛していたのだなとわかった時はめちゃくちゃ泣いた。
アキラ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!( ; ; )
もう二度と戦争は起きてほしくない、今を大切に生きよう、大好きな人達と一緒に居られる時間をもっと大切にしようと思える素敵な映画だと思った。
いい所だけを見るとこんな感じ。
ただ、疑問に思うところは多々あった。
百合が空襲に巻き込まれた時、なんでアキラもここにいるんって思ったし、百合、その後怪我ないの謎だった。逃げた特攻隊員が、橋のところで逃げると決めた瞬間帝国軍人をバカにするような発言をしていて、急な心情の変化すぎてついていけなかった。さっきまで仲良く飲んでたやんと思った。
観るべき映画
とにかく泣ける。お涙ちょうだいの恋愛モノかと思って観たら、良い意味で裏切られた。
確かにお涙ちょうだい感は否めないが、それでも泣いてしまうし、戦争の醜さを若い世代に語り継ぐのにふさわしい作品だと思った。平和な日本で何の不自由もない生活を出来ていることは当たり前じゃないのだと痛感したし、今私が温かい部屋で家族とともに温かいご飯を食べているこの瞬間にも世界では、戦火に追われて帰る家のない人や、親を失った子どもが沢山いるのだという事実に戦慄した。戦争のない世界がいつか訪れてほしいと心から思った。
観終わった後、何故かは分からないが、親に産んでくれてありがとうと、友達にいつもありがとうと、好きな人に好きですと伝えたくなった。観ようか迷っている人には是非観てほしい。
これは新しい物語なの?
無理がある
原作は未読ですが……
ツッコミどころ満載すぎる
主人公百合の家庭が貧乏なことを住まいが市営住宅であったり母親の服装や仕事の描写、下着がボロボロだったりで投げつけて怒っているところまではいいが、百合が持っているスマホがカメラ3つでおそらくiPhonePro。 尚且つ大学行ける金を貯めて貰っている。高校生でそこまでお金事情把握できないかもだけどなんかなあ……
そして佐々木が百合に惚れた理由も薄い 一目惚れから始まった?(原作はもっとしっかり書かれてるのかもしれないけど)
百合の発言も自分が未来から来たと言うこともなく戦争や周りの特攻隊員たちを否定したり、見ててイタかった。というかあの時代ってああいう発言したら捕まるのでは……?独り言でブツブツ「もうすぐ戦争は終わる」「日本は負ける」とか危機管理能力なさすぎ。鶴さんも仮にも兵士たちのための食堂なんだから輪を乱して兵士が傷つく言葉やお上に逆らう発言して混乱させる百合を注意しないの?店自体取り締まられる危険性あるよね?兵士たちもよく毎回自分たちの特攻の意義を否定されて優しくできるな……と思いながら見ていた。
出会いは夏の猛暑か、もしくは戦争による影響での猛暑?その後桜のような花びらが画面の右側散る場面があったり、他にも時系列がおかしいと感じる場面が多々。早くても2.3日〜遅くて1ヶ月で特攻に行く(だったか)と言っているわりには余裕で1ヶ月経っていそうな描写。
空襲時鶴さんを心配して燃え盛る町の中へ戻る百合。あの炎の中生きているのも奇跡だし、時間の関係か鶴さんを心配している発言が多いわりに再会シーンもなく、店も同じような物がまた建っていて違和感。百合もかなり重いものに足を潰されていたはずだが怪我の影響なし。(1ヶ月なの無理がある)
登場人物たちの場面の去り方が違和感あるところも何回かあった。百合が警察官に詰られて佐々木が助けたシーン。鶴さんが一言だけ心配した旨の声を掛けて画角から去るように消えたり……本当に心配しているなら確認もせずすぐさま去らないと思う。
百合がちょくちょくチヨちゃんとハイタッチを「ハイタッチ!!」でいいながらするのも敵性語じゃんってハラハラした。
百合って頭いいらしいが何も分かってないし余計な一言多すぎる。
特攻隊脱走の件……みんなのこと家族だと思ってますと言ったその後に脱走し見つかったあとその相手を貶す隊員。あと2日で特攻に行きますという発言あったしこれあの集まりの後だよね?と時系列困惑した。見逃したら他の4人にペナルティとかないんだろうか。
現代への戻り方もこれで?!て感じだし消化不良。
色々と原作読んだら違うかもだし一度しか見てないから上記間違っているところもあるかもだけど、映画だけ見る分にはこういう感想でした。感動シーンは泣ける人は泣けるんだと思う。
涙なしには見れない作品
原作の焦点が恋愛だったので観るか悩んでいたが映画では焦点が戦争になっていて原作の浅さが薄れている点よかった。
百合が最初クラスでどういった存在だったのか、
百合がタイムスリップする場所は戦時中どのように使われていた場所か気になった。
正直日本の現状ではシングルマザーの貧乏より両親健在貧乏の方が進学するときには厳しい状況なのでシングルマザーのせいで進学できない訳がないし、死んだ父親を責めている主人公にまったく同情できなかった。
板倉が生き残っていて資料館に説明があったが、板倉は愛する人のために特攻から逃げる選択をしたことは現代において説明されても良いはずなのに病気が見つかって特攻を免れたとあり、歴史は事実通りに残るものではないのだと思った。
現代がいかに恵まれているか再認識することができる映画で観てよかったと思う。
めっちゃ感動しました
この映画を観る前は、特攻隊さんのことあんまり知らなかったんですけど、映画を観てこんなに苦しくて悲しいことが昔あったんだなと知ってすごく悲しく、辛かったです。感動したシーンは5番機のあきらが遅くて心配したゆりがあきらを探しに行こうとして、あきらが遅れてお店に入って来てぶつかるシーンが自分的にすごく感動しました。ゆりちゃんはすごくあきらのことが心配という思いが伝わってきました。
あきらとゆりが出会えて良かったです。
あきらはゆりちゃんと出会えて初めてもっと生きたいと思えたんじゃないかな、あきらの人生の中で愛する人が出来て良かったと思いました。
明日があるのは当たり前じゃないから、もっと人に優しくしようと思えました。
この今があるのは特攻隊さんや特攻隊さんを支えてくれる方たちのおかげで平和な日本があるんだなときずきました。
ほんとにほんとに良い映画です。
予告を少し見ただけでも胸が苦しくなって、号泣してしまいます。
続編待ってます!!!
同じキャストさんで続編期待しています!!!!
ハードルを上げすぎたか
今年一本目。
展開で気になる点はみなさんが指摘しているように気になりました。
時代構成など気になる方は気になるのだと思います。
1.戦争に負ける1ヶ月前なのでよほど地方でないと焼け野原だったのではないか。
2.あんなに優しい軍人さんや女将さんはいなかったのではないか。
きっと津田寛治さん演じる警官のような人ばかりだったのではないか。
戦争はきっともっと惨たらしいものだったと思いますが、綺麗すぎる印象。
彰の抑揚のある、それでいてはにかむような演技は素敵でした。百合はとにかく可愛い。
ただ百合をそこまで好きになるきっかけが見えず、、、
腹ペコ隊が飛び立つ最後のシーンで現在に戻ってしまうのも、え?これで終わりなの?と思ってしまいました。
彼らの死に際を見なくてよかったと思う反面、エンジントラブルで彰だけ戻るなどを期待していました。
浮浪児を百合が抱きしめるシーン、逃亡する板倉を見逃すシーン(特に曹長が涙を流しながら)は泣いてしまいました。
伝えたいメッセージは伝わりました。
精一杯私も生きていきたいと思いました。
観客も若い子達が多かった。
興味を持って見て、戦争を考えてくれるならとても意義あることと思いました。
穴澤大尉の遺書や鳥濱トメさんを思い出す
良い作品です。それは間違い無いと思うんですが、僕は多分違う意味で涙が溢れました
どういうキッカケで戦争や歴史に興味を持つだろうかと考えれば、この映画は、それまであまり興味を持つ機会がなかった人達に、主人公同様に間違い無く戦争や平和を考えるキッカケとなる映画だと思います。
こういう作品は作られていくべきだと思います。
妻と子供と観にいきました。
ゴメンなさい。
ラストまで観れませんでした。
ずーっと、「こういう映画は戦争を考える良いキッカケになる作品だ。だから細かい事は気にしない。落雷でタイムスリップとか、良い良い。色々気になっても、良い良い。」
って自分に言い聞かせながら観てました。
本当にそう思ってました。
ただ、
頭の中に、ずーっと「ま、まぁ、別にガチのSFじゃないんだから…」と思いつつ
「落雷でタイムスリップって」から始まっちゃって
「主人公、なんで現代に帰りたいって思わないんだろう?母親に反感あろうと、正直メシもまずいし、スマホも無いし、コンビニも無いし…。タイムスリップしたら、現代に帰る方法とか考えてみたり…」
とかが頭によぎる訳です。
でも、一生懸命「そういう映画じゃ無いんだから。戦争を考えるキッカケになる作品なんだから」って観てました。
ラスト直前
滑走路で特攻機の衝撃を受け
「あっ、あっ、あっ…」って意識を失うシーン
僕は「え?あ?まさか?こんなんで現代帰っちゃうの?あ、いや、ちょっ、」
すみません
吹き出してしまいました。
心の中では爆笑です。
涙がとめどなく溢れるほどの。
流石に観客席、むしろすすり泣く声が聞こえてますので爆笑は出来ません。
でも、みんなが泣いてる中で僕1人が「このシーン笑えるわぁー」って思っちゃうと、もはや、そのギャップだけで笑えて来ます。
もはや、何で笑ってるのか分かりません。
笑いを堪えるのが必死すぎました。
でも、肩は激しく上下し、息は荒いし、
隣りに座っていた号泣モードの妻に悟られ
小声で、しかし力強く
「出てって!」
と言われました。
誤解の無いように言いますが妻とは本当に仲良いんですよ。
困ったもんです。
ただ一つ言わせて欲しい。
タイムスリップを題材に入れちゃったんだから、そこは、まぁゆるくても良いから、もうちょっと考えてよー。
じゃ無いと
笑っちゃうから。
どんなに「存在意義のある作品」でも、「最低限のリアリティ」とか、「リアルじゃなくても没入出来る説得力」とかを粗末にして欲しく無いなぁ。
ちゃんとした脚本を書いて欲しいなぁ。
結局そこで追い出されて、ラスト知らないし。
本当は現代には帰って無いのかもしれないし。
そもそも最初の落雷で主人公死んじゃってて、夢オチなのかもしれないし。
特攻は美化できないが心情には理解できた
反抗期の女子高生が戦時下にタイムスリップ。
よくある設定だが、特攻隊員との交流を通して、大切な人を残して飛び立つ隊員たちに感情移入しっぱなし、そして今を生きる幸せを再認識させてくれた。
特攻は美化するものではないが、隊員たちの国のため、愛する者のため、これからの未来を守るため特攻を決めた覚悟は賞賛したいし、この人たちによって今の日本があることを認識させてくれた。百合と彰、石丸と千代の関係性もずっと微笑ましいし、やはり結末が分かっているからとても切ないし、めっちゃ涙出た…
伊藤健太郎を大スクリーンで再び観れたことに感激!やっぱり才能のある俳優だし、どんどん出て欲しい。
エンディングはましゃ、彰目線かな?涙腺を更に攻めていくピッタリのバラード!
カップルだらけで居心地は少し悪かったが、デートムービーとしても、戦争を風化させず隊員を悼む面でもオススメ。
内容が薄い
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