あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のレビュー・感想・評価
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これは新しい物語なの?
物語のすべての展開が過去に見たことがあるような内容で、そうなるだろうなと予測した通りに1秒1秒が進んでいく映画。
でも、特攻隊(日本の戦争)モノを観たことがない人たちには良いと思うし、観て欲しいし、こういった映画を毎年毎年作り続けて、若い日本人たちを啓蒙していく意味はあるという点で星ふたつ。
無理がある
原作は未読ですが……
ツッコミどころ満載すぎる
主人公百合の家庭が貧乏なことを住まいが市営住宅であったり母親の服装や仕事の描写、下着がボロボロだったりで投げつけて怒っているところまではいいが、百合が持っているスマホがカメラ3つでおそらくiPhonePro。 尚且つ大学行ける金を貯めて貰っている。高校生でそこまでお金事情把握できないかもだけどなんかなあ……
そして佐々木が百合に惚れた理由も薄い 一目惚れから始まった?(原作はもっとしっかり書かれてるのかもしれないけど)
百合の発言も自分が未来から来たと言うこともなく戦争や周りの特攻隊員たちを否定したり、見ててイタかった。というかあの時代ってああいう発言したら捕まるのでは……?独り言でブツブツ「もうすぐ戦争は終わる」「日本は負ける」とか危機管理能力なさすぎ。鶴さんも仮にも兵士たちのための食堂なんだから輪を乱して兵士が傷つく言葉やお上に逆らう発言して混乱させる百合を注意しないの?店自体取り締まられる危険性あるよね?兵士たちもよく毎回自分たちの特攻の意義を否定されて優しくできるな……と思いながら見ていた。
出会いは夏の猛暑か、もしくは戦争による影響での猛暑?その後桜のような花びらが画面の右側散る場面があったり、他にも時系列がおかしいと感じる場面が多々。早くても2.3日〜遅くて1ヶ月で特攻に行く(だったか)と言っているわりには余裕で1ヶ月経っていそうな描写。
空襲時鶴さんを心配して燃え盛る町の中へ戻る百合。あの炎の中生きているのも奇跡だし、時間の関係か鶴さんを心配している発言が多いわりに再会シーンもなく、店も同じような物がまた建っていて違和感。百合もかなり重いものに足を潰されていたはずだが怪我の影響なし。(1ヶ月なの無理がある)
登場人物たちの場面の去り方が違和感あるところも何回かあった。百合が警察官に詰られて佐々木が助けたシーン。鶴さんが一言だけ心配した旨の声を掛けて画角から去るように消えたり……本当に心配しているなら確認もせずすぐさま去らないと思う。
百合がちょくちょくチヨちゃんとハイタッチを「ハイタッチ!!」でいいながらするのも敵性語じゃんってハラハラした。
百合って頭いいらしいが何も分かってないし余計な一言多すぎる。
特攻隊脱走の件……みんなのこと家族だと思ってますと言ったその後に脱走し見つかったあとその相手を貶す隊員。あと2日で特攻に行きますという発言あったしこれあの集まりの後だよね?と時系列困惑した。見逃したら他の4人にペナルティとかないんだろうか。
現代への戻り方もこれで?!て感じだし消化不良。
色々と原作読んだら違うかもだし一度しか見てないから上記間違っているところもあるかもだけど、映画だけ見る分にはこういう感想でした。感動シーンは泣ける人は泣けるんだと思う。
涙なしには見れない作品
原作の焦点が恋愛だったので観るか悩んでいたが映画では焦点が戦争になっていて原作の浅さが薄れている点よかった。
百合が最初クラスでどういった存在だったのか、
百合がタイムスリップする場所は戦時中どのように使われていた場所か気になった。
正直日本の現状ではシングルマザーの貧乏より両親健在貧乏の方が進学するときには厳しい状況なのでシングルマザーのせいで進学できない訳がないし、死んだ父親を責めている主人公にまったく同情できなかった。
板倉が生き残っていて資料館に説明があったが、板倉は愛する人のために特攻から逃げる選択をしたことは現代において説明されても良いはずなのに病気が見つかって特攻を免れたとあり、歴史は事実通りに残るものではないのだと思った。
現代がいかに恵まれているか再認識することができる映画で観てよかったと思う。
めっちゃ感動しました
この映画を観る前は、特攻隊さんのことあんまり知らなかったんですけど、映画を観てこんなに苦しくて悲しいことが昔あったんだなと知ってすごく悲しく、辛かったです。感動したシーンは5番機のあきらが遅くて心配したゆりがあきらを探しに行こうとして、あきらが遅れてお店に入って来てぶつかるシーンが自分的にすごく感動しました。ゆりちゃんはすごくあきらのことが心配という思いが伝わってきました。
あきらとゆりが出会えて良かったです。
あきらはゆりちゃんと出会えて初めてもっと生きたいと思えたんじゃないかな、あきらの人生の中で愛する人が出来て良かったと思いました。
明日があるのは当たり前じゃないから、もっと人に優しくしようと思えました。
この今があるのは特攻隊さんや特攻隊さんを支えてくれる方たちのおかげで平和な日本があるんだなときずきました。
ほんとにほんとに良い映画です。
予告を少し見ただけでも胸が苦しくなって、号泣してしまいます。
続編待ってます!!!
同じキャストさんで続編期待しています!!!!
ハードルを上げすぎたか
今年一本目。
展開で気になる点はみなさんが指摘しているように気になりました。
時代構成など気になる方は気になるのだと思います。
1.戦争に負ける1ヶ月前なのでよほど地方でないと焼け野原だったのではないか。
2.あんなに優しい軍人さんや女将さんはいなかったのではないか。
きっと津田寛治さん演じる警官のような人ばかりだったのではないか。
戦争はきっともっと惨たらしいものだったと思いますが、綺麗すぎる印象。
彰の抑揚のある、それでいてはにかむような演技は素敵でした。百合はとにかく可愛い。
ただ百合をそこまで好きになるきっかけが見えず、、、
腹ペコ隊が飛び立つ最後のシーンで現在に戻ってしまうのも、え?これで終わりなの?と思ってしまいました。
彼らの死に際を見なくてよかったと思う反面、エンジントラブルで彰だけ戻るなどを期待していました。
浮浪児を百合が抱きしめるシーン、逃亡する板倉を見逃すシーン(特に曹長が涙を流しながら)は泣いてしまいました。
伝えたいメッセージは伝わりました。
精一杯私も生きていきたいと思いました。
観客も若い子達が多かった。
興味を持って見て、戦争を考えてくれるならとても意義あることと思いました。
穴澤大尉の遺書や鳥濱トメさんを思い出す
良い作品です。それは間違い無いと思うんですが、僕は多分違う意味で涙が溢れました
どういうキッカケで戦争や歴史に興味を持つだろうかと考えれば、この映画は、それまであまり興味を持つ機会がなかった人達に、主人公同様に間違い無く戦争や平和を考えるキッカケとなる映画だと思います。
こういう作品は作られていくべきだと思います。
妻と子供と観にいきました。
ゴメンなさい。
ラストまで観れませんでした。
ずーっと、「こういう映画は戦争を考える良いキッカケになる作品だ。だから細かい事は気にしない。落雷でタイムスリップとか、良い良い。色々気になっても、良い良い。」
って自分に言い聞かせながら観てました。
本当にそう思ってました。
ただ、
頭の中に、ずーっと「ま、まぁ、別にガチのSFじゃないんだから…」と思いつつ
「落雷でタイムスリップって」から始まっちゃって
「主人公、なんで現代に帰りたいって思わないんだろう?母親に反感あろうと、正直メシもまずいし、スマホも無いし、コンビニも無いし…。タイムスリップしたら、現代に帰る方法とか考えてみたり…」
とかが頭によぎる訳です。
でも、一生懸命「そういう映画じゃ無いんだから。戦争を考えるキッカケになる作品なんだから」って観てました。
ラスト直前
滑走路で特攻機の衝撃を受け
「あっ、あっ、あっ…」って意識を失うシーン
僕は「え?あ?まさか?こんなんで現代帰っちゃうの?あ、いや、ちょっ、」
すみません
吹き出してしまいました。
心の中では爆笑です。
涙がとめどなく溢れるほどの。
流石に観客席、むしろすすり泣く声が聞こえてますので爆笑は出来ません。
でも、みんなが泣いてる中で僕1人が「このシーン笑えるわぁー」って思っちゃうと、もはや、そのギャップだけで笑えて来ます。
もはや、何で笑ってるのか分かりません。
笑いを堪えるのが必死すぎました。
でも、肩は激しく上下し、息は荒いし、
隣りに座っていた号泣モードの妻に悟られ
小声で、しかし力強く
「出てって!」
と言われました。
誤解の無いように言いますが妻とは本当に仲良いんですよ。
困ったもんです。
ただ一つ言わせて欲しい。
タイムスリップを題材に入れちゃったんだから、そこは、まぁゆるくても良いから、もうちょっと考えてよー。
じゃ無いと
笑っちゃうから。
どんなに「存在意義のある作品」でも、「最低限のリアリティ」とか、「リアルじゃなくても没入出来る説得力」とかを粗末にして欲しく無いなぁ。
ちゃんとした脚本を書いて欲しいなぁ。
結局そこで追い出されて、ラスト知らないし。
本当は現代には帰って無いのかもしれないし。
そもそも最初の落雷で主人公死んじゃってて、夢オチなのかもしれないし。
特攻は美化できないが心情には理解できた
反抗期の女子高生が戦時下にタイムスリップ。
よくある設定だが、特攻隊員との交流を通して、大切な人を残して飛び立つ隊員たちに感情移入しっぱなし、そして今を生きる幸せを再認識させてくれた。
特攻は美化するものではないが、隊員たちの国のため、愛する者のため、これからの未来を守るため特攻を決めた覚悟は賞賛したいし、この人たちによって今の日本があることを認識させてくれた。百合と彰、石丸と千代の関係性もずっと微笑ましいし、やはり結末が分かっているからとても切ないし、めっちゃ涙出た…
伊藤健太郎を大スクリーンで再び観れたことに感激!やっぱり才能のある俳優だし、どんどん出て欲しい。
エンディングはましゃ、彰目線かな?涙腺を更に攻めていくピッタリのバラード!
カップルだらけで居心地は少し悪かったが、デートムービーとしても、戦争を風化させず隊員を悼む面でもオススメ。
内容が薄い
号泣
映画館で鑑賞したけどエンドロールが終わって、電気がついても誰も席を立たなくて、この後イベントでもあるのかと勘違いしてしまった。
みんな泣いていた
辛口の私は、全く泣けず。感動もなく。
なんだか残念な映画だったなという感想なんだけど、、、
「放心状態で」
とても美しい作品
原作の小説も読み、映画も2度鑑賞しました。
原作の方はもっと乙女向け恋愛小説感が強いのですが、映画のほうは原作よりもあの戦時中の独特な雰囲気の描き方が非常にリアルだと思いました。
でも、通りすがりの脇役の人の服装で、ジーパンや短パン、Tシャツを着て歩いている姿を見てすごく驚いたんだけど、気のせいかしら?
あの戦争末期の時代にあの服装?うーん…。
水上恒司さんが演じる彰くんすごくかっこいいし、福原遥さんが演じる百合ちゃんもとても可愛くて、配役が本当に素晴らしいと思った。彼らの演技力にも拍手です。
百合ちゃんも素直で思ったことを真っ直ぐに言えるのは良いけど、あの当時あんなこと言ったら普通はぶっ飛ばされるだけじゃ済まなかっただろうなぁと言う場面もちょくちょく。
でも今の時代だからこそ、ああいう描き方がしっくり来るのかもしれない。
百合ちゃんの現代的なその発言でみんながその意見に賛同して動くのではなく、あの戦前当時の「お国の為」「生き恥」という彼らの独特な言い回しや主張、行動が変わらないまま話が進んでいったのはリアルでとても良かったし、余計に茶番ぽさがなかったのかなぁ、と思う。
小説含めこの映画は、戦時中や戦前を舞台にした女性向け恋愛小説が大好きな私にとって、全体的にとても良い内容でした。
あと、映画の脚本にはキスシーン(もちろんラブシーンも)ないので余計に美しく切なく見えたのかも。
先ほどAmazonで映画のチラシ付きパンフレットも購入しちゃったので、今後しばらくずっと余韻に浸っていると思います。
なんか女性のお花畑感がある
ラブストーリーじゃないです
靖国神社へお参りに行くたびに、この国は貴方たちが望んだ国になってますか?
と手を合わせています。
主人公の台詞にも「私たちは幸せだよ」というシーンがありますが、本当に私たちは幸せです。
ストーリーの結末は、ほぼ読めてしまいました。
でも、いいんです。
ストーリー性よりも、メッセージ性とその演出力が素晴らしすぎるから。
まず始まりから、現代に戻ったらお母さんに感謝するんだろうな。
知覧特攻平和会館に入るシーンでは、あの手紙が展示されてるんだろうな。
大学受けるって言うんだろうな。
全部当たりました。
でも、いいんです。
わかっちゃいるけど、考えさせられる…
そこがこの作品のいいところなんです。
そして、肝心の戦時中のシーン。
セットやVFX、最高でしたね。
空襲シーンは怖かったです。
百合の丘は素晴らしいくらい綺麗。
松坂慶子さんの演技が泣かせてくれます。
鶴さんが百合に「兵隊さんより大切なものはないわ」と言った台詞は、
「命より大切なものはないわ」
と聞こえた。
彰が百合に「命を大切にしろ!」という台詞は、
死を覚悟した人間がいうから重みがある。
板倉が加藤に決して言ってはいけないことを言ってしまったときに、寺岡が板倉を殴るも、板倉を逃すシーンはいい脚本でした。
単なる戦争反対作品でもなく、戦争を美化したものではなく、一人一人の生き方にフォーカスされていた作品だったのも良かったです。
そして、この映画はラブストーリーじゃないです。
ありえないストーリーだけど、もしあんな経験をしたら、絶対に人に優しく出来るようになりますよね。
今日から、家族や同僚に優しくする努力をします。
心から観てよかった!
良かった。
良かったというのは、『あの花が咲く丘で、君とまた会えたら良かった。』の良かった。タイトルを信じて、また会えるって思い観ていたのに現代に帰って博物館で自分への手紙読むって何。良かったもしくは良かったのにというタイトルなら納得して観終わったけどね。
特攻寸前に彰が現代にタイムリープして百合に助けられて、平和な現代で死にに行くみたいなことのない世界を作った自分への褒美として百合と一緒になって末永く幸せに生きるという感じの話を期待して損した。
そのまま戦時中に残って奇跡的に生きて帰って来た彰とユリの咲く丘で出会い、そのまま幸せに生きて行くという話でも良かったのに。
他の方のレビューでは原作は違うとか。原作者はどう思っているのかな?
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