あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のレビュー・感想・評価
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こりゃオッサンでも鼻すするよ
考証的には色々ッコミどころもありそうだが、福原遥初め役者陣の迫真の演技でそんなモノは吹っ飛んでしまう。
主人公の言葉は一見現代と当時の価値観のぶつかり合いのように見えるが、実は当時の人が言いたくても抑えざるを得なかった本音を代弁しているように感じる。客観的には特攻よりラバウルの戦死者率の方が高いという話も有るようだし、戦争の理不尽さを特攻に集約させるのは違うようにも思うが、当事者として目の前の愛する人が確実な死に赴くことを冷静に看過出来るだろうか。おめでとうございますと言えるだろうか。別れの日、あの時代の千代ちゃんがぶつけられなかった本音を百合が素直に発する所で、ベタなシーンのはずなのに号泣せざるを得なかった。
さまざまな想い
戦争…
特攻…
お国のために
日本のために
国民のために…
日本が負けたら国民はその後どんな目に遭わされるか…
だから諦める訳にはいかない
逃げる訳にはいかない
負ける訳にはいかない…
当時、そういう想いで身体をかけた人も…
観ていて切なかった。
出撃でおのおのが敬礼し飛びたっていくシーンと
そして全てを観終えた後のエンドロールに流れた
福山雅治の歌詞付きの歌…
ジーンときました。
これも一つの愛のかたちなのかな、と
泣かないだろうと思ってたけどED流れてきて、アキラの気持ちかと思うと泣けた。
あの時代の人たちは戦争に負けるとか知らないし負けたら奴隷になったら酷いことされると思ってるから必死になるしかない。
大切な人のために命捨ててもいいと思う人もいれば、大切な人のために生きたいと思う人もいるわけで。
特攻隊が無駄死にとか、結果知ってる人が言っていいことではないな、と思った。
大切だから生きてほしい、幸せになってほしいという純粋な愛だった。
未来に戻って手紙の中身知る展開すごくいいし、それでアキラの意志継ぐとかも素敵だった。
2人がくっつくより、こういう終わり方の方が好きだなーと思った。
きれいすぎる
うーん…
演者さんはとても良かったと思うんです。
タイムリープするという設定もありだと思います。
でもなんか浅いんだよなあ…
空襲のときの助けるシーンとか、現代の手紙シーンもご都合主義過ぎて感情移入できなかった。
何もなければきっと主役級でバンバン出てたであろう伊藤健太郎さんが結構よかったです。
もっとこの人でいろんな役を見てみたい。
本当の幸せとは?
戦争で死にに行くことに何の意味があるのか
陳腐な少女マンガの世界
著名な映画評論家が、席を立ちたくなったと酷評してましたが、これを映画評論家に観せるのは酷。
戦争を知らない現代の中高生向けの娯楽と割り切ったとしても、この薄っぺらい子供向けのラブストーリーの設定に使われた特攻隊の方々に謝りたい気持ちになる。
これを観て、感動した、号泣したの声が相次ぐ、平和ボケ、単純化する日本。それが心配。だと気づかせてもらえたのは、唯一意味があったかも。
福原遥さん中嶋朋子さんの母娘シーン良かった
百合と彰のかなしいラブストーリー 2回号泣
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
映画館 OSシネマズ神戸ハーバーランドで鑑賞 2024年1月23日
高校3年生の加納百合(福原遥)は、学校や親に対して不満を募らせていた。ある日百合は母親(中島朋子)とぶつかり家出をし近所の防空壕跡逃げ込むが、目が覚めるとそこは、1945年6月 戦争中の日本であった。
通りかかった軍人佐久間彰(水上恒司)に助けられ、軍の指定する鶴屋食堂に連れていかれると、女将のツル(松坂慶子)、勤労学生の千代(出口夏希)、彰の仲間の軍人石丸(伊藤健太郎)、軍人板倉(嶋崎斗亜)、軍人寺岡(上川周作)たちと出会う。
女将のツルは、百合に鶴屋食堂を手伝ってほしいと伝えた。ツルはもんぺ姿の百合を「かわいいね」と言う。千代(出口夏希)は魚屋の娘で鶴屋食堂を手伝う。密かに石丸に思いを寄せている。
加納百合と佐久間彰はともに行動するようになり、彰の提案で向かった先は「百合の花が咲く丘」であった。
佐久間彰は「彰と呼んでほしい、私は百合と呼ぶことにしたい」と言い、ふたりは接近する
静かな空間だったのだが、突然、空襲が襲ってきたのである。
村人たちはとにかく逃げるが、容赦なく爆弾は落ちてきた。火の手が上がり、村人たちが巻き込まれている。
百合は足を痛めていて、逃げられないという境地に陥って、「おかあさん、おかあさん」と叫んでいる。
そこに現れたのが彰であった。百合を背中に背負いながら歩き、かろうじて逃げることができたのだ。
百合はこう述べるようになる
「日本は戦争に負ける」「戦争はもうすぐ終わるのよ」
---この作品の見せ場ではないかと感じた。
ある日板倉が「逃げた」のだが、追いかけた百合に 橋の上で
「見逃してほしい」と言う
「故郷に許嫁(いいなづけ)がいることで、心配なので 守らなければならない、と理由であった。
特攻隊のみんなが集まってきて、止めようとしたのだ。
百合は「愛する人がいるというのになぜ?」と説いたのだ。彰は板倉が逃げることを許した。
とうとう「彰」がその対象となった。「百合の花が咲く丘」へ行った
彰は将来、教師を目指したいと語った。こんなことを子供たちには味合わせたくないからであった。
百合は何度となく彰を止めようとしたが、結局戦闘機は空へ飛んでいったのである。
あきら・・・あきら・・・すすり泣く百合がいた。
百合は目が覚めた。学校の授業で「特攻隊」の博物館のような所へ行った。
すると、そこには手紙があり、「百合へ」と書かれた封筒が。
彰が最後に残した遺言は愛する百合へのラブレター。百合は「会いたい」と言い、その場で崩れてしまうのだった。
「泣ける」作品といわれています。私は映画館へ2回行きました。2回号泣した。涙腺が止まらないです・・・
52歳のジジイより
愛国心MAX
忘れられない
あきら役の水上さんの真っ直ぐな眼差しが強烈に心に残る。彼から発する台詞全てに切なくなった。
辛かったり悲しい場面で涙したのは当然だが、若者達が楽しく談笑したり、野球したり、ひかれる相手と氷を食べる、そんな場面でこそ涙が溢れてしまう。それが最後になるとわかるから。
現代からきた女子高生は『ちがうおかしい』と激しく叫ぶ。当時の女学生は色々な事を静かに呑み込むしかない。でも、恋をする気持ちは同じで愛おしさがあった。
特攻隊の物静かで優しい雰囲気の年上既婚者が、前日の決起集会では、一番力強く声を出してる様に泣けた。
子どもに戦争を考える学習としても、激し過ぎない作品かと思う。
なんの捻りもないのに、素直に泣ける
映画として観れない!2時間TVレベル。
話の大筋は悪くは無かったとの思うが、細かい設定、脚本や画面作りが雑。
もう少し金を掛ければ傑作にはなったと思う残念な作品。
若い世代が観に来てたので原作者の狙いは当たったのでその点は良かったが
そこから史実を勉強して政治家が何も考えずに戦争を起こした結果が
特攻を引き起こしたと思うと。。。
ちゃんとした映画監督がお金を掛けて作れば大ヒット作になったと思う。
よくあるやつ
ちょっと酷すぎる
原作を見ていません。原作を元に作ってはいるんだろうが内容が酷すぎた。よくこれで映画監督やってるよなと言うレベル。これてお金取ろうとするのにビックリした。
⭐︎百合の現代から終戦末期にタイムスリップしたあとの、自身や周りの動揺、詮索が少なく、普通ならもっとどう言った時代か調べるし、百合は頭良いならいいで、場所、時代背景をすぐ認識した描写を出さないと、見てる人は??になる。
⭐︎百合の戦争は終わる、負ける発言が単語過ぎて自分が何者かも伝える描写もないのに、相手には何も伝わらない、ただの非国民に見える。
⭐︎特攻は、史実の富屋食堂をいじってかお鶴食堂が出てきたり、ほぼ前振りなくお金の心配する百合。意味分からん。
⭐︎兵舎も特攻隊の兵舎って見たことないんですか?って作りの宿舎だし、戦火で周り一帯燃えたはずなのに、お鶴食堂のまわりの景色はいつもと同じ。終戦末期の苦しさも感じにくい。
⭐︎特攻会館
で、佐久間の遺書は映画だからか誤字もなく、(終戦末期は物資もなく紙も貴重、間違えてもその上から消して続きを書いてある手紙も多い。)
よくこれで映画を作ろうと思ったなと。年齢は30代から下の人達だろうか。戦争の悲惨さを描けてない。勉強してないのだろうか。
NHKの終戦記念スペシャルのほうが何倍も素晴らしい。
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