あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のレビュー・感想・評価
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福原遥さん中嶋朋子さんの母娘シーン良かった
作りもの感が強いというきらいはありましたが、そもそもタイムスリップして戦時下へというSF設定だし、その中では十分感動して泣ける良作だったと思います。福原遥さん、若いけど上手な役者さんですね。将来性感じました。お母さん役が蛍ちゃん中嶋朋子さん。懐かしくて嬉しかったです。個人的にはリアルシーンでのお二人の演技が一番良かったです。
百合と彰のかなしいラブストーリー 2回号泣
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
映画館 OSシネマズ神戸ハーバーランドで鑑賞 2024年1月23日
高校3年生の加納百合(福原遥)は、学校や親に対して不満を募らせていた。ある日百合は母親(中島朋子)とぶつかり家出をし近所の防空壕跡逃げ込むが、目が覚めるとそこは、1945年6月 戦争中の日本であった。
通りかかった軍人佐久間彰(水上恒司)に助けられ、軍の指定する鶴屋食堂に連れていかれると、女将のツル(松坂慶子)、勤労学生の千代(出口夏希)、彰の仲間の軍人石丸(伊藤健太郎)、軍人板倉(嶋崎斗亜)、軍人寺岡(上川周作)たちと出会う。
女将のツルは、百合に鶴屋食堂を手伝ってほしいと伝えた。ツルはもんぺ姿の百合を「かわいいね」と言う。千代(出口夏希)は魚屋の娘で鶴屋食堂を手伝う。密かに石丸に思いを寄せている。
加納百合と佐久間彰はともに行動するようになり、彰の提案で向かった先は「百合の花が咲く丘」であった。
佐久間彰は「彰と呼んでほしい、私は百合と呼ぶことにしたい」と言い、ふたりは接近する
静かな空間だったのだが、突然、空襲が襲ってきたのである。
村人たちはとにかく逃げるが、容赦なく爆弾は落ちてきた。火の手が上がり、村人たちが巻き込まれている。
百合は足を痛めていて、逃げられないという境地に陥って、「おかあさん、おかあさん」と叫んでいる。
そこに現れたのが彰であった。百合を背中に背負いながら歩き、かろうじて逃げることができたのだ。
百合はこう述べるようになる
「日本は戦争に負ける」「戦争はもうすぐ終わるのよ」
---この作品の見せ場ではないかと感じた。
ある日板倉が「逃げた」のだが、追いかけた百合に 橋の上で
「見逃してほしい」と言う
「故郷に許嫁(いいなづけ)がいることで、心配なので 守らなければならない、と理由であった。
特攻隊のみんなが集まってきて、止めようとしたのだ。
百合は「愛する人がいるというのになぜ?」と説いたのだ。彰は板倉が逃げることを許した。
とうとう「彰」がその対象となった。「百合の花が咲く丘」へ行った
彰は将来、教師を目指したいと語った。こんなことを子供たちには味合わせたくないからであった。
百合は何度となく彰を止めようとしたが、結局戦闘機は空へ飛んでいったのである。
あきら・・・あきら・・・すすり泣く百合がいた。
百合は目が覚めた。学校の授業で「特攻隊」の博物館のような所へ行った。
すると、そこには手紙があり、「百合へ」と書かれた封筒が。
彰が最後に残した遺言は愛する百合へのラブレター。百合は「会いたい」と言い、その場で崩れてしまうのだった。
「泣ける」作品といわれています。私は映画館へ2回行きました。2回号泣した。涙腺が止まらないです・・・
52歳のジジイより
愛国心MAX
原作を読んでいない40近いオッサンですが、恥ずかしながら映画館ですすり泣きました。突っ込みどころもあり「なぜ、こうしない」と思うこともありましたが、それを深く考える必要もなく感動しました。
私は反戦映画でもラブストーリーでもない、日本の先人や英霊に感謝する映画だと感じています。
今の時代に生きて、なんの不自由もない幸せを実感しました。
また、靖国神社の参拝、遊就館の拝観に行かなけば!
忘れられない
あきら役の水上さんの真っ直ぐな眼差しが強烈に心に残る。彼から発する台詞全てに切なくなった。
辛かったり悲しい場面で涙したのは当然だが、若者達が楽しく談笑したり、野球したり、ひかれる相手と氷を食べる、そんな場面でこそ涙が溢れてしまう。それが最後になるとわかるから。
現代からきた女子高生は『ちがうおかしい』と激しく叫ぶ。当時の女学生は色々な事を静かに呑み込むしかない。でも、恋をする気持ちは同じで愛おしさがあった。
特攻隊の物静かで優しい雰囲気の年上既婚者が、前日の決起集会では、一番力強く声を出してる様に泣けた。
子どもに戦争を考える学習としても、激し過ぎない作品かと思う。
なんの捻りもないのに、素直に泣ける
結論から言うと、良かったです。
ビックリするくらい素直な内容で、捻りも何もありません。
でも、それがスッと受け入れられる不思議な映画。
スレたことも、言う気になれば言えますよ。
「なんの捻りもない反戦映画」とか、
「少女マンガみたいなストーリー」とか。
でも、そういう気にならないんですよね。
キャスティングが良かったのかな?
素直に泣けました。
映画として観れない!2時間TVレベル。
話の大筋は悪くは無かったとの思うが、細かい設定、脚本や画面作りが雑。
もう少し金を掛ければ傑作にはなったと思う残念な作品。
若い世代が観に来てたので原作者の狙いは当たったのでその点は良かったが
そこから史実を勉強して政治家が何も考えずに戦争を起こした結果が
特攻を引き起こしたと思うと。。。
ちゃんとした映画監督がお金を掛けて作れば大ヒット作になったと思う。
酷すぎて文句しか出てこない
小説を読んだ人なら設定が違って
納得出来ないと思う。
小説を読まずに行った人からすれば
何が言いたいのか全く伝わらない
中途半端な内容で本当に薄い。
お金払って観る価値があるのかと
自分で勿体なく感じた
よくあるやつ
結構昔にスイーツ(ryっていう言葉が流行りましたが、今この時代に思い出すとは思いませんでした。まず設定がチープすぎる。過去にタイムスリップする作品なんてそれこそ世にいっぱいあるのでその時点で食傷気味。それを上回るだけの要素があるなら良かったのですが、大体予想どおりの展開。開始10分くらいで後悔してしまいました。
原作って携帯小説だったんですね。
ちょっと自分には合わなすぎた。
ちょっと酷すぎる
原作を見ていません。原作を元に作ってはいるんだろうが内容が酷すぎた。よくこれで映画監督やってるよなと言うレベル。これてお金取ろうとするのにビックリした。
⭐︎百合の現代から終戦末期にタイムスリップしたあとの、自身や周りの動揺、詮索が少なく、普通ならもっとどう言った時代か調べるし、百合は頭良いならいいで、場所、時代背景をすぐ認識した描写を出さないと、見てる人は??になる。
⭐︎百合の戦争は終わる、負ける発言が単語過ぎて自分が何者かも伝える描写もないのに、相手には何も伝わらない、ただの非国民に見える。
⭐︎特攻は、史実の富屋食堂をいじってかお鶴食堂が出てきたり、ほぼ前振りなくお金の心配する百合。意味分からん。
⭐︎兵舎も特攻隊の兵舎って見たことないんですか?って作りの宿舎だし、戦火で周り一帯燃えたはずなのに、お鶴食堂のまわりの景色はいつもと同じ。終戦末期の苦しさも感じにくい。
⭐︎特攻会館
で、佐久間の遺書は映画だからか誤字もなく、(終戦末期は物資もなく紙も貴重、間違えてもその上から消して続きを書いてある手紙も多い。)
よくこれで映画を作ろうと思ったなと。年齢は30代から下の人達だろうか。戦争の悲惨さを描けてない。勉強してないのだろうか。
NHKの終戦記念スペシャルのほうが何倍も素晴らしい。
現代人に特攻の時代を体験させる稀有な大傑作
小説投稿サイトで発表されたものが話題となって単行本化され、漫画化され、さらに映画化されたという珍しい作品である。この映画の公開日は 2023 年の12月8日という意味深い日付で、すぐ見に行くこともできたが、翌月に鹿児島まで旅をして海軍特攻基地のあった鹿屋と、陸軍特攻基地のあった知覧を訪れる予定だったので、敢えて見ずに出かけて、戻ってから見た。結論から言うと、この映画を見てから旅立てば良かったとつくづく思った。
驚いたことに、公開から1ヶ月以上経つのに、客席は半分以上埋まっており、そのほとんどが女子高生などの若い女性たちで、私のようなオッさんは数えるほどしかいなかった。コロナウィルスの影響が下火になったせいで、映画館も間に空席を置かずに客を入れるようになったが、何と、私の両隣と前後を女子高生に囲まれるという普段ではあり得ない状況に陥った。聞いてみたら、何度も見に来ている子らがほとんどだという。
主人公の女子高生・加納百合は、幼い頃に父親が見知らぬ子供が溺れているのを助けようとして落命してしまった家庭に母親と二人で暮らしている。暮らしは決して楽でなく、スーパーの魚売り場で終日魚を捌いて生活費を得ている母親に対してあからさまに「臭い」と嫌悪感を表し、父親は自分たちより他人の子を救う人生を選んだと悪態をつく。どこかの反日野党の代表のような精神の持ち主である。高校の三者面談の夜に母親に反発して家を飛び出し、近所の洞窟のような場所で寝落ちして目が覚めると見知らぬ土地にいて、日付は昭和 20 年の6月になっていて、近くに陸軍特攻の基地があるという経緯で物語が始まる。基地の名前は桜田陸軍基地という架空の基地である。
訳がわからず、空腹でフラフラと彷徨っていた彼女を見かねて近くの食堂に連れて来てくれたのが、秋田出身の特攻隊員・佐久間彰だった。連れて行って貰った食堂で住み込みで働くことになり、その後の物語はほぼこの食堂を舞台に展開される。特攻基地の近くの食堂というと、「ホタル館」として広く知られる知覧の「富屋食堂」かと思われるが、現代の百合が社会見学で訪ねたのが、私も行ったことのある茨城県阿見町にある「予科練平和記念館」であったことから、タイムスリップした際に位置の移動を伴わないとすると、特攻基地は昭和 15 年から鉾田市にあった陸軍飛行学校であろうと考えられる。この学校は戦況が悪化した昭和 19 年から「鉾田教導飛行師団」となり、陸軍で初めての特攻隊「万朶隊(ばんだたい)」が編成されて鉾田を飛び立ったのを初めとして、その後、終戦まで次々に特攻隊が編成され、出撃した兵士の多くがフィリピンや沖縄などの洋上で戦死している。映画のロケは茨城県行方市で行われたようだが、強烈に記憶に残る白百合の咲き誇る丘のロケ地は静岡県の袋田市にあるらしい。
タイムスリップ後も百合が戦時中の価値観を理解できずに現代的な言動に終始するのには時々イラッとさせられるが、大きな包容力で守ろうとする佐久間の魅力は終始光っていた。自身も空襲で死ぬ目に遭い、戦災孤児に遭遇し、佐久間やその仲間との別離を経験するにつれて、百合の人柄も劇的な変化を見せる。
驚嘆すべきことに、この映画の物語は決してお涙頂戴に甘んじず、当時の価値観や希少な飲食物の有難さをリアルに描き出している。このような映画を現代の若い子たちが繰り返し見て、館内にすすり泣きが溢れているというのは、実に素晴らしい状況だと思わずにいられなかった。声高に上から教えても逃げ出す子たちが大多数だろうが、自分たちの目線で当時の状況を体験しているのに近いのだと思う。勿論、「日本は戦争に負ける」などと口にするのを警察官に聞かれてしまった場合は、あんなに生易しい処分では済まなかったはずであるし、軍人たちはもっと張りのある大声で叫ぶように喋っていたはずであるが、口当たりを優しくしようという配慮なのだと思う。
音楽担当は初めて目にするお名前だったが、物語を邪魔しない曲を付けていた。タイムスリップものでは定番の時を隔てたメッセージの切なさは、本作でも涙を絞っていた。エンドロールで流れる福山雅治の歌は、映画の内容を見事になぞるものとなっていて、聞いてる間中涙が止まらなかった。本編中よりエンドロールの方が泣けたなどというのは初めての体験だった。
(映像5+脚本5+役者5+音楽5+演出5)×4= 100 点。
やっぱり私はひねくれ者
泣いたよ。泣いたさ。
でも映画としての出来はどうなの?
百合の心情があまり描けてないような気がする。どうしていきなりタイムスリップして戻ろうとも足掻かず、説明しようともせず。まず携帯探すよね?小栗くんの信長が普通じゃない?
彰も違和感あったと思うんだよね。なんで突っ込まないの?
わっかんないんだよなぁ。尺が足りないの?
恋愛感情も深くなるにはエピソード的に弱い。
恋に落ちる瞬間てあるじゃない?彰はあの時代の人だけど、百合は違うよね。表情でなんとかできなかったのかなぁ。
演者は良かったです。特に中嶋朋子さん。上手いなぁと思いました。
あと、久しぶりに前の方の席で観たせいか空襲の場面がすごく臨場感あって怖かった。
食べ物が美味しそう。グルメレポーターかよ!
「汚れつちまつた心を、たまには純愛物で浄化しなきゃ」とか思って。
鉄板にもほどがあるって話ですよね。死別がまず前提の物語って。
そこをあえて泣きに行こうと思って。
劇場の無料鑑賞ポイントも貯まっていたので。年明けのお誕生日をボッチで祝おうと思って。
寂しくなんかないよ。 うそだよ寂しいよ!
まずね、言いたいことは、百合がタイムスリップしたトリガーのアクションが弱っちすぎると思ったのね。
「えっ、あんなんで行っちゃうなら、私だっていつ戦国時代に行ってもおかしくないかも?」って思って、ちょっと怖くなったの。信長なんかじゃなくて、名もなき足軽として。血と泥にまみれて犬死にしていくような。
そしてね、予想が外れちゃったの。
彰が特攻する死の間際に、それこそが大きなトリガーとなって、百合と同じ時代に行って、ふたりはめでたく幸せに結ばれましたとさ。みたいな?そんな全く的外れな予想をしてたの。←なんやねんなそれ(笑)
でも、その肝心の特攻シーンなんて、これっぽちもなかったのね。すげぇ肩すかし感ぱねぇ。
私の期待では、山崎監督作品には及ばないものの、VFX駆使して見せ場作ってもらえると思っていたのに…
本宮ひろ志先生が描いていた『ゼロの白鷹』みたいな熱い展開を望んでいたのに。
「うおぉぉぉぉーーーー!百合ぃぃぃぃーーーーー!!」みたいな。
そこは一切なしだったのよん。作り事とはいえ、人が死んでいくところを見たがるなんて、悪趣味だな…とは思いつつも、かなりがっかりしたのが本音。
出撃命令が下ったところとか、鶴屋食堂での別れだとか、ところどころ“うるっ…”ときたシーンはあったのですが、涙零すほどじゃなかったの。
でもね、この映画ね、全く見どころがなかったのかと言えば、そうでもなくて。
Dolby Atmosで観ていたためかもしれませんが、食事の租借音が、とても美味しそうに聞こえたの。
百合が軍粮精を噛む、コリコリという音。ってか、戦時中のキャラメルって、あんなに固かったんだ。まるで金平糖みたい。
その軍粮精なんですが。私が見つけていなかっただけかもしれませんが、グッズ売り場で販売していればよかったのに。あるいは、入場者特典で配るとか。食べ物関係はそのあたり、規制がうるさいのかな?
揚げたて鯵天のサクサク音も美味しそうだったなぁ。
戦災孤児の子にあげたトマトのサクサク音も。ってか、トマトだと、ブチャブチャになりそうなんだけれど。それだと汚いか…
かき氷のシャリシャリ音だとかもよかったなぁ。
一歩間違えれば下品なクチャラーになる寸前の絶妙な租借音。
鶴屋食堂で鯵のお刺身やお漬物をおかずに茶色い麦飯食べてみたいなぁ、って思ったの。
かき氷に砂糖乗っけただけの雪だとかも。
そんだけー!
こんなに泣けると絶賛されている作品でさえ、涙の一筋も流せないほどに私の心は汚れきっていたみたい。残念。
私の情がもっと深ければ、泣けていたかもなので、ちょっと甘めの採点にしました。軍粮精みたいな。
【追加の余談】
この映画のフライヤーって、何故か売店窓口へ行かないともらえなかったの。
そこで困ったことが起ったの。タイトル長いじゃないですか。
だから
「あの花が咲く丘で…(息継ぎ)…君とまた出会えたら…のフライヤーいただけますか(ゼェゼェ)」みたいになったの。
「あの花のチラシもらえますか」でよかったの?
「いただけますか」って、御曹司かよ!(笑)
少女漫画のような恋愛映画
個人的に戦争映画が好きなので今回も期待して映画館に足を運びましたが、とても残念でした。
理由は3つあって、
1.主人公の女の子の空気の読めない発言が癪に触る
2.展開が読めすぎて内容が薄い
3.現代の価値観で描かれすぎている
です。
私にとってこの作品が評価されているのは日本の映画界のレベルが下がっている感じました。
過去の日本に感謝ではなく、今の当たり前の日常に感謝という戦時中を下に見ている作品でとても残念でした。この映画で感動して泣いている人は、戦争が何の為だったのかを勉強して欲しいです。
人の為に自分を犠牲にする事が、現代では無駄でコスパの悪い事としているが、私は自分の人生を充実させる為には自分中心の価値観だけで無く、人のために行動する事が大切だと思っています。
予想の答え合わせ
予告編を見ていて、オチが気になって鑑賞。タイムスリップ前の“ゆり”が思いの外反抗的な女の子で、タイムスリップして戦争を体験することで良い子になる。
タイムスリップだからだけど、過去にしっかりと存在してきたという現実。
泣ける映画だろうとは思っていたけど、ワンワンなくタイプではなく、ホロッと自然ときれいな涙が流れてくる感じ、いい映画なのかな?
若い人たちに見てほしい映画ですね。
大切なものをより大切にしたいと思える素敵な映画
尊い命、尊い恋心を諦めないといけない特攻隊員は二度とあってはならないと思った。
戦争の虚しさや悲しみを恋愛を通して学べるので今の若い人に見て欲しい。また、今家が当たり前にあることや家族が近くにいること、毎日ご飯をおなかいっぱいになるまで食べられること、温かいお風呂に入れること、安心して眠れること、家族や恋人や友達を当たり前に愛せることに感謝をしたいと思えた。アキラ、最初から百合に一目惚れしてるんだなとわかった。小説ではいつから好きだったのかよく分からなかったからわかってよかった。生き恥とか生き神様とか今は使わないような言葉が出てきて、昔の人は生きる意味や生きる価値がないのは恥だと思わなければいけなかったのかと思うと今はとても恵まれているなと思った。毎日を大切に生きようと思ったし、好きな人が出来たら一緒にいられる時間を大切にしたいと思った。百合とアキラの恋は切なすぎる。最後資料館でアキラの気持ちがわかるのが本当に辛い。百合の花を抱えて特攻に行っていたしアキラにとって百合はとても大切な人で、妹みたいな存在ではなく愛していたのだなとわかった時はめちゃくちゃ泣いた。
アキラ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!( ; ; )
もう二度と戦争は起きてほしくない、今を大切に生きよう、大好きな人達と一緒に居られる時間をもっと大切にしようと思える素敵な映画だと思った。
いい所だけを見るとこんな感じ。
ただ、疑問に思うところは多々あった。
百合が空襲に巻き込まれた時、なんでアキラもここにいるんって思ったし、百合、その後怪我ないの謎だった。逃げた特攻隊員が、橋のところで逃げると決めた瞬間帝国軍人をバカにするような発言をしていて、急な心情の変化すぎてついていけなかった。さっきまで仲良く飲んでたやんと思った。
観るべき映画
とにかく泣ける。お涙ちょうだいの恋愛モノかと思って観たら、良い意味で裏切られた。
確かにお涙ちょうだい感は否めないが、それでも泣いてしまうし、戦争の醜さを若い世代に語り継ぐのにふさわしい作品だと思った。平和な日本で何の不自由もない生活を出来ていることは当たり前じゃないのだと痛感したし、今私が温かい部屋で家族とともに温かいご飯を食べているこの瞬間にも世界では、戦火に追われて帰る家のない人や、親を失った子どもが沢山いるのだという事実に戦慄した。戦争のない世界がいつか訪れてほしいと心から思った。
観終わった後、何故かは分からないが、親に産んでくれてありがとうと、友達にいつもありがとうと、好きな人に好きですと伝えたくなった。観ようか迷っている人には是非観てほしい。
これは新しい物語なの?
物語のすべての展開が過去に見たことがあるような内容で、そうなるだろうなと予測した通りに1秒1秒が進んでいく映画。
でも、特攻隊(日本の戦争)モノを観たことがない人たちには良いと思うし、観て欲しいし、こういった映画を毎年毎年作り続けて、若い日本人たちを啓蒙していく意味はあるという点で星ふたつ。
無理がある
原作は未読ですが……
ツッコミどころ満載すぎる
主人公百合の家庭が貧乏なことを住まいが市営住宅であったり母親の服装や仕事の描写、下着がボロボロだったりで投げつけて怒っているところまではいいが、百合が持っているスマホがカメラ3つでおそらくiPhonePro。 尚且つ大学行ける金を貯めて貰っている。高校生でそこまでお金事情把握できないかもだけどなんかなあ……
そして佐々木が百合に惚れた理由も薄い 一目惚れから始まった?(原作はもっとしっかり書かれてるのかもしれないけど)
百合の発言も自分が未来から来たと言うこともなく戦争や周りの特攻隊員たちを否定したり、見ててイタかった。というかあの時代ってああいう発言したら捕まるのでは……?独り言でブツブツ「もうすぐ戦争は終わる」「日本は負ける」とか危機管理能力なさすぎ。鶴さんも仮にも兵士たちのための食堂なんだから輪を乱して兵士が傷つく言葉やお上に逆らう発言して混乱させる百合を注意しないの?店自体取り締まられる危険性あるよね?兵士たちもよく毎回自分たちの特攻の意義を否定されて優しくできるな……と思いながら見ていた。
出会いは夏の猛暑か、もしくは戦争による影響での猛暑?その後桜のような花びらが画面の右側散る場面があったり、他にも時系列がおかしいと感じる場面が多々。早くても2.3日〜遅くて1ヶ月で特攻に行く(だったか)と言っているわりには余裕で1ヶ月経っていそうな描写。
空襲時鶴さんを心配して燃え盛る町の中へ戻る百合。あの炎の中生きているのも奇跡だし、時間の関係か鶴さんを心配している発言が多いわりに再会シーンもなく、店も同じような物がまた建っていて違和感。百合もかなり重いものに足を潰されていたはずだが怪我の影響なし。(1ヶ月なの無理がある)
登場人物たちの場面の去り方が違和感あるところも何回かあった。百合が警察官に詰られて佐々木が助けたシーン。鶴さんが一言だけ心配した旨の声を掛けて画角から去るように消えたり……本当に心配しているなら確認もせずすぐさま去らないと思う。
百合がちょくちょくチヨちゃんとハイタッチを「ハイタッチ!!」でいいながらするのも敵性語じゃんってハラハラした。
百合って頭いいらしいが何も分かってないし余計な一言多すぎる。
特攻隊脱走の件……みんなのこと家族だと思ってますと言ったその後に脱走し見つかったあとその相手を貶す隊員。あと2日で特攻に行きますという発言あったしこれあの集まりの後だよね?と時系列困惑した。見逃したら他の4人にペナルティとかないんだろうか。
現代への戻り方もこれで?!て感じだし消化不良。
色々と原作読んだら違うかもだし一度しか見てないから上記間違っているところもあるかもだけど、映画だけ見る分にはこういう感想でした。感動シーンは泣ける人は泣けるんだと思う。
涙なしには見れない作品
原作の焦点が恋愛だったので観るか悩んでいたが映画では焦点が戦争になっていて原作の浅さが薄れている点よかった。
百合が最初クラスでどういった存在だったのか、
百合がタイムスリップする場所は戦時中どのように使われていた場所か気になった。
正直日本の現状ではシングルマザーの貧乏より両親健在貧乏の方が進学するときには厳しい状況なのでシングルマザーのせいで進学できない訳がないし、死んだ父親を責めている主人公にまったく同情できなかった。
板倉が生き残っていて資料館に説明があったが、板倉は愛する人のために特攻から逃げる選択をしたことは現代において説明されても良いはずなのに病気が見つかって特攻を免れたとあり、歴史は事実通りに残るものではないのだと思った。
現代がいかに恵まれているか再認識することができる映画で観てよかったと思う。
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