「いや~よかった。感動が蘇る!」憧れを超えた侍たち 世界一への記録 浅見探偵さんの映画レビュー(感想・評価)
いや~よかった。感動が蘇る!
WBC野球の映画、いやーよかった。感動が甦りました。野球ファンにはこたえられない世界一獲得へのドキュメンタリーです。普段見れないダッグアウトでの選手の息づかいも、その映像だけで、すでに貴重なエンターテインメントの世界。
もちろんMVPの大谷が主役。それと骨折を押して試合に出続けた源田。世界のトッププレイヤーをまとめた栗山監督と吉井コーチ。それから選手全体の兄貴分として技術的なサポート・指導を率先してやっていたダルビッシュ有とその弟子的な佐々木朗希、絶不調のなか、不屈の精神で頑張った侍ジャパンの4番村上さま(ほんとは途中で5番だったんだけど…)。それとヌートバー=たっちゃん。そこいら辺りがめちゃ目立っていました。
ただね、残念だったのは上記のメンバー以上に優勝・勝利に貢献したのは、明らかに吉田正尚と岡本和真。でもそれほどにはヒーローの扱いを受けていなかった。正直、可哀想・・・。MVPには二刀流で大活躍の大谷くんで疑義はないけど、それでも活躍や貢献度は吉田正尚が特筆していたと私は思います。岡本も、じつに扱いは悪かったなあ(笑)
ラスト、「3年後も優勝しよう」とダルビッシュ有が締めくくったのは素晴らしい。最後の場面のコンちゃんと、祥平のおまけ映像も、オチになってよかったです。
村上くんの準決勝サヨナラ打と、大谷の先頭打者2塁打はわかっていても感動しますねえ。★の評価は4.2あげます。
<追記>
隣に座ったペアの女子高生とその後ろの若者3人。予告編の時からペチャクチャしゃべっていて、本編上映中になってもひそひそひそひそとずーーーと2時間会話してた。つまみ出すわけにもいかないし、切れかけた。これからはああゆう輩は、罰金取るとかして、厳に慎ませてほしいなあ。予告編のときに、前の椅子を蹴るなとかモノを食べるなとか携帯ならすなとかの項目を、おしゃべりするなと同等に注意喚起するが、厳におしゃべりは禁じてほしいものである。気になって本編が頭に入ってこない。金返せ~って気分でした。それでなくてもこの映画、2200円という特別高い料金なのでねえ。