「佐々木朗希の涙」憧れを超えた侍たち 世界一への記録 ばるすパパさんの映画レビュー(感想・評価)
佐々木朗希の涙
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タイトル通り、メキシコ戦でホームランを打たれた直後のベンチ裏。溢れ出す悔しさ、怒り、そしてうなだれて涙を流すシーン。それがテレビ中継で観れなかったとてつもない伏線。そこからの劇的な大逆転で朗希が見せた歓喜の涙。ここがこの映画で一番涙が溢れた所。大谷、トラウトの結末も凄いけど「漫画みたい」と言う表現が最も相応しい場面はこのメキシコ戦だと思いました。まさに「スポーツ漫画の王道の展開」です。次世代のエースが放った一瞬の失投でチームがピンチ。それを頼りになる先輩のホームランで追いつき、流れに乗ったと思ったら再び勝ち越され、最終回にスランプに苦悩する四番がサヨナラタイムリー。歓喜に包まれて涙のハイタッチ。そして最強の敵の待つ決勝ステージへ! つづく! ベタベタにベタな昭和の熱血スポ根漫画の盛り上がる単行本の終わり方。今年一番魂が震えた映画でした。アマプラなのが悔しい。劇場で観たかったです!
これ、なんとかより外連味を盛り盛りにした熱い演出でアニメ化してくんないかな。
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Mさんのコメント
2023年7月20日
正直、勝てるとは思えない試合展開でした。
こうしてポイントを押さえて書いていただくと、自分が何に感動したのか、とてもスッキリします。
もちろん、リアルタイムの感動は凄かったのですが、映画はまた、違った感動を与えてくれました。
いやあ、村上、よく打ちました!!!