「素直に良かった」憧れを超えた侍たち 世界一への記録 映画鑑賞1000作さんの映画レビュー(感想・評価)
素直に良かった
テレビサイズレベルと言っても良いが、内容自体は素直に良い出来だった。内容的に観に行って損は無い。が、テレビ宣伝も殆ど無く、期間限定で劇場パンフもグッズも一切無く、もう少し盛り上げても良いかと。
チームが出来上がるまでの会議等は全くの初見であり、会話も実に興味深い。離脱前の鈴木誠也が明るくそこが切ない。試合中のベンチ内、ベンチ裏、その時の緊迫感は凄い。
全てを持っていったのは、やはり大谷。こいつ相当面白い良い奴だなと。彼の人間味は天然であり、カメラ前では立ち振る舞いや言動を計算されてもいる。日本人でいう坂本龍馬や長嶋茂雄やアントニオ猪木らを彷彿させるキャラクター。普通は嫌味にもとられる立ち振る舞いが、大谷はそれが微笑ましく愛らしい。これも彼の術中か?大谷、恐るべし。
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