「【”憧れるのは止めましょう!”と米国との決勝戦前に大谷選手は全選手に言った。2023WBC侍ジャパン密着の胸熱ドキュメンタリー。今作は、野球を余り観ない方でも見応え充分な作品だと思います。】」憧れを超えた侍たち 世界一への記録 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”憧れるのは止めましょう!”と米国との決勝戦前に大谷選手は全選手に言った。2023WBC侍ジャパン密着の胸熱ドキュメンタリー。今作は、野球を余り観ない方でも見応え充分な作品だと思います。】
ー イキナリで恐縮であるが、私はプロ野球は観ない。高校野球の甲子園大会も観ない。(一部の高校だが、職業監督が居てプロ予備軍みたいなところが好きではない。)
だが、コロナ禍前までは、高校野球地区予選は週末良く観に行っていた。そこには一戦必勝の雰囲気が漂いながらも、試合後は両校の選手、応援団が相手を称え合う姿があったからである。涙する敗者の肩を叩く勝者の選手の姿などを見て、バックネット裏の最前列で涙ぐんでいたモノである。
故に、WBCだけは、敗者復活とかないので、結果だけは気にしていたのである。-
◆感想
・選手選考会から撮影は始まるのだが、その中でダルビッシュ、大谷と行ったメジャーリーガーも当然選ばれて行く。
ー サッカーと同様に、WBCやオリンピックでもこれからは、メジャーリーグで活躍する選手が増えるのだろうな、と思う。ー
・今作では、栗山監督の選手とキチンとコミュニケーションを取る姿が度々映される。そして栗山監督は”プロ野球監督と違うところは?”という問いに対し、”超一流の選手ばかりなので、育てるという気持ちより、一緒に学ぶ感じ。”と答えている。
更に彼は、全選手の前で言う。”キャプテンは設けません。”
そして、WBC経験者であるダルビッシュの元に行き、”スマンな。けれど選手を良く見てやってくれ!”と言うのである。
名将である、と思う。
・一番感じたのは、選手やコーチたちが野球を楽しんでいる姿である。特に大谷選手かな。緊張はしているのだろうが、それを愉しむ余裕がある様に見えたのである。
ー アテネオリンピックの日本の戦い方を思い出す。ガチガチに緊張して、果ては4番がバントをするのである。この辺りは、奥田英朗の「泳いで帰れ」に詳細が記されている。-
・ダルビッシュは栗山監督に言われたように、若き速球王、佐々木投手にスライダーの投げ方のコツを直に教えている。
・試合途中にヘッドスライディングをした際に、小指を折った源田選手が薬指と併せ、テーピングして試合に出る姿も、”悲壮感ありき”では映されない。
■準決勝のメキシコ戦で、それまで不振だった村上選手が逆転サヨナラ打を放つシーンはヤッパリ盛り上がったなあ。
選手、コーチ総出で、御祭騒ぎである。
(序でに、映画館も一部で歓声が上がる。)
<”因縁の準決勝”を際どく競り勝った日本は、決勝で王者米国と当たるのであるが、大谷選手は試合前に全選手の前で、明るい顔で”憧れるのは止めましょう!”と言ってグラウンドに出る。
そして、9回に汚れたユニフォームで(二刀流だからね。)マウンドに立ち、メジャーリーグのエンゼルスの同僚であり、強打者マイク・トラウトを見事に三振に取るのである。
いやあ、今作見応えがあったなあ。
2023WBCは、毎朝、新聞で結果を見てから会社に行っていたが、随分元気を貰ったモノである。
それにしても、今の日本の”野球”選手たちは鋼のメンタルを持ちながら、野球を楽しんでいるんだね。
今作は、全試合を見た人でも、そうでない人でも、面白く鑑賞出来る、選手密着型ドキュメンタリー作品である。>
共感ありがとうございます
全編を通して感じたのは、
監督、コーチ、選手のコミュニケーションの多さでした。
コミュニケーションによる相互理解、相互信頼でチームワークを築いた侍ジャパンが、試合を重ねるたびに、更に強固なチームワークを築いていったことがよく分かりました。
大谷翔平に代表とした個の力も凄かったですが、
野球という団体競技におけるチームワークの大切さを教えてくれる作品でした。
では、また共感作で。
ー以上ー
泳いで帰れ 読みました。比喩じゃなくそのままの意味なんですよね。奥田さんらしい観戦記で面白かったです。
WBCはリアルタイム観戦ではなかったんですね。
それなら尚更楽しまれた事でしょう。栗山監督は本当にそうだなあと思いました。それにしてもそんなに映画が大盛況とは。
しかも高いんですよね?
でも映画館で観る感動は何にも増しての感動でしょう。絶対準決勝 泣きましたでしょ。
こんにちは~お疲れ様です!
本作観て良かったっす!
あと昨夜のコメントの続きですけど、ちょいと踏んだら300キロ出ちゃう車ってターボ車のスポーツカーしかないと思いますけど...NOBUさんスポーツカー乗られてるんですか?
もしそうでしたら私もスポーツカー好きですよ!峠、サーキット走ってましたから!もう引退しましたけど。
今は落ち着いてセダン乗ってますよ。
でも最近またスポーツカー乗りたい熱が出てきて毎日の様に32.33GT-R辺りをネットで探してますよ!(笑)
あと車で200キロも普段は出さないから150位で頭打ちでいいんじやないっすかね!?(笑)
ドラレコ当たり前の時代で記録されてますから危ないですよ(笑)
何度も飽きるほどテレビで視たはずなのに、いわゆる秘蔵映像が所々にあってまたまた楽しんでしまいました。
出来れば栗山さんを監督として招聘した経緯などもあれば良かったかな。アメリカのプロスポーツはアメフト、バスケ、ベースボールの順位ですが、国際大会のあるベースボールの順位もアメリカ国内であがるんじゃないかな。
これ、エンドロールまで観なきゃ損しますね。笑えます、さぁいこう!
そんな姿を見せてもらい、なんか自分まで幸せな気持ちになりました!
ほんま感謝です!取り上げてもらえなかったけど、全選手、スタッフ一人一人にドラマがあったと思うので、本なんかになるのを楽しみにしています。個人的に今永さんの緊張具合を見れて幸せでした!
m(_ _)m でもほんま世界一になって
最高でした!さぁいこう!(^。^)\
いや〜ほんま凄い緊張感ですね〜
皆それぞれにその調整の仕方というか戦い方が違うし、大谷選手でも普通に悔しがったりしてる所が見れて、楽しかったです。m(_ _)m
でもこの超緊張する瞬間が楽しいんでしょうね!緊張してるみたいだけど、めっちゃ笑顔なんですよね!
イチローさんもそうでしたけど、子どもの時からず〜〜〜っと野球で試合してる瞬間が楽しくて、それだけを追求してきたら、こうなったっていうことなんですかね!凄い!^ ^