バード・ボックス バルセロナのレビュー・感想・評価
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サバイバルの父と娘かと思いきや、直ぐに「なんか違う」と気付く。 前...
サバイバルの父と娘かと思いきや、直ぐに「なんか違う」と気付く。
前作『バードボックス』より予算規模が上がった気がするが前作の方が良かったような、、、、
宗教的なニュアンスが大きくなっているせいか?
「悪魔が地上に降臨して人々を地獄に引きずり込むのを 何故か神様の仕業と勘違いする人達の物語」だと思った。
アレに魅入られた男
(あらすじ)
大ヒットサバイバルスリラーのスピンオフ新作!荒廃したバルセロナで、セバスティアンと生存者たちは街からの脱出を試みるが邪悪な脅威に直面する。
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突如、人間社会に現れたアレ。
アレを見たものは、自殺してしまう。
中には自殺しない人間もいて、彼らは他人にアレを見ることを強要する。
前作ではアレの正体は謎のままだったが、
本作では一歩踏み込む。
⚠️以下、ネタバレ⚠️
本作では、アレを見せたがる男が主人公。
アレを天の使いと信じ、自殺ではなく神に召されると信じている。
生き残ったコミュニティに入り込み、彼らを“救う”機会を待つ。
なぜ、前作でアレを見せようとするのか不思議だったが、その謎の一部が紐解かれる。
そしてラストでは、研究によりアレの正体が解明されそうな予兆を残して終わる。
サンドラブロック主演の前作#バードボックス では、正体不明のアレに翻弄される人々を描いた。
私たちが恐ろしいと思うのは、アレが何か分からないからだ。
アレに名前がつき、カテゴライズされてしまったら、恐怖は失われてしまうだろう。
このまま終わらせてほしいような、続編を観たいような、、。
前作ほどの緊迫感はないが、本作も人の心の闇に踏み込んだ佳作。
そして次回へ続くの…ね…
サンドラ・ブロック版と比べてはいけないのだろうけど
キャストやストーリーはちと地味目で見応えには欠けてしまいました…
これ世界各国のバージョンが出来たらそれはそれで楽しいかも
目玉の印が「20世紀少年」?みたいで私の笑いを取って下さいましたが
劇場作品だったら観てなかったかなぁ
ははは💦
世界観を共有した別モノ
続編というよりは、「見たら死ぬ」という設定だけを借りた別物と言ってよい。“それ”からの逃亡劇が主軸ではなく、狂気に駆られた男の暴走と改心が物語のテーマ。これはこれでそれなりに面白かった。
次は韓国?
オリジナルをスペイン風にしたリメイク作品かと思ったら、上手く話を広げてきた。
奴らの目を見ても平気な人間が存在する。考えようによっては、彼らが神から選ばれたと思っても不思議はなく、ヤツらの手先となるのか、人類の希望の光となるのか、まだまだ物語が展開できそう。
スペイン語が喋れない外国人観光客を登場させたりして、バルセロナが舞台であることを生かした作品になっている。また、目隠しをして行動しなくてはいけない制約は、オリジナルと同じで、ハラハラドキドキ感を生み出している。
次は韓国かな?
まあ面白いよ!
バードボックス大好き人間な私。
一作目が衝撃的に面白かった!
続編にテンションダダ上がって見ました🥹
一作目ほどの👀面白さは無いけど!面白いよ!
奴らは進化してるのか!?
一作目は見えたらアウトくらいな気がしたけど、今回プラスで聴覚にも訴えてくる仕様!少し蛇足な気もしたけど、、、それはそれでアリ!!!
主人公が闇堕ち→からの→人の心を取り戻すってゆーのも良かった!
娘が普通に一緒にいるかと思いきや実は…って感じは予想通りだったけど。
ラストも色々良かった!!!
バードボックス大好き😘
情がうるさい
つまり主人公の男は亡くなった幻影の娘にそそのかされて、細々と生き延びている小コミュニティを見つけてはそれを壊滅に追いやっている──わけである。
なんでそんなけったいな話にしちまった?
作者兼監督のDavid PastorとÀlex Pastorを検索したらCarriers(2009)という過去作があった。
コンテイジョンのようにCOVID-19のあと遡及分析をほめられた映画がいくつかあってCarriersもそのひとつだった。
ウィルスで世界が終わったあとのディストピアでクリスパインがでている。所々おぼえているが、Pastor兄弟は情の扱いに特長がある。車で移動中、幼女が感染している家族に出会い、助けてあげるか見捨てるかで揉める。個人的にディストピアで善意を試されるのは好きじゃないが、Pastor兄弟は情けをかけるかかけないかのジレンマが映画ダイナミズムになる──というポジションで書いている。だから本作Barcelonaでも幼女をもちだして情や善意をくすぐってくるわけだが動機はともかく根本的におまえがサバイバーたちを全滅させてんだぞ。にもかかわらず人情を本題にしているからこんなけったいな話になったのだ。
ひねり過ぎもある。
想像だがNetflixはBirdBoxをリレーしたいのではなかろうか。
Barcelonaへ行って次は(たとえば)ソウルへパリへバンコクへシドニーへ・・・という感じでバトンを渡し、それぞれの情趣を生かしてスピンオフをつくる。
グローバルなリレー企画だとするとBarcelonaの“ひねり過ぎ”も腑に落ちる。スサンネビア、サンドラブロック──なんてすごい面子からバトンを渡されて気負いすぎた。
世界展開するってことはコンペティションでもあるからだ。
それでなくてもNetflixへ納品する第三国は気負っている。米英韓なんていうドラマ製作の大家と並べなけりゃならないから、みょうに背伸びしてしまう。
で、ありがちと言われないように話をひねった結果こうなった──のかもしれない。
──
BirdBoxの要点は目隠しとmesmerizing──見ないことと見つめてしまうこと。モンスターがいらず未来の構造物がいらずサバイバー数人が廃墟群を派生アトラクションを散りばめながら手探りで逃げ回ることでもっていける。──というのは何にもわかっていない素人の見解だがさほどひねらなくても大丈夫な素地をBirdBoxはもっている。──ような気がする。
憶測だが作者の脳裏に最初にひらめいたビジョンは目隠しした人たちが手探りで歩いている絵だったのではないか。
その絵は劇的であり、そこに(たとえば)現代社会というものは目隠しした人たちが手探りで歩いているようなものだ──というシンボルをもってきたり、目隠ししている状態から共同体としての信頼や裏切りを表徴したり──のドラマタイズができる。
かえりみると最初にサンドラブロックが目隠ししている絵を見ただけではっとしたし、見たくなった。そういう素地のいいアイデアだった。──ゆえにBarcelonaのひねり過ぎが悪目立ちしてしまった。──のだった。
個人的な願望だがBird Box Tokyoがつくられて公開処刑されたら愉快だわな。
意外性のある主人公
目視したら死ぬ生物が蔓延するバルセロナ。娘と生きるセバスチャンは生存者のコミュニティを見つけ…。
スペイン版スピンオフ映画。前作の持つ強烈な不気味さはやや弱まっていたが、主人公の属性が類似映画の中でも特殊なので意外性がありました。
主人公に感情移入しにくい
前作の内容はほとんど覚えてないので比べることはできないけど、
今回は謎の生物をより深めるのかと思いきや、なんか人間と戦ってる感が強くなんか残念。
全体的に展開が遅くて特に中盤すぎてもなかなか変化がなく結構退屈。
セバスティアンがカルト宗教にハマった信者みたいで、どうにも感情移入ができない。
見ている側はやっぱり無意味に殺人を犯す者に共感はないよ。
彼を中心に物語を展開するのはちょっと難しかったと思う。
ただラストに向けての30分はセバスティアンが悲しい出来事と向き合って立ち向かい
現実に目を向け始めたので多少盛り上がってきた。
やっぱり主人公はクレア?にして子供を守る女性を中心に、セバスティアンは友人で殺人者の方が普通に話を持って行きやすかったと思おう。ってか普通そう考えるよね。
ラストはなんだか続編またやるの?みたいな感じで終わってたけど、
このレベルで続きは無いだろうなあ。
ところで謎の生物?についてもう少し設定をしっかりさせるべきでは無いだろうか?
物語の要であるわけだし。確かにわからないことだらけというのはいいかとは思うけど、
人に対して精神攻撃をしてくるわけだから、その点については解説が必要では無いだろうか?
簡単に言えば誰もが悲しい過去を持っているわけではない。多少嫌な思い出はあるかもしれないけど、自殺してしまうほどの過去とかはほとんどの人がないと思うけど。
また、目の前にいるはずのない人物、仮に見えたとしても、謎の生物についての事前情報はすでにあるわけだし、これは幻覚幻聴だ!ってわかりそうなものでしょ?その辺抗えない理由ってのをもう少し描いて欲しかった。また、見ると自殺するという設定なのに実質聞いたらもう見たも同然って感じもどうなのだろうか?前作ってそんなんだった?その辺の一貫性や設定パターンを練って欲しかったな。人って催眠術で自殺させられないらしいよ。
また、あれだけダラダラ展開するならば神父のカルト宗教についての設定もつっこんで良かったんじゃないかなと。110分もあったんだからそういう点も描くべきでしょ。
★2個くらいなんだけどラスト少し盛り上がったから★2.5にしました。
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