湖の女たちのレビュー・感想・評価
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内容は難しかったけど、主演二人の演技は最高です。
内容が盛りだくさんで、事件の解決を期待して観てしまうと終わった時「え?ここで終わるの?」となりますが、本題はそこではないことを理解すると「なるほど〜」と、なります。
星4.5のもーさんのコメントにバッチリ書かれてます。
福士蒼汰さん松本まりかさんの演技にはグイッと引き込まれました。これだけでも見る価値めっちゃあります。
久々スクリーンで見た三田佳子さん、やはり素晴らしい女優さんですね。
湖の描写は美しいです。
個人的には、執拗な捜査のシーンを減らして、夜の湖での出来事により二人が精神的に乗り越えることが出来たと誰もが判るようなセリフやシーンがあれば、「エンディングがいきなり来た」とならず、三田佳子さん演じる市島松江が出来なくて一生後悔し続けたことを松本まりかさん演じる佳代は乗り越えて出来た、と感じやすかったかなと思います。
評としては禁句だが、制作サイドが本作で何をしたかったのかさっぱり判らない
エンドロールでは『松本まりか』と『福士蒼汰』の名前が併記され
両者が主役の物語りであることが提示されるも、
実際はタイトルの「・・・・たち」が指し示すように
琵琶湖の畔に集う複数の女性の{群像劇}。
それも{輪舞}のように語りは進み、
観終わった時には焦点のぼやけた
何も残らない作品になってしまった。
原作はどうなのかは知らぬが、
監督・脚本の『大森立嗣』には猛省を促したいところ。
湖岸の町の介護施設で入居者の死亡が発生。
人工呼吸機の故障は考えられないことから
警察は殺人を、それも内部職員による犯行を疑う。
ここで見立てによる強引な捜査が行われるのはお約束。
犯人と目された『松本郁子(財前直見)』は、連日のように署で尋問にも近い取り調べを受ける。
ここで取り調べに当たる刑事の一人『伊佐美佑(浅野忠信)』の過去が語られる。
五十人以上の死者を出した薬害事件を上からの圧力により立件できなかった、とのトラウマ。
しかし、正義を目指し刑事になった男がなぜ
その一件だけで、以降は思い込み捜査をするようになったのかは釈然とせず。
ここに、その薬害事件に再びスポットライトを当てようと取材を進める記者が現れる。
彼女は嘗て闇に葬られた事件の黒幕に「731部隊」の関係者が居たことを突き止めるが
関連して披瀝されるエピソードもまた唐突。
あまりに寓意に満ちて、他の出来事とどう繋げれば良いのかさっぱり理解に苦しむ。
数十年前と同様、上からの圧力が再び掛かり、
取材を続けられなくなった『池田由季(福地桃子)』は、
投宿先の同地で起きていた先の事件に目を向け
真相らしきものに辿り着く。
が、それを証明する術は、なぜか見つからない。
同時並行でやはり施設の介護士『豊田佳代(松本まりか)』と
捜査に当たるもう一人の刑事『濱中圭介(福士蒼汰)』の関係が描かれる。
二人の出会いは了解も、その後の流れの不自然さは特筆もの。
とりわけ『佳代』が羞恥プレイを嬉々として受けるようになった背景が釈然とせず、
口をぽかんと開け見守るばかり。
五人の女性の過去と今、夫々が抱える葛藤、
世間での生き辛さに言及されるも散文的。
また官憲の圧力や、(直近でもあった)介護施設での一方的な思い込みによる殺人も
盛り込まれるが、何れも深く立ち入ることはないので
表面的な語りに終始し、鑑賞者の心に刻まれることはない。
唯一、義憤を感じさせる警察による威圧的な捜査も
無理筋に過ぎ、結局は白けてしまうほど。
そものもの発端となった薬害事件ですら、
規模の大きさを勘案すれば、そんな幕引きがホントに可能なのかは
首を傾げる。
制作意図すら判然としない、散らかりまくった一本。
主要な二人の関係性がどうにももやっとしているのも一要因。
『松本まりか』が〔夜、鳥たちが啼く(2022年)〕に引き続き
カラダを張った演技をしていることだけが評価点か。
リアルな描写なのかな
ストーリー以前に前提が 事実と違うねん❗️後半盛り返したが 俺的には無理‼️皆さんは是非 芸術気分で❗️
本作な 吉田修一結構好き 原作 だけに期待してた
結果は 芸術の心ゼロ0️⃣のワシ個人的にムリ作品だった。後半盛り返したが 何を言いたいのかわからなかったヨ
有料パンフ🈶は色々と高尚なことが書いてあります。是非 私も購入して利益に貢献したが、あらすじ部分除いて未読❗️
この文 後段のパワハラ定義は 端折ってます。
あっ ⑤追加!呼吸維持装置見たいのは マジうるさい 普通の大・病院でもフロア半分くらいに響く 不規則に 俺 入院経験から知ってるんだわ 音がすごい迷惑 どのくらいのレベルかというと 暴走族の例会集いの方が遥かに静か
というより この装置❓よりこの世でうるさいものないから ぴっぴ ぴっぴ ぴっって延々と続くから
俺 病院に療養のために予約入院したのだけど 3日間 一睡もできず 不規則な連続音ほどたちの悪いものは無い
作ったメーカーさん マジで安全配慮義務的に大問題 オイオイ一人の維持装置のために フロア半分以上うるさくて眠れないって カラクリいうと 耳の遠いお爺さんを隣接する病室入れてた
俺は 部屋のボスの発言が気になって病室変更申し上げたが 隣とは❗️マジ 訴訟もの
コレ ストーリーとはカンケーないからな❗️全くカンケー無い。チコっと出てくるが 話の本筋とはカンケー無い
ストーリーに触れずにダメなとこあげときます。劇場で具体的なとこは確認して 観客@3人だった 封切り翌日土曜夜夕方🌆
①刑事訴訟法的な 令和時代の取り調べがあり得ない描写
俺な、刑事法 シロウトやないねん。そこはずっと前から書いてるからね❗️
だから現実と比べると乖離し過ぎて 付いてけない
何、その取り調べ方法❓ 個人情報アウト しかも操作と下半身結びつけ
言語道断。 あと一般的な話 逮捕事案は当たり前だけど スマホとかは📱押収解析
途中 操作✖️ 捜査⭕️誤記あり
② 薬害事件はギリギリだが 73・カンケーは んなわけないわ 森村誠一さんも生きてたら疑問符だ❗️
③ 今更、政治家に 権力は無い。 日本医師・はあるかもな
④ 事件のつながりがモヤモヤ😶🌫️😶🌫️
全国の警察官👮の皆さんは 本作に 違和感MAXは相違ない
よくわからないけど 俺が俳優だったら 主人公のオファー断るわ❗️
是非 劇場で 個々を確認して
操作の基本 強要された自白は無意味というよりマイナス
せめて 証拠は無理でも 状況証拠くらいは・・・個人的ボヤキ
それから この作品と関係無いけど
職場のパワハラ ①優越的関係を背景に②職務の範囲を超え③職場環境【広義】を害する
まとめるとそういうことやねん まあ関係無いけどね
話のストーリーとか要素は 最近イラッと💢きたから書かんがな
具体的にストーリー知りたい方は是非劇場へ
ただ、これだけモラルに厳しい時代だから 女性の方 女性連れの方 心して臨んでください
意外に好印象カモ🦆
よくわからないけど 職業差別的なものは 俺は一切受け付けない人間なのでよろしく。
賛否ある
と、監督が言い切ってたのが印象的。良くも悪くもおそらく原作を大事にしたんでしょう。
正直映画としては終始暗めだし、どのキャラもクセがあって好きにはなれず、共感も難しいので、重たい印象。どう解釈するのかが難しいのでつまらないと思う人も多そう。でも、この世界の汚さと、それとは反対の正義や、人間らしさや美しさなど、惹かれるシーンはところどころあったなぁと思う。
今回は舞台挨拶付き、しかも上映後だったので、監督や演者の思いや届けたかったものを聞けたのでよかった。特に松本まりかにとっては大きな挑戦で、重いものを背負って頑張ったんだなと言うのが、彼女のピュアな言葉や涙、言葉がなかなか出てこない、言葉で表現できない溢れ出すものみたいなところから滲み出ていてよかった。福士蒼汰もドラマでも思ったが、だいぶいい意味で気だるそうな空気が出てきて、大人の色気のある素敵な俳優になったなぁと思うし、財前さん、三田さんetc、周りを固める俳優陣もさすがだった。
にしても、本人も映画でも松本まりか綺麗だったなぁ。
主人公を変えたら面白そう
ちょっと長いけど最後まで
今週は楽しみな作品公開が多いですが、タイミンでまずは湖の女たちから。評価がイマイチなので最後にしようと思いましたが、出ている俳優陣が凄いことと、大森監督ならと鑑賞です。
湖の近くにいる4人の女のストーリー。
初めは介護施設で起きる事件?事故?から始まりますが、ほかのストーリーも進んでいき、最後にまとまる、、、まとまらない、、、
どの女もなかなか壮絶というか、キャラが濃い。
4人とも演技がすばらしい。
松本まりかはとてもセクシー。
映画でないとこの表現が出来ないのだろうと。
前日に予告動画を見てしまったのであのすごいシーンを事前に知ってしまったけど。
言葉で言ってることと、本心がチグハグになる感じが絶妙で良かった
ちょっと長めですが、最後まで食い入るように観ることが出来ました。さすが、大森監督。
原作は知りませんでしたが、多分原作も素晴らしいのかと。ストーリーと良かったです。
壊れっぷりを楽しもう
支離滅裂で意味不明
刑事と捜索対象の女性との禁断の愛、警察による違法な取り調べと自白の強要、薬害事件の隠蔽と731部隊との繫がり、老人を害悪と見なす中学生達と、様々なエピソードが詰め込まれてはいるものの、どれもが中途半端で消化不良な上に、それぞれが有機的に絡み合っているとも思われず、何の話で、何を描きたいのかがさっぱり分からない。
ストーカーまがいの男と、欲求不満の女が惹かれ合っていく過程には説得力の欠片もないし、彼らの性愛も、変態プレーに溺れているようにしか思えない。
パワハラ気質に支配され、積極的に冤罪を作り出そうとしているかのような警察の無能さは目に余るし、殺人事件の被害者が、過去に立件できなかった薬害事件の関係者であるにも関わらず、そちらの線での捜査を行なおうともしないお粗末さには呆れてしまった。
いったい、いつになったら殺人事件が解決するのだろうかと思って観ていると、何の進展もないままダラダラとした話が延々と続くばかりで、そのテンポの悪さと冗長さにうんざりしてしまう。「社会派」とか「反戦」とかの味付けがしたかっただけとしか思えない薬害事件と731部隊のエピソードは、そっくりそのまま削除しても良かったのではないだろうか?
登場人物達の言動も支離滅裂で、誰にも共感を覚えることが難しく、せっかくこれだけの役者を揃えておきながら、その無駄遣いにしか思えないのは、本当に残念としか言いようがない。
湖は1Pスポット
官能ミステリー
死ねゆうたら死ぬんかい‼️❓綺麗な景色ですか‼️❓
なんか、薬害死、介護殺人、政治介入、冤罪、てんこ盛りだけど、一つとして現実的で無く、時代考証や世相の全てが無茶苦茶、そして、人物像すら荒唐無稽、アバンギャルド、を通り越して、冷静に見ればコメディとすら感じる。
でも、演技は凄まじい、福士蒼汰と松本まりかのSM的やりとりは引き込まれる、演技賞レベル。
記者の女の子のネジの外れた行動と演技も素晴らしい。
内容的に無茶苦茶だが、違法捜査や政治介入、介護虐待、が蔓延してることは事実なので、これくらいセンセーショナルな方が、みんな目が覚めるのかとも思う。
久しぶりに福士蒼汰の演技みたけど、見違えるほどの名優になりました、それだけでも観る価値あり。
無茶苦茶だけど、久しぶりに映像と演技に目が釘付けになりました、ありがとうございます😊😭
フラストレーションが溜まる
3つのストーリーに分散されて、頑張っている主役の松本まりかさんが可哀そう
① 松本まりかさんが演じる介護士が、刑事と謎の恋に落ちる話
② 政府を転覆させるぐらい大問題なのに、若い雑誌記者が一人で取材を任されている薬害事件の隠蔽
③ 身勝手な連続殺人事件と、警察の雑な冤罪未遂事件
の3つのストーリーが、並行して描かれています。
確かに、タイトルは「女たち」なので、それぞれに関わる女性全員を描きたかったのかももしれませんが、共通点は、「湖」=どこにも流れることのない行き詰まった状況だけ???
いやいや、この映画の主役は、①の松本まりかさんが演じる介護士じゃないの? そのわりには、刑事と謎の恋に落ちるような状況に至った理由も軽すぎるし、それまでの人生で何があったら、そんなことになるのか?も、ちょっとしたセリフで説明されるだけで、極めて消化不良です。
一方の、②や③は、動機を明確に説明しているけれど、どちらも、中途半端な終わり方で、①のストーリーを活かすこともなく、何のために必要な物語なのかもわからない。
せっかく、松本まりかさんが、体を張って、渾身の演技をしているのに、これは、本当にもったいない。①のストーリーだけで、映画を作り直してもらいたいと思いました。
まさか原作どおりとは思わなかった。映画としてはもっとおもいきった改編が必要だったのでは。
吉田修一の原作は彼の作品の中ではあまり出来の良いものだとは思わない。あちらこちらから持ってきたモチーフ(薬害エイズ事件や731部隊など)を強引につなぎ合わせプロットを作り出したものの文庫本400ページ弱の枚数では収まりきれず万事、中途半端に終わった感がある。特に分かりにくいのが濱中圭介(映画では福士蒼汰)と豊田佳代(同じく松本まりか)の主役2名であって、彼らの考えや行動は原作でもクリアに描けているかというとそうでもない感じがする。映画化にあたって期待したのはこの2人を実像化して説得力をもたせることであった。
映画を観た感想は、役者2人の奮闘により(松本まりかさんは役柄に戸惑っている感じがひしひし伝わり痛々しかったが)ある程度は成功しているような気がする。彼らの位置づけは「暴力で支配するもの」と「支配されるもの」であっていわばこの世の中の二極構造を体現しているのである。でも映画化にあたっては、周りのストーリーをもっと刈り込んで、この2人を浮かび上がらせて欲しかった。それが映画の映画たるところだと思うのである。
介護施設での殺人や過去の薬害事件、そして更に遡るハルビンでの事々、これらのことを解明する役割として伊佐美刑事と雑誌記者の池田がいる。それぞれ演じている浅野忠信と福地桃子はどちらも好演ではある。ただ彼らは世界が如何に暴力に充ちているかを示すガイド役としているわけであって、彼らに焦点をあてすぎると筋を追うことのみに観客は目をとらわれてしまう。
ちなみに原作では池田は男性である。インテリで雑誌記者としては若干線が細い感じがする池田を女性に置き換えたことは差し支えないものの、池田が闇討ちにあうところはカットすべきではなかった。伊佐美と池田は世界の暴力を映し出す鏡でもあるから。
結論として述べると、映画は原作のプロットを忠実に追いすぎたあまり肝心の主役2人をシャープに浮かび上がらせることに失敗した。映画だけを観た人にはこの2人は変態行為にのめりこんだとしかみえないのでは。
このこと一つにより本作は失敗作と断じることができる。
全80件中、61~80件目を表示