グランツーリスモのレビュー・感想・評価
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(褒め言葉)どうした?監督
手掛けた映画は、ほぼ鑑賞済みだったが
こんな”仲間・努力・勝利”みたいな王道出すのかと驚いた
GTの車がCGで組み立てられていった時は
監督との相性良かったのかな・・・と・・・
話は実話と押していながらもいくつか映画の演出がありますが
好みの展開で大興奮
胸熱になりました
ゲーマーだってトップになれるドリームをプレイヤー達に捧げてやってください
面白い!そして感動、涙腺崩壊
予告を見て面白そうと思って鑑賞
ゲームから実際にレーサーになったサクセスストーリー。
実話ということもあるからか、変に取り繕ってる部分がないのが良い。テンポ良く進むのも良いね。
車好きなので、車やレースは見ていて興奮した。
父親とのやり取り「父親は守りに入るから応援できなかった」ってそうだよな〜と思いながら、レース前に会いに来たシーンで涙腺崩壊してしまった。泣くなんて想像してない作品だった。
最後のル・マン24時間はゴールでガッツポーズしちゃったよ。
車好きでなくても楽しめるのかは、わからないけど、サクセスストーリーが好きなら楽しめると思う。
期待を上回りすぎている
若い頃からグランツーリスモをやっている者です。あのグランツーリスモが映画になると聞いた時は耳を疑いました。私はさぞ面白いだろうと思い、映画館に足を運びました。正直、神映画です。今まで見てきた映画の中で最もよかったです。大迫力のエンジンサウンド、主人公のストーリーなど細かく出来ていました。レース中にグランツーリスモの要素を入れたり、クラッシュシーンで車が本当に大破していたり金がかかっているのがよく分かりました。この映画見たあとは自分も走りたくなりましたね…
「映画」としては面白い。では「実話」としてはどう?
まず、映画としてはソツなく作られていて面白いです。話もわかりやすいですし、何よりデヴィッド・ハーパーさんが最高にいい演技をしているし、ストーリー上もいいポジションです。第二の主人公と言っても差し支えないくらいこの映画はデヴィッド・ハーパーの映画です。なんなら彼が主役なんじゃないかってくらい。
CGの効果的な使い方や典型的なライバルや敵、そして主人公の成長と挫折、そこからの復帰、といった王道の展開で安心して観られます。
さて、この映画は実話であるということをウリにしており、エンドロールの際に実際の写真と映画の場面を並べてほらほらこんなに再現してるんですよってのをアピールしてますし、宣伝文句も「感動の実話」とか書かれています。
確かにヤン・マーデンボローさんは実在の人物で、GTアカデミーを勝ち抜いて実際のレーサーになった人ですが、彼は一期生ではないんですよね。映画の中ではヤンが一期生の様に描かれていますが、グランツーリスモの公式サイト(映画の公式サイトじゃなくてゲームの方)によれば、2008年、2010年にそれぞれGTアカデミーの覇者がいてレーサーデビューしています。ヤンは2011年のGTアカデミー覇者です。余談ですが、2011年は北米覇者もいてレーサーデビューしている様です。そうなると劇中の数々の描写に違和感を覚えませんか?
次に、2011年とは思いにくい描写も多く、私は割と最近の話だと思っていましたが、そうではありませんでした。12年も前の話です。2011年の現役機はプレステ3です。当時出ていたのはGT5。グラフィックは確かに当時最高峰でしたが今見るとやはり時代を感じます。その辺が最新の映像で「再現」されているのでGT7での話なのかと思ってしまいました。
またヤンの戦績もかなり異なります。クライマックスでバッシングを覆す為の起死回生の策としてのル・マン出場すると劇中では描かれていますが、実際は事故の前にル・マンに出ており、位置付けは全然違います。
この映画の第二の主人公、デヴィッド・ハーパー演じるジャック・ソルターも実在しません。モデルになった人物はいる様ですが。
ちょっと調べただけでも実際と異なる点は数多く存在しており、これを実話と断言するのはかなり違和感があります。あくまでも実話を元にした創作であって、実話ではない。いや、実話なのかもしれませんが、じゃあ、「実話」とはなんなのか。何処まで脚色して実話を名乗ることが許されるのだろうか。ということを考えてモヤモヤしてしまいました。
極論を言えば、「地球がある」「人類がいる」「M78星雲という星雲がある」という事実に脚色をして作られたウルトラマンはじゃあ「実話」なんでしょうか。もう少し史実に寄せた「女信長」ではどうでしょうか?それは実話ですか?
気にしすぎなんでしょうけど、私はこの映画は実話とは思えませんでした。そんなわけで映画単体では4点でもいいと思ったのですが、後で色々調べた時の「実話」に対する違和感が拭えず-0.5で3.5とさせていただきました。
ライセンス取るぐらいで終わりじゃなかった!!
なかなか見ごたえありました!!
まずシュミレーターを作った人が日本人のゲームクリエイターとは知らず、それも驚きでしたが
とことん本物のレーシングカーや実際のサーキットコースなどの再現にこだわっていて、そもそもお遊び程度じゃない本気のゲーム作りが凄いな。と思い。
ただ、主人公の彼がライセンス取れてわー良かったね~凄いね~~ぐらいでは終わりじゃなかった!
現場では当初「なんだよゲーマーあがりかよ」みたいにメカニックとかの人からはやっぱり軽んじられてしまうし、
チャレンジだけでも生死のリスクがあるのに家族もお母さんや彼女以外は最初は前向きに送り出してくれないし。まぁお父さんの気持ちも分かる。そんな、万一事故になれば生死に関わるほどの世界にゲームしてただけで通用するとは考えられない。まぁ、世代的に全く未経験の分野だからお父さん世代はなかなか想像出来ないよね。。ここはわかり会えない父と息子がもどかしいんですが。。
*****
コーチも、このプロジェクト自体そもそも無理だろうって思ってたし、ただ正直に現実の厳しさを最初から通告してたのも良かったと思います。
「お前達が出来ないことを証明する」なんて宣言するコーチは普通いない。でもそこにしがみついて食らいつくことが出来た者達だけがリアルレーサーになってゆく(素晴らしい!)。
ただプロジェクト言い出しっぺの方が「映像判定ならカメラ前で堂々と出来るマティのほうを選ばないか?」ってこっそりコーチに相談したときは驚きました。おいおい、このプロジェクトに夢持ってたんちゃうんかい!!エンタメ的な見栄えで本当の勝者を切り捨てようと誤魔化しもアリならチーム日産の挑戦者を決めるこの大会もヤラセになるやん!!何考えとんのじゃー!!とイラっとしたらそこは正直なコーチがちゃんと主人公を勝者にしてくれて、あーー良かったこのコーチは信頼出来る!と思いました。
。。が、まぁレース界も広告うてて話題になってスポンサーを得るとかの側面もあるなら、こーいうヤラセも時にはあるor必要なんだろうか。。と少々複雑な気持ちにもなりました。
******
そしてレース場面の映像は、これどうやってフィルムに収めたんだろうめっちゃリアルなレース体験を自分もしてるみたいだ、と感心してたら最後になんと
ご本人役のカーレースの車の動き部分は
ご本人がスタントを担当。。。。!!!!
なんですと!!!
それはもうマジでリアルなドキュメントじゃないですか!!!!
いやートップガンも実際に戦闘機を飛ばしてリアルな映像にしてたと思うけど、まさかのご本人が再現してくださっていたとは。。。
映画製作の本気度を感じました!
また途中でコーチが「レース中に感じるか?全てが止まっているような、まわりがゆっくり見えて自分が無敵になっているような感覚を」みたいに話すところ、
鬼滅の刃でいう「透き通る世界の域に到達したか」の話と通じていて、戦闘スキルが一定ラインを越えた者だけに到達出来る達人の域って、きっとどの分野にもあるんだろうな~と感動しました。
主人公が順風満帆にル・マンの表彰台に立つのではなく、そこに至るまでに挫折や恐怖や沢山のことを乗り越えて行く様子が描かれていてとても良かったです。
「俺が何千回ル・マンのコースを走ってきたのか知ってるのか?」
「俺が何度マシンのセッティングをしてきたのか知ってるのか?(ブレーキはちゃんと踏んだ、マシンのほうに問題がある)」
この辺の熟知してる感じが痺れました〜!
でも実際のGに耐えるための物理的な筋トレや体力作りはやはり必要だと思い知らされて、主人公がちゃんと強靭な肉体のためのトレーニングもやり始めるところがカッコよかったです!
慢心することなく、己に足りない所があればそこを強化する、素直な性格も勝利への秘訣だと思いました。見て良かったです!!
CLIMAX
実況動画でグランツーリスモの動画を見たことはありますが、実際のゲームは未プレイです。任天堂派閥なもので、PSVitaは持ってたんですが、据え置きプレステはいまだに持ったことがありません…。
昨年公開された「ALIVEHOON アライブフーン」(こちらも傑作)も同じく、ゲーマーがプロレーサーを目指す物語でしたが、今作は現実で起きた話という事で、より明確に、より厳しい物語が展開されていました。
ゲーム内ではとんでもタイムを叩き出し、それがきっかけで実際のレースに出るための選手を選出するための合宿に呼ばれたヤン。元々プロレーサーになるのが夢だった彼にとって、それは願ってもないチャンスだったけれど、いざ乗ってみると遥かに難しいものであり、現実での身体能力が求められる中、ヤンはどうやってプロレーサーになっていくのか、という王道スポ根ものなのでとても入りやすかったです。
ライバルチームの妨害を受けて下位入線のデビューや、上手くできても結果が足りなかったり、そもそも故障でリタイアしてしまったりと苦戦する中でなんとか足掻いてみせてライセンス獲得の4位に辿り着くまでの流れがとても良かったです。ヤンの成長を描くと同時にやっかみあっていたジャックと信頼を深めていく過程もしっかり描かれていましたし、日本にやってきてグランツーリスモの製作者に会ったり、寿司を堪能したりとゲームの生まれた日本もしっかり映してくれていたのがとても良かったです。鈴鹿サーキットも映ってくれればなぁとは思いましたが、さすがに贅沢すぎましたね。ゲームでやろうと思います。
風の強いコースで車が宙に浮き、派手にコースアウトしてしまい、ヤンは怪我を負い、観客は数名死亡してしまうという事故が起きてしまい、ヤンは深い傷を負ってしまいますが、ジャックが同じように事故を起こしてからトラウマになりレーサーとしては参加しなかった過去を打ち明けたことにより、自信を取り戻して再びレースへ復帰する流れもスピーディーながらまとまっていてとても良かったです。
ル・マンでのレース再開後も、目の前での他の選手の横転を見て事故の再発を恐れてしまいますが、ゲン担ぎのために聴いていた曲でジャックへの怒りを爆発させて、レースの心意気を取り戻すという演出には痺れました。
運転席から自宅のドライブキットの感覚を思い出し、バーチャルと現実を融合させて完全体になって挑むのがまた最高です。
ゲームで何千回とコースを走り、その度に車のメンテナンスをして構築を繰り返し、その経験が現実のレースに活きて、みるみると相手選手を追い抜いていき、金ピカゴールドの金持ちチームとのマッチレースすらも制してチャンピオンになるという超胸熱な展開、これが実話なんですからさらに燃えるもんです。
宣言通り、表彰台に立ったからシャンパンを開けて高らかに飲む、有言実行のシーンの中でもトップクラスのかっこよさでした。両親も友も師匠も皆肩を手を合わせて勝利を噛み締める、なんて清々しいんだ…!
特に無謀な挑戦であるプロレーサーに反対派だったお父さんが大号泣しながらヤンの元にやってくるんですから、こっちも大号泣ものです。
この先もプロレーサーとして、そしてゲーマーとプロの架け橋となったヤンの存在は本当に偉大なんだなと認識させられました。
ヤンのレースのスタントって誰がやってるんだろうと思っていたら、エンドロールで実際にヤン・マーデンボローがスタントを担当していたのですから驚きです。あのギュルギュルしたカーブの旋回にインを突く手捌きにトップギアの直線勝負と、実際のレーサーが実際の経験を基に組み立てられたレースを映画として観ることができて本当に良かったです。ヤンがいたからこそ、ヤンの並々ならぬ努力があったからこそ今作が誕生したわけですので、感謝してもしきれないくらいです。まさにドリーマー。
ドラマ良し、レース良し、テンポ良し、どこを取っても突き抜けている傑作でした。レース映画の中でもトップクラスではないでしょうか。この映画こそ映画館で体験すべき一本だと思いました。
鑑賞日 9/15
鑑賞時間 12:20〜14:45
座席 O-22
すごく面白い
レースゲームのプレイヤーが現実のレーサーになる。苦労して権利を勝ち取ったのに、スタッフみんなに見下されているなどひどくアウェーだ。彼も彼できちんと頭をさげて挨拶している場面がなかったので、もしかしたら偉そうな態度をとっていたり心を閉ざしているか、コミュ障なのかもしれない。
日産やプレステ、グランツーリスモなど日本に対しての敬意がこれほどまでに詰まっている映画を見たことがない。没落国家であるせいかひどく誇らしくて涙が出そう。ただ、グランツーリスモは知ってはいたけど一度も遊んだことがない。この映画を最も楽しめるのはグランツーリスモをやり込んでいる人だろう。こんな素晴らしい映画を作ってもらえてうらやましい。
GTRがめちゃくちゃかっこよく描かれている。MTのないスポーツカーなんて、と思っていたのだけど、レースではMTが完全に時代遅れであることが示される。聞いてはいたけど、映像で見るとパドルシフトにはかなわない。
主人公は苦労してライセンスを勝ち取っていたのだけど、ル・マンで一緒に走る仲間はライセンスいらないのだろうか。どこかで取得したのだろうか。チームに一人いればいいのだろうか。
クライマックス、優勝じゃないのにめちゃくちゃスリリングで手に汗握る。素晴らしいな。
リアリティの先の不自然さ
グランツーリスモ(GT)
ゲームクリエイター・山内一典氏により
1997年から始まった一連のゲームシリーズ
「レースゲーム」でなく
「カーライフシミュレーター」を謳い
徹底した実車モデリングや
実物からデジタルスキャンした採寸
録音した音にチューニングなども施せ
疑似的に自動車を所有する感覚を
重視した造りは累計8000万本以上を
世界で売り上げる一大タイトルとなった
GTは
新型ゲーム機の発売に応じて進化し
オンラインへの対応や
実在のサーキットも収録され
世界中で昼夜を問わず最速タイムが
競われるようになっていきますが
「そんなにリアルならばGTの最速
プレイヤーは実際のコースで速いのか?」
とは誰もが思うところ
この映画は
GTのプレイヤーが自動車の
購買層になっていくのではないか
とにらんだ日産がかつて企画した
GTプレイヤーからプロレーサーを
養成するという「GTアカデミー」
によって自宅の部屋から
本当にプロレーサーとなった
ヤン・マーデンボロー選手の
キャリアをたどっている
でどうだったか
当然この映画の視聴層は
GTファンやモータースポーツファン
であろうことはすぐわかります
自分もそこにあたりますが
非常に中途半端さが目立つ造り
に感じました
「ただのゲーマーという家族や
レース現場の先入観をヤンが覆していく」
「リセットのできない現実で
死の危険を目の当たりにする」
といったテーマはわかりますが
その現実世界のディティールの
いい加減さで全体的に
薄まってしまっている感じで
本末転倒に感じました
まず
ロケーションがめちゃくちゃです
シルバーストーン!ルマン!
ニュルブルクリンク!と名前が
出てきてシーンが始まるのですが
どう考えても別のコース
おそらくハンガリーのサーキット
ルマンの最終コーナーが
ヘアピンになってしまってます
でも映像では実際の最終コーナーが
シケイン(クランク上の区間)
も入ったりするので
違和感しかありません
シミュレーターとリアルの境目が
あやしくなることがテーマなのに
現実空間にリアリティがないのは
矛盾している気がします
人間的なシーンも
ヤンは世界最速のGTプレイヤー
でそれを現実世界でも通用するかと
証明するわけですが
GTプレイヤーの「実在コースを
プロ並かそれ以上に走りこんでいる」
という部分の描写も弱かった
金満チームのお坊ちゃん
なんかよりより速いといった
分かりやすさを持ってこなくても
色んな描写があったように
思います
このコーナーはシミュレーター
通りならこのスピードで
いけるとかね
ちょっとそういうシーンも
やってるんですが
すごいぞ!とか大雑把な
感嘆だけで流しちゃうんで
中身がない感じ
また前述のとおりヤンの
「実話を基にした」ストーリー
と前置きしているから完全に実話
ではないのはわかるのですが
ルマン出場も3人のレーサーのうち
実際は1人はプロレーサーだったのですが
全員シミュレーター出身者と改変
されていました
そういうのいりますかね?
GTアカデミーのライバルとの
やりとりもそこまで深みはなかったし
むしろ現実と同じにしてプロレーサー
がやるじゃねえかと一目置いていく
といった描写でよかった気がします
結局ね
こないだ観た似たような
テーマの「アライブフーン」でも
思ったのですが作り手がまず
シミュレーターより
リアルレース寄りの思考なのが
作中にアリアリなんですよね
「ホンモノのほうが凄いに
決まってるじゃん」ってのがね
だからグランツーリスモを
プレイしていた若者たちが
どう凄いのかがあんまり
掘り下げられてない印象を
受けてしまうのです
こうしたどこか不十分なシーンが
ハイテンポで進行していくことで
全体的に薄まってる感じが終盤には
極まって呆れてしまう感じでした
父役ジャイモン・フンスーのガチ泣き
抱擁シーンはよかったですが
あそうそう配役に関しては
オジサンになった
オーランド・ブルームにびっくり
したのと作中に山内一典さん役を
平岳大がやってるんですが特に
セリフもないんであれなら本人で
よかったのではと思いました
GTシリーズも自分もかつては
プレイヤーでしたが
ゲーム内で金稼ぎさせて
超高額クラシックカーを買わせる
など何がしたいのかよくわからない
方向性に嫌気がさしてやってません
ただ今回の映画に関しては予告から
映画の題材としては面白くなりそう
なんで楽しみに思ってたんですが
やっぱりこうなるかって感じで
残念でした
期待を越えた秀作!熱い人間ドラマです!
予告編を見たときから面白そうだなとチェックしていた映画。初日レイトショーで鑑賞。
はっきり言って思っていた以上に面白かったです。
ゲーマーが育成プログラムGTアカデミーで訓練・選抜され、本物のレーサーになるという驚くべき展開ですが、実話に基づいたストーリーです。最近のゲームは進化してるんですね。
そして、レースの迫力はもちろんのことですが、親子の絆や、かつてレーサーだったメカニックジャックとの絆、共に人生を賭けた最後のルマン24時間耐久レースへと、人間ドラマが秀逸なのが大きく評価できる点です。
事故によって観客を死なせたショック、フラッシュバックによるレースに対する恐怖心などヤンの心理描写もしっかりと描かれ、それを乗り越える過程もきっちり描かれているのがいい。ヤンを導く元レーサーのジャックが過去のレースの事故で負った心の傷を今も引きずっているが、彼にとってもヤンの存在がいつしか希望となっていくのもいい。金の車を操る敵役の存在もいいスパイスになっていて面白い。
ライセンスを取得できる4位以内に入るのに何レースも費やす苦労や、ラストも決して優勝とかではない順位だが、それがいかに大変であるかが伝わってくるし、逆にリアリティを感じました。
熱いドラマに感動できる映画です。迷っている方は騙されたと思って観てみてください。カーレース映画の新たな秀作が誕生しました。
ゲームのクオリティとチーム日産の発想が融合して生まれたシンデレラストーリー
本作の中心にあるのはゲームではなく、本物のカーレースと師弟の絆の話なので、ゲームそのものがどうすごいのか、という細かい説明はさらっと流される程度だ。
それでも、ゲームをやり込んだ感覚がリアルドライビングで通用すること(それはゲームがそこまで緻密に作り込んであることを意味する)、本物のレーサーとしてのセンスを判別するフィルターになり得ていることで、私のようなプレイ経験のない人間にも「グランツーリスモすごい」と思わせてくれる。
ゲーマーが本物のレーサーになるという夢のような、フィクションだったらなろう系に分類されそうな話が実話だというのだからぐうの音も出ない。元をたどれば、ソニーのゲームのクオリティとチーム日産の柔軟な発想から生まれた物語だとも言える。日本人としてちょっと誇らしい(と、全くの部外者だが言ってみる)。東京ロケもそこそこあるし、平岳大も出てくるし、思ったより親近感の湧く要素が多い映画だ。
ゲームをしている時に陥る実車を運転しているような感覚、本物のレースの最中にゲームのコントローラーを操っているように感じるイメージを、ちょっと戦隊モノっぽくも見えるCGでうまく表しているのも面白い。レース中の順位をゲーム画面のように車の上に表示したりする表現は、実際ゲーム繋がりの話なので違和感がなく、かつレース展開が分かりやすくてよかった。
白眉は、レースや事故のシーンの迫力(実際の事故の動画を見たが、そっくり映画の通りだった)と、ル・マンの場面で終盤に向けて緊迫したレース展開とともに高まってゆく高揚感だ。
人間ドラマの面は、師匠であるジャック・ソルターとの絆にかなり重点をおいた描写がなされている。
ル・マンに悔いを残した元レーサーが若い才能に夢を託す。この構造はつい最近「春に散る」でも見たが、師弟愛というのはやはり普遍的なテーマなのだろう。ソルターがもうひとりの主人公という見方もできそうだ。それくらい、彼に関しては丁寧に描かれていた。
当初はシムレーサーがリアルレーサーとして通用するかかなり懐疑的だったソルターが、ヤンの才能と努力を見て考えを改め、彼の味方になってゆくさまは見ていて熱い気持ちになれる。
また、ヤンの真面目な父親の、不器用な愛情も印象的だ。親の気持ちもよく分かる。ゲーム漬けの息子が突然本当のレーシングカーに乗るとか言い出したら、まあ普通の親御さんは止めますよ。
しかし、プロサッカー選手だった父の、何かひとつのことを突き詰めるという気質をヤンが尊敬し、受け継いでいたからこそ、レーサーとして結果を出せたのかもしれない。
一方で、ソルターと父親以外の登場人物は相当描写をはしょった感がある。
クライマックスのル・マン24時間レースよりも前のパートは、かなりちょいちょいかいつまんだ感じで進む。特にGTアカデミーに入ってから選抜されるまでは、10人のメンバーが揃ったと思ったら、あれよあれよという間に減っていき、ヤンとの人間関係はほぼ描かれずモブに近い扱いだった。
ヤンの彼女(名前を忘れた、作品サイトにもパンフにもキャスト紹介がない)はヤンとの血の通った絡みがあまりなく、憧れの女の子がレーサーになったら寄ってきてくれた、程度の扱いで、まるで90年代くらいの映画のトロフィーワイフならぬトロフィー彼女のような扱いだ。この子はぶっちゃけいなくても物語に支障ないのでは?
リアルレーサーのライバルであるキャパも、怒りやすくて、レース中に嫌がらせをしてくる、ただそれだけの人物で描写が浅い。
これはおそらく、最も重要なレースシーンと師弟の絆の描写に尺を取った結果で仕方がないとは思うが、工夫の余地も感じた。
物語と実話の違いをひとつだけ書いておきたい。映画ではレースでヤンが事故を起こし、観客の死に打ちひしがれるがソルターの励ましで立ち直り、その後ル・マンで一念発起、トラウマに打ち勝って結果を出すという流れになっているが、実際の事故はル・マンでの3位入賞の2年後に起こっている。この点が、観客の死に関わる事故を作品の感動のために再構成しているとして、一部批評家から批判されているようだ(Gamingdeputy Japanの記事より)。
このアレンジをどう評価するかは見る側の解釈次第だが、現実に観客が亡くなっている事案かつ物語の要の部分なので、事実との違いは知っておいたほうがよいように思う。
ちょっと批判めいたことを書いてしまったが、映画館で見る価値のある作品であることは間違いない。ゲームのプレイ経験があれば、この夢物語をさらに身近に感じられそうだ。
名優の演技は素晴らしいが・・・
レースシーンはリアリティがありません。
ゲームに寄せた演出が入る度にレースが止まり、とてもテンポが悪い。おまけにミラーが外れたり、フロントが割れていてもレースを続行する暴挙。ライセンス取り立てでいきなりLMP1ですか。スカイラインで離陸させる位ですからLMP1だともっと飛ぶでしょうね。日産の車でルマンを取ってしまうんだからまさに夢の様です。寧ろ日産の夢でしょうか。
節々に入る「GTはよく出来たゲームだ」、「GTはレースゲームの最高峰だ」など自画自賛やロクにセリフも無いのに代役まで立てるゲームクリエイター、そこまでする必要あるのでしょうか。
しかし出演している名優たちの演技は素晴らしいです。
特にデヴィッド・ハーバー、彼の演技で持っていると言っても過言ではないでしょう。作品が良ければオスカーもあったかも知れません。
ゲーマーが本物のレーサーになると思っていたのですが、
最後の最後まで彼には走行ラインが見えている様で、結局ゲームの世界からは抜けられていないという事でしょう。
レースシーンにリアリティが無く、ゲームの様に感じてしまうのは彼がまだ仮想レースの様に見えているからかも知れません。
クルマを愛するすべての人へ
※個人的な意見です。
ネタバレを含みますので、まだ観ていない方は先に見た後に見ることをお勧めです!
本当にアニメや映画を見るような感覚と昔からグランツーリスモが大好きだったのと合わせて本気で厳しく評価致しましたので、これから話します!
吹き替えで見てきました!
…まず結論から言いますと…
1つだけ欠点があったものの、
映画としては最高にお勧めできる映画でした!
これは凄いです…!
ストーリーはしっかりと丁寧に描かれていますし、更にはメッセージ性がトップクラス級に非常に高い映画です!
評価は100点中…99点となりますので、映画comでは5.00中…4.99です!
個人的としては【大成功】だと思っています!
自分は幼い頃からずっとグランツーリスモが好きで昔も今もやっています!
そんな中でこの映画は初心者にお勧めできるようなおすすめ映画だと思っています!
そんなポイントをまずは欠点から言って良い所をあとで言おうと思います!
まず、欠点①…⬇️
まず欠点が何かと言いますと、『ここは入って欲しかったなぁ…』って思っておりましたのが…『moon over the castle』というGTにある王道の曲があるのですが、『終盤のLAPでmoon over the castleが流れてくるんじゃないか?』と思いましたら残念ながら流れていなかったのが欠点でした。
終盤のLAPで映画Ver.のmoon over the castleを流していましたら、もっと上に行ってたのかと思います。
欠点はそれしかありませんでした。
それを覆すくらい良い点が本当にめちゃくちゃありましたので、グランツーリスモらしく『LAP ◯』というように説明致します!
まず…
LAP 1 ⬇️
『【グランツーリスモ】らしさを貫いた要素や音質やBGMやオープニング』
グランツーリスモらしく『今どこにいる?』とならないように、グランツーリスモらしく『1位』『2位』とグランツーリスモでいつも使われるテロップのような表示をされているところが『グランツーリスモらしさでいいなぁ…!』と感じました!
音質も迫力がありますし、聞いてて緊張感と疾走感が溢れ出てきますし、『グランツーリスモの事をよく知っているなぁ…!』と思わせてくるようにロックのBGMやグランツーリスモらしくグランツーリスモのホームのようなBGMやレースで『緊張が溢れるオーケストラのようなBGM』が使われていました!
オープニングである『T-SQUAREさんのCLIMAX』という主題歌はグランツーリスモらしくロックをいれてたりなどと最高な感じに仕上がっていますので、映画で見てきて頂ければと思います!
『本当に良かったな!』と思いました!
LAP 2⬇️
『ゲームの勝者がプロレーサーを目指すという…
まさに【王道】を貫いた物語』
まず主人公であるヤンさんは車が好きで本物のレーサーになることを夢見てグランツーリスモをやっていました。
しかし、それを父が今後の将来の為にもサッカー選手になれなどの『ゲームやっているのにプロレーサーになるのは絶対に無理だ』とプロレーサーになりたいという気持ちをわかってくれませんでした。
そんな中、1人の提案者であるダニーさんがGTアカデミーという最速タイムを叩き出し、トップに立った世界から集めたグランツーリスモの勝者達をプロレーサーとして育成し、選抜でレースをして1位に出ればライセンスを獲得し、トップレーサーに慣なるチャンスを与えることができる…というプロジェクトがありました。
その存在をしったヤンさんは『5歳の頃から車が好きでプロレーサーになることを夢見ていた…その夢を叶える…誰も信じられなくても…。』そういう想いで『たとえ誰も信じてくれなくても自分は本物のプロレーサーになる!』という想いでプロのレーサーになる事を決意。
その流れが本当に『王道』を貫いているなと感じました!
『グランツーリスモって良い評価のアニメを見まくっているんじゃないの?』とそう神経を疑うほど素晴らしかったです!
LAP 3⬇️
声優たちが豪華で演技力が生き生きとしていて最高
映画グランツーリスモに出てくる声優達は豪華で、
1番素晴らしかったのがヤンさんとジャックさんの演技です。ヤンさん役を勤めた『ソード・アート・オンライン』の主人公であるキリトを務めた松岡禎丞さんのまさにヤンさんっぷりの演技力や、ストリートファイターシリーズのザンギエフ役を勤めているジャックさん役の三宅健太さんというの『その怒りをレースにぶつけろ』という感じのような感じが生き生きしていて最高でした!
正に声優の本気を感じさせるようで、まさにリアルのような感じで生き生きとしていましたので、最高でした!
FINAL LAP
メッセージ性が高すぎる
映画グランツーリスモは自分に自信が中々もてない人々の背中を押す映画だと思っています。
自分が好きだからこそや最後まで希望を捨てずに諦めない事への大切さを教えてくれるアニメとなっています。
ここからネタバレ注意ですが…
ヤンさんはニュルという難関コースで『フルークプラッツ』というグランツーリスモではジャンプで車が置いて挙動が乱れてしまう事で接触してしまう事があるのですが、現実では飛んで転倒してしまうというコースなのですよ。
ヤンさんの車が耐えきれず浮いて車が転倒してバリアから飛んでしまうというアクシデントによってレースを見ていた方に対して犠牲者がでた事をジャックさんから知った事でトラウマになり、走る気を無くしてしまいます。
そんなヤンさんを支えてくださった大きな存在が【ジャックさん】でした。
ジャックさんはある事件をきっかけにレーサーを辞めてしまいました。
それが『テルトル・ルージュ・コーナー』での悲劇でアクシデントを起こし、3回転倒して『テルトル・ルージュ・コーナー』にあるバリアに当たってしまいました。
ジャックさんの命は助かったものの、走行していたレーサーがジャックのアクシデントによって搬送され、その結果が『帰らぬ人』となってしまった事でジャックさんはレーサーを辞めてしまいました。
ですがジャックさんはが『ヤンさんなら出来る』と特別のような感じで認めました。
その後ジャックさんがレースを辞めた原因である舞台【ルマン24時間サーキットで総合優勝する】という目標を立てました!
そしてスタートしたのですが、それでもヤンさんはニュルでのアクシデントから離れずでした。
それでもジャックさんがヤンさんがいつも聴いている曲を流してくださったり、『その怒りをレースに全てぶつけろ!』というパワフルに支えました!
これは『最後まであきらめなければ、必ず勝てる!だから自信を持て!行け…走れ!』というメッセージのようでとても響き渡りました!
自分ももっと自信を持ってたらいいなとそう感じました!
ここまで背中を押す映画はないと感じました!
ストーリーが分かりやすくて、ストーリーは余すことなくしっかりしている。
本当にグランツーリスモがものすごく大好きで幼い頃から今でもやっている自分ですが、本当は『2023年の大本命、ゲームからプロレーサーへ挑む熱き夢の物語』をつけたかったのですが、『グランツーリスモといえばタイトルはこれしかないな!』と思い、シンプルにグランツーリスモらしく『クルマを愛するすべての人へ』とつけました!
メッセージ性の高さの影響で背中を押す最高の映画になっていますので、見て損はないと思います!
笑い要素はちょびっとだけですけどありましたし、本当に感動しましたし、自分自身が変われる映画になっていると感じました!
めちゃくちゃ面白かったです!
ありがとうグランツーリスモ…!
最後に、小学6年生の頃から言いましたが…
10年ぶりに言います!
『✨グランツーリスモ、最高!!✨』
追記 2024/1/12
グランツーリスモのmoon over the castleは序盤の方で少しだけオーケストラで流れていたようですので、結局は最高以上でした!✨
【序盤はストーリー展開がノロノロ運転で苛苛していたが、途中から突如ギアが上がり、トップギアに入ってからはムネアツでスリリングなレースシーンに、アドレナリンが出まくった作品。】
■ご存じの通り、グランツーリスモは日本で開発された運転シュミレーションゲームである。
更にゲーム会社と”やっちゃえ”日産さんがタッグを組み、ゲームのトッププレイヤーを本物のプロレーサーに育成するGTアカデミーPJが始動したのである。
今作は、それに基づく実話である。
◆感想
・GTアカデミーでダニー(オーランド・ブルーム)からレーシング才能を見出された青年ヤン(アーチー・マデクティ)が、元トップレーサーのジャック(デヴィッド・ハーパー)の指導の元、実車に乗り込みGTアカデミー内でトップになり、正式なレースに出場するシーン。
ー 当然ゲームとは違うが、ヤンはゲームで何千回も走ったレース場で実力を発揮していく。-
・だが、ヤンはあるレースで上り坂を走っている際に逆風を受け、車体が浮き上がり大クラッシュ。観客席に突っ込んでしまう。
ー それまで、ヤンに対し否定的だった父や母はTVで事故を観ていて・・。更にヤンも自分のせいで観客を殺してしまった事に対し、暗い表情でベッドに寝ている。
だが、少し回復したヤンをジャックが事故現場に連れて行き、自分の事故の経験を話し”逃げたら終わりだ。”とレースを続けることを説得するシーンは沁みた。ー
・そして、レースに復帰したヤン。
更に、ダニーは”ル・マン”出場を決断する。
GTアカデミー内でヤンの2番手、3番手も起用されレース開始。
ー ヤンの走りはインからも、アウトからもスローインファストアウトでライバルを抜き去って行く。
ここでの、ヤンが駆る車が分解してヤンがゲームをしている姿に変化する描き方や、内燃機関の動きをカットで入れる手法は斬新である。-
<で、チームGTアカデミーはナント、ル・マンで、念願のシャンパンを表彰台で開けるのである。
尚、今作で一番驚いたのは、監督がニール・ブロムカンプだった事である。
成程、斬新と思った描き方に、納得である。>
■個人的、F1レーシング映画お気に入り(沢山ありますが・・。)
1.「ラッシュ/プライドと友情」
・・ニキ・ラウダがレースの事故で大怪我をしながら奇跡的な回復を見せ、レースに再度臨む姿とライバル、ジェームス・ハントとの闘いと友情を交わす姿は、素晴らしい。(ほぼ、実話である。)
2.「フォードVSフェラーリ」・・近年のF1レース映画の中では、出色の作品です・・。
ハラハラドキドキしっぱなし
ゲームのレーサーを本物のレーサーにするという想像するだけでワクワクする内容でした。ノンフィクションみたいです!
恋とか友情とか家族愛とかはわずか、ほとんどがレースのシチュエーションです。
ゲームでのコースの演出が現実に反映するような描写が多々あり、面白かったです。
The王道のサクセスストーリーで、落ちこぼれ→選ばれる→勝つ→挫折→立ち直り→結果を残すといった流れで非常にテンポがよいです。
そんで24時間レースってのがあるんですね。は?え、は?ってなりました。24時間走るの?って
やっちゃえNISSAN !! 強すぎ実話、最高 !!
胸アツ!! 最高!! 痺れたー!!!!
公開初日am、4DX2D(吹替)で鑑賞。
➔大正解でした!!
車好きレース好きはもちろん、
いや、そこの日本人のあなた!
絶対観てっ!! 映画館で観てっ!!です。
すごい実話ですわこりゃ。激アツ。
レーシングカー好きにはたまらない。
敵ながらえげつない金ピカランボに
つい興奮テンション上がりけりw笑
白いGT-Rは超絶クールでイケてたし、最高!!
ひたすらメインはレースです。が、
人間模様や機微がしっかり描かれ
随所随所で響きまくりました。
前半はパッとしない感じでしたが
中半〜ヤバかった。泣かされました。
厳しい現実、試練を乗り越えた先の・・(涙)
師弟愛、家族愛、仲間愛、恋愛、敬愛・・
厳しさ、優しさ、リスペクト、様々な繫がり、
それぞれの「愛」が描かれ
心温まりました。
信じること、夢を諦めないこと、勇気、決意、
己の弱さを認め感情に支配されない強さ、
挫折からの再起、挑戦、成長、進化・・
あぁ胸アツ。
洋画ですが、この作品の肝は日本。
日産、ソニーからの〜「東京」推しも好感
(ワイスピ東京ドリフトと違う魅力も◎)
日本を誇りに思わせてくれた感動に加え、
個人的に好きなプーマがNISMOスポンサー。
➔嬉しい誤算にまた胸アツ!!でした。
日本のコースは出ませんでしたが、
世界中の様々な有名コースを
次々とチャレンジしていく展開、
ワクワクが止まらかったです。
主人公のヤンはゲーム内とはいえ
各コースをすでに何千回も走り
誰よりも知り尽くしているって強みは
紛れもなく最強な武器、痺れました。
実際のレース中、ゲームで培われた
イメージを融合した映像表現も
めちゃくちゃカッコよかった!!
(トランスフォーマー的な合体感)
私はプレステ持っていませんが
「グランツーリスモ」って
こんなに凄くて素ん晴らしい
ゲームなんだなって初めて知り
ただただ感動とリスペクトでした。
えぐい。半端ない!!
生みの親であるゲームクリエイターの
山内一典さんは世界に誇るべき日本人の
お一人であり、心から敬意です。
ヤンの未来が決まる
運命の最終レース会場(ル・マン)では
ボヘミアンラプソディ感動のラスト
ライブエイドを彷彿とさせる最高の舞台。
大観客シーンに鳥肌、震えました。涙
(これ書きながらまたウルウル・・)
エンディングの冒頭で公開された
奇跡のご本人“ヤン・マーデンボロー”さん
との対比映像サプライズ、グッときました。
一瞬だったのでもっと見たかったw ^^;
(また観に行けばオケ!)
ラストはボヘミアンラプソディの手法と
ほぼ同じですが、良いものは良いね!!
結果、最後の最後まで胸アツ映画の巻〜
最高でした!感無量。
ストーリー展開もテンポよく
この奇跡の実話を手抜きせず
よくぞこの134分に凝縮してくれたこと
心からの称賛に値します。
そして実話エピソードをもっとじっくり
知りたくなりました。
公開初日(仕事公休ラッキーDay♪新月!!)に
素晴らしい作品と巡り会えた素敵なご縁と
関わる役者さん監督さんすべての関係者の
みなさんに心からの敬意と感謝です。
最高でした★★★★★ また観ます!
ありがとうございました!!
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【オススメの紹介記事】
映画.com編集部・尾崎さんの紹介記事、
めっちゃ共感しました。感謝です!
トップガンマーヴェリック、スラダン、
ボヘミアンラプソディー、RRRに並ぶ
胸アツ映画、大納得でした☆
(ここはURL貼付不可なためぜひ検索を)
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(余談)【個人的な参考】
車モノではありませんが
感動実話系がお好きな方は
ラグビー南アフリカ代表実話が原作の
「インビクタス/負けざる者たち」(2010年)
こちらもオススメです。痺れました!
(ラグビーW杯もより楽しめますよ)
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拙い乱文ながら🙏この場を借りて
感動を共有させて頂けたことにも感謝です。
ヒール&トゥ。
5歳の頃、オヤジに撮られた一枚の写真、その頃からプロのレーサーになりたいと思ったゲーマーヤンの話。
ゲーム「グランツーリスモ」で早いタイムを出してる人間をレーサーに育成と…日産へ発案企画したダニームーア、その企画が通りグランツーリスモのランカー達へゲーム内からの招待動画メッセージ、その招待動画を受け取ったヤン・マーデンボローのストーリー。
SONY=プレステ=バイオハザードだった私、グランツーリスモやった事がない(笑)
趣味で峠、サーキットも走ってたんだけど…
何故やらなかったのだろう(笑)
こんな細かい精度のゲームって分かってたら絶対やってますね!てかこれからやろうかな!(笑)
こんな嘘の様な熱い実話ストーリーがあるんですね~
車好き、カーレース好き、そうじゃない人も熱く、感動出来ると思います。
ル・マンの会場までわざわざ駆けつけてくれたヤンのオヤジのシーンは何か泣けた!
レースシーンも迫力あって良かった!ただコースの枯れ葉が何か気になったけど。
過去の出来事を語ってくれなかった元レーサー現チーフメカニックのジャックソルター、GT3の車内で運転しながら語ったヤンとジャックのシーンは何か良かったね!
この辺りの車じゃMTじゃなくてパドルシフトだからヒールトゥも必要なしね(笑)
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