グランツーリスモのレビュー・感想・評価
全412件中、321~340件目を表示
映画化したら絶対面白いやつ
大スクリーン、音響設備の整った劇場で鑑賞するにふさわしい作品。
PlayStationにもモータースポーツにも疎い自分だが予告編を見た時から
「映画化したら絶対面白いやつ!」と確信していた。
ドライビングゲーム「グランツーリスモ」のトッププレイヤーたちを
集めて本物のプロレーサーとして育成する「GTアカデミー」が発足。
挑戦する機会を得た青年ヤン・マーデンボローの出世物語だが
変にひねらずに正攻法で描いていくところに好感が持てた。
彼のことを引きこもってゲームに夢中になっているオタクぐらいにしか
思っていない家族(一般家庭ならそれが普通だろう)、好意を寄せて
いるが恋人とまでいかない彼女との関係もしつこくない程度に、
それでいてちゃんと印象的に描かれていて良かった。プロレーサーを
目指す過程で実際にはたくさんの人と関わっただろうけれど人物関係も
整理されていて分かりやすい。ライバルのプロレーサーも絞られていた。
そのおかげで深く考えずに目の前のレースシーンに没入できた。やはり
劇場ならではの臨場感。モータースポーツに詳しくなくてもわくわくする。
レース展開についても非常にわかりやすく見せてくれた。
役者の知名度ではオーランド・ブルームが一番で、当然重要な役を演じて
いる。ただ物語はデビッド・ハーバーが演じるジャック(元レーサー
という経験を活かして指導する)とアーチー・マデクウィが演じるヤンの
師弟関係を軸にしたような構造だった。
アーチー・マデクウィは知名度がまだ低いし演技が上手いかどうかも
ちょっと疑問だけれど、「ゲームのトッププレイヤーだからって厳しい
プロレーサーの世界で通用すると思うなよ!」と言われる対象には
良かったのかも。役作りなのだろうが、レース以外に褒めるところが
あまりない感じが出ていた。
レースシーンに興奮できるし、分かりやすい人間関係に程良い感動。
見終わった時には爽快感を感じた。
そう言えばゲーム「グランツーリスモ」は”たかがゲーム”なのではなく
パイロットや宇宙飛行士の訓練で使われるフライトシミュレーターと
同等の精度の高いドライブシミュレーターであることに感心した。
これを開発した日本人、車を作る日本人の技術力は世界に誇れる。
初回はDOLBY ATMOSで鑑賞。この作品ならIMAXや4D、DOLBY CINEMA
で観ても絶対面白いやつ!なので”追いグランツーリスモ”確定。
追記:10月3日 MX4Dにて鑑賞。やはりエンジンの鼓動や加速のGが
身体に伝わってきて視覚・聴覚以外の刺激が加わって楽しめた。
※初回レビューでドライブシミュレーターと書いてしまったが劇中では
レーシングシミュレーターと言っていた。
期待を上回る面白さです!
IMAXで大正解!手に汗握るレースのリアリティさがとても伝わり、大迫力で面白かった!主人公ヤンのハンドルさばきが、めちゃくちゃカッコいい。素直で一生懸命な人柄にも好感が持てる。デヴィッドハーバー演じるチーフエンジニアとの師弟関係が素晴らしく、ラストのル・マンでのレースは熱く感動しました。車の知識がない私でも、凄く楽しめました〜!
内容も映像もホント良かった
内容や展開がかなり濃密で、細かいことは気にせず、とにかく成長の王道をどんどん突き進んでいく感じがツボりました。なかなか感動的でもあったので、見入りました。
実際にゲームを触っていてもいなくても、かなり楽しめるのではないかと思います。
自分は本家のゲームを少しだけかじっていますが、4Kのゲーム映像も相当リアルで、その映像に引かれてゲームをプレイしているだけで、技術とか細かな設定とかに関しては疎く、全く向上もする気配もなく、その細かさがゲームを楽しむ上ではウザすぎると感じている次第で・・・。しかし、こうして大画面の映像作品として観賞してみると、やっぱものすごいクオリティのコンテンツなんだと再認識しました。だからこの質にこちらも細かく丁寧について行くことができれば、もしかしたら自分もレーサーになれんじゃないかと思わせるような映画でもありました、自分は免許すら持っていないんですけど─・・・。
いろんな驚き
私はゲームにも車にもレースにも全く詳しくないのですが、評判を聞いて見に行きました。
主役の青年がよかったですね。「ミッドサマー」に出ていたのは全く覚えていないのですが、この映画では不安定な若者が少しずつ自分の生きる道を見つけていく姿によくあっていました。
父親も、見た目だけで説得力がありました。(にしても、リアルパパはもっとイケメンなんですね。)
私は門外漢なので考えたこともなかったですが、レーサーには自分の命の危険の心配だけでなく、観客を死亡事故に巻き込んでしまい、心の傷を負いながらやっている人もいるわけですね。
いちばんの驚きは監督がニール・ブロムカンプということですけどね。彼の作風からするとかなり異色に思えました。
主人公が山内一典氏と前の場面で同じ場にいたのに、日本に来てから「はじめまして」と挨拶していたのはどういうわけですかね。まあ、いいですけど。
やっぱり車が好き!!
見終わった後の率直に思った事は「自分って車が好きなんだな」という事でした!
ストーリーはほぼ予想通りの展開でしたが、やはりレースシーンの迫力や、エンジン音は映画館で味わうとアドレナリン出ますね。
そして、そんな自分は車が好きなんだなと再確認できた映画でした。
実話ベースなのも夢があっていいですよね。
無条件におすすめできる/「アライブフーン」を見た方はぜひ
今年317本目(合計967本目/今月(2023年9月度)27本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
きのうみた映画では最後の投稿になります。
この映画はそもそも実話を参考にしているため、ある程度の脚色はあると思いますがあることないこと書けませんので、ある程度淡々と進む部分はどうしてもあります。また、映画の後半は実質、「車がぐるぐる回るだけ」という状況になります(一部例外はありますが)。
なかなか過去に参考になるような関連作や類次作がないものの、あえていえば「アライブフーン」を見て高評価だった方はぜひぜひといったところです。趣旨は若干違いますが…。
また、映画の趣旨的に日本語まで出てきて、<これはテスト>のように、日本語の部分でさえ<~>で囲まれるのは、外国語バージョン(外国での放映)を想定したものだと思います(特段意味なし、日本語のまま聞き取ればよいだけ)。
どうしても、車レースというある種特殊な分野を扱うがために、出てくるシーンがどうしても限られるという部分はあるし、ストーリーもある程度読めてしまう(実話ベースという事情もあるので)点はあるとしても評価は高いです。
繰り返しになりますが、「アライブフーン」で高評価だった方にはおすすめの一作です。
なお、趣旨的に、車運転シーンが大半をしめますが、見せ方に工夫があり、「疑似車酔い」にならないように配慮はされていますので、この点心配な方もおすすめです。
採点は下記を気にしましたが、4.8以上あるのでフルスコア切り上げです。
----------------------------------------
(減点0.2/こっそり「広告プレイスメント映画」なの?)
当然、趣旨的に「日産」「プレイステーション」というロゴがどんどん出てくるのはわかりますが、ロレックス(時計の会社)なども出てきて(映画内で扱われているレースについて、実際のスポンサー?)、特に後半はその「特定のレース」の話に集中することから、実質「ロレックスを買いましょう」という広告映画なのか??というような妙な見せ方をするシーンもあります(ただ、もちろん、映画内ではそういう展開にはならない)。
広告プレイスメントを否定はしませんが、ちょっとあからさますぎたかなぁ…という気がします(ただこの点も、この規模の映画になると、億とかというレベルで作成費用が掛かっているのだろうという点は推知可能だし、スポンサー集めの一環の条件でそういうシーンを、というのがあったのだとすれば、それは理解するし、減点幅としてもこの程度)。
----------------------------------------
(減点なし/参考/日本人が出ていたらどうなるのか)
日本人が「日本で」レースを行う場合、日本の法律が適用されますが、海外でレース(に限らず、何でも)参加すると、そこで適用される法律が日本と海外とで違う場合、どこの法律を適用するかについては、大まかなものとして「法の適用に関する通則法」というものがあります(→車の免許を持っていない人が、カーレースという名目ではレースに参加できるか?などの疑問点は当然わいてきます)。
ただ、おそらく史実上日本人はこれら大会に関係していない(スタッフ等除く)ため、「そもそも出ていない」のだと思います(まぁ、法の適用に関する通則法も大概マニアックだし、そこをつつくと結構面倒なのでオミットしたのかも)。
180分でもいいから、もっと細かい所を描いてほしかった
5歳だった少年は夢を抱いた。
「レーシングドライバーになりたい」
後にレースゲームのチャンピオンとなった彼は本物のレーサーになるためのチャンスを掴む事になる。
レース好きとして、映画好きとして、そして原作のファンとして、彼と支える人達の衝撃の実話に胸が熱くなり涙が溢れました。
無謀とも言えるような挑戦をスピード感満載で映し出していて、時折入り混じるゲーム画面との連動がいかにリアルなシュミレーターなのかという事を物語っています。
ただしこれだけ濃いストーリーを130分にまとめるのは少し無理があるのか、かなりテンポが早い。
トントン拍子で話が進み、色々と大事な所を端折っているのはモータースポーツファンにとって気になる所。
でもこの映画はIMAXで観て大正解。
超大スクリーンでの没入感と迫力のエンジン音は通常シアターでは決して味わえないですよ👍
ル・マンからパトカー逃亡、徹底した車映画
〈あらすじ〉
イギリス日産のダニーは「車離れ」の現代に今一度車に目を向けてほしいと考えたのが、ゲーム『グランツーリスモ』の上位数十名を育成し、残った1人をプロのレーサーに仕立て上げる「GTアカデミー」の創設を日本の日産本社にプレゼンした。
その企画は受け入れられ、世界中の「GT」プレイヤーに通達された。その中にイギリスに住むヤンは自身の現状打破のために己のゲーム魂を賭けた挑戦が始まった。
この作品を一言でいうと、とにかく熱すぎる。スポ根魂あふれる展開で期待どうりの内容でした。褒めすぎではないかと自分でも思うくらいすごい映画でした。
ストーリーの浮き沈みも完璧でユーモアもあり、個々のワンシーンはどれも見ごたえのある映像でした。
少しネタバレになるかもしれませんが、レース中にヤンのGT-Rが空中でのけぞってしまい、クラッシュするシーンは口を手で覆ってしまうくらい悲惨でした。しかも観客が亡くなってしまう。ゲームばかりしていたヤンにとって相当ショッキングなシーンだと思います。
今回はDolby Cinemaで観賞しましたが、絶対IMAXのような大スクリーンで観ることをお勧めします。映画館なのにレース会場にいるような感覚になり、手に汗握ること間違いなし。
なお、吹き替え版では主人公ヤンを演じたのはSAOキリトを演じた松岡禎丞さん、鬼教官ジャックを三宅健太さん、そしてダニーを演じたのは声優界随一のカーマニア、三木眞一郎さんが声を当てています。日本語版でも熱量はすさまじく、プロ声優の凄みを体感できました。
実話にしては‼️❓出来すぎじゃないか‼️❓これぞ、ジャパニーズドリーム‼️❓
いいシナリオでしたね、センスだけでなく、死にものぐるいの努力、周りのサポートや夢を背負うところ。
これが実話なんて、事故を乗り越えて、偏見を乗り越えて、全ての障害を乗り越えて生きていく。
主人公だけでなくサポートするエンジニアの想いも凄い。
敵も多いけど、努力していくうちに、応援する人も増えてくる、なんだか勇気をもらえる映画でした、ありがとうございました😊😭
何よりも、多くの敵に苦しめながら、それ以上に応援する人の気持ちの強さに感動した。
本当に、生きる糧になる
真摯な姿勢が胸を打つ
日本生まれの人気ゲーム「グランツーリスモ」と日産のレースチームの実話の映画化。元になった人物やゲームの知識ゼロで観賞しましたが、各所へのリスペクトをとても感じる、丁寧に真面目に作られた作品で好感度大でした。
レーシングシミュレーションゲームの達人なら実際のレーサーとしても通用するでしょ、というぶっ飛び理論が通用するほど、グランツーリスモが精巧なゲームであることにまずビックリ。凄すぎます。
本作は予想以上にレースシーンが多く、迫力が凄い。上手くいくと分かっていても緊張感が続きます。主人公のヤンを取り巻く人々とのプロフェッショナルなやり取りも見応えがあり、お仕事映画としても楽しめました。
ちなみに東京の描写がめちゃくちゃちゃんとしていて、ヘンテコジャパンじゃない洋画を久しぶりに観た気がします。笑
そんなところからも日本へのリスペクトを感じ、嬉しくなりました!
映画の後はクラッシュせずに帰りましょう
ビデオゲームプレイヤーが本物のレーサーになるお話しは、昨年公開の『ALIVEHOON』と同じ設定だけど、こちらはまさかの実話です。始めはビジネスものみたいだけど、レーサー達の友情・努力・勝利とまさにスポ根マンガの王道を行く感じで楽しめます。とは言え、親子愛、師弟や仲間との絆とベタな展開がありきたりで、企業の実名を出しているのなら企業側の葛藤とかあると、ストーリーに厚みが出たかも。レースシーンは世界中のサーキットが出てくるし、レースは大迫力だけど画面の構図等は特に新味はなかったです。『ALIVEHOON』みたいに、ドローンで実車に接近して撮影とか出来たら大迫力だけど、スピードが段違いだし危険過ぎますね。役者では、師匠役のデビッド・ハーパーが昔のジェフ・ブリッジスみたいな渋さがいい感じでした。コスチューム姿でないオーランド・ブルームは久しぶりだけど、ちょっとキャラがブレ気味ですね。
I am proud of Nissan,Sony and Japan.
グランドツーリスモもGTアカデミーもこのような事実も全く知りませんでした。これって、日本人が誇れる凄い事実ですよー。本当に好きなことを死に物狂いやり通す、素晴らしいです。今の日本の企業にはあまり見られなくなりました。😢
やっちゃえ、ニッ…!
勝手に謳い文句を叫ぶとどこぞから怒られそうなので、尻込みしておきます。
面白かったーーー!!
カーレースは一般レベルで特に興味があるわけでも無いわけでも無く、それどころか運転しない私ですら、ものすごーく楽しめました。
実話を元にした話に弱いというのもあります…
「あれ、なんだか見慣れた建造物…」と思ったら東京が出てきたり(これはネタバレじゃないですよね)、そもそもが日本のゲームから始まっているので、その点でも観たい心がくすぐられますよね?
でも、すっごい事考えるなぁ〜🏎️
2回ほど泣かされましたし(1回はもちろんラスト!)、アドレナリン出まくったし、ポップコーンを食べる手が何度も止まりました。
ドライブテクニックもですが、とにかく爆走するマシーン(と呼ぶしかないでしょう!)がカッコいい〜〜😍
…ちょっと後で、マリオカートで遊ぼうっと❗️
カーアクションのシーン🎬凄すぎる⁉️
グランツーリスモ[IMAXレーザー・字幕]
ミッションインポッシブルみたいなシリーズじゃ無いのに映画.comで4以上は凄い⁉️
カーアクションのシーン🎬凄すぎる
こんな凄い映像初めて体験した
他のカーアクション有る映画も是非見習って欲しい❗️
やっぱりゲーム🎮作る人の意見取り入れたのかな❓
久しぶりIMAXで観て映像感動した作品だった
❌前半のゲームで一位になるまでの話が長い
❌彼女のくだり要らない
コレで120分に抑えたら更に良いと思う
車に乗り始めてからのテンポ早くて良かった❗️
-------------------------------------------------------------------------------
購入番号:992246
劇場名 :109シネマズ湘南
上映日 :2023/09/17(日)
上映時間:14:50 ~ 17:15
上映劇場:シアター10
上映作品:グランツーリスモ[IMAXレーザー・字幕]
「フォードVSフェラーリ」+「トップガン マーベリック」÷ 2
「フォードVSフェラーリ」+「トップガン マーベリック」÷ 2 な映画だった。
エンジンのリアルな轟音を体で感じるだけでも価値ある映画。
きっと昨今の電気自動車なんてクソ喰らえと思える。
性格に問題ありのエリートライバルレーサーを引きこもりゲーマーが現実レースで打ち負かすのは爽快。
でもしいていうなら、最後のルマン最終ラップは最大の見せ場だったはず。
あ、もう最終ラップなんだ、あ、表彰台乗ったんだ、と気づいたらサクセスストーリーが終わってた感じ。もう少し期待感高めるような「タメ」を作ったほうがメリハリあってよかったかな。
それにしてもジャズサクソフォーン奏者「ケニー・G」と癒しシンガー「エンヤ」はいい宣伝になってるし、再ヒットするかもね。笑
個人的にはケニー・Gがジャズファン以外に知られるきっかけになって嬉しかった。笑
全412件中、321~340件目を表示