グランツーリスモのレビュー・感想・評価
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ゲームの天才が世界に勝ってしまった成長実話物語
この映画を見ていると、日本がいかに世界を牽引しているかがよくわかります。日本で開発された「グランツーリスモ」というゲームソフトは、ソニーの大ヒット商品であり、その優秀性が画面いっぱいに表現されています。また、日産については、世界10位のシェアを誇る日本の大企業です。いわばこの二つの企業があったればこそ、天才ヒーローが誕生したと言えるかも知れません。この素敵な縁によって、ヒーローは勝利を勝ち取ったのです。そもそもゲーマーがどうやって、現実のレースで勝ち上がれるのか疑問でしたが、彼らは現実のレースに順応するために、それはそれは凄まじい訓練を重ねています。それがあったからこそ、勝つことができたのでしょう。レースにおいて最後の勝敗を決めるのは、直感のセンスとメンタルの強さと言われていますが、それを見事に実現した天才ヒーローに、ただただ大拍手を送りたいです。レースの中で極限状態になると、周りがスローに見えて、自分の進むべきコースが見えるという件がありますが、それは宇宙の自動操縦の力だとしか思えません。何ごとも極め尽くすと達人の領域に入ると言われますが、それはきっと宇宙の力の領域なのでしょう。あと、映画の中で何度か泣けるところがありました。父親と本音で触れ合った時の美しいシーン、勝利の栄冠を勝ち取った時の爆発的な喜びのシーンは忘れられません。そして指導者が果たせなかった夢を、若き天才が果たすという師弟ストーリーは、人生の最高の醍醐味の一つと言えるかも知れません。
追記 天才を育てる秘訣は、好きなことやらせるのが一番ですね。
色々な挑戦から生まれたサクセスストーリー
良かった点
○レースの臨場感がすごい!
実際にレースを見てる感覚になりました!
これは映画館でしか味わえない音と迫力のおかげです。
○声優陣が豪華主人公の松岡さんそのまわりを
三木眞一郎さん、三宅健太さんなど有名人を無駄に
起用せず声優陣を起用してたので違和感なく見ることが
出来ました👏声優のみなさん熱い作品を作り上げてくれてありがとございます!!
○ストーリーが分かりやすく熱い!
ゲーマーがプロレーサーになるという単調な話ではなく
周りからや家族からも反対されてたことを夢に向かって
走り続ける主人公の姿に最後は涙しました🥲
日本のゲームから世界で夢を掴む人が現れて嬉しいですね!素晴らしい試みだったと思います!!
てか、あれオーランド・ブルームだったのね👍
何も期待しないで見たら、思いのほか良かったです
手に汗握る大迫力!
ホントに実話!?スゴい!
勝手な偏見を捨てればリアルもゲームも変わらないという結論?
シミュレーションゲームの精度が極めて高くないとあり得ない話かと思うが、パイロットが実際の訓練でフライトシミュレーターを使うということを考えれば、体力や体感の部分で慣れれば全然あり得る話なんだと思う。
本作は実話をベースにしつつ多くのフィクションも織り交ぜているが、挫折を乗り越えての栄光というベタな展開はシンプルに心を打つものがあり、年齢的なものかも知れないが、子供の夢をサポートすべきか、安定の職につかせるべきかなど父親の葛藤には強く共感するものがあった。
映像もCGと実写が綺麗に融合していた印象だが、車体がひっくり返る(いわゆるバックフリップ)したシーンだけは極端に完成度が低く見えたので勿体無い気がした。
モータースポーツは資金があるチームが勝つ典型的なマネーゲームだが、その分参入のハードルが高く危険も伴うので男のロマンを追い求めるに値する自分にとって憧れのスポーツだが、本作で夢を見させてもらい楽しく鑑賞することができた。
オーランド・ブルームがああ言った小物?っぽいというか中途半端な役をやるというのは隔世の感。
指導役のデビッド・ハーバー迫力のあるお顔wと思ったら、バイオレント・ナイトのサンタさん。
ウォークマン貰っても安易に泣かなかないところが逆によかった。
「夢は叶う」系映画代表
カーレース映画の最高峰
カーレースを舞台に青年の成長を描いた物語。ありそうにない設定ですが実話だそうで。
最高!そしてDOLBYがオススメだよ
ドアが閉まる瞬間の大きな音と圧迫感、ヘルメットをつけた時の窮屈で歪むような視界。
その出来事を体験した本人にとって、深く印象に残ったであろう事象がこちらにもしっかり伝わるように作られています。
また、この映画にはゾーンに入るような瞬間があり驚きました。感情と感覚がスクリーンに引っ張られて、現実から切り離されるかんじで……
とにかく意識や感情の揺さぶり方や表現が上手いのです。
時速320キロの世界を垣間見れる機会になると思います。
そしてレースの緊迫感と飽きがこないスリリングな展開!正直現実を元にしているので何となく先は読めてしまいますが、それでも手と足ガクガク震えてしまうような凄まじい体験でした。
あとゲーム画面風の表現も最高でした、主人公のヤンさんがどんな風にレースを見てるかわかりやすい上に面白い、すごく好きです。
そして何よりキャラクター!
みんなすっごいいいです!特にコーチはもうめちゃくちゃに惚れて劇場を後にしました、この話題だけで原稿用紙を数枚埋めてしまえそうなのでここら辺でやめます。
おすすめのシアター
首都圏なら圧倒的にドルビーです。ドルビーは音圧で内臓と椅子が揺れるんですよ!そしてわりと劇場狭めなので主人公視点の画面がすっっごい映ますし、音の効果もあり、後ろから本当に車が来てるような感覚になれます、オススメです。
映画化したら絶対面白いやつ
大スクリーン、音響設備の整った劇場で鑑賞するにふさわしい作品。
PlayStationにもモータースポーツにも疎い自分だが予告編を見た時から
「映画化したら絶対面白いやつ!」と確信していた。
ドライビングゲーム「グランツーリスモ」のトッププレイヤーたちを
集めて本物のプロレーサーとして育成する「GTアカデミー」が発足。
挑戦する機会を得た青年ヤン・マーデンボローの出世物語だが
変にひねらずに正攻法で描いていくところに好感が持てた。
彼のことを引きこもってゲームに夢中になっているオタクぐらいにしか
思っていない家族(一般家庭ならそれが普通だろう)、好意を寄せて
いるが恋人とまでいかない彼女との関係もしつこくない程度に、
それでいてちゃんと印象的に描かれていて良かった。プロレーサーを
目指す過程で実際にはたくさんの人と関わっただろうけれど人物関係も
整理されていて分かりやすい。ライバルのプロレーサーも絞られていた。
そのおかげで深く考えずに目の前のレースシーンに没入できた。やはり
劇場ならではの臨場感。モータースポーツに詳しくなくてもわくわくする。
レース展開についても非常にわかりやすく見せてくれた。
役者の知名度ではオーランド・ブルームが一番で、当然重要な役を演じて
いる。ただ物語はデビッド・ハーバーが演じるジャック(元レーサー
という経験を活かして指導する)とアーチー・マデクウィが演じるヤンの
師弟関係を軸にしたような構造だった。
アーチー・マデクウィは知名度がまだ低いし演技が上手いかどうかも
ちょっと疑問だけれど、「ゲームのトッププレイヤーだからって厳しい
プロレーサーの世界で通用すると思うなよ!」と言われる対象には
良かったのかも。役作りなのだろうが、レース以外に褒めるところが
あまりない感じが出ていた。
レースシーンに興奮できるし、分かりやすい人間関係に程良い感動。
見終わった時には爽快感を感じた。
そう言えばゲーム「グランツーリスモ」は”たかがゲーム”なのではなく
パイロットや宇宙飛行士の訓練で使われるフライトシミュレーターと
同等の精度の高いドライブシミュレーターであることに感心した。
これを開発した日本人、車を作る日本人の技術力は世界に誇れる。
初回はDOLBY ATMOSで鑑賞。この作品ならIMAXや4D、DOLBY CINEMA
で観ても絶対面白いやつ!なので”追いグランツーリスモ”確定。
追記:10月3日 MX4Dにて鑑賞。やはりエンジンの鼓動や加速のGが
身体に伝わってきて視覚・聴覚以外の刺激が加わって楽しめた。
※初回レビューでドライブシミュレーターと書いてしまったが劇中では
レーシングシミュレーターと言っていた。
期待を上回る面白さです!
内容も映像もホント良かった
内容や展開がかなり濃密で、細かいことは気にせず、とにかく成長の王道をどんどん突き進んでいく感じがツボりました。なかなか感動的でもあったので、見入りました。
実際にゲームを触っていてもいなくても、かなり楽しめるのではないかと思います。
自分は本家のゲームを少しだけかじっていますが、4Kのゲーム映像も相当リアルで、その映像に引かれてゲームをプレイしているだけで、技術とか細かな設定とかに関しては疎く、全く向上もする気配もなく、その細かさがゲームを楽しむ上ではウザすぎると感じている次第で・・・。しかし、こうして大画面の映像作品として観賞してみると、やっぱものすごいクオリティのコンテンツなんだと再認識しました。だからこの質にこちらも細かく丁寧について行くことができれば、もしかしたら自分もレーサーになれんじゃないかと思わせるような映画でもありました、自分は免許すら持っていないんですけど─・・・。
いろんな驚き
私はゲームにも車にもレースにも全く詳しくないのですが、評判を聞いて見に行きました。
主役の青年がよかったですね。「ミッドサマー」に出ていたのは全く覚えていないのですが、この映画では不安定な若者が少しずつ自分の生きる道を見つけていく姿によくあっていました。
父親も、見た目だけで説得力がありました。(にしても、リアルパパはもっとイケメンなんですね。)
私は門外漢なので考えたこともなかったですが、レーサーには自分の命の危険の心配だけでなく、観客を死亡事故に巻き込んでしまい、心の傷を負いながらやっている人もいるわけですね。
いちばんの驚きは監督がニール・ブロムカンプということですけどね。彼の作風からするとかなり異色に思えました。
主人公が山内一典氏と前の場面で同じ場にいたのに、日本に来てから「はじめまして」と挨拶していたのはどういうわけですかね。まあ、いいですけど。
やっぱり車が好き!!
無条件におすすめできる/「アライブフーン」を見た方はぜひ
今年317本目(合計967本目/今月(2023年9月度)27本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
きのうみた映画では最後の投稿になります。
この映画はそもそも実話を参考にしているため、ある程度の脚色はあると思いますがあることないこと書けませんので、ある程度淡々と進む部分はどうしてもあります。また、映画の後半は実質、「車がぐるぐる回るだけ」という状況になります(一部例外はありますが)。
なかなか過去に参考になるような関連作や類次作がないものの、あえていえば「アライブフーン」を見て高評価だった方はぜひぜひといったところです。趣旨は若干違いますが…。
また、映画の趣旨的に日本語まで出てきて、<これはテスト>のように、日本語の部分でさえ<~>で囲まれるのは、外国語バージョン(外国での放映)を想定したものだと思います(特段意味なし、日本語のまま聞き取ればよいだけ)。
どうしても、車レースというある種特殊な分野を扱うがために、出てくるシーンがどうしても限られるという部分はあるし、ストーリーもある程度読めてしまう(実話ベースという事情もあるので)点はあるとしても評価は高いです。
繰り返しになりますが、「アライブフーン」で高評価だった方にはおすすめの一作です。
なお、趣旨的に、車運転シーンが大半をしめますが、見せ方に工夫があり、「疑似車酔い」にならないように配慮はされていますので、この点心配な方もおすすめです。
採点は下記を気にしましたが、4.8以上あるのでフルスコア切り上げです。
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(減点0.2/こっそり「広告プレイスメント映画」なの?)
当然、趣旨的に「日産」「プレイステーション」というロゴがどんどん出てくるのはわかりますが、ロレックス(時計の会社)なども出てきて(映画内で扱われているレースについて、実際のスポンサー?)、特に後半はその「特定のレース」の話に集中することから、実質「ロレックスを買いましょう」という広告映画なのか??というような妙な見せ方をするシーンもあります(ただ、もちろん、映画内ではそういう展開にはならない)。
広告プレイスメントを否定はしませんが、ちょっとあからさますぎたかなぁ…という気がします(ただこの点も、この規模の映画になると、億とかというレベルで作成費用が掛かっているのだろうという点は推知可能だし、スポンサー集めの一環の条件でそういうシーンを、というのがあったのだとすれば、それは理解するし、減点幅としてもこの程度)。
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(減点なし/参考/日本人が出ていたらどうなるのか)
日本人が「日本で」レースを行う場合、日本の法律が適用されますが、海外でレース(に限らず、何でも)参加すると、そこで適用される法律が日本と海外とで違う場合、どこの法律を適用するかについては、大まかなものとして「法の適用に関する通則法」というものがあります(→車の免許を持っていない人が、カーレースという名目ではレースに参加できるか?などの疑問点は当然わいてきます)。
ただ、おそらく史実上日本人はこれら大会に関係していない(スタッフ等除く)ため、「そもそも出ていない」のだと思います(まぁ、法の適用に関する通則法も大概マニアックだし、そこをつつくと結構面倒なのでオミットしたのかも)。
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