グランツーリスモのレビュー・感想・評価
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180分でもいいから、もっと細かい所を描いてほしかった
5歳だった少年は夢を抱いた。
「レーシングドライバーになりたい」
後にレースゲームのチャンピオンとなった彼は本物のレーサーになるためのチャンスを掴む事になる。
レース好きとして、映画好きとして、そして原作のファンとして、彼と支える人達の衝撃の実話に胸が熱くなり涙が溢れました。
無謀とも言えるような挑戦をスピード感満載で映し出していて、時折入り混じるゲーム画面との連動がいかにリアルなシュミレーターなのかという事を物語っています。
ただしこれだけ濃いストーリーを130分にまとめるのは少し無理があるのか、かなりテンポが早い。
トントン拍子で話が進み、色々と大事な所を端折っているのはモータースポーツファンにとって気になる所。
でもこの映画はIMAXで観て大正解。
超大スクリーンでの没入感と迫力のエンジン音は通常シアターでは決して味わえないですよ👍
ル・マンからパトカー逃亡、徹底した車映画
〈あらすじ〉
イギリス日産のダニーは「車離れ」の現代に今一度車に目を向けてほしいと考えたのが、ゲーム『グランツーリスモ』の上位数十名を育成し、残った1人をプロのレーサーに仕立て上げる「GTアカデミー」の創設を日本の日産本社にプレゼンした。
その企画は受け入れられ、世界中の「GT」プレイヤーに通達された。その中にイギリスに住むヤンは自身の現状打破のために己のゲーム魂を賭けた挑戦が始まった。
この作品を一言でいうと、とにかく熱すぎる。スポ根魂あふれる展開で期待どうりの内容でした。褒めすぎではないかと自分でも思うくらいすごい映画でした。
ストーリーの浮き沈みも完璧でユーモアもあり、個々のワンシーンはどれも見ごたえのある映像でした。
少しネタバレになるかもしれませんが、レース中にヤンのGT-Rが空中でのけぞってしまい、クラッシュするシーンは口を手で覆ってしまうくらい悲惨でした。しかも観客が亡くなってしまう。ゲームばかりしていたヤンにとって相当ショッキングなシーンだと思います。
今回はDolby Cinemaで観賞しましたが、絶対IMAXのような大スクリーンで観ることをお勧めします。映画館なのにレース会場にいるような感覚になり、手に汗握ること間違いなし。
なお、吹き替え版では主人公ヤンを演じたのはSAOキリトを演じた松岡禎丞さん、鬼教官ジャックを三宅健太さん、そしてダニーを演じたのは声優界随一のカーマニア、三木眞一郎さんが声を当てています。日本語版でも熱量はすさまじく、プロ声優の凄みを体感できました。
実話にしては‼️❓出来すぎじゃないか‼️❓これぞ、ジャパニーズドリーム‼️❓
真摯な姿勢が胸を打つ
日本生まれの人気ゲーム「グランツーリスモ」と日産のレースチームの実話の映画化。元になった人物やゲームの知識ゼロで観賞しましたが、各所へのリスペクトをとても感じる、丁寧に真面目に作られた作品で好感度大でした。
レーシングシミュレーションゲームの達人なら実際のレーサーとしても通用するでしょ、というぶっ飛び理論が通用するほど、グランツーリスモが精巧なゲームであることにまずビックリ。凄すぎます。
本作は予想以上にレースシーンが多く、迫力が凄い。上手くいくと分かっていても緊張感が続きます。主人公のヤンを取り巻く人々とのプロフェッショナルなやり取りも見応えがあり、お仕事映画としても楽しめました。
ちなみに東京の描写がめちゃくちゃちゃんとしていて、ヘンテコジャパンじゃない洋画を久しぶりに観た気がします。笑
そんなところからも日本へのリスペクトを感じ、嬉しくなりました!
映画の後はクラッシュせずに帰りましょう
ビデオゲームプレイヤーが本物のレーサーになるお話しは、昨年公開の『ALIVEHOON』と同じ設定だけど、こちらはまさかの実話です。始めはビジネスものみたいだけど、レーサー達の友情・努力・勝利とまさにスポ根マンガの王道を行く感じで楽しめます。とは言え、親子愛、師弟や仲間との絆とベタな展開がありきたりで、企業の実名を出しているのなら企業側の葛藤とかあると、ストーリーに厚みが出たかも。レースシーンは世界中のサーキットが出てくるし、レースは大迫力だけど画面の構図等は特に新味はなかったです。『ALIVEHOON』みたいに、ドローンで実車に接近して撮影とか出来たら大迫力だけど、スピードが段違いだし危険過ぎますね。役者では、師匠役のデビッド・ハーパーが昔のジェフ・ブリッジスみたいな渋さがいい感じでした。コスチューム姿でないオーランド・ブルームは久しぶりだけど、ちょっとキャラがブレ気味ですね。
I am proud of Nissan,Sony and Japan.
やっちゃえ、ニッ…!
勝手に謳い文句を叫ぶとどこぞから怒られそうなので、尻込みしておきます。
面白かったーーー!!
カーレースは一般レベルで特に興味があるわけでも無いわけでも無く、それどころか運転しない私ですら、ものすごーく楽しめました。
実話を元にした話に弱いというのもあります…
「あれ、なんだか見慣れた建造物…」と思ったら東京が出てきたり(これはネタバレじゃないですよね)、そもそもが日本のゲームから始まっているので、その点でも観たい心がくすぐられますよね?
でも、すっごい事考えるなぁ〜🏎️
2回ほど泣かされましたし(1回はもちろんラスト!)、アドレナリン出まくったし、ポップコーンを食べる手が何度も止まりました。
ドライブテクニックもですが、とにかく爆走するマシーン(と呼ぶしかないでしょう!)がカッコいい〜〜😍
…ちょっと後で、マリオカートで遊ぼうっと❗️
カーアクションのシーン🎬凄すぎる⁉️
グランツーリスモ[IMAXレーザー・字幕]
ミッションインポッシブルみたいなシリーズじゃ無いのに映画.comで4以上は凄い⁉️
カーアクションのシーン🎬凄すぎる
こんな凄い映像初めて体験した
他のカーアクション有る映画も是非見習って欲しい❗️
やっぱりゲーム🎮作る人の意見取り入れたのかな❓
久しぶりIMAXで観て映像感動した作品だった
❌前半のゲームで一位になるまでの話が長い
❌彼女のくだり要らない
コレで120分に抑えたら更に良いと思う
車に乗り始めてからのテンポ早くて良かった❗️
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購入番号:992246
劇場名 :109シネマズ湘南
上映日 :2023/09/17(日)
上映時間:14:50 ~ 17:15
上映劇場:シアター10
上映作品:グランツーリスモ[IMAXレーザー・字幕]
「フォードVSフェラーリ」+「トップガン マーベリック」÷ 2
「フォードVSフェラーリ」+「トップガン マーベリック」÷ 2 な映画だった。
エンジンのリアルな轟音を体で感じるだけでも価値ある映画。
きっと昨今の電気自動車なんてクソ喰らえと思える。
性格に問題ありのエリートライバルレーサーを引きこもりゲーマーが現実レースで打ち負かすのは爽快。
でもしいていうなら、最後のルマン最終ラップは最大の見せ場だったはず。
あ、もう最終ラップなんだ、あ、表彰台乗ったんだ、と気づいたらサクセスストーリーが終わってた感じ。もう少し期待感高めるような「タメ」を作ったほうがメリハリあってよかったかな。
それにしてもジャズサクソフォーン奏者「ケニー・G」と癒しシンガー「エンヤ」はいい宣伝になってるし、再ヒットするかもね。笑
個人的にはケニー・Gがジャズファン以外に知られるきっかけになって嬉しかった。笑
熱いレースで魅せるシンプルなサクセスストーリー
レースゲーム「グランツーリスモ」にまつわる実話をもとにしているということで興味をもち、予告映像に惹かれて公開初日に鑑賞してきました。期待以上にエキサイティングな作品で、大満足です。
ストーリーは、レースゲーム「グランツーリスモ」に熱中し、かなりの腕前を誇る青年ヤンが、ゲームプレイヤーをリアルレーサーに育成するプログラム「GTアカデミー」を立ち上げたダニー、ダニーからレーサー指導の依頼を受けた元レーサー・ジャックらとともに、リアルレースでの勝利を目指すというもの。
本作のウリはもちろん熱いレースシーンで、ゲーム画面、街中でのパトカーとのチェイス、アカデミー内でのトレーニングやレース実践、デビュー後の世界各地でのリアルレースと、多様なレースバトルを披露しています。またレース中は、華麗なドライビングテクニック、1秒を争うピット作業、ド派手なクラッシュと、さまざまな角度からその魅力を伝えています。中でも圧巻だったのは、レース中にマシンからすべてのパーツが離れ、ヤンの自室のシミュレーターに変化し、その後またレースマシンに戻っていくという映像です。本作ならではの印象的なシーンでした。
もちろん本作は実話ベースであるため、その経緯も描かなければなりません。それを本作では、単なるゲーマーだったヤンが、GTアカデミーにエントリーし、そこでトレーニングを受け、レースデビューして、ライセンスを取得して、ル・マンに参戦するという、とにかくシンプルでわかりやすい内容で描いています。しかも、わりととんとん拍子にことが進んでいるような印象です。しかし、この潔さがむしろ気持ちいいです。
一方で、ヤンの成長譚として、父親との確執、恋人とのロマンス、恐怖の克服なども描いていますが、正直言って深みはないです。むしろ本作に恋愛要素は不要だと感じました。逆に、ジャックとの絆、アカデミー仲間やビットクルーとの交流は物足らず、もっと熱く描いてほしかったです。限られた尺の中なので、レースにかける人間たちに特化した熱いドラマとして割り切ってもよかったのではないかと思います。
それにしても、内容といい映像といい、リアルとバーチャルの境界がどんどん曖昧になってきた印象を受けました。そのうち、遠隔操作による無人マシンのレースとか、搭乗しない凄腕パイロット同士のドッグファイトとか、医師免許のないゴッドハンドのロボット手術とかが実現するかもしれません。
キャストは、アーチー・マデクウィ、デビッド・ハーバー、オーランド・ブルームら。主演のアーチー・マデクウィも悪くなかったのですが、それ以上にデビッド・ハーバーの存在感が印象的でした。
カーレース映画史に名を刻む⁈傑作王道スポ根ムービー
レースシーン凄い!
レーサーに求められる反射神経や動体視力、迅速な判断能力は少なくと...
レーサーに求められる反射神経や動体視力、迅速な判断能力は少なくともグランツーリスモの「トップゲーマー」なら同等そうであり、加速Gへの耐久力とか持久力は後からでも養える。その上での違いは「死ぬかも(殺すかも)しれない」という恐怖心の克服であり、この映画でも後半のテーマだった。日産とソニーのマーケティング映画の声もある一方で、このようなエンターテイメント映画を成立させるに足る「技術力」を持った会社と思えば、嫌味は無く普通に観れた。(でもグランツーリスモ欲しくなったけど(笑))
実写映画ではあるが、ゲーム画面のような演出表現がレース進行上大変わかりやすい。(昔のレース映画なら、会場アナウンスで説明していたと思う)ヒール役?もストーリーに緊張感を与えつつもヒド過ぎず、トップガンのような進行とわかりやすさ、爽快感に加え、親や恋人との関係も濃すぎず薄すぎず描かれていて大変面白かった。
最高に熱いレース映画!
ゲーム好きなら誰もが知っているであろうレーシング シミュレーター「グランツーリスモ」(GT)が映画化されると最初に聞いた時は、どんなストーリーになるのか想像もつかなかったけど、GTアカデミーで実際に起きた「シムレーサーがプロレーサーになる」という奇跡的な出来事がテーマになると知って、俄然興味が湧いた。
佐久間宣行さんのラジオやYouTubeチャンネルでも取り上げられていて、これは是非とも観ようという気になった。
観てみて納得。カーレース映画の新たな傑作が生まれたと思う。
「ゲームが上手い=何の役にも立たない」という偏見は今でもあるだろうし、ましてや「カーレースゲームが上手い=プロのレーサーになれる」なんて誰も信じないだろう。
でも、それを本当にやってのけた人がいる。それだけで胸熱の感動だ。
親にも信じてもらえず、GTアカデミーの中の人ですら半信半疑の状況だっただろうに、かつての名レーサー(今では冴えないメカニックのひとり)をコーチに迎えて、無謀な夢が少しずつ現実に近づいていく。
主人公はGTの腕前こそ優れていたものの、親には認めてもらえず、大学も辞めてバイトでその日暮らしをしている身分。
レーサーになりたい夢や情熱はある。でも、それをどう叶えていいか判らない。
子供なら誰もが思い描くであろう途方もない夢、大人であれば誰しもが思い当たる挫折や屈折。
かつてル・マンで走ったことのあるコーチですら、大きな夢と挫折を抱えていた。
多くの人がさまざまな理由で諦めた夢を、この2人は少しずつ現実に変えていく。
現実はとても厳しい。試練は何度も訪れる。でも、この2人なら、このチームならもしかして…
ドルビーシネマで鑑賞したけれど、レースシーンの迫力はとてつもなく、特に音の演出が凄まじい。
何度となく手に汗を握り、何度となく涙を流した。
できるだけ大きな画面で、良い音響設備のある映画館での鑑賞をお勧めする。
GTという偉大なゲームを生み出した山内一典さん、ポリフォニー・デジタル、SIEの皆さんに感謝と敬意を込めて、最高のレース映画をありがとう!
ニール・ブロムカンプ監督、最高!
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