「まさか、実話だとは。」グランツーリスモ 高坂圭さんの映画レビュー(感想・評価)
まさか、実話だとは。
レースものは、基本、映画と
相性がいい。
古くは、「グラン・プリ」、
「栄光のル・マン」を始め、
疾走する車をスクリーンで
見るだけで、快感とスリルが味わえる。
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本作も、その気持ち良さを十分に
感じさせてくれるのは、もちろんだが、
さらに面白いのはストーリー。
カーレースのゲーム、「グランツーリスモ」の
達人が、本物のレーサーとなり、
活躍するというマンガみたいな話、
これがまさかの実話を基にしたというから
驚きだ。
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日産、プレイステーションと、仕掛けた
企業名がストレートに出てくるのも、
ドキュメントのようで、嬉しい。
さらに父と息子の葛藤、愛情もきちんと
描いていて、ドラマとしてもじんとくる。
ぜひ映画館で観て欲しい。
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