「藤井風のエンディング曲がすべて包み込んでくれた」四月になれば彼女は ぽんさんの映画レビュー(感想・評価)
藤井風のエンディング曲がすべて包み込んでくれた
原作未読。
映画で名前をしばしばお見かけする川村元気さんが著者とのことで興味を持ち観てみました。
登場人物は主に精神科医とその婚約者、結婚を控えた2人の関係は精神科医の10年前の恋人から届いた手紙によって動き始めます。
作中で印象に残った事は、旅行中の街並みや景色の美しさです。写真好きの彼らが一度は見てみたいと焦がれた理由がその映像から伝わりました。
しかも冒頭に見ていた景色は作品が進んで行くにつれて変化していき、彼女が旅をした理由を知るとまた違う見え方になり味わい深かったです。
エンディング曲の「満ちてゆく」が流れたとき
この作品の伝えたかったことを後押ししているように思えて、ぴったりの素晴らしい曲だなと思いました。
クレジットまで逃さず見られてよかったなと思いました。アマプラだとうっかりクレジットカットされるので気をつけないと。
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