劇場公開日 2024年3月22日

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「誰にも共感できない… ストーリーとしては成り立ってるけど なぜ弥生...」四月になれば彼女は あんバタさんさんの映画レビュー(感想・評価)

誰にも共感できない… ストーリーとしては成り立ってるけど なぜ弥生...

2024年5月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

誰にも共感できない…
ストーリーとしては成り立ってるけど
なぜ弥生は元カノに会いに行ったのか
なぜ俊と再会した時弥生は泣いたのか分からない。
俊の気持ちも学生の頃はなんとなく分かるけど
大人になってからは何を考えてるのか終始分からない。

唯一共感出来たのは
愛を終わらせない方法は手に入れないこと
という弥生の言葉

『愛を終わらせない方法
①愛することをしない
②愛する人の前から去る
③深く愛さない
④相手の気持ちに関係なく愛し続ける
 春はフジの愛を受け止めず、思い出の中に閉じ込めて永遠の愛にする。
 弥生はフジの愛が変容したり消えたりしないために彼の前から姿を消す。
 フジは春と別れた喪失感から、深く愛さないことで愛を守ろうとする。
 春の父は娘を失いたくないため娘に固執するが、父も娘も共依存である。
 登場人物はみんな、どこか病んでいるようであり、自分以上に相手を愛することが出来ない。恋愛をしない、結婚を考えない人が多い理由がわかる。愛することのリスクは多い。
 春が大学時代に行くはずだった旅先の景色がきれいなことで少し救われる。』

セイコウウドクさんのこのレビューでようやく
なんとなく話の内容がわかった気がする

あんバタさん