「思い出をなぞってツラくなる」四月になれば彼女は ケヴィンさんの映画レビュー(感想・評価)
思い出をなぞってツラくなる
大学病院の精神科医の彼のもとから婚約していた彼女がいなくなった
同棲している部屋に以前から届いて大学時代の元カノが旅先で出す手紙と写真
突然姿を消した婚約者を思いながら、過去の恋愛も振り返りながら、いなくなった理由を探すというストーリー
ウユニ塩湖、チェコのプラハ、アイスランド、ロケ先の風景がとてもイイ!そして、自分の昔の恋愛も思い返してしまうような優しい空気で進む物語が、後半突然びっくりするような展開で、肝が冷えたw 常春からブリザードな恐怖展開w
最後は、少しホッとしたので、良かった
恋愛の良い面もツラい面もちゃん描いた「花束みたいな恋をした」に似た感覚で、とても良い作品でした。
幸せは一瞬で、手に入れると失う怖さや喪失感に耐えられないという命題には、悩まされる
コメントする