「少し無理があるかなぁ…⭐︎」四月になれば彼女は ☆ムーミンさんの映画レビュー(感想・評価)
少し無理があるかなぁ…⭐︎
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原作未読での鑑賞。
「4月になれば彼女は…」のタイトルは他の方もレビューされているとおりに、サイモン&ガーファンクルの
「April come she will 」からなのか、それとも吉田秋生の「海街ダイアリー」の中からなのか不明だけど
とても美しいタイトルだと思う。
おそらく結婚を考えて付き合っている二人(長澤まさみと佐藤健)、別れた恋人(元カノ・森七菜)。
愛のあった日々を思い出すための突然の長澤まさみの失踪。
右往左往すること佐藤健。
森七菜からの手紙が届いていて、それが理由なのかわからないけど…。
いずれにしても、場面が次々にとんでいき、どうしてこうなる⁇みたいな疑問符だらけに
なってしまった。
特に突然 森七菜が入院しているポスピスに長澤まさみが現れるのは不思議を通り越して
わかるわけないでしょう!という感じ。
しかし、役者さんが揃っていて主役の三人はもちろん、ふっくらとした顔になってバーの
マスターを演じている仲野太賀は味があるし、竹野内豊の相変わらず良い声がかえって
父親の不気味さを際立たせている。
でも、一番の見応えは現地ロケで撮影された森七菜が巡るウユニ塩湖を始めプラハの街並み
、アイスランドの海岸の美しさ。
これだけバラバラの地域を良く費用をかけて廻ったことがすごいと思う。
ラストシーンは思った通りで安心して鑑賞出来たけどモヤモヤ感が残る作品だったかなぁ…
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