「何も明確には語らない映画です」四月になれば彼女は すみれ7878さんの映画レビュー(感想・評価)
何も明確には語らない映画です
佐藤健さん、長澤まさみさんのファンなので鑑賞。結論的には、私には合わない映画でした。登場人物、それぞれに心の傷はあるのでしょう。しかしその部分が丁寧に描かれていないためか、誰一人として登場人物に共感できないのです。ストーリーは単純と言えば単純です。婚約者が結婚直前に謎の失踪。昔の恋人から10年ぶりに来ていた手紙が原因らしいのですが、真の原因が何なのか、最後まで明らかにはなりません。昔、別れた理由もよくわかりません。原因は父親との関係なのでしょうか。最後は、昔の彼女が何かの病気でホスピスに入っていて、彼女が残した写真から、失踪した婚約者を見つけ出します。そして元鞘にもどってハッピーエンド?
何ですかね、これは。純愛もののラブストーリーとも言えないし、元に戻って良かったなあとも思えない。そして可哀そうだと泣けるものでもない。また何かの拍子にいなくなりそうな、こんな女性、私なら絶対お断りです。色々わからないことを類推させるような匂わせはあるんですが、何でも推測させるのは良くないと思います。良い俳優さんを使っているのにもったいないです。
コメントありがとです。
EDは「満ちてゆく」ですか…感性が理解できない俺には「自己満足で満たされてもなあ」って感想です。色んなとこで躓いて、遂には大外刈りかけられたような感じでした😅
共感ありがとうございます。
心理的な問題から抱える障壁を越えられない三人って感じでしたね。そして一人強制退場させられた事でちょっと踏み出せた残り二人なんでしょうか。周囲から見ると大した一歩でもないように見えますが、当人たちにはそれすら大変で、えらい手間と時間がかかったって事でしょうか?
こんばんは。
まさに鑑賞中はモヤモヤとし、期待が外れたように感じていました。
それが、レビューを書くために考え少しずつモヤモヤが変わっていくのを感じはじめ、みんなが不器用にもがいていた姿が人間らしくもあったとことを今は愛おしくも感じます。
共感&コメントありがとうございます。
婚約者が失踪して憔悴している藤代を、みんなでフルボッコにするなんて、ちょっとどうなのって感じました。弥生の気持ちを察してあげられるなら、それを藤代に伝えてあげればいいのにと思いました。