「観る人を選ぶ作品」四月になれば彼女は きいさんの映画レビュー(感想・評価)
観る人を選ぶ作品
これまでの佐藤健を期待して観たらいけない映画。
佐藤健、長澤まさみ出演なので、ちょっとだけ展開をひねった王道ラブストーリーなのかなと思って観たら、
ラブストーリーではあるけど重ための題材。
自分の友人が鬱で悩んでいた時期があり、当時友人から不安な心情をいろいろ聞いていたのですが、作中で情緒不安定になった登場人物が話した不安な心情が、その友人の心情と酷似していて驚きました。
精神的な不安定さを抱えた人の描写ができている作品なのかなと感じました。
予告を観た時、個人的には佐藤健と長澤まさみはカップルには見えないなと思っていたのですが、鑑賞後は、ストーリー的にあえて「お似合いの2人」っぽくない組み合わせにしたのかなとか。
原作は読んでいないのでなんとも言えませんが、きっと細部にこだわりのある映画なんだと思います。
横顔のシーン多かったのですが、長澤まさみの美しさが際立っていました!
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