劇場公開日 2024年3月22日

「タイトルなし」四月になれば彼女は えみりさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5タイトルなし

2024年3月22日
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鑑賞方法:映画館

まさみちゃんの海での嗚咽のシーンはエルピスを思い出した。言葉にならない思いを身体中震わせて泣くことで表現する。笑いも泣くことも彼女はサイコーだ。
健くんは枯れた演技が板についてきた。大賀くんが映画の中のセリフでいうとおり。
そして森七菜はもともと瞬発力のある演技というか、目や言葉以外で表現できる人だ。
一瞬寝てしまったので、七菜ちゃんがなぜ怯んだのかはいまいちわからなかった。
河合ゆみも良かった。あそこまで意地悪くすることもなかったと思うけど。
結局、出鼻をくじかれ、情けな系(川村元気か?)が繊細な女性の気持ちを逃してしまう話か。
何と言っても手紙を追って、まさみちゃんが会いに行って知らんぷりしてそこにいるという設定がもうすごすぎる。ちょっと病的な無意識的擬態。で、まさみちゃんだから可能。
ウユニは行きたくなった。
ミッドランドは席がなく109は若い子だらけ。入ってた。でもわかったんかな、この映画。

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えみり