劇場公開日 2023年11月10日

駒田蒸留所へようこそのレビュー・感想・評価

全121件中、101~120件目を表示

5.0早見沙織の声に癒やされた!

2023年11月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

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シャーリィーちゃんねる

5.0春は巡る いつも美しく

2023年11月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

「どうありたいかさえ分かっていれば、どこから始めても辿り着けるはずさ」

色々とこみ上げるものがあって涙が出てくる。
その昔、成人になりたての僕は「せっかく成人したのだからお酒の造詣を深めたい」と思っていた。最初に目をつけたのはワインだった。ところが血筋なのか、お世辞にもお酒に強いとは言えず、赤ワインに至っては口許に触れただけで気持ち悪くなってしまう始末。あっけなくワインを断念し、焼酎も悪酔いしてダメ、ビールも量を捌けない...とどんどん消し込んでいって最後に残されたのがウイスキーだった。
ウイスキーこそ酒に強い男が飲むお酒だろうと思いながらも、村上春樹のエッセイ「もし僕らの言葉がウイスキーであったなら」を手に取る。うまく説明できないがなんとなくしっくりくる。開封しても他のお酒と違ってその場で飲み切らないといけないという制約もない、思ってもみない場所に僕の鉱脈はあった。
その後、朝ドラ「マッサン」の影響もあり世界的なジャパニーズウイスキーブームが到来。社会人になっていた僕は職場と酒屋を往復し気になったウイスキーを買っては飲み買っては飲みを繰り返した。それでも飽き足らず、イベントに顔を出したり、ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所の泊まり込みの研修会に参加し、ブレンドを体験したり樽を入れたりしたものだ(※2027年にボトルに詰められてニッカウヰスキーから送られてくる予定)。本作の取材協力にクレジットされた蒸溜所の方ともお話しする機会をいただいた。
コロナ禍の外出自粛と空前の円安、そして自分も30歳を過ぎてやや健康志向になったこともあり、当時ほどお酒は飲まなくなった。どこか寂しい気持ちもある。
そんな自分にとって、本作は宝箱だった。キザな言い方をすれば、「パラダイス座の映写室」。あの頃の情熱が甦り、気付けば前のめりになって観ていた。
本作の舞台である駒田蒸留所は、取材協力に参加した複数の蒸留所のエピソードをもとにブレンドされた蒸留所だ。その背景を知っているからこそ、単なるアニメーションに留まらず実感がある。社会人の実感が湧かない青年と幻のウイスキー復活に生きる女性社長、そしてその周りの人々が織りなすテロワールにこちらだって冷静に観てなんかいられない。
そして本作に登場する幻のウイスキー"独楽"、その名の通り輪廻する代々の物語は、「アニメだから」と敬遠せずに観てもらいたいと心の底から応援したくなった。
一人の日本人青年が単身渡英し、その真髄を日本で実現すべく京都・山崎でウイスキーの製造を開始したのが1923年。それからちょうど100年、まだ独楽は廻り続けている。

以上、テイスティングノート終わり。

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ストレンジラヴ

4.0家族の絆と成長の物語

2023年11月11日
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泣ける

知的

幸せ

個人的に名作の部類。
震災復興による災難の影を少し散りばめ
昨今のこの仕事は向かない。自分に相応しいものは他にあると他に逃げる若者の成長を、家族の絆に絡めて描いたしっとり泣ける作品に仕上がっています。

とはいえ、、万人が見るテーマではない為、良い作品であってもそこそこで?終わりそうなのが残念です。声優観点から恋愛ストーリー的なものを求める人には全く刺さらないだろうし、何を求めるかで評価は変わるでしょう。ストーリーはハッピーエンドに向けて山あり谷ありですが、淡々と進みます。

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kocky

2.5物足りない

2023年11月11日
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鑑賞方法:映画館

作画や声優さんは良かったですが、人物描写もストーリーも浅く全体に物足りない感じがしました。また、肝心の駒田蒸留所に取材に行く記者(高橋光太郎)にあまり魅力がなく、また前半と後半でまるで別人のように性格が変わり過ぎるし、それを許したとしても、その辺の心の変化も描ききれてなかったです。もう少し尺を伸ばしてでも、丁寧に描けば良作になっていたと思います。

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alias

5.0Dear my future

2023年11月11日
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ブレミン

4.0個人的には気に入った、正に酒によろしく好みが出る

2023年11月11日
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楽しい

幸せ

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サワディー

3.5クラフトウイスキー流行ってますねー

2023年11月11日
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単純

幸せ

亡き父の後を継ぎ、地震が切っ掛けで経営難に陥った蒸溜所を立て直している最中の娘と、ニュースサイトで働き始めて半年のポンコツ記者の話。

かつて名を馳せたシングルモルトウイスキー「独楽」を復活させるべく、地震以来止まっていた原酒造りを再開した駒田蒸溜所を舞台にみせていくストーリー。

モルト愛飲歴四半世紀超の自分からしたら、ジャパニーズウイスキーには良くも悪くも色々と思うところはありますが…。

製造過程を見せてくれるのかな?なんて思っていたら、マッシュから後をサラッとみせるだけで、メインはブレンディングのお話しなんですね。
そしてポンコツ記者もいくつ目?とか質問されて、一瞬何の話?と思ったら、勤めた職場の数のこと。
まぁあっさり改心しちゃいましたけど、頭でっかちの詰め込み知識ひけらかすヤツより無知な人の方が余程ましですw

そしてまたまた個人的にはシングルモルト12年だった独楽復活なのにバッテドで良いのか?とか最後に映ったのノンビンテージだったみたいだけど?とか、色々引っ掛かる…。

まあ、ウイスキーブームに載っかって作られた作品という感じは否めないものの、ウイスキー愛みたいなものとか家族愛みたいなものとかはとても面白かったですけどね。

それにしても苗字が駒田で御代田酒造の駒田蒸留所ってなんか変わってますね。

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Bacchus

3.5独楽に込められた想い

2023年11月10日
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 サントリーやニッカ以外にもウイスキーの蒸留所があることを初めて知ったくらいなので、いろいろと勉強になった。
 出荷されるウイスキーは、いろんな樽で熟成された原酒をブレンドして最高の味に仕上げる。ブレンドされる原酒の香りや味は、樽の材料や熟成年数が鍵となる。

 物語は、父親の急死で駒田蒸留所を継いだ若い長女の駒田琉生と、ニュースサイトの新米記者の高橋 光太郎を軸に物語は進んでいく。
 ウイスキー作りだけでなく、ニュースサイトの記者、2つの仕事を同時にフィーチャーするダブルワーク路線。

 キャラクター造形が薄いというかありきたりというか、感情移入があまりできない。それなりに胸熱ストーリーにはなっているが、劇場版「SHIROBAKO」のレベルではない。

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bion

5.0なんか、素晴らしい作品です!

Mさん
2023年11月10日
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山崎をストレートで飲みたくなった。
これを見逃す人はもったいないと思います。

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M

4.0まずまず

2023年11月10日
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石炭袋

3.5ウィスキーはお好きでしょ

2023年11月10日
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代々受け継がれる秘伝や仕事の極意、家族の酒、独楽に込められた意味合いにはグッときた ワインもでしたがウィスキーもやはり樽が大事なのですね 貴重なウィスキー造りの工程をアニメでわかり易く見ることが出来ました 人物は見慣れない絵だけど、ウィスキーのグラスがとても美味そうに見える あれはジョジョ?

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ゆう

3.5ウイスキーをもっと知りたくなった

2023年11月10日
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まっさん

5.0ウィスキー飲みてぇ

2023年11月10日
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久しぶりに真っ直ぐな、良いアニメを観せていただきました。

ミステリーもサスペンスもファンタジーもSFも無いけれど、人の「想い」がある。
とても心が暖かくなりました。

今日はウィスキーを買って帰ります。

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ミチナリ

0.5酒なんか、、

2023年11月10日
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難しい

害にしかならない酒の製造がそんなに尊いことか?

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HAL1953

5.0お仕事って素晴らしい

2023年11月10日
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苦難を乗り越えて、失われたウイスキーを復活させるために奔走する家族(=社員)とそれを追いかける記者の物語

あなたは今の仕事に情熱を見つけられていますか?と、
これは仕事に疲れて悩んでるひとに、勇気と希望を与えてくれる応援歌のような素敵な映画でした⭐️

胸がいっぱいになりました☺️

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いんでお

1.5とっ散らかってますね

2023年11月10日
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泣ける

やりたいこと、伝えたいこと自体は理解も出来るのですがそれが多すぎるのかなと思います。

主人公(男の方)(?)が蒸留所職員に認められた描写がそんなにないまま溶け込みそれでいて後半、家族と、それに長く連れ添った方々にまじることによる異物感も出てしまった印象があります。交流→和解のプロセスにもっと注力したほうが良かったのではと思ってしまいます。

主人公が加わったことによる大筋の打開感が全体的に薄いので満足感がそこまでない作品と個人的に評させていただきます。

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プルコギ

4.0シンプルで構造がしっかりしていた印象

2023年11月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

ウイスキーと働くことの意義をうまく絡めながら分かりやすい内容を、しっかりとした映像で堪能できました。
ブラウンを基調とした画面づくりは、なかなかキレイで美しいと思いましたが、もっと画質自体にクリアな感じが欲しいと思ってしまうのですが、まぁそれはほとんどの日本の劇場アニメーションにいえることなのですが・・・原画とかCGそのものは素晴らしい!と思うわけで、なおさら・・・

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SH

4.0よく知ることが好きへの道

2023年11月10日
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蒸留所を立て直し、存続させる決意をした駒田琉生と、
情熱をかけて仕事をする意味が分からず、適当に受け流し転職を繰り返してきた高橋光太郎。
…もう、最初のいい加減で、やる気のなさといったら。
周りのモチベーションまで削ってしまいそうで、「早く辞めろ!」と言いたくなってしまった。
仕事とはいえ優しく接する編集長や、駒田さんは偉い!
でも、
そこまでグダグダな青年が、失敗も経験しながら徐々に仕事に情熱を見出していく。
その過程と、幻のウィスキー復活にかける家族の物語が見事に組み合わせられていて、
最後は不覚にも感動してしまった。
惜しむらくは、原酒のブレンドするシーンばかりが印象的で、
ウィスキーの製造の過程をもうちょっと丁寧に描いて欲しかった、かな。
お仕事映画として素敵な作品。

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kinako-cat

5.0アニメーション作りとウイスキー作りの関係性

2023年10月30日
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鑑賞方法:試写会、映画館

笑える

楽しい

幸せ

一時期は冬の時代が訪れていた「ジャパニーズウイスキー」が今は世界から注目を浴びる存在となってきているなかで、ジャパニーズウイスキーを題材にしたお仕事シリーズの作品はタイミング的にぴったりだと感じました。
仕込んでから最低でも3年は樽の中で熟成されて世の中に出回るのはそこからという時間感覚は、アニメーション作りそのものにもつながっている世界でもあると感じることができます。
今作のモチーフになった複数の蒸留所のそれぞれの苦労がうまく混ざった「駒田蒸留所」という存在は、ジャパニーズウイスキーの苦労の歴史をうまく表現していました。
来年で国産ウイスキーが誕生して100年という節目を迎えるなかで、このような素敵な作品と巡り会えたことに感謝です。
ぜひ公開されたら皆さんに見ていただきたい作品です。

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はらだてつ

3.5若者へのエール

2023年10月29日
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東京国際映画祭でひと足先に拝見。

P.A.WORKSが丁寧に作ったお仕事系作品の最新作。
実写向きな内容ながら、そのままの社名を出したりすると差し障りのある蒸留所の社名を変えたり、社長の趣味をバラしたりのところはアニメで作った意義はあるかな。
だが、酒の色、味、香りなどはアニメーションでは伝えにくいから、題材としてわざわざ難しいものを選ばなくてもとは思った。

ニュースサイトの記者・高橋に、私は一切共感できるところはなかったが、たぶん仕事のやりがいを見つけられない若い世代に向けてはいいキャラ設定なのだろうなぁ。

映画祭らしく監督のQ&Aがあり、
「蒸留所は働いてから成果物を手に入れるまで最低で熟成期間の3年、良いものなら10年はかかる。
やる気がないとこれに付き合ってはいけない。
Webライター・編集者である高橋光太郎の方は、他人を介在させて記事を書かなければ良い記事はかけない。
だから他人をどう介在させていくかが大切。
この2つをブッキングした。
若者は初めからやる気があるわけではない。
最初は自分がやりたいと思わない仕事であっても、小さな成功体験を重ねていき、次第に自信とやりがいを手に入れていく。
そんな姿を重ね合わせて描きたかった」
と、語っていました。
自社のアニメーターの育成にも関わる監督らしく、日々の仕事の中で芽生えた、若者へのエールを込めていたように思います。

また、変に恋愛感情を絡めない作劇は、自分好みでした。

11月の公開前にあまりネタバレになってもいかんので、このくらいで。

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コージィ日本犬
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