「【”家族の酒を復活させる!”災害により経営難に陥った蒸留所を亡き父の後を継ぎ、懸命に守る若き女性社長とやる気の無い若手記者の再生物語。酒好き、モノ作り好きには堪らない作品。】」駒田蒸留所へようこそ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”家族の酒を復活させる!”災害により経営難に陥った蒸留所を亡き父の後を継ぎ、懸命に守る若き女性社長とやる気の無い若手記者の再生物語。酒好き、モノ作り好きには堪らない作品。】
ー 内容は映画の王道である、喪失から再生の物語である。-
■ご存じのように、今ではジャパニーズウイスキーは世界に冠たるものになっている。
”山崎””知多””白洲”・・。
ゴックン。
□駒田琉生は、美術大学に在籍していたが実家の駒田蒸留所が災害による施設の倒壊で、の家族の絆であったウイスキーの“独楽”作りが出来なくなり、実家に戻る。
兄のケイは別の蒸留所に移り、合併しようとするが残った家族は納得しない。
◆感想
・序盤は記者の高橋の言動に激しく苛つく。
ー 25歳で何回転職してんだ!仕事の下準備もロクにせずに、取材に行く姿。そして琉生に対して言った言葉。”遣りたいことが仕事で良いですね。”この野郎!と脳内沸騰した瞬間に琉生から食らったビンタと初めて知った琉生の苦悩の過去。-
・それからは、高橋は人が変わったように懸命に働くのである。
ー 途中、指摘されたミスを修正する前の原稿をアップしたりもするが、彼の熱意は駒田醸造所の人達にも認められ、受け入れられて行くのである。勿論、琉生にも。
(偉そうに聞こえたら申し訳ないが、仕事は下準備が2割。仕事を一緒にする仲間との関係性が3割更にその仕事に対する諦めない熱意が5割、だと思っている。
するべきことをすれば、結果は何らかの形で出て来るものである。
私の信念である。)-
・多くの蒸留所から送られて来たウイスキーの原酒のブレンディングの様子など、実に面白い。
ー 但し、日本酒の試飲は気を付けなければイケない。美味すぎるからである。過去、何度試飲でほろ酔いになった事か・・。
ウイスキーの場合、度数が高いので脳内で飲み過ぎ警報が鳴るため、大丈夫である。-
<今作は、レビュータイトルに上げた形で進み、最後は母が琉生とケイが亡き父のノートを参考にしながらウイスキーの“独楽”を再度、作り上げる所で終わる。
今作は、酒好き、モノ作り好きには堪らない映画である。
「お仕事シリーズ」面白いな!>
好きこそもののなんちゃらかんちゃらですかね。
お仕事シリーズなんてのがあることすら知りませんでしたが、なかなか面白かったです。
お互い飲み過ぎ注意でw