「愛される豆腐屋のお父さんと娘と心友の物語」高野豆腐店の春 美紅さんの映画レビュー(感想・評価)
愛される豆腐屋のお父さんと娘と心友の物語
広島の湊町に苦難の時代を必死に生き抜いた
職人気質の豆腐屋のお父さんの
たくましい生き方が描かれていました。
港から船が出航するように、娘はるの
新しい門出を祝いたい気持ちで見ました。
子どもが親の敷いたレールを歩かない
思うようにいかないことがあっても
いつも変わらない愛情で娘を見ていた父親
が心の支えになっていました。
病に冒されたながらも、豆腐屋の味を
皆に伝えようとする職人の技がありました。
平成の終わりの時代でしたが、昭和をイメージする人情味あふれるストーリーでした。
豆腐のきめ細やかなカタチと繊細な味が
お父さんの人柄に表れた作品でした。
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もりのいぶきさんのコメント
2023年8月31日
美紅さん、コメントありがとうございます。
支えあい、助け合う仲間のいる生活。
昭和の時代にはそんな暮らし方が普通に
あった気がします。
この作品の豆腐屋の父娘も、ホント
とても良い感じでした。
おじゃるさんのコメント
2023年8月26日
美紅さん、共感&コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、“豆腐のきめ細かやかなカタチと繊細な味がお父さんの人柄に表れた作品”だったと思います。それを飾り気のない演技で魅せる藤竜也さんが素敵でした。