ネクスト・ゴール・ウィンズのレビュー・感想・評価
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追い込まれたサッカー監督が晩年最下位のアメリカ領土サモアの弱小チー...
追い込まれたサッカー監督が晩年最下位のアメリカ領土サモアの弱小チームを立て直す。
勝つことにこだわりすぎるのではなく、楽しくプレーする、サモアの人柄が主人公の考え方を変えていき、チームは奇跡を起こす。
痛快感もあって笑えて感動できた。
ただ、監督のジョジョラビットと比べると笑えなかったのと感動も少なかったかなぁ。
ゆるーく笑って楽しんで
「ありえないほどのポンコツチームに、外部から落ちぶれコーチが招へいされ、最初グダグダだけどなんだかんだ勝利に向かって一致団結」
似たような映画、指の数ほど思い浮かぶけど、これもそういう映画。よくあるよね。
そういう映画はだいたいそれなりに楽しめるけど、これもクスクス笑いながら楽しめる仕上がりになっておりまーす。
ところで私、タイカ・ワイティティの「マイティ・ソー/バトルロイヤル」が大好きなんだけど、もうあんな爆笑できて勢いのある映画作れないのかな。残念だな。
【アメリカのサッカーコーチが世界最弱だった米領サモアのコーチに就任した訳。今作は哀しき過去を持つコーチと多様性溢れる負け犬根性が染みついた選手たちとの交流と再生を、笑いと共に描いた作品なのである。】
■舞台は太平洋に浮かぶ島国、米領サモア。
ワールドカップ予選でオーストラリアに0-31で大敗した過去を持つ世界最弱チームを立て直すために来た米国人ロンゲン(マイケル・ファスペンダー)は就任早々、余りにマイペースなメンバーと衝突し、キレまくる。
◆感想
・今作が優れた指導者が、弱小チームを栄光へと導くというステレオタイプな作品になっていないのは、ロンゲン自身が(後半、彼自身の口から言われるのであるが。)2年前に愛する娘を交通事故で失って居たり、フォワードのジャイヤが”第三の性”を持つ選手であったり、他の選手たちも過去の大敗にトラウマを持って居たり、登場人物夫々が問題を抱えている点だと思う。
・今作ではそれをユニークに表現している点が良いと思う。島の車の速度が異様に遅かったり、(クスクス。)サモアの人達のマイペースな生き方に、最初は苛苛しつつも徐々に抱えた傷を癒されて行くロンゲン。
- この物語はロンゲンが、愛する娘を亡くした過去を再生し、人間としても成長する物語なのである。故に彼は念願の一勝を上げたチームに別れを告げ、新たなるアメリカチームのスカウトになる決心をしたのである。-
・彼は案内された海岸沿いの家に、妻(エリザベス・モス)と娘と自身の写真を飾る。そして、携帯電話に残された娘が残した、彼女の明るいメッセージ。
”パパ、携帯電話のかけ方知ってる?忙しいかもしれないけれど、連絡してね。”
ー 何気なく見ていたこの数シーンが後半に効いてくるとはなあ・・。沁みたなあ。ロンゲンが選手の皆に娘の死を告げ、後悔する気持ちを告げたシーンは泣けたなあ。-
・ロンゲンは、最初はチームを引っ張るフォアードのジャイマヤにキツク当たるが、彼が”第三の性”の人間であると知り、彼の生き方を認めていく姿。
ー ジャイマヤが泣きながらホルモン剤注射を辞めた事を告白するシーン。”何だか、どんどん醜くなっていく気がして・・。”ロンゲンはそんな彼を優しく抱きしめるのである。-
・ロンゲンは自分の意志通りに動けない選手たちを見て、試合中に椅子はぶん投げるし、クーラーボックスまでぶん投げる。
ー だが、彼はアメリカのチームの監督だった頃からキレるようになっていたのである。娘の死が切っ掛けだろうか。それを見てサモアの選手たちがビビる姿も何だか可笑しい。-
・W杯予選の一回戦。相手はトンガ。お互いにラグビーのシバタウで威嚇しあい(イマイチ、揃っていない所も可笑しい。)試合開始。ジャイマヤの活躍もあり、初得点を挙げ、屈辱の31得点を献上したゴールキーパーのニッキーが見事なセイビングをする。
・だが、前半の試合ぶりを見て激怒するロンゲンを、米領サモアのサッカー会会長のタビタ(この人、色んな役割をしている。一生懸命なのだろうが、何だか可笑しい。クスクス。)は必死に説得し、選手ルームに戻ってロンゲンが行った事。
それは、ホワイトボードに書いていた試合作戦の図を消し去り、ニッコリマークを書いた事。
ー それまで、プレッシャーでガチガチだった選手たちの表情がその絵を見て変わるのである。-
<今作は、ほぼ実話だそうだが、ステレオタイプ的な”勝利、それは努力、友情に支えられたもの”と言う描き方ではなく、互いを尊重する”多様性”をキーワードにした素敵な様々な葛藤と心に傷を抱えた人達が再生して行く様を可笑しく描いた逸品なのである。>
良くあるスポーツ⚽️克服もの 頑張った❗️ただ アメリカン サモアの人間味良し。ただチト鍛錬期間が・・
いいたいことが明白
喪失 失意 苛立ち
そんな サッカー⚽️命のコーチが
明らかにシロウト【ただし 本作は based on だから 現実は そこそこ上手いと思う】
軍団に最初は苛立つが 徐々に サモアの人々の無私無欲 信仰 家族想い だけど のんびり気にしない
に触れて
それでもイイじゃ無いか❓と再生の物語
ジョジョ・ラビット で ナチス 軽快に皮肉った ユダヤの血を引く タイカ・ワイティティ
監督が アカデミー賞で 監督賞作品賞逃した 敗者の立場から ユーモア交え 応援歌
イイよね 米国領サモア マジのんびり
それまで殺気だっていた マイケル・ファスベンダー演じる主人公が
徐々に島に溶け込み その良さ 選手ヘタクソだって頑張ればイイじゃ無いか❓に気づく
のどかな自然 なら一緒に負けましょう ならあなたのご自由にあなたの幸せが第一
という精神に感化されてか❓ 選手に熱烈なメッセージだ❗️
有料🈶パンフは 読みやすいし パンフ買う習慣の人には良いのじゃ無いかな
地理的な状況 とかサッカー⚽️豆知識 とか普通に充実
ただ 実際は もう少し 違う意味で強化した模様【有料🈶パンフ購入して❗️】
撮影地は・・・
前の斜め前の男性おじさんが笑い上戸 で ツボごとに笑ってた😆その割には エンドロールで
字幕がまさにロール状態で退席 最後の最後にワンシーンワンショットありましたよ❗️エンドロールの後
こういう おじさん ストレス溜まんねーだろな って感心しました。サッと来て 笑って サッと帰る。
LGBTQ多様性は わかってまんがな。
それよりも 申し訳ない 試合には出てないが レギュラーの GKのおデブさんが良かった
最後の【途中にも出てくる】教会の神父だか牧師さん 誰❓ 監督本人❓
商売のお金のやり取り中でも 神に祈りは欠かさない ある意味 脱力系で笑いました
【イヤイヤ 盛ってても【最初に 盛ってる ナレーションあり】 実はそれほどまで敬虔な人でもそれはそれで正しい】
面白い映画でしたよ。
星が平均なのは もう ドキュメンタリー映画が基礎で わかりやす過ぎと
W杯予選までの日数が インスタント 的な
実力派力作が並ぶ連休初日 こういった疲れない作品。帰ってオススメ。
さぁ コレから 落下の解剖学 観ようかな【もうすでに有料パンフ読み切って 長尺➕難解路線確定か❓】
「1ゴール、ただ1ゴールだけ
それだけ入れてくれればイイ❗」っと言うことで、チームも頼まれたコーチもとんでもなく、ポンコツな面々のサクセスストーリー⁉️
なのだが、これ迄には無かったユーモア織り混ぜた語り口がイイ❗
絡んでくる島の人たちのおおらかさが、これまた良い。
ここ1ヶ月ほど気持ちの向く作品が見当たらなく、久しぶりの劇場鑑賞作品、冷たい雨の降る寒い日が続く時に、この手放しで映画ならではの楽しみが堪能できた作品、ありがとうで有ります。
さて、ラストに向かう語り口のスクリーン展開の見せ方がこれ又イイ❗笑いと熱い感動を押さえきれない‼️
当の本人登場のお決まりもありつつ、しばらく経ち暑くなった頃ビールでも飲みながら家で観たいモノ、ソコで残りの☆1.5分が埋りそうです。
1ゴール…1ゴール…1ゴール……
「負けを知る、すべての人へ。」
フライヤーに記載された
キャッチコピーを見て
絶対に観に行こうと思った。
あらすじ
サッカーの話。
公式戦で一度も勝ったことのない
世界最弱 アメリカン・サモアが
実力はあるが気性の荒いロンゲンを
監督として向かい入れ
公式戦での“1ゴール”そして、勝利を目差す。
下剋上!!という感じではなく、
とにかく“1ゴール”!ところが好き。
のんびりとしたサモアチームからしたら
1ゴールは合格点、
熱血な監督からしたら
1ゴールは及第点。
でも、練習や試合を通じて監督も
及第点から合格点へと変わる姿が印象的だった。
サモアチームは始めから
マイペースな感じは変わらず、
変わっていくのは
彼らを尊重し理解しようとしたロンゲン監督。
ただ、サモアチームはずっと
ロンゲン監督に幸せになってほしいと願っており、
お互いに心が向き合っているところが良かった。
登場人物は多いが掘り下げが少なく、
あまり魅力が伝えきれていないのは残念。
現在もサッカー関連で活動している人には
スポットが当たっているが、そうじゃない人は……
みたいな感じ。
楽しむだけでは目的を成し遂げられない、
基礎があるだけでは続けられない、
2つが掛け合わさることにより物事を成し遂げることができると感じた。
マイケル・ファスベンダーのファンになった作品。
心が和らぐお話です。
最近、日本語版が発売されたFootball Managerというゲームで、弱小サッカーチームの監督としてプレイしています。成績が悪ければ、選手に逃げられ、ファンから呆れられ、オーナーや役員会からも責められる。だったら、もっと良い選手を獲得して、チームを強化しようとしても、予算が足りないとあっさり却下され、ゲームを通じて、監督業の辛さが身に染みています。成功すれば、大きな名声を得られる一方で、かなりストレスが溜まる仕事だと思います。この映画に出てくる監督さんのように暴れたくなる気持ちはわかります。まして、サッカーは野球と違って、試合中にサインで選手を動かせるわけでもなく、自らの判断で動く選手達と、試合に向けて、お互いにどれだけ理解を深めて信頼関係を作れるかが大事なスポーツ。史実通りのストーリーとはいえ、実際に、ポンコツ監督が、ダメダメチームをどう変えていくのか? ゲームの参考になればと・・・というわけでもないですが、興味を持って観に行きました。
前置きが長くなりましたが、映画の内容としては、チームが、いかに成長し、勝利したかという点に焦点を当てるよりも、過去に引きずられ、また、自分の期待とチームの実情のギャップにすっかり呆れて、何度も途中で匙を投げてしまう、相変わらずダメな監督が、まったく異なる環境で暮らす島の人たちの考えを知って、少しずつ、自らを見つめ直し、人として生き方を改めて考える物語でした。そして、監督の成長と共に、それが、チームや島の人たちにとってもハッピーな結果がもたらされる、心が安らぐ良いお話です。
張本さんがサモアのサッカー会長に扮して大活躍!
監督の「おもしろいだろう! 感動するだろう!」という雰囲気が鼻について、どうにも気になった。のだけれど、感動させられる私は単純?
「シコふんじゃった」や「クールランニング」を思い出してしまった。
南国の明るさやエンドクレジットで流れる曲を含めて、好きな作品になりました。
最後に映像があるので、最後まで席は立たないで!
素直に感動
シンプルな話を口説い脇エピソード無くスピーディーに描いていて飽きずに楽しめた。クスっと笑わせる演出も秀逸。ただ日本語字幕にいちいち米領サモアと出てくるのは米国のエゴで民族が引き裂かれている事実を見せつけられ興醒め。そりゃAmericanと言ってはいるけど、島民は喜んで言っているのかな?
ややわかりにくい点はあるが(後述)今週おすすめ枠。Jリーグのファン等もぜひ
今年77本目(合計1,169本目/今月(2024年2月度)30本目)。
(ひとつ前の作品「犯罪都市 NO WAY OUT」、次の作品「マッチング」)
史実をもとにとった映画なので、あることないこと描くことができない、一種のドキュメンタリー映画です。
また、監督の視点から描いたサッカー映画ですが、「サッカー映画」である点は間違いないので、Jリーグでも何でもサッカーというルール自体を知らないと理解自体がハマります。
ドキュメンタリー映画という事情はあるので、ある程度の改変はあるとしてもあることないこと描けないし、淡々と進んでいきます。最初に描かれる31点差というのが衝撃的で、実はこちらも「何もいきなり予選からそんな試合が組む必要ないんじゃないのか」という意見が続出したのも事実で、現在では発展的に「FIFAの上位ランキングの1次免除、1~2次免除…」といった形でバランスがとられる形になっています。
英語圏であることから英語で話されるのもゆっくりであること、また、現地のキリスト教の文化も示されはしますが基本的に最低限であり(それらの深い知識は一切要求されない)、その点について深い理解が求められなかったのは良かったです(せいぜい、応援しているJリーグのクラブがあるかないかだけでもある程度違う、といったところです)。
ただ、そうした属性…つまり、Jリーグ等「ある程度サッカーのルール等を知っている」観客は字幕上混乱する部分があります。ここは何らか補足が欲しかったです。
ストーリーについてはほぼほぼドキュメンタリー映画という事情があるほか、実はこの映画、ヨコハマ・フットボール映画祭(名前の通り、サッカーを専門にした映画祭り)で2015年という相当前の作品であることからVODなども存在する可能性があることも考慮してネタバレは少な目にしています。
採点は以下を考慮したものです。
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(減点0.3/サモアがトンガ戦でとった「ある行為」が何の意味を持ったか理解が難しい)
このことと、「サモアは次戦の結果により…」という部分(いわゆるドキュメンタリー映画にある「結末はこれです」という部分)からくる問題です。
実際の選手でなくても、Jリーグのクラブのサポ程度であれば、サモアがトンガ戦で取った「ある事項」については極めてリスキーな行為であることは誰しもわかると思います。それは、自分も相手も「選手生命」という観点から、あるいはサモア自体の成績にも関わることであることは自明です。
ところがそのあと「次戦の結果により…」という部分が出ることから、このときの予選はいわゆる「一発ノックアウト式」で行われていたのかな?と類推することは可能です。一般的なW杯、Jリーグで採用される勝ち点方式を取る限り、この映画の趣旨である「1ゴールでも」ということを考えた場合、「サモアの選手のとった行為」は極めてリスクのある行為です(一般的なW杯の試合は延長等がない(決勝一発ノックアウトは除く)ため、両者に勝ち点1がつくものと思われます)。ところが「サモアの次戦の結果により…」の表示から「一発ノックアウト方式で、勝ち負けを絶対に決めなければならなかった」というように類推可能ですが、実はそれもトラップで、当時の試合はホーム・アウェイの概念がない4チームによる3試合制で「「1チームだけが」2次予選に進める」ものだったのです。つまり、「次戦の結果により…」は、正しい部分も間違っている部分も存在することになります。
この部分は、日本でこうしたサッカー映画を見る場合、日本はもちろん、日本や隣国の韓国ほか、一般的に日本がよく戦う国はたいてい予選(1回戦)が免除されているのでわかりにくい部分がある(これらの1次予選の運営がどうなのか、触れる機会がまずもってない。せいぜい言えば、台湾を応援するサポーターくらい?)ので、そこは何らか説明が欲しかった(調べればわかるが、映画の放映時間内に調べることはできない)といったところです。
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家族で観ても楽しめます
小学生の子供達を連れて鑑賞。
試合までの過程でかなり引き込まれていた様子。
試合が始まった時は身を乗り出して食い入るように観ていました。
正直まだ早いかなと思って連れてきましたが、終わった後は拍手して喜んでいました。
ストーリーは分かりやすく、段々と感情移入していけました。サモアの国民性も日本人にとっては受け入れやすく親近感も覚えます。
スポーツの勝利にこだわる事のないメンタルを持っているキャラクター達はとても観ていて心地良かったです。
普段スポーツを見ていて、負けたチームがどんな過程でどんな背景があるかと想像したことはなかったですが、これからは勝利をしてもその喜びを味わうだけでは無く相手への敬意を忘れないようにしたいと思いました。
笑い感動が詰まった素晴らしい作品でした。
迷える白人にアーメン
どうしようもない弱小チームが、1人の指導者に出会って奇跡を起こすという鉄板ネタ。なんだけど、最も知りたい結末を思い出話としてチームのメンバーに語らせる焦らし手法を用いることによって感動はマシマシに。
実績のあるコーチが、嫌々ながら弱小チームを任されるって、何度も見てきた。でも、タイカ・ワイティティ監督が上手いんだよね。マトリックスなんかの小ネタを挟んで、白人と米領サモア人とのギャップを面白く料理している。
マイケル・ファスベンダーとエリザベス・モスの配役もバッチリで、誰もが楽しめる作品でございます。
ゲラゲラ笑って観ていられる楽しい映画!
凄く面白かったです。島民の温かくてゆる~い感じに癒されました。笑いあり、スポーツ物の感動あり、家族のポロリもあり、楽しくて素敵な映画でした。しかもこれが実話とは!サッカー協会の会長がとても素晴らしくて温かな方だったのもそこも素敵でした。
2001年のサッカーワールドカップ予選で史上最悪の0-31のスコア...
2001年のサッカーワールドカップ予選で史上最悪の0-31のスコアで大敗した米領サモアのチーム。
公式戦では、まだ一度もゴールを決めれていない。
そんな状況を打破すべく米国から鬼コーチ、トーマス・ロンゲン(マイケル・ファスベンダー)を招へいするが、ロンゲンはアンガーマネジメントが出来ずに、米国のチームを解任され、今回のコーチ就任がキャリア最後の頼みの綱だった・・・
というところからはじまる物語は、おなじみ「ダメチーム奮起」の一幕。
チームの奮闘と並行してダメコーチの再生が描かれるのも定石。
なので、お馴染みの物語を軽妙な演出で愉しめれば合格点なわけで、本作は合格点。
嫌味なく上手く撮れています。
ということでほぼほぼレビュー終わりなんだけれど、本作で興味深いのは「ファファフィネ」と呼ばれる「女性のような」男性がチームに加わっていること。
「第3の性」と呼ばれ、南太平洋の島国には多く存在しており、社会の潤滑油の役割を果たしているもよう。
女性のような男性のスポーツ映画といえば『アタックナンバーハーフ』シリーズが思い出されるが、同作ほどコメディ風味は強くない。
ここいらあたりは、ポリティカルコレクトネスに配慮しているディズニー傘下のサーチライト・ピクチャーズ製作らしいといえるでしょう。
ディズニーついでに思い出したのは、ボブスレーに挑むジャマイカチームを描いた『クール・ランニング』。
あれも傘下のタッチストーン製作で、この手の「ダメチーム奮起もの」の原点でしょうね。
なお、エンドクレジット終了後に、オマケシーンがあるので、観逃さないように、ご注意ください。
サモア、最高!
弱小サッカーチームが外から来た訳有コーチと共に強くなっていく話だけど、それ以上にサモアの文化にやられたわ。
今すぐ全てを投げ打ってでもサモアに行きたくなるよ!
なんて幸せな国なんだろう。
どの人もどんな時でも自分の体と心の声を聞いて、自分の事をとても大事にしているのがすごく良かった。監督が持ってない、必要なものを全部サモアの人たちがくれたんだな。
情熱だけでは手に入らないもの。
常に前向きで自分を大事にできるからこそ相手も大事にできる文化が素敵すぎる。
第三の性の美人、本当にお花だった。
彼女がいるだけで皆んなが元気になる。
そしてそれを文化として認めてる所がまた良いなあ。
違いを認められるって、お互いに相手を大事にできる場じゃないとできないよね。
もちろん、チームがコーチが変わった事で変貌して行く様も面白かったけど、何よりサモアの人たちがとても素晴らしかった。笑えて泣けて常に明るく前向きに生きることの大事さを学んだよ。
試写会に当選して、一足先に鑑賞です。 (一般公開前ですので、内容の...
試写会に当選して、一足先に鑑賞です。
(一般公開前ですので、内容の詳細にはまだ触れません。)
米領サモアのサッカーチーム、
W杯予選で0-31大敗、一得点もあげたことがなかった、いわくつき不名誉なチーム。
合衆国から、鬼のようなキレやすい監督が来ることになり。
南国らしいおおらかさ、
揉めたりこじれたりもしながら、
徐々に上向きになってゆく様子。
いかにもアメリカ映画、ひたすらまっすぐでした。
試写会会場でも、観衆から何度も笑いが起こる、
エンタメ性がかなり強めの映画でした⚽
のんびりサモア最高!!!
アメリカ領サモアのサッカーの実話をもとにした感動物語です。
世界最弱のサモアのチームと米国サッカー連盟の派遣したおちこぼれ監督
笑えます。感動します。泣けます。
米国領サモアに行ってみたくなりました。
#ネクストゴールウインズ
面白い
笑って泣けるスポ根コメディにハズレなし!雰囲気としては、「クールランニング」?でも、派手に大成功する物語ではなく、「ワンゴール」という小さな目標を目指すところが良かったです。実話とのこと、「第三の性」の選手も実在するので驚きでした。エンドロールに実際の映像も出てきますよ。
全145件中、121~140件目を表示