「アイランダーに学ぼう!」ネクスト・ゴール・ウィンズ グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
アイランダーに学ぼう!
ラグビーでは、フィジー、トンガ、サモアという南太平洋の島嶼国出身の選手たちををリスペクトを込めてアイランダーと呼んでいます。そして、ラグビーW杯を見たことのある方はお気付きだと思いますが、W杯に出場しているトップ選手の5人にひとりは、これらの島嶼国にルーツを持つと言われるほどで、身体能力も優れているし、どの国の文化にも溶け込んでそれぞれの国を代表して戦っています。味方のために身体を張ったタックルやキックへのチャージ(顔を蹴られるかもしれないプレーです)もいつでもどの試合でも勇気を奮って行ってます。見かけはゴツいけど本当に気のいい奴らなんです。
そういえば、昔、世界最強のニュージーランド(愛称オールブラックス)代表選手の中にも、日曜日は宗教上の理由から試合に出ないという名フランカーがいました。
そうなんですよね。
『サッカーより大切なモノがある』
国を背負った試合でも、もっと大切な信条があれば代表選手としての責務(国際試合に出ること)を果たせないこともあるし、周囲の世界がそれを認める寛容性を持っていることのありがたさ。
世界の5人にひとりがアイランダーだったら、戦争なんて起きない気がします。
国同士でも、この野郎!と思うことがあったら、両国の閣僚がみんなで向かい合い、ハカ(試合前のファイトをぶつけ合う踊り)で荒ぶる気持ちを相手国に伝え、お互いに気持ちをぶつけ合えば、解決が難しいことは色々あっても、ノーサイド精神でもう一回話し合いませんか?
なんてふうに折り合いがつけられるのではないか。
この監督の映画を見てると、たとえテーマは重くても、なんだかうまくいくんじゃないか、と気持ちが軽くなるから不思議です。
グレシャムの法則さん、お返事ありがとうございました。
アメフトやホッケーに見慣れると、ラグビーの丸腰感が心配になるほどですw
試合後、血だらけの選手をたくさん見ました。美しい戦士たちでした。
先日バンクーバーでラグビーの国際大会があり、観客が思い思いのコスチュームや国旗を身につけているのを見て、とても心が温まりました。
女子日本代表は全敗しましたが、最後まで諦めない姿にとても感動しました。😭
蘊蓄と自覚してる方は全く問題ないですよ~!グレシャムさん、OKです!
前触れもなく誰も質問してないのにマンスプレイニングしだす人は厄介です。一度指摘したら顔真っ赤にして怒ってた!へへへ!そういう人とはもう一緒に食事しな~い!同世代だったら、誰も聞いてないよ、とかうるさいなーって軽く言えます。でもあまりよく知らない人とか高齢の人は自覚ないです。だから近づかないのが一番!
「サッカーより大切なものがある」
オシム監督が語った言葉でもあります。
私にとっては当たり前の言葉なのですが、一生をサッカーに捧げてきたようなオシムさんにとっては、なかなかいいにくい言葉ですよね。
「オシムの言葉」という本で読み、一番心に残る言葉になりました。もし、興味を持たれたらぜひ手に取ってみてください。