「幸せな気分を分けてもらえた」ネクスト・ゴール・ウィンズ kinako-catさんの映画レビュー(感想・評価)
幸せな気分を分けてもらえた
ドキュメンタリー映画
『ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』(2013)
を基にした、実話ベースの物語。
作品中でも説明されていたけれど、「サモア」と「アメリカ領サモア」二つの国は別物、でも、民族的には同じポリネシアなんですね。
実在しているメンバーの他にフィクションも交えながら、万年最下位のチームと、無職か、アメリカ領サモアの監督かの二択を迫られた崖っぷち監督の素敵な再生物語。
しかし、トーマス・ロンゲン監督が就任してから今日に至るまで最下位になったことはないという事実が凄い。
(現在のFIFAランクは作品中の宿敵トンガよりも上なのです)
タイカ・ワイティティ監督が冒頭と、エンドロールの後に神父(?)役で和んだ場を、更に和ませてくれます
幸せな気分を分けてもらえる、そんな作品でした。
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