「5つの感情的段階」ネクスト・ゴール・ウィンズ KENさんの映画レビュー(感想・評価)
5つの感情的段階
これは外さないだろう、予告からそう感じて鑑賞
米領サモアのサッカー代表は万年最下位の負け犬チーム。そんな負け癖集団を生まれ変わらせるべく任命された新監督(演じるのはマイケル・ファスペンダーさん)がキレまくり。キレまくるけど終始ユーモアが溢れているので「セッション」みたいにハラハラする事なく笑い混じり観れる心地よい作品だと思いました
代表チームの飛躍的な成長もさる事ながら監督自身も人として成長する構成は、実話をエンターテイメントとして描くお手本の様な出来映え
物語の前半で人は受け入れ難い状況に直面すると5つの感情的段階を経験するといった説明があり、その時はサモアへの派遣を命じられた監督に対してのケアでしたが、物語全体を通して監督や選手たちが潜在意識を受け入れて、大切なものを見つけるといった過程が見れました。伏線でしたね
ファスペンダーさんはクールな役が多いですが、本作や「フランク」の様に人間くさい役もピカイチ💯
ありがとうございました
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