ボーはおそれているのレビュー・感想・評価
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ざわざわ大喜利が凄い…けど長いよ…
「ざわざわ」なのか「ぞわぞわ」なのか、要するに「不安」とか「嫌な予感」とか「不快な感じ」のラッシュが終わらない。
疲れた…(ある意味ホメ言葉)。
ストーリーとかテーマとか考察とかもういい(今までになかったタイプのホメ言葉)。
2回目を見るとしたら、よほど体調を整えて望まないと無理。1年に1回あるかないかの絶好調でないと2度目を見る気にならない(本音)。
なんの意味もない3時間
2024年劇場鑑賞37本目。
予告で変な映画そうだなぁと思っていましたが思ってたより悪夢みたいな話でした。
じゃどこからが現実でどこからが悪夢なのか?
普通の映画ならある程度の境目が見えるのですがこの映画には見当たりません。
これは自分の解釈なのですが、この映画の前に普通の家に住んで普通の生活を送っているボーが眠りについて、この映画の後に目覚めて元の生活に戻るのではないかと。
とすればこの映画でどんなめちゃくちゃな事が起きても夢の話を延々されているだけなので何の意味もないな、と思うのです。フィクションであっても、そのフィクションの中ではリアルの出来事でないとフィクションとして楽しめないと自分は思うので。
そうでなくても実の子を親があそこまで醜く責め立てるのは不愉快でしたので、こういう解釈をしないと耐えられないというのが正直なところです。
ブッとんでイカれたA24らしい映画。ホアキン・フェニックス演じるボ...
統合失調症的な世界
面白いところもあったけど不満も多い
アリ・アスターは前作の「ミッドサマー」がよかったから期待していた監督。ホアキン・フェニックスと組んでホラーコメディを作り上げたってことなら少し期待してしまう。
序盤からなかなかイカれた映像で驚く。全く怖くないけれど。むしろ笑えてしまう。病んでいるボウにはこう感じてしまうということなんだろう。でも、現実と妄想の境い目が曖昧すぎて、脳が誤動作起こしてしまう。
それなりに激しい展開があって、イカれた物語なのに今ひとつ乗り切れなかったのは余計長さのせい。後半はさすがにグッと引き込まれたけど、あの終わり方でまた疑問符が残ってしまった。なんじゃあれ?
去年観たエヴエヴも長くて難解な映画だったけれど、本作もなかなかの仕上がり。理解力の低い私には無理があった3時間だった。
ただ、ホアキン・フェニックスの演技はすごかった。「ジョーカー」で狂気出しまくって、「カモンカモン」でヒューマンな面見せて、「ナポレオン」でカリスマ性見せた後にこれだもんな。すごいとしか言えない。ホアキン・フェニックス見るだけでも価値がある。
長かった…
わけが分からないけど…
相変わらず気持ち悪い
多分飛び降り見る辺りで異世界転生してる(思考放棄)
もうそう割りきらなきゃ「どう…どうなって…」「ナンデ…ドウシテ…」「何わろてんねん」で脳ミソ破壊される。疑問が浮かんだとこで回答ねーし。異世界だからで脳ミソを安心させるしか。
ディズニーさんのダンボで、ダンボがビールを頭から被った時に見るはちゃめちゃなピンクエレファントダンスシーンはラリってるスタッフに描かせたみたいな逸話がありますが、それ。それ三時間。
この世界に三時間耐えられないやつはヤクはやるな。
これが一生なんだぞ。
という力強い啓発メッセージを感じました。
嘘です。
メッセージは感じませんでしたがクスリやめとこ…とは思いました。
まあヤクというよりは精神破綻の方の世界なのかな…?
私はミッドサマーに惚れ込むという変態性癖持ちですが、ミッドサマーを何度も見たくなるのは、このシーンでしか経験できない感情がある!というせいなんです。
なんだか怖いとも違う…楽しいとも違う…スッキリでもない…なんか分かんないからあのシーンもっかい見たいな…ってなるんです。
今作もそんなシーンがたくさんありました。
特に予告にもあったテレビに自分が映るところとかゾワゾワワクワクしました。
賛否あるにはせよ記憶に残っちゃう映画です。
アリ・アスター監督が3時間やりたい放題
ホアキンの情けない表情がずっ〜と凄い😵
常々、スクリーン中の誰かに丸ごとのめり込んではいるんですが、、、
今回は大惨事❗️
ペンキのあのシーンで、あれはヤバいヤバいと思いながらたまたまコーヒーを飲んでいた私は思わず…そう!!
こともあろうに自分の胸元からジーンズのファスナー手前のとこまで縦に😱小さな滝をダーっと描いてしまったのですよ。(小さいといったっておかず焼きのりを2列✖️3段分くらいね( ̄∇ ̄))
さすがに寄り道できずに帰って滝シャツとドット上着をカラーブリーチ😭
熱々じゃなかったので叫ばず済んだが、いゃ〜参った。
だいぶ急にコーヒー臭を漂わせたかもですが四方八方空席で、幸い座席も汚していません。
冷え防止の上着がお腹のあたりで死守してくれました。
しかし、暗闇でホアキンくらいに情けない顔してたのは間違いない。
…ということでこの精神的消耗をプラスして高速道路ノンストップ4時間くらい運転した感じの集中力と疲労感で鑑賞。
私の惨事の話が長くなりましたが、本題の惨事は強烈度maxで必ずや予想を上回る展開。
感動と言うよりは、監督の脳内構造の摩訶不思議、映像化する才能と技術を味わいました。
メソメソドキドキハラハラしながら全然たどり着けないゴールを探して不安と恐怖の嵐に追われ続ける油断大敵の映画体験です。
しっかり寝てパワー満タン、そのあと過激な予定?がない日が鑑賞日和かな。
そしてくれぐれも没入型のあなたにはペンキのシーンでの飲みもの補給に厳重注意をおすすめします。
ポスターや予告編と違い、不穏で不可思議
アリ・アスターの作風は胸クソで嫌い、普段カッコいいホアキンが薄毛メイクで腹が出てカッコわるい、予告で観たピンクのガーリーな部屋に虫酸が走り…
というワケで魅力を感じられず、スルーしようかと思ってたけど、けっきょく2回も観ました(笑)
ポスターや予告のイメージからコメディ寄りと思ってたら、いい意味で予想を裏切られ、不穏で不可思議でジワジワ心を侵食してくるスリラー。
やっぱり、アリ・アスターの色が出てる。
今作は胸クソわるさ低めで予想の何倍も面白かった。
不穏さ不可思議さに引き込まれ没入するので、179分の長さも気にならなかったです。
特に終盤の展開や終わり方が良く、エンドクレジット時の余韻が心地いい。
2回観て評価が変わった作品で、
1回目75点→2回目80点
と、なりました。
3回目も観たいんですよね~(笑)
考察しがいあるというか、2回目は伏線に気付いたりして楽しかったんで(笑)
最初の嫌悪感なんだったの(笑)
たぶん、薄毛で腹が出たホアキンに慣れたからだと思う(笑)
というワケで、入り口はキツイが、薄毛で腹が出たホアキンに抵抗なければ楽しめると思います(笑)
なんか何回も観たくなる(笑)
水に沈んでしまうことが救いなのか
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