ボーはおそれているのレビュー・感想・評価
全261件中、121~140件目を表示
長かった…
自分には合わなかった いや、きっとハマる人にはハマるんだと思う だけど、久しぶり途中で時計を気にしちゃいました この話、どこまでが現実でどこまでが主人公の妄想?幻視?なのか、結局最後まで分からなかった 実は、医師から処方された水なしで飲んではいけない薬を飲んで死にかけていて、それ以降は、全て母親への確執やら罪悪感などからの走馬灯みたいなもの? エンディングも何か解釈のヒントになりそうなものが最後に提示されるのかと思って見ていたが、結局、投げっぱなし ストーリーを求めてはいけなかったのかもしれませんが、考え出しちゃうとますます悪循環 アクション映画並みに何も考えずに鑑賞するのが正解なのかもしれません
わけが分からないけど…
わけが分からない場面が多々有って、おそらくこれは現実社会ではなくて、ボーの心象風景だろうと感じた。 ところどころウトウトしてしまったが、余り不快な感じは無く、もっともっと長い時間観ていたいと思わせる不思議な映画だった。
相変わらず気持ち悪い
ミッドサマーの監督ということで、 あの狂気や不気味さを求めて鑑賞しました。 物語前半のあの治安の悪過ぎる街のパートでは、 期待していた気味悪さやドキドキハラハラ感を存分に楽しめました。 あんなに狂った街、その場にいるだけでおかしくなりそう……。 旅を続けていく中で色々な人に出会いますが、 会う人会う人、全員どこかおかしい雰囲気を出しています。 観る人に不安と恐怖をジワジワ植え付ける演出が本当に見事です。 物語は結構抽象的かつ難解で、 未だに何が起きていたのか、どこまでが現実でどこまでが幻覚(?)だったのか分からずにいます。
多分飛び降り見る辺りで異世界転生してる(思考放棄)
もうそう割りきらなきゃ「どう…どうなって…」「ナンデ…ドウシテ…」「何わろてんねん」で脳ミソ破壊される。疑問が浮かんだとこで回答ねーし。異世界だからで脳ミソを安心させるしか。 ディズニーさんのダンボで、ダンボがビールを頭から被った時に見るはちゃめちゃなピンクエレファントダンスシーンはラリってるスタッフに描かせたみたいな逸話がありますが、それ。それ三時間。 この世界に三時間耐えられないやつはヤクはやるな。 これが一生なんだぞ。 という力強い啓発メッセージを感じました。 嘘です。 メッセージは感じませんでしたがクスリやめとこ…とは思いました。 まあヤクというよりは精神破綻の方の世界なのかな…? 私はミッドサマーに惚れ込むという変態性癖持ちですが、ミッドサマーを何度も見たくなるのは、このシーンでしか経験できない感情がある!というせいなんです。 なんだか怖いとも違う…楽しいとも違う…スッキリでもない…なんか分かんないからあのシーンもっかい見たいな…ってなるんです。 今作もそんなシーンがたくさんありました。 特に予告にもあったテレビに自分が映るところとかゾワゾワワクワクしました。 賛否あるにはせよ記憶に残っちゃう映画です。
アリ・アスター監督が3時間やりたい放題
途中までは、奇抜で過剰な展開が面白かった。 しかし、森の中の舞台劇のあたりからついていけなくなり、そうなると尺の長さが苦痛になってきた。後半の母親の長台詞など、早く終わらないかなとイライラ。 アリ・アスター監督が3時間やりたい放題で、見ているこちらの「きがへんになりそうです」。
ホアキンの情けない表情がずっ〜と凄い😵
常々、スクリーン中の誰かに丸ごとのめり込んではいるんですが、、、 今回は大惨事❗️ ペンキのあのシーンで、あれはヤバいヤバいと思いながらたまたまコーヒーを飲んでいた私は思わず…そう!! こともあろうに自分の胸元からジーンズのファスナー手前のとこまで縦に😱小さな滝をダーっと描いてしまったのですよ。(小さいといったっておかず焼きのりを2列✖️3段分くらいね( ̄∇ ̄)) さすがに寄り道できずに帰って滝シャツとドット上着をカラーブリーチ😭 熱々じゃなかったので叫ばず済んだが、いゃ〜参った。 だいぶ急にコーヒー臭を漂わせたかもですが四方八方空席で、幸い座席も汚していません。 冷え防止の上着がお腹のあたりで死守してくれました。 しかし、暗闇でホアキンくらいに情けない顔してたのは間違いない。 …ということでこの精神的消耗をプラスして高速道路ノンストップ4時間くらい運転した感じの集中力と疲労感で鑑賞。 私の惨事の話が長くなりましたが、本題の惨事は強烈度maxで必ずや予想を上回る展開。 感動と言うよりは、監督の脳内構造の摩訶不思議、映像化する才能と技術を味わいました。 メソメソドキドキハラハラしながら全然たどり着けないゴールを探して不安と恐怖の嵐に追われ続ける油断大敵の映画体験です。 しっかり寝てパワー満タン、そのあと過激な予定?がない日が鑑賞日和かな。 そしてくれぐれも没入型のあなたにはペンキのシーンでの飲みもの補給に厳重注意をおすすめします。
ポスターや予告編と違い、不穏で不可思議
アリ・アスターの作風は胸クソで嫌い、普段カッコいいホアキンが薄毛メイクで腹が出てカッコわるい、予告で観たピンクのガーリーな部屋に虫酸が走り… というワケで魅力を感じられず、スルーしようかと思ってたけど、けっきょく2回も観ました(笑) ポスターや予告のイメージからコメディ寄りと思ってたら、いい意味で予想を裏切られ、不穏で不可思議でジワジワ心を侵食してくるスリラー。 やっぱり、アリ・アスターの色が出てる。 今作は胸クソわるさ低めで予想の何倍も面白かった。 不穏さ不可思議さに引き込まれ没入するので、179分の長さも気にならなかったです。 特に終盤の展開や終わり方が良く、エンドクレジット時の余韻が心地いい。 2回観て評価が変わった作品で、 1回目75点→2回目80点 と、なりました。 3回目も観たいんですよね~(笑) 考察しがいあるというか、2回目は伏線に気付いたりして楽しかったんで(笑) 最初の嫌悪感なんだったの(笑) たぶん、薄毛で腹が出たホアキンに慣れたからだと思う(笑) というワケで、入り口はキツイが、薄毛で腹が出たホアキンに抵抗なければ楽しめると思います(笑) なんか何回も観たくなる(笑)
水に沈んでしまうことが救いなのか
笑える程環境が悪いなと観ていたら、次々起こる悪夢の連なりが怖い 助けてくれる人たちまで怖い コミューンの森に迷い込んでも、その夢に救いはない 何よりも母が怖い その母から逃げられない彼が辛い 画面の強度は時間を感じさせない位凄いが
こういうときあるなっていう共感と現実
やなこと続くとか変なジンクスにとらわれるときはある。映画にするとこんな感じかな。 ユダヤ教の戒律がベースとのことだからわからなくて当然の前提で鑑賞すれば通して喜劇。 人に優しくしよう。
主人公は死なない
毎度のことながら、事前情報はほとんどないまま映画を見た。 4年前に見て(あのころは映画館の席を半分にして回してたね)、奇妙だが記憶に残った「ミッドサマー」を撮った監督の作品で、主人公が「ジョーカー」を演じた役者…というくらい。新聞の映画評をいくつか読んではいて、尺が179分という長さに腰が引けたが、面白そうに感じたので映画館に足を運んだ。 飲み会の席では15分おきにトイレに行くこともある頻尿のおっちゃんである。 2時間程度の映画でもトイレに行きやすいように、出口に近い席に座るようにしている。 本作も、途中で席を立つ可能性が高いので、事前にトイレに入ってペーパーをクルクルと丸めて自前の尿取りパッドを作ってチ〇コにあてがって座席に座った…。 平日昼前の都心のシネコン。客入りは2割に満たない印象である。マニアックな映画である。広い劇場の真ん中近いいい位置に座り、周りに客もおらず伸び伸びと鑑賞できた。 さて本編だが…。 トイレに立つこともなく、3時間の映像劇を楽しんだ、楽しめた。 序盤から中盤にかけての、主人公が目まぐるしくピンチな状態に巻き込まれる展開が面白く、尿意を忘れるほどの面白さがあった――。 見終わってパンフレットを買おうか、と思って売店の棚を見るとサイズが小さい上に価格が1100円もしたので見せてもらうこともなく(見せてくれ、と言えばだいたい見せてくれる)買うのをやめた。 売店には映画雑誌FLIXの特集号が置かれていて、それを立ち読みした。それを買ったほうがおトクだろう…、それも買わなかったけど。 その雑誌の中で映画ライターが書いていたレビュー記事の見出しに「母の呪縛が招く不条理な地獄めぐり」とあった。 大富豪の母親と、母親と別れニューヨークのスラムのポルノショップが入る汚いアパートに住む息子…。なぜそんな親子関係になったのか、映画を見ながら想像するしかないのだが、このライターがいう(プレスからそのまま取っているみたいだが…)のも一面の真理。 まあ、そういう親子関係、母子関係との切り口で見るのも見方としては正解だろう。 ぼくは、この映画の設定含めて、全体の雰囲気がテリー・ギリアムの「未来世紀ブラジル」(1986年公開)に似ていると思った。僕のベスト1に推している映画。 未見の人は、こちらも比較で見てほしい。 アリ・アスター監督が生まれた年の公開作品なので、彼はもちろん後年見ているんだろうが。 主人公は瀕死の重傷を負い、なんどもピンチになるのだが、そこはアメリカ映画。死なないのです…。 ★5つにしたいところだが、やや長いので半分減らしておく。
期待度◎鑑賞後の満足度○ 映画館という非日常空間でのみ成立する様な映画。ボーの抱える存在への不安に共振出来ないと訳分かんない映画。白昼夢(昼日中の妄想)、夢の中の夢を映画にするとこうなるのかな。
①長く脳裏に残るだろう映画体験だし、こんな映画にはそうそう出逢えないだろうけど、傑作というより怪作と言った方がよろしい。 ②私、本当に昼日中に妄想を観た(というか体験した)経験があるし、”夢の中で夢を見ていると分かっていて覚めた…と思ったらまた違う夢の中だったという”二重・三重の夢(良い夢・悪夢両方)も結構よく見るし、夢の中ってトンチンカンなのにその中では妙に納得してるとか、そういう人間なので、「なんじゃコレ」というより「そういう映画なんだろな」というのが鑑賞後の感想。 だから意味とか求めるより”体験“する映画なんだろう。 ③どこに話が転がっていくのか分からないし、「何で?こうなる」というシーンも多いが、身を任せるしかないのも正に夢みたいだし、大体冒頭から既にマトモな世界じゃない。 “あんな可笑しな街ってある?”、“あるとして住む必要ある?”“大実業家の息子なのに何故あんな生活しか出来ない(大体何の仕事をしているかも分からない)”、
◇中年男の一人相撲劇場
アリ・アスター監督作品といえば、『ミッドサマー』2019の印象が鮮烈です。ホラー映画の定石とは、か弱い清純な少女が恐怖の時空間に押し込められていくプロセス。一方で、ヒロイン-フローレンス・ピューの勝ち気で小生意気な雰囲気によって、あるべきヒロインへの同情や憐憫以上に、「もっと虐められればいいのに」というサディスティックな感覚が入り混じる奇妙なホラー映画体験でした。 この物語の主人公-ボーは薄毛、メタボ体型、マザコンかつメンヘラ系のイケていない独身中年男。この人物を私の心の中でどう整理するか、最後まで不安定なままに移ろうように裏をかかれ続けた感覚でした。ホアキン・フェニックス演ずるあまりにも典型的なる『無能の人』。「こんな奴いそう」という演技のリアリティと突飛過ぎるシチュエーションのギャップ。 主たる素材は『母をたずねて三千里』決められない情ない男の『心の旅🚶♀️』です。有り得ないぐらい治安が悪い街のボロアパートを出発点にして、歪な外科医家族、森の演劇集団、苦難の旅の末にたどり着いた母親の豪邸。そこでは終わってしまった母親の葬儀、その虚構と性的な昇天まで。盛り盛りてんこ盛りのコンテンツ、目まぐるしく変遷する設定、倍速のテンポ感。思考する隙さえありません。 唐突に、小舟に乗って水辺を出ていく男の姿。👩🎨アルノルト・ベックリン#ArnoldBöcklin の絵画🖼#DieToteninsel 死の島を彷彿とさせます。最後に辿り付く屋内の水面は、母親の子宮の羊水でしょうか。母への旅は成長譚ではなく退行して胎児に戻る結末? コメディなのかホラーなのか、シリアスなのか間抜けなのか、妄想なのか現実なのか、宙ぶらりんのまんまで休むことなく過ぎる時間。情報量過多な露出狂的個人語りは、SNS社会と過度に大衆化した動画コンテンツ流布へのカウンターパンチ的な映像作品。そんな風に私には捉えられました。
壮大なこけおどし
真っ先に思ったのは、本作が、A24が同社史上最高額の製作費を投じてアリ・アスター監督に自由に作らせた(実際のところ、どうだったのだろう?)結果、出来上がった「壮大なこけおどし」ではないか、ということ。 次に思い浮かんだのは、作風こそアスター監督とは全く異なるが、ウディ・アレンの初期監督・主演作だ。『アニー・ホール』『スリーパー』『ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう』など一連の作品において、ウディ・アレン演ずる主人公はいずれも、母親の影に怯え「信じられるのは死とセックスだけ」とつぶやくような「こじらせ男」だ。 一方、本作の主人公ボーも神経衰弱気味で、映画も精神科医とのカウンセリングのシーンから始まる(正確にはその直前に“プロローグ”があるが)。いかにも「ウディ・アレン」風の幕開けだ。また主人公が巨大なチ●●コに襲われるシーンは、映画『SEXのすべて…』の中でアレンが母乳をまき散らす巨大おっぱいに襲われるシーンを思い出させる。 ただ、アレン作品とは決定的に異なる点もある。それは、ボーが母親に刷り込まれたトラウマのせいで異性との性交渉を恐れていることだ。それだって、いかにも「精神分析的」ではあるけれど。 そんな心配性の彼が、ゾンビみたいな連中?で溢れかえったスラム街を後にして、母の元へ旅立つ。怪しげな外科医夫妻の邸宅に滞留したり、森の中の芝居を見ながらしばし妄想に耽った後、なんとか母の葬儀が営まれる実家の豪邸に到着。棺に収まった母の首なし遺体と対面し、さらに初恋の女性とも再会するが…。 この後しばらく辻褄合わせのような「あのヒト」の説明セリフ(?!)が続く。ここまでのいきさつで、フェリーニの『女の都』みたいな「幻想譚」、あるいはベルイマンの『野いちご』みたいな「相剋譚」であると、一応了解しているつもりだが…。 長いなぁというコチラの思いは置き去りにして、なおもボーの“地獄めぐり”は続く。開かずの屋根裏部屋を覗いて腰を抜かし、思わず「あのヒト」に手を上げてしまい、湖水に小舟を滑らせて、いよいよラストかと思ったら…。 羊水に始まり、羊水に還る? 胎児が見た悪夢??——いかようにも括れそうな本作だが、これで上映時間179分は長い、長すぎる。正直あと60分は切ってほしい。たとえば中盤の「森の芝居」のくだりや後半の「読み解きセリフ」のシーンなどほんとに必要?と思ってしまった。 ボーが、一歩出ると死体も転がる自室で、バスタブにお湯を張って呑気に入浴していると、ぽたりぽたりと…っていうイミフ過ぎる「恐怖シーン」とか、妙に心惹かれた描写も散見されるだけに惜しい…。
難解すぎでしょ…
発達障害の精神世界?とも思ったけどそうでもないらしい…。ホラーなようなそうでないような。ヘレディタリー同様なエグいシーンもあってなんとも微妙。ネタバレ解説読んでなるほどとも思ったがそんなん初見でわからん。不思議な展開と映像楽しむのみ。
分からないけど、面白い映画
★世の中には「分からなくて、つまらない映画」と「分からないけど、面白い映画」がある。本作は間違いなく後者だ。 ★アリアスター監督の映画は、ヘレディタリーもミッドサマーも「身近で温かいはずのもの(家族や共同体)が、実は一番恐ろしい」ということで共通していると思うけれど、本作もそこは同じ。ただ、あくまで主人公の主観(幻覚、幻想)で物語が進んでいくので、観客は恐怖より滑稽さや不可思議さに目がいってしまう。多くの人が、本作の感想として「笑えた」「可笑しかった」と言っているけれど、素直な感想だと思う。 ★物語を通して、ボーが常に不安であり、その根底にあるものが「罪悪感」であると明らかになる。この「罪悪感」が難しい。アブラハムの宗教を信じる人々は、神に対する罪悪感(原罪と言い換えてもよい)を意識の根底で抱いていると、聞いたことがある。ボーもユダヤ人だ。欧米の人々には理解できるのかも知れないが、日本人にとっては、ちょっと理解しづらい面があるかもしれない。しかし、敢えてその意識そのものを鑑賞(観賞)するスタンスで臨めば、本作は楽しむことができると思う。演技や音楽は素晴らしいし、何より画が美しい。見とれてしまう場面がいくつもあった。 ★アリアスターの映画が好きなホラー好きはもちろん、ホラーがあまり得意でなくてもホアキン・フェニックスが好きならば間違いなく楽しめる。上映時間が長尺なのが些か気になるが、ホアキンの全力の演技を見れば納得。監督がカット出来なかった気持ちが分かる。劇場で見たほうが没入感も増すと思うので、上映中にぜひ。
最近こういうのヤオイ映画が流行ってますね
主人公が障害持ちってのは最初のカウンセリングで分かるし そういう人がやること成すこと悪い方向へ行っちゃうっていうのも分かる 所々、コントかな?って笑いどころ(ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲にまちカドまぞくのご先祖様の顔が付いてるのは笑ったよ)も数カ所あるんですけど 面白さでいうと最初のマンションが一番良かったかな? あと、出てくる登場人物が軒並みキチ◯イで誰一人まともなキャラがいないし誰も主人公の言うことを聞こうとしない上に自分の言う事は主人公に聞かせようとする(送ってくれた人以外) ネタバレもはっきり言わずに察しろ系だし正直見せ方がダルい ハズレでした
全261件中、121~140件目を表示