ボーはおそれているのレビュー・感想・評価
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相変わらず…
3時間という昨今では珍しく長い上にアクションでもないため観客が飽きないのかと観る前は不安に思っていたが、そろそろ飽きがくるかなという頃に場面が大きく変わるを何度か繰り返し、その度に結末でのタネ明かしというか全てが最後には分かるのだろうという気持ちにさせてずっと興味関心を引き続けるようにできていたのがさすがというか感心した。
そしてその状態で3時間見続けた結果、結局ワケが分からないまま終わった。
アリ・アスター監督はミッド・サマーもよく分からなかったけど今作はさらになにを描きたいのかなにを伝えたいのか全く分からなかった…
発達障害の人を社会がどう受け止めていくべきかを描いているのか?なんなのか?
ただホアキン・フェニックスの演技はやはり凄かった。
ジョーカーよりも自然で本当にこういう人いるよな、という感じがとても上手い。
ホアキンの演技を見るために観た映画と思えば、3時間ずっと何を観せられていたんだろうという虚無感も少しだけマシになる。
なんの意味もない3時間
2024年劇場鑑賞37本目。
予告で変な映画そうだなぁと思っていましたが思ってたより悪夢みたいな話でした。
じゃどこからが現実でどこからが悪夢なのか?
普通の映画ならある程度の境目が見えるのですがこの映画には見当たりません。
これは自分の解釈なのですが、この映画の前に普通の家に住んで普通の生活を送っているボーが眠りについて、この映画の後に目覚めて元の生活に戻るのではないかと。
とすればこの映画でどんなめちゃくちゃな事が起きても夢の話を延々されているだけなので何の意味もないな、と思うのです。フィクションであっても、そのフィクションの中ではリアルの出来事でないとフィクションとして楽しめないと自分は思うので。
そうでなくても実の子を親があそこまで醜く責め立てるのは不愉快でしたので、こういう解釈をしないと耐えられないというのが正直なところです。
ブッとんでイカれたA24らしい映画。ホアキン・フェニックス演じるボ...
全編が悪夢のブラック映画
ボーは心理カウンセラーで治療を受けています。明日父親の命日で母親に会いに行くことになっています。不安定な心理状態ということで薬処方され部屋をでました。ここまでは普通でした。しかしここからは異様な光景となります。暴力に満ち溢れた野蛮な人達にあふれています。その一角に住んでいるボー。部屋にたどり着き眠りにつくも部屋の外では騒ぎが続いています。翌朝母の元へ出発しますが、ちょっと目を放したことにより鍵と鞄を盗まれてしまいます。そしてカードは利用不可となります。母に行けなくなったことを伝えると母は激怒します。改めて電話をすると母親は死亡したと告げられ直ぐに母の元へいかなければならなくなります。混乱するボー。そこから始まる様々なトラブルと奇妙な人物達が登場します。ボーは翻弄されながらもなんとか母の家にたどり着きます。そこで待ち受けていた衝撃の真実となります。概略を記述すれば異色ロードムービーと思われますがそんな気の利いたものではありません。異様で異常な狂気の展開です。テーマは母性、母親の特性となっています。息子を心から愛して人生の教訓を教える立派な母親と思いきや自分の愛情不足と誤解して過剰となりボーに数々のトラウマを植え付け精神的に苦しめていく母親が描かれています。題名である「ボーはおそれいる」それは狂気に満ちた社会でもそこを取り巻く人々でもなくおそれいるのは母であったというのを鑑賞後に思います。この作品をブラックコメディとなっていますが、そうは思えません。2度3度鑑賞すればそのシュールな笑いが理解できるかもしれませんが、リピートしたいとは思いませんでした。
A24
の世界観満載で、映像も展開も「らしさ」が、いっぱいでした。ただ、自分には少し付いて行きづらい感じでした。何が何に繋がっているのか?結局、ボーはどうなったのか?‥3時間の間、考えながら観てるので疲れました。
星付けられないけど下げたくも無いので3つ
本作のカオスが
アリアスター監督が鬼才と言われる所以か
何を観させられたんだという思いと
重大なメッセージがあるんだろうという思い
自分ごときでは
評価できない
でも、ホアキン・フェニックスは
ボウとして人生送って来たとしか思えない
ものすごい演技だった
2/25追記 星3→星5
色々な考察動画を見て
ハッとさせられたものがあった
ボーだけが正常な世界
これだと思った
ボーの悪夢と妄想の映画では無く
ボー以外が狂ってる話だったのではないか
何ということだ
アリ・アスターは天才だ!
統合失調症的な世界
面白いところもあったけど不満も多い
アリ・アスターは前作の「ミッドサマー」がよかったから期待していた監督。ホアキン・フェニックスと組んでホラーコメディを作り上げたってことなら少し期待してしまう。
序盤からなかなかイカれた映像で驚く。全く怖くないけれど。むしろ笑えてしまう。病んでいるボウにはこう感じてしまうということなんだろう。でも、現実と妄想の境い目が曖昧すぎて、脳が誤動作起こしてしまう。
それなりに激しい展開があって、イカれた物語なのに今ひとつ乗り切れなかったのは余計長さのせい。後半はさすがにグッと引き込まれたけど、あの終わり方でまた疑問符が残ってしまった。なんじゃあれ?
去年観たエヴエヴも長くて難解な映画だったけれど、本作もなかなかの仕上がり。理解力の低い私には無理があった3時間だった。
ただ、ホアキン・フェニックスの演技はすごかった。「ジョーカー」で狂気出しまくって、「カモンカモン」でヒューマンな面見せて、「ナポレオン」でカリスマ性見せた後にこれだもんな。すごいとしか言えない。ホアキン・フェニックス見るだけでも価値がある。
長かった…
わけが分からないけど…
相変わらず気持ち悪い
ママ、あなたは幸せでしたか?
『ボーはおそれている』
発達障害(終盤で判る)の中年男性「ボー」
些細なことでも恐怖心を抱く
母親の訃報の知らせで
帰省するが稀にないトラブルに遭い
帰省困難になる
「何故ママはあんなことを?」
「ママは僕の半分も知らない」
たとえ親子でも別の人間です
どんなに愛情を与えても
その分、愛を返すとは限りません
ラストの展開は「可哀想」と感じた
パッシブアグレッシブ(受動的攻撃)で
息子を攻撃して死に追いやった
彼がやったことは本当に「悪」でしたか?
多分飛び降り見る辺りで異世界転生してる(思考放棄)
もうそう割りきらなきゃ「どう…どうなって…」「ナンデ…ドウシテ…」「何わろてんねん」で脳ミソ破壊される。疑問が浮かんだとこで回答ねーし。異世界だからで脳ミソを安心させるしか。
ディズニーさんのダンボで、ダンボがビールを頭から被った時に見るはちゃめちゃなピンクエレファントダンスシーンはラリってるスタッフに描かせたみたいな逸話がありますが、それ。それ三時間。
この世界に三時間耐えられないやつはヤクはやるな。
これが一生なんだぞ。
という力強い啓発メッセージを感じました。
嘘です。
メッセージは感じませんでしたがクスリやめとこ…とは思いました。
まあヤクというよりは精神破綻の方の世界なのかな…?
私はミッドサマーに惚れ込むという変態性癖持ちですが、ミッドサマーを何度も見たくなるのは、このシーンでしか経験できない感情がある!というせいなんです。
なんだか怖いとも違う…楽しいとも違う…スッキリでもない…なんか分かんないからあのシーンもっかい見たいな…ってなるんです。
今作もそんなシーンがたくさんありました。
特に予告にもあったテレビに自分が映るところとかゾワゾワワクワクしました。
賛否あるにはせよ記憶に残っちゃう映画です。
アリ・アスター監督が3時間やりたい放題
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