ボーはおそれているのレビュー・感想・評価
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星付けられないけど下げたくも無いので3つ
本作のカオスが
アリアスター監督が鬼才と言われる所以か
何を観させられたんだという思いと
重大なメッセージがあるんだろうという思い
自分ごときでは
評価できない
でも、ホアキン・フェニックスは
ボウとして人生送って来たとしか思えない
ものすごい演技だった
2/25追記 星3→星5
色々な考察動画を見て
ハッとさせられたものがあった
ボーだけが正常な世界
これだと思った
ボーの悪夢と妄想の映画では無く
ボー以外が狂ってる話だったのではないか
何ということだ
アリ・アスターは天才だ!
統合失調症的な世界
面白いところもあったけど不満も多い
アリ・アスターは前作の「ミッドサマー」がよかったから期待していた監督。ホアキン・フェニックスと組んでホラーコメディを作り上げたってことなら少し期待してしまう。
序盤からなかなかイカれた映像で驚く。全く怖くないけれど。むしろ笑えてしまう。病んでいるボウにはこう感じてしまうということなんだろう。でも、現実と妄想の境い目が曖昧すぎて、脳が誤動作起こしてしまう。
それなりに激しい展開があって、イカれた物語なのに今ひとつ乗り切れなかったのは余計長さのせい。後半はさすがにグッと引き込まれたけど、あの終わり方でまた疑問符が残ってしまった。なんじゃあれ?
去年観たエヴエヴも長くて難解な映画だったけれど、本作もなかなかの仕上がり。理解力の低い私には無理があった3時間だった。
ただ、ホアキン・フェニックスの演技はすごかった。「ジョーカー」で狂気出しまくって、「カモンカモン」でヒューマンな面見せて、「ナポレオン」でカリスマ性見せた後にこれだもんな。すごいとしか言えない。ホアキン・フェニックス見るだけでも価値がある。
長かった…
わけが分からないけど…
相変わらず気持ち悪い
ママ、あなたは幸せでしたか?
『ボーはおそれている』
発達障害(終盤で判る)の中年男性「ボー」
些細なことでも恐怖心を抱く
母親の訃報の知らせで
帰省するが稀にないトラブルに遭い
帰省困難になる
「何故ママはあんなことを?」
「ママは僕の半分も知らない」
たとえ親子でも別の人間です
どんなに愛情を与えても
その分、愛を返すとは限りません
ラストの展開は「可哀想」と感じた
パッシブアグレッシブ(受動的攻撃)で
息子を攻撃して死に追いやった
彼がやったことは本当に「悪」でしたか?
多分飛び降り見る辺りで異世界転生してる(思考放棄)
もうそう割りきらなきゃ「どう…どうなって…」「ナンデ…ドウシテ…」「何わろてんねん」で脳ミソ破壊される。疑問が浮かんだとこで回答ねーし。異世界だからで脳ミソを安心させるしか。
ディズニーさんのダンボで、ダンボがビールを頭から被った時に見るはちゃめちゃなピンクエレファントダンスシーンはラリってるスタッフに描かせたみたいな逸話がありますが、それ。それ三時間。
この世界に三時間耐えられないやつはヤクはやるな。
これが一生なんだぞ。
という力強い啓発メッセージを感じました。
嘘です。
メッセージは感じませんでしたがクスリやめとこ…とは思いました。
まあヤクというよりは精神破綻の方の世界なのかな…?
私はミッドサマーに惚れ込むという変態性癖持ちですが、ミッドサマーを何度も見たくなるのは、このシーンでしか経験できない感情がある!というせいなんです。
なんだか怖いとも違う…楽しいとも違う…スッキリでもない…なんか分かんないからあのシーンもっかい見たいな…ってなるんです。
今作もそんなシーンがたくさんありました。
特に予告にもあったテレビに自分が映るところとかゾワゾワワクワクしました。
賛否あるにはせよ記憶に残っちゃう映画です。
アリ・アスター監督が3時間やりたい放題
ホアキンの情けない表情がずっ〜と凄い😵
常々、スクリーン中の誰かに丸ごとのめり込んではいるんですが、、、
今回は大惨事❗️
ペンキのあのシーンで、あれはヤバいヤバいと思いながらたまたまコーヒーを飲んでいた私は思わず…そう!!
こともあろうに自分の胸元からジーンズのファスナー手前のとこまで縦に😱小さな滝をダーっと描いてしまったのですよ。(小さいといったっておかず焼きのりを2列✖️3段分くらいね( ̄∇ ̄))
さすがに寄り道できずに帰って滝シャツとドット上着をカラーブリーチ😭
熱々じゃなかったので叫ばず済んだが、いゃ〜参った。
だいぶ急にコーヒー臭を漂わせたかもですが四方八方空席で、幸い座席も汚していません。
冷え防止の上着がお腹のあたりで死守してくれました。
しかし、暗闇でホアキンくらいに情けない顔してたのは間違いない。
…ということでこの精神的消耗をプラスして高速道路ノンストップ4時間くらい運転した感じの集中力と疲労感で鑑賞。
私の惨事の話が長くなりましたが、本題の惨事は強烈度maxで必ずや予想を上回る展開。
感動と言うよりは、監督の脳内構造の摩訶不思議、映像化する才能と技術を味わいました。
メソメソドキドキハラハラしながら全然たどり着けないゴールを探して不安と恐怖の嵐に追われ続ける油断大敵の映画体験です。
しっかり寝てパワー満タン、そのあと過激な予定?がない日が鑑賞日和かな。
そしてくれぐれも没入型のあなたにはペンキのシーンでの飲みもの補給に厳重注意をおすすめします。
ポスターや予告編と違い、不穏で不可思議
アリ・アスターの作風は胸クソで嫌い、普段カッコいいホアキンが薄毛メイクで腹が出てカッコわるい、予告で観たピンクのガーリーな部屋に虫酸が走り…
というワケで魅力を感じられず、スルーしようかと思ってたけど、けっきょく2回も観ました(笑)
ポスターや予告のイメージからコメディ寄りと思ってたら、いい意味で予想を裏切られ、不穏で不可思議でジワジワ心を侵食してくるスリラー。
やっぱり、アリ・アスターの色が出てる。
今作は胸クソわるさ低めで予想の何倍も面白かった。
不穏さ不可思議さに引き込まれ没入するので、179分の長さも気にならなかったです。
特に終盤の展開や終わり方が良く、エンドクレジット時の余韻が心地いい。
2回観て評価が変わった作品で、
1回目75点→2回目80点
と、なりました。
3回目も観たいんですよね~(笑)
考察しがいあるというか、2回目は伏線に気付いたりして楽しかったんで(笑)
最初の嫌悪感なんだったの(笑)
たぶん、薄毛で腹が出たホアキンに慣れたからだと思う(笑)
というワケで、入り口はキツイが、薄毛で腹が出たホアキンに抵抗なければ楽しめると思います(笑)
なんか何回も観たくなる(笑)
水に沈んでしまうことが救いなのか
大親子喧嘩コント?
3時間、恐れに恐れてましたねぇ。何を見せられとるのだと、ずっとクラクラしましたが、風呂の天井おじさんと屋根裏オヤジは笑いました。アリ・アスターって、こんな世界観なんですね。ミッド・サマーも観ないと。
好きです。この映画。
アスター監督をおそれている
公開間もないのにレビュー数の多さに
今作の注目度がうかがえますね
何を見ても極度の不安に駆られる中年男が資産家の母親に会いに行く奇妙なロードムービー
自室アパートで支度中に荷物と鍵が無くなり荒れ放題の通りにたむろう狂人達に占領された後の部屋には死体まで
逃げ惑う途中車に跳ねられ見知らぬ家族の世話になったり次々に邪魔が入ってしまう
何故か森の一座に助けられそこに紛れ込んだり
と簡単に事は進まない
これは夢?現実?判断が不可能なまま
緊張感と恐怖感の裏でボー以上に狂った登場人物に失笑してしまうシュールなコメディ要素に
居心地の悪さが楽しくなってしまっていた
感情の吐き出し方が実にリアルでこんなに憂鬱顔がハマるボー役のホアキン・フェニックス
土下座モノの怪演です!
希望無き?オチにアリ・アスター中毒の症状は
間違いなく重症化しましたね!
後アパートの鍵は一体どこへ…?気になるぅ
主人公は死なない
毎度のことながら、事前情報はほとんどないまま映画を見た。
4年前に見て(あのころは映画館の席を半分にして回してたね)、奇妙だが記憶に残った「ミッドサマー」を撮った監督の作品で、主人公が「ジョーカー」を演じた役者…というくらい。新聞の映画評をいくつか読んではいて、尺が179分という長さに腰が引けたが、面白そうに感じたので映画館に足を運んだ。
飲み会の席では15分おきにトイレに行くこともある頻尿のおっちゃんである。
2時間程度の映画でもトイレに行きやすいように、出口に近い席に座るようにしている。
本作も、途中で席を立つ可能性が高いので、事前にトイレに入ってペーパーをクルクルと丸めて自前の尿取りパッドを作ってチ〇コにあてがって座席に座った…。
平日昼前の都心のシネコン。客入りは2割に満たない印象である。マニアックな映画である。広い劇場の真ん中近いいい位置に座り、周りに客もおらず伸び伸びと鑑賞できた。
さて本編だが…。
トイレに立つこともなく、3時間の映像劇を楽しんだ、楽しめた。
序盤から中盤にかけての、主人公が目まぐるしくピンチな状態に巻き込まれる展開が面白く、尿意を忘れるほどの面白さがあった――。
見終わってパンフレットを買おうか、と思って売店の棚を見るとサイズが小さい上に価格が1100円もしたので見せてもらうこともなく(見せてくれ、と言えばだいたい見せてくれる)買うのをやめた。
売店には映画雑誌FLIXの特集号が置かれていて、それを立ち読みした。それを買ったほうがおトクだろう…、それも買わなかったけど。
その雑誌の中で映画ライターが書いていたレビュー記事の見出しに「母の呪縛が招く不条理な地獄めぐり」とあった。
大富豪の母親と、母親と別れニューヨークのスラムのポルノショップが入る汚いアパートに住む息子…。なぜそんな親子関係になったのか、映画を見ながら想像するしかないのだが、このライターがいう(プレスからそのまま取っているみたいだが…)のも一面の真理。
まあ、そういう親子関係、母子関係との切り口で見るのも見方としては正解だろう。
ぼくは、この映画の設定含めて、全体の雰囲気がテリー・ギリアムの「未来世紀ブラジル」(1986年公開)に似ていると思った。僕のベスト1に推している映画。
未見の人は、こちらも比較で見てほしい。
アリ・アスター監督が生まれた年の公開作品なので、彼はもちろん後年見ているんだろうが。
主人公は瀕死の重傷を負い、なんどもピンチになるのだが、そこはアメリカ映画。死なないのです…。
★5つにしたいところだが、やや長いので半分減らしておく。
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