「あそこだけは許せん」ボーはおそれている monjaさんの映画レビュー(感想・評価)
あそこだけは許せん
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凄い映画だと、序盤は興奮したのだが。その後がどうも…。中盤の「森の劇団」の所などは、絶望的に退屈でした。何よりクライマックス近くの「屋根裏の父親」、あれは酷い。『フロイト的だ!』と関心してもらえると思ったのだろうか? 悪趣味が過ぎるし、ここだけ映画全体のトーンから浮いてしまってる。全体を一言でまとめると、『怪作』。
途中までは筒井康隆の短編『心臓に悪い』みたいな展開を予想してました。虚弱なサラリーマンが持病の薬を手に入れようと大冒険の挙句、最後にはスーパーマンみたいになってしまう話。これを被害妄想の人でやったら面白いと思ったのだ。
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